7月7日から9日までの3日間、修善寺のベロドロームで「ジャパントラックカップ」が開催された。世界トップクラスの選手が集まった大会をレポートする。



ジャパントラックカップは、UCI・1クラスとして開催されるトラックの国際レース。3日間のうち、初日を「ジャパントラックカップⅠ(以下、JTC1)」、2日目と3日目を「ジャパントラックカップⅡ(以下、JTC2)」として、連続した2回の大会としている。

海外からは、ジャパンカップでもおなじみテオ・ボス(オランダ)をはじめ、スプリントの現役世界チャンピオンにしてリオ五輪銅メダリストのデニス・ドミトリエフ(ロシア)、女子のチームスプリントでリオ五輪銀メダル、今年の世界世界選手権優勝のアナスタシア・ヴォイノヴァ(ロシア)ら、世界の強豪選手が来日。日本からは各種目の全日本チャンピオンをはじめ、トラックの有力選手が出場した。

ジャパントラックカップ会場の伊豆ベロドロームジャパントラックカップ会場の伊豆ベロドローム Photo:Satoru Kato
観客席では中野浩一氏による「よくわかる自転車競技講座」が開かれた観客席では中野浩一氏による「よくわかる自転車競技講座」が開かれた Photo:Satoru Kato最終日は三笠宮家の彬子(あきこ)さまが観戦された最終日は三笠宮家の彬子(あきこ)さまが観戦された Photo:Satoru Kato

会場は東京オリンピックの会場にも決まっているベロドローム。国内唯一の屋内250m板張りバンクだ。期間中は30℃を越す暑さが続いたが、空調が効いたベロドロームの中は快適そのもの。しかし外の暑さに負けない熱戦が繰り広げられた。



マディソン 男子はオーストラリアが他の圧倒 女子は鈴木奈央・橋本優弥組が優勝

東京オリンピックで追加される事が決まったマディソン。2人1組で交代しながら走り、10周ごとにコントロールラインを通過した順に与えれられるポイントの合計で順位を争うレースだ。ポイントレースを知っているなら、2人で走るポイントレースと言えばわかりやすいだろう。

JTC1 男子マディソン 2位以下に大差をつけて優勝したオーストラリアナショナルチームJTC1 男子マディソン 2位以下に大差をつけて優勝したオーストラリアナショナルチーム Photo:Satoru KatoJTC1 男子マディソン表彰式JTC1 男子マディソン表彰式 Photo:Satoru Kato

男子エリートは、JTC1は20km、JTC2は40kmで行われた。2回共にオーストラリアナショナルチームが圧倒的な強さを見せて優勝。JTC1では新村譲と沢田桂太郎のCS Slingerが2位と健闘した。JTC2では橋本英也と小林泰正の競輪学校チームが、混戦の末に3位と同ポイントになったものの、ゴールの着順で4位となり、惜しくも表彰台を逃してしまった。

JTC2 男子マディソン 交代するCS SlingerJTC2 男子マディソン 交代するCS Slinger Photo:Satoru KatoJTC2 男子マディソン 日本競輪学校チームは惜しくも表彰台を逃すJTC2 男子マディソン 日本競輪学校チームは惜しくも表彰台を逃す Photo:Satoru Kato

JTC1で2位になったCS Slingerの沢田は「オーストラリアに引き離されてしまったのでイランには勝とうと、イランだけ見てレースをしました」と話す。新村は「マディソンがオリンピック種目になった事で、世界のレベルを知る意味でこの大会は重要でした。2位という結果は、日本人チームの中で最上位になったという点で目標のひとつはクリアしましたが、世界との差はまだ大きいと感じてます。オリンピックでここのスタートラインに並ぶ事を目標に取り組んでいきたいです」とコメントした。

