2017/05/11(木) - 11:03
集団スプリントとなったジロ・デ・イタリア第5ステージ。初のグランツールで2勝目を挙げたフェルナンド・ガビリア(コロンビア、クイックステップフロアーズ)をはじめとした選手たちのコメントを紹介します。
フェルナンド・ガビリア(コロンビア、クイックステップフロアーズ)
マリアチクラミーノをミラノまで着続けることが最終的な目標だ。それにはまだ多くのステージが残っているけれど、とにかく目の前のステージでポイントを積み重ねていくことしか考えられない。初めてのグランツールだから、今は右も左もわからないけれど、ミラノに近づくにつれて多くの経験を積んでいくことができるはずだ。
ジロを完走することは、とても難しいことだけどその分大きな満足があるはず。スプリントで誰が明確なライバルなのか、と言うのは難しい。最初の3つのスプリントステージではそれぞれが異なる選手が勝ったことからもわかるだろう。とにかく、難しいことは考えずにスプリントに全力を傾けるだけだ。常に集中し続けて、最高の瞬間に仕掛けるのさ。
ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、クイックステップフロアーズ)
出来るだけ長い間マリアローザを着続けたいね。日曜日のブロックハウスへ登るステージは厳しい一日になるだろう。ゲラント・トーマスに対しては6秒差しかつけていないけど、全てのライバルに注意していきたい。まだ5つ目のステージだけど、総合候補は既に動き出している。第1ステージから仕掛ける選手もいたし、第3ステージでの僕らが作ったエシュロンは彼らにタイム差を付けることが出来た。100周年のジロ・デ・イタリアは特別だから、毎日がハードなレースになるね。
ヤコブ・マレツコ(イタリア、ウィリエール・トリエスティーナ)
今日はチームメイトがラスト1kmでリードアウトしてくれて、最後のスプリントに参加することが出来た。彼らのおかげで2位に入ることが出来たよ。調子は日に日に良くなっているし、とても嬉しいね。
サム・ベネット(アイルランド、ボーラハンスグローエ)
体調を崩した後だったからこのリザルトは嬉しいよ。今日は僕のスプリントのためにチームが完璧な仕事をしてくれたんだ。特にルディは僕のために尽くしてくれたし、素晴らしいリードアウトだった。チームが僕を信じてくれたことに喜びを感じるし、この結果でさらに自信がついた。
アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル)
適切なタイミングで集団の先頭に出ることができたし、スプリントに向けての準備は完璧だった。トーマス・マルチンスキーが周回コースのラウンドアバウトで上手くコーナーを抜けたが、私はポジションを大きく落としてしまい、スプリントを始めるタイミングを早めるしかなかった。ジロで優勝を狙える機会はまだ残っているが、勝利できるかどうかはわからない。我々はレースがどのように展開するか見極めなければならない。
フィル・バウハウス(ドイツ、サンウェブ)
今日はとてもタフな一日だった。パンクしてしまい、集団に復帰するのに少しエネルギーを使った。残り50km地点でバイクを交換する必要があったのは良いことではないけれど、サイモン(・ゲシュケ)が助けてくれた。スプリントでは3位以内に入ることを目指していたけれど、進路が開けず後退してしまった。少しばかりの不運に見舞われた一日だったけど、結果には満足しているよ。
ジャスパー・ストゥイヴェン(ベルギー、トレック・セガフレード)
非常にシャープな最終コーナーでの集団は本当にクレイジーだったよ。チームは僕が集団の前方をキープできるように素晴らしい仕事をしてくれ、クイックステップフロアーズ・トレインの前に連れ出してくれた。ポジションも良く足の状態も良かったけど、優勝は難しい。時には苦境に立たされ、時には幸運を手にできる。それがスプリントだ。
ライアン・ギボンズ(南アフリカ、ディメンションデータ)
今日のステージは逃げの人数も少なかったから、普通の展開であればかなり楽が出来るはずだった。でも、総合狙いのチームとスプリント狙いのチームがペースを落とさなかったから、そこまで簡単な一日というわけにもいかなかった。今日のミッションは、クリスティアン・ズバラーリのリードアウトだった。ラスト100mで仕事をこなしたんだけど、今日はその努力に結果がついてきたね。彼とともにトップ10に入ることができた。
ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、バーレーン・メリダ)
メッシーナにゴールすることはこれまで一度もなかったから、これだけ多く人に迎えられるなんて驚いているし、興奮している。メッシーナに来たことで総合優勝へ向けて闘う価値が高まったと思うよ。
バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード)
今日はイージーではなかったよ!スプリンターチームが一日中ペースを上げていたし、路面は穴が空いていて非常にトリッキーだった。ゴール前なんて、極めてストレスフルだった。
ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ロットNLユンボ)
今日はいい一日だった。少し昨日の落車で負傷したところは痛むけれどね。大きな勝負所へのつなぎのステージだったけれど、問題なく過ごすことが出来てよかったよ。
text:Naoki.YASUOKA,Gakuto Fujiwara
