プロファイルデザイン　TT・トライアスロンに最適なエアロバー各種

タイムトライアル用エアロバーのリーディングブランドとして知られるプロファイルデザインから、空力性能とフィッティングを両立させたエアロバーシステム「AERIA ULTIMATE」や、より低いポジションを可能にしたV+カーボンシリーズ、カーボンモデルが登場したT+カーボンシリーズを紹介しよう。

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プロファイルデザイン AERIA ULTIMATE エアロバーシステム

プロファイルデザイン AERIA ULTIMATE エアロバーシステム (c)カワシマサイクルサプライ
AERIA ULTIMATE エアロバーシステムは、空力性能を極限まで追求しながらも、DHバーを使用する際に問題となるポジション出しの行いづらさ改善し、細やかなフィッティングを可能にしたハイエンドエアロバーシステム。

DHバーの調整幅は非常に広く、高さを決めるスタックハイトは最小5ｍｍのスペーサーを使用し59ｍｍ～129mmまで、エクステンションバーの長さを決めるリーチは7.5mm単位で-21mm〜92mmまで調整が可能。アームレストの左右位置も18.5mm単位で125mm〜252mmまで調整でき、他の競合製品を比較してもフィッティングの幅が非常に広く設定されているのが特長だ。

また、トライアスロンでの使用を視野に入れているためエクステンションバーのアングル変更も可能であり、0°～13°の間で調整可能となっている。各調整項目は全て独立で変更ができるため、各々に最適なDHポジションを実現する事ができるだろう。

ポジション調整の幅が広く、細やかなフィッティングを可能にした (c)カワシマサイクルサプライ
ステムには電動コンポーネントの電送ケーブルを内装できるAERIA ULTIMATE シュレッドレスステムを使用することを想定しており、外部へのケーブル露出を最小限に抑える。またインテグレーテッドデザインによる空力性能の向上も期待できるだろう。

エクステンションバーはスキーベンド形状で、ラインアップは70mmか100ｍｍのAERIA ULTIMATE シュレッドレスステムがついたモデルとステム無しの3タイプを用意される。価格はステム付きが104,250円（希望小売価格）、ステム無しが96,950円（希望小売価格）だ。

Profile Designさん(@profile_design)がシェアした投稿 - 2017 6月 1 12:39午前 PDT

プロファイルデザイン AERIA ULTIMATE エアロバーシステム
ハンドル幅：420mm（C-C）
スタックハイト：59mm～129mm（スペーサー5, 10, 20, 40mm付属）
アームレスト：F-40アームレスト
対応スペアパッド：F-40パッド
バークランプ径：31.8mm
エクステンションバーアングル：0°～13°
重量：885g（ステムを除いた重量）
価格：ステムあり：104,250円（希望小売価格）
　　　ステム無し：96,950円（希望小売価格）

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プロファイルデザイン V+カーボンシリーズ

プロファイルデザイン V4+カーボンエアロバー (c)カワシマサイクルサプライプロファイルデザイン V2+カーボンエアロバー (c)カワシマサイクルサプライ


V+カーボンは、ベースバーの下でエクステンションバーを固定するL2ブラケットを採用することで、より低姿勢のポジションを実現するDHバーシリーズ。スタックハイトは37.5mmと低めなのが特長だ。エクステンションバーも低位置専用に改良され、より握りやすい形状となっている。

展開されるバータイプは2度の曲がりを入れたSベンドタイプを採用するV2+と、斜め上方向に延びるスキーベンドタイプを採用したV4+の2種。バー素材はカーボンとなっており、軽量となっているのもポイント。ハンドルクランプは31.8mmと26.0ｍｍに対応し、価格は22,280円（税抜）だ。

プロファイルデザイン V+カーボンシリーズ
アームレスト：L2ブラケット+F40TTアームレスト
スタックハイト：37.5mm
リーチ：-32～77mm
エクステンション幅：183～294mm
エクステンション長：211～343mm
ハンドルクランプ：31.8～26.0mm
バータイプ：Sベンド（V2+）、スキーベンド（V4+）
価格：22,280円（税抜）

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プロファイルデザイン T+カーボンシリーズ

プロファイルデザイン T1+カーボンエアロバー (c)カワシマサイクルサプライ
T+カーボンは5種類という豊富なバータイプがラインアップされるカーボンDHバーシリーズ。エクステンションバーがハンドルの上を通過するスタンダードなタイプだ。そのためスタックハイトは55mmとV+カーボンシリーズと比べると高めなのが特長である。

2017年モデルからブラケットがよりエアロダイナミクスを追求した「J5ブラケット」に変更。バーの固定がシングルボルトとなっておりリーチ調節もしやすくなっている。またアームレストも「F40-TTアームレスト」に更新。より広い面積で腕を支え、パッドもより快適性の高いEVAフォームを使用しているため、安定したエアロポジションを長時間維持することができる。また、これらの組み合わせによりアームレストの調整幅も広くなっている。

プロファイルデザイン T2＋カーボンエアロバー (c)カワシマサイクルサプライプロファイルデザイン T3＋カーボンエアロバー (c)カワシマサイクルサプライ

プロファイルデザイン T4＋カーボンエアロバー (c)カワシマサイクルサプライプロファイルデザイン T5＋カーボンエアロバー (c)カワシマサイクルサプライ


トライアスロン向けの変更点として、ボトルケージをアームレストの間に装着できる「BTAブリッジ」にも対応。直接ブラケットに装着することで、安定感があり、なおかつ通常のボトルを使用できるため、専用ボトルの使いづらさを排除し、汎用性を高めているのもポイントだ。

バータイプは最もベーシックなスキーベンドのT1+、現在主流となったSベンドのT2+、特長的な曲がりによりリラックスしたポジションを実現するT3+、TTバイク向けに浅めのスキーベンドとしたT4+、ほぼストレートに近い角度で攻撃的なポジションを取れるT5+の5種類をラインアップ。豊富なラインアップとなっているため、自分好みのバータイプを選択することができるだろう。

バークランプは31.8ｍｍの他、26.0ｍｍにも対応し、電動コンポーネントの内蔵にも対応している。価格はどのモデルも21,630円（税抜）だ。取り扱いはカワシマサイクルサプライ。

プロファイルデザイン J5 BTA ブリッジ (c)カワシマサイクルサプライボトルケージをアームレストの間に装着できる (c)カワシマサイクルサプライ