JTC1 女子マディソン マレーシアチームに続いて交代する日本ナショナルチームJTC1 女子マディソン マレーシアチームに続いて交代する日本ナショナルチーム Photo:Satoru KatoJTC1 女子マディソン表彰式JTC1 女子マディソン表彰式 Photo:Satoru Kato

女子はJTC1・JTC2共に20㎞で行われ、どちらも日本ナショナルチームの鈴木奈央・橋本優弥組が優勝した。初日は序盤から大きくリードして逃げ切ったが、2日目は中盤まで接戦が続く展開となった。

鈴木は「昨日の方がうまく出来ました。ポイント周回のスプリントに合わせた交代がうまく出来たのが嬉しくて、今日はそれをもっとやろうと思っていましたが、うまく合わなくて3回くらい失敗してしまいました。それを含めて、初日には見えなかった課題も見つかったので、今後に活かしたいです」と、反省を交えて振り返った。

オリンピック種目になった事について、橋本は「個々の力は差があるけれど、種目としてはどこの国もこれからなので、今以上に差が開かないように技術を向上させていきたい」と語った。
男子マディソン(JTC1・25km)
1位 オーストラリアナショナルチーム(サミュエル・ウェルスフォード/ケランド・オブライアン) 70p
2位 CS Slinger(新村譲/沢田桂太郎) 44p
3位 イラン(モハンマド・ラジャブル/メヒティ・ソフラビ) 38p
男子マディソン(JTC2・40km)
1位 オーストラリアナショナルチーム(サミュエル・ウェルスフォード/ケランド・オブライアン) 52p
2位 イラン(モハンマド・ラジャブル/メヒティ・ソフラビ) 32p
3位 オーストラリアサイクリングフェデレーション(ニコラス・ヤロウリス/キャメロン・スコット) 31p
女子マディソン(20km)
JTC1 JTC2
1位 日本ナショナルチーム(鈴木奈生/橋本優弥) 43p 41p
2位 マレーシアナショナルチーム(パン・チンゼングレース/ソムネット・シュバ) 29p 31p
3位 イラン(ファテメ・ハダヴァンドゥ/マエデ・ナザリ) -242p -62p
オムニアム 男子は橋本英也が2位 女子は日本勢同士の争いを鈴木奈央が制する

リオ・オリンピック後に種目が変更されたオムニアムは、スクラッチ、テンポレース、エリミネイション、ポイントレースの4種目で争う。

男子エリートではオーストラリアの2人が強さを見せた。団体追抜きでリオ五輪銀メダルを獲得し、今年の世界選手権では優勝しているサミュエル・ウェルスフォードは、2種目目のテンポレースで2回のラップ(集団を周回遅れにする事)をして他を圧倒。続くテンポレースでは、残り4人になったところで単独先行して勝負に出た橋本英也(日本競輪学校)とウェルスフォードの争いになり、最後はウェルスフォードが橋本を下した。

JTC2 男子オムニアム サミュエル・ウェルスフォード(オーストラリア・先頭)が優勝JTC2 男子オムニアム サミュエル・ウェルスフォード(オーストラリア・先頭)が優勝 Photo:Satoru KatoJTC2 男子オムニアム オーストラリアの2人にマークされる橋本英也(日本競輪学校)JTC2 男子オムニアム オーストラリアの2人にマークされる橋本英也(日本競輪学校) Photo:Satoru Kato

3種目が終わった時点で、総合1位のウェルスフォード、2位橋本、3位のケランド・オブライエン(オーストラリア)は、それぞれ8ポイント差。勝負は最後のポイントレースへ。

レース序盤からウェルスフォードとオブライエンが橋本をマークするように動く。橋本がなかなか身動きが取れない一方で、ウェルスフォードがポイントを重ねていく。「途中で勝つのは難しいと感じたので、2位を守る事に切り替えた」と言う橋本は、終盤にオーストラリア勢の視界の外から仕掛けて1位通過を取るなどしてポイントを重ねる。最終的にはウェルスフォードが134ポイントを獲得して優勝。橋本は一時順位を落としたものの、挽回して2位を守った。