photo:CorVos,Kei Tsuji
フェルナンド・ガビリア(コロンビア、クイックステップフロアーズ)
マリアチクラミーノをミラノまで着続けることが最終的な目標だ。それにはまだ多くのステージが残っているけれど、とにかく目の前のステージでポイントを積み重ねていくことしか考えられない。初めてのグランツールだから、今は右も左もわからないけれど、ミラノに近づくにつれて多くの経験を積んでいくことができるはずだ。
ジロを完走することは、とても難しいことだけどその分大きな満足があるはず。スプリントで誰が明確なライバルなのか、と言うのは難しい。最初の3つのスプリントステージではそれぞれが異なる選手が勝ったことからもわかるだろう。とにかく、難しいことは考えずにスプリントに全力を傾けるだけだ。常に集中し続けて、最高の瞬間に仕掛けるのさ。
ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、クイックステップフロアーズ)
出来るだけ長い間マリアローザを着続けたいね。日曜日のブロックハウスへ登るステージは厳しい一日になるだろう。ゲラント・トーマスに対しては6秒差しかつけていないけど、全てのライバルに注意していきたい。まだ5つ目のステージだけど、総合候補は既に動き出している。第1ステージから仕掛ける選手もいたし、第3ステージでの僕らが作ったエシュロンは彼らにタイム差を付けることが出来た。100周年のジロ・デ・イタリアは特別だから、毎日がハードなレースになるね。
ヤコブ・マレツコ(イタリア、ウィリエール・トリエスティーナ)
今日はチームメイトがラスト1kmでリードアウトしてくれて、最後のスプリントに参加することが出来た。彼らのおかげで2位に入ることが出来たよ。調子は日に日に良くなっているし、とても嬉しいね。
サム・ベネット(アイルランド、ボーラハンスグローエ)
体調を崩した後だったからこのリザルトは嬉しいよ。今日は僕のスプリントのためにチームが完璧な仕事をしてくれたんだ。特にルディは僕のために尽くしてくれたし、素晴らしいリードアウトだった。チームが僕を信じてくれたことに喜びを感じるし、この結果でさらに自信がついた。
アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル)
適切なタイミングで集団の先頭に出ることができたし、スプリントに向けての準備は完璧だった。トーマス・マルチンスキーが周回コースのラウンドアバウトで上手くコーナーを抜けたが、私はポジションを大きく落としてしまい、スプリントを始めるタイミングを早めるしかなかった。ジロで優勝を狙える機会はまだ残っているが、勝利できるかどうかはわからない。我々はレースがどのように展開するか見極めなければならない。
フィル・バウハウス(ドイツ、サンウェブ)
今日はとてもタフな一日だった。パンクしてしまい、集団に復帰するのに少しエネルギーを使った。残り50km地点でバイクを交換する必要があったのは良いことではないけれど、サイモン(・ゲシュケ)が助けてくれた。スプリントでは3位以内に入ることを目指していたけれど、進路が開けず後退してしまった。少しばかりの不運に見舞われた一日だったけど、結果には満足しているよ。
ジャスパー・ストゥイヴェン(ベルギー、トレック・セガフレード)
非常にシャープな最終コーナーでの集団は本当にクレイジーだったよ。チームは僕が集団の前方をキープできるように素晴らしい仕事をしてくれ、クイックステップフロアーズ・トレインの前に連れ出してくれた。ポジションも良く足の状態も良かったけど、優勝は難しい。時には苦境に立たされ、時には幸運を手にできる。それがスプリントだ。
ライアン・ギボンズ(南アフリカ、ディメンションデータ)
今日のステージは逃げの人数も少なかったから、普通の展開であればかなり楽が出来るはずだった。でも、総合狙いのチームとスプリント狙いのチームがペースを落とさなかったから、そこまで簡単な一日というわけにもいかなかった。今日のミッションは、クリスティアン・ズバラーリのリードアウトだった。ラスト100mで仕事をこなしたんだけど、今日はその努力に結果がついてきたね。彼とともにトップ10に入ることができた。
ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、バーレーン・メリダ)
メッシーナにゴールすることはこれまで一度もなかったから、これだけ多く人に迎えられるなんて驚いているし、興奮している。メッシーナに来たことで総合優勝へ向けて闘う価値が高まったと思うよ。
バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード)
今日はイージーではなかったよ!スプリンターチームが一日中ペースを上げていたし、路面は穴が空いていて非常にトリッキーだった。ゴール前なんて、極めてストレスフルだった。
ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ロットNLユンボ)
今日はいい一日だった。少し昨日の落車で負傷したところは痛むけれどね。大きな勝負所へのつなぎのステージだったけれど、問題なく過ごすことが出来てよかったよ。
text:Naoki.YASUOKA,Gakuto Fujiwara
photo:CorVos,Kei Tsuji
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