JTC2 男子オムニアム表彰式JTC2 男子オムニアム表彰式 Photo:Satoru Kato「優勝を目指してはいましたが、オーストラリアの選手はとにかくレベルが高いので、今の自分では及びませんでした。でも、2位を死守出来た事は自信になりました」と話す橋本。

4月から競輪学校に入学して環境が大きく変わったが、「競輪学校での生活は厳しいのですが、強いライバルと切磋琢磨出来るので良い環境だと思ってます。短距離は弱いので、それを克服出来れば自分の可能性が広がると考えています。短距離の競輪とオムニアムの中長距離系種目は違うものなのですが、両方出来るようにしてオリンピックも目指したいです」と、今後の目標を語った。

JTC2 女子オムニアムは橋本優弥(鹿屋体育大学)鈴木奈央(JPCU静岡)中村妃智(日本写真判定)の争いJTC2 女子オムニアムは橋本優弥(鹿屋体育大学)鈴木奈央(JPCU静岡)中村妃智(日本写真判定)の争い Photo:Satoru KatoJTC2 女子オムニアム ポイントレースでポイントを取りに行く橋本優弥(鹿屋体育大学)に、鈴木奈央(JPCU静岡)が続くJTC2 女子オムニアム ポイントレースでポイントを取りに行く橋本優弥(鹿屋体育大学)に、鈴木奈央(JPCU静岡)が続く Photo:Satoru Kato

JTC2 女子オムニアム表彰式JTC2 女子オムニアム表彰式 Photo:Satoru Kato女子はマディソンで優勝した鈴木・橋本と、中村妃智(日本写真判定)の3人の争いとなった。

最初のスクラッチは終盤に単独で逃げた橋本が取り、続くテンポレースではラップした中村が圧勝。エリミネイションでは鈴木が橋本を下した。

鈴木が総合首位、4点差の2位に橋本、6点差の3位に中村という順位で迎えた最後のポイントレース。序盤から橋本が1位通過を繰り返し、一時は鈴木を逆転する。しかし後半になると、ポイントを取れない橋本に対し、毎回ポイントを取る鈴木が徐々に引き離す。最後はポイント圏外でゴールした橋本に対し、2位でゴールして6点を加算した鈴木が優勝した。

「橋本選手に逃げられたら不利になるので、自分の得意なスプリント勝負に持ち込む事を考えて走りました」と言う鈴木に対し、2位の橋本は「鈴木選手と一騎打ちになったらスピードでは負ける事はわかっていたのですが、ちぎれなかったのが今日の敗因です」と、反省のコメント。マディソンで組んだ2人は勝負のポイントを同様に考えていたようだ。
男子オムニアム
1位 サミュエル・ウェルスフォード(オーストラリア) 134p
2位 橋本英也(日本競輪学校) 121p
3位 ケランド・オブライエン(オーストラリア) 119p
女子オムニアム
1位 鈴木奈央(JPCA・JPCU静岡) 139p
2位 橋本優弥(鹿屋体育大学) 130p
3位 中村妃智(日本写真判定) 128p
スプリント 世界チャンピオンのデニス・ドミトリエフが強さを見せる

JTC2 男子スプリント予選 世界チャンピオンのデニス・ドミトリエフ(ロシア)が9秒673をマークJTC2 男子スプリント予選 世界チャンピオンのデニス・ドミトリエフ(ロシア)が9秒673をマーク Photo:Satoru Kato
JTC2 男子スプリント決勝 デニス・ドミトリエフ(ロシア)が優勝JTC2 男子スプリント決勝 デニス・ドミトリエフ(ロシア)が優勝 Photo:Satoru KatoJTC2 スプリント3位決定戦 脇本雄太(JPCY福井)がテオ・ボス(オランダ)を下すJTC2 スプリント3位決定戦 脇本雄太(JPCY福井)がテオ・ボス(オランダ)を下す Photo:Satoru Kato

JTC2 男子スプリント表彰式JTC2 男子スプリント表彰式 Photo:Satoru Kato現役世界チャンピオンやオリンピックメダリストが勢揃いしたスプリント。TC1の男子エリートでは、予選の200mタイムトライアルで上位6人が9秒台というハイレベルな争いとなった。(ちなみに、200mTTの日本記録は9秒702、世界記録は9秒347)

JTC1、JTC2共に、決勝はアルカンシェルを着るデニス・ドミトリエフ(ロシア)と、チームスプリント世界チャンピオンのサム・ウェブスター(ニュージーランド)が対戦。JTC1ではウェブスターが優勝。JTC2ではドミトリエフが優勝して世界チャンピオンの力を見せた。

JTC2では、3位決定戦に進んだ脇本雄太(JPCU福井)がテオ・ボス(オランダ)と対戦。3回戦までもつれた勝負を脇本が制して3位に入る健闘を見せた。


JTC2 女子スプリント決勝 アナスタシア・ヴォイノヴァ(ロシア)が優勝JTC2 女子スプリント決勝 アナスタシア・ヴォイノヴァ(ロシア)が優勝 Photo:Satoru Kato女子スプリントはJTC1、2共に同じ顔ぶれの表彰台女子スプリントはJTC1、2共に同じ顔ぶれの表彰台 Photo:Satoru Kato

女子はアナスタシア・ヴォイノヴァがJTC1、JTC2共に優勝。予選では1人だけ10秒台を出し、チームスプリントの世界選手権チャンピオンの強さを見せつけた。2位はキム・ウォンギョン(韓国)、3位に前田佳代乃(京都)が入った。
男子スプリント(タイムは予選時)
JTC1 JTC2
1位 サム・ウェブスター(ニュージーランド) 9秒794 デニス・ドミトリエフ(ロシア) 9秒673
2位 デニス・ドミトリエフ(ロシア) 9秒748 サム・ウェブスター(ニュージーランド) 9秒853
3位 新田祐大(JPCA・JPCU福島) 9秒843 脇本雄太(JPCA・JPCU福井) 9秒941
女子スプリント(タイムは予選時)
JTC1 JTC2
1位 アナスタシア・ヴォイノヴァ(ロシア) 10秒804 アナスタシア・ヴォイノヴァ(ロシア) 10秒906
2位 キム・ウォンギョン(韓国) 11秒309 キム・ウォンギョン(韓国) 11秒143
3位 前田佳代乃(京都) 11秒177 前田佳代乃(京都) 11秒119
ケイリン 五輪銀メダリストのマティエス・ブフリが力を見せる 女子はキム・ウォンギョンが2勝

JTC1 男子エリート・ケイリン デニス・ドミトリエフ(ロシア)が優勝JTC1 男子エリート・ケイリン デニス・ドミトリエフ(ロシア)が優勝 Photo:Satoru KatoJTC2 男子エリート・ケイリン 表彰式JTC2 男子エリート・ケイリン 表彰式 Photo:Satoru Kato

JTC1 女子エリート・ケイリン キム・ウォンギョン(韓国)が優勝JTC1 女子エリート・ケイリン キム・ウォンギョン(韓国)が優勝 Photo:Satoru KatoJTC2 女子エリート・ケイリン表彰式JTC2 女子エリート・ケイリン表彰式 Photo:Satoru Kato

男子エリートは、JTC1ではスプリント世界チャンピオンのドミトリエフが優勝。新田祐大(JPCU福島)が3位に入った。JTC2では、リオ五輪のケイリン銀メダリストのマティエス・ブフリ(オランダ)が優勝。渡邊一成(JPCU福島)が3位に入った。

女子はJTC1、JTC2共にキム・ウォンギョン(韓国)が優勝。2位にアナスタシア、3位にケイリン日本チャンピオンの小林優香(JPCU福岡)が入った。
男子ケイリン
JTC1 JTC2
1位 デニス・ドミトリエフ(ロシア) 10秒324 マティエス・ブフリ(オランダ) 10秒229
2位 シェーン・パーキンス(オーストラリア) カン・シーフェン(台北)
3位 新田祐大(JPCA・JPCU福島) 渡邉一成(JPCA・JPCU福島)
女子ケイリン
JTC1 JTC2
1位 キム・ウォンギョン(韓国) 11秒762 キム・ウォンギョン(韓国) 11秒957
2位 アナスタシア・ヴォイノヴァ(ロシア) アナスタシア・ヴォイノヴァ(ロシア)
3位 小林優香(JPCA・JPCU福岡) 小林優香(JPCA・JPCU福岡)
H3
ジュニア結果
男子ケイリン

JTC1 男子ジュニア・ケイリン 中野慎詞(紫波総合高校)が優勝JTC1 男子ジュニア・ケイリン 中野慎詞(紫波総合高校)が優勝 Photo:Satoru KatoJTC2 男子ジュニア・ケイリン 梶原海斗(祐誠高校)が優勝JTC2 男子ジュニア・ケイリン 梶原海斗(祐誠高校)が優勝 Photo:Satoru Kato
JTC1 JTC2
1位 中野慎詞(紫波総合高校) 11秒134 梶原海斗(祐誠高校) 11秒058
2位 ワルット・プレアクラトーク(タイ) ワチラウィット・センカムウォン(タイ)
3位 トゥ・ツオヘイ(香港) トゥ・ツオヘイ(香港)
女子ケイリン

JTC2 女子ジュニア・ケイリン 松本詩乃(日本体育大学)が優勝JTC2 女子ジュニア・ケイリン 松本詩乃(日本体育大学)が優勝 Photo:Satoru KatoJTC2 女子ジュニア・ケイリン表彰式JTC2 女子ジュニア・ケイリン表彰式 Photo:Satoru Kato
JTC1 JTC2
1位 チュ・シンウェン(台北) 12秒840 松本詩乃(日本体育大学) 12秒510
2位 小泉夢菜(早稲田大学) チュ・シンウェン(台北)
3位 ヤン・チャオヤオ(香港) 小泉夢菜(早稲田大学)
ポイントレース

男子ジュニア・ポイントレース表彰式男子ジュニア・ポイントレース表彰式 Photo:Satoru Kato女子ジュニア・ポイントレース表彰式女子ジュニア・ポイントレース表彰式 Photo:Satoru Kato
男子(15km) 女子(10km)
1位 アミルホセイン・ジャムシディアン・ガレセフィディ(イラン) 64p 池上あかり(祐誠高校) 43p
2位 ワルット・プレアクラトーク(タイ) 42p 山口伊吹(鹿町工業高校) 37p
3位 中山 駿(日本大学) 14p カンヤラット・クストーンラン(タイ) 6p
スクラッチ

男子ジュニア・スクラッチ 滿田光紀(日本体育大学)が優勝男子ジュニア・スクラッチ 滿田光紀(日本体育大学)が優勝 Photo:Satoru Kato女子ジュニア・スクラッチ 池上あかり(祐誠高校)と山口伊吹(鹿町工業高校)が抜け出して逃げ切る女子ジュニア・スクラッチ 池上あかり(祐誠高校)と山口伊吹(鹿町工業高校)が抜け出して逃げ切る Photo:Satoru Kato
男子(10km) 女子(7.5km)
1位 滿田光紀(日本体育大学) 12分21秒50 池上あかり(祐誠高校) 10分33秒25
2位 ワルット・プレアクラトーク(タイ) 山口伊吹(鹿町工業高校)
3位 アミルホセイン・ジャムシディアン・ガレセフィディ(イラン) ホイアン・オゥ(マカオ)
text&photo:Satoru Kato

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