2017/06/12(月) - 09:08
マヴィックのMTBシューズより、クロスカントリーレースやシクロクロスレースに最適な「CROSSMAX PRO」とエントリーモデルの「CROSSMAX」をピックアップ。17年モデルで新たに登場したこの2足をインプレッションした。
マヴィック CROSSMAX PRO
マヴィック CROSSMAX PRO
従来ラインアップではトップモデルのCROSSMAX SL ULTIMATEのみに採用されていたダイヤル式のクロージャーシステムを、17年モデルより各グレードに投入しモデルチェンジを果たしているマヴィックのMTBシューズ。それにより今までラチェット式バンド+ベルクロとしていた各種シューズデザインは大きく変更されることとなった。
マヴィックのMTBシューズ中、クロスカントリーカテゴリーのラインアップにおいてセカンドグレードに当たる「CROSSMAX PRO」も、モデルチェンジにより新たに登場したシューズだ。エルゴダイヤルと呼ばれるマヴィック独自のクロージャーを2個採用。つま先側はケブラー製のケーブルで左右のアッパーを締めていき、足首側は従来のように左右に渡されたバンドをダイヤルで締め上げる設計となっている。これはトップモデルのCROSSMAX SL ULTIMATEと全く同じフィッティング方式であり、その他細部デザインも上位グレードと似せることで、瓜二つのルックスを獲得している。
サイドのデザイン含めトップグレードと同様のルックス
エルゴダイヤルを2個配し、ケーブルとバンドでフィッティングを行う
独自のエンドフィットタンは足を包むようにソールまで繋がる
アッパーには随所にパンチング加工が施される
フィッティングに用いられる「エルゴダイヤルQR」は、締める方向にはカチッカチッと細かくダイヤルが刻んで調整ができ、緩める時には逆方向に一回回すだけでリリースされるタイプで、脱ぎ履きがしやすいようになっている。また、クッション性、速乾性に優れるオーソライト素材を使用した「エルゴフィット3Dインソール」と、ソールまで繋がり足を包むように配された独自構造の「エンドフィットタン」により高いホールド感が得られるだろう。
アッパーの通気性に寄与する部分は随所に施されたパンチング加工のみで、MTBシューズラインアップ中唯一メッシュ加工がされない仕様。かつ水気を弾く質感の素材により、路面がウェットや泥といったコンディションでもシューズ内への水気の浸入を抑え、快適な履き心地を継続できるだろう。つま先部分はぶつけることによる傷や擦れを防止するプロテクションが効くデザインとなっている。
つま先は傷や擦れから保護するデザイン
クッション性、速乾性に優れるオーソライト素材を使用したエルゴフィット3Dインソール
アウトソールには軽量かつ高い剛性を発揮する「エナジーグリップテラカーボン」を使用。上位グレードよりも硬さを抑えたつくりとなっているものの、カーボンソールによる高いパワー伝達を発揮する。同社のパワー伝達インデックスでは70を示す。
また、有名アウトドアブランド、サロモンとの共同開発によって生まれたコンタグリップと呼ばれるラバーコンパウンド製のグリップにより、悪路でも滑ることのない歩行性や走破性も持ち合わせている。カラーはブラック/フィリーレッド、ブラック/イエローマヴィックの2色展開で、価格は38,000円(税抜)だ。
ー 編集部インプレッション
MTBシューズを選ぶ際の用途として、レース系の速さを求める使用、もしくはトレイルライド等の遊び系での使用といった大きく2択に分かれることだろう。このシューズは価格やグレードからも分かるように完全に前者であり、履いてみると明らかにレーシングといった具合を感じられるつくりとなっている。
硬さのあるホールド感でレーシングシューズたる性能を感じる
足を入れた時にまず感じるのが、独自のタン構造による足の包み込み。タン自体が甲部分を押さえる働きがあり、クロージャーを締めていく前から足へのホールド感がある履き心地を生んでいるのだ。そこに加えてダイヤルで締めつけ感を細かく調整できることで高いフィット感が味わえるようになっている。ただ、その構造により足の入り口がやや小さいように感じ、スッと足を入れるというよりはタンを持ちながら足の場所を合わせて入れていくような履き方になるので注意してほしい。
また、アッパーがしなやかで動きのある素材とは異なりやや硬質で丈夫な印象があり、柔らかく包むというよりはガッチリホールドしてレース中のズレを防ぐような履き心地と感じる。アッパーが伸びて足に合わせるような感じではないため、よくサイズを合わせて購入してほしいが、足先に無駄が生まれないフィット感でペダリングロスも少ないように感じ、レーシングシューズとしては大いに性能を発揮するところだろう。
アウトソールには十分な剛性があり、グリッパーも滑りにくく歩行性は高い
ソールの剛性も申し分無しでパワーロスも全く感じない。歩くようなシチュエーションが多いと疲れてしまうかもしれないが、レースシーンでは不満になることはないだろう。トレイルライドやロングライドイベント等様々なシーンで使っているが、歩きやすさもありソールが濡れても滑ることもないため、グリップ配置やラバー素材の良さも十分。個人的にはトップグレードとほぼ同じルックスという点でもオススメできるシューズである。(インプレッション:CW編集部 村田悠人)
マヴィック CROSSMAX PRO
サイズ:23~29cm
重 量:370g(27.0cm)
カラー:ブラック/フィリーレッド、ブラック/イエローマヴィック
価 格:38,000円(税抜)
マヴィック CROSSMAX
マヴィック CROSSMAX(ブラック/ホワイト) (c)Makoto.AYANO/cyclowired.jp
マヴィックのクロスカントリー向けシューズの中でエントリーモデルを担うのが「CROSSMAX」だ。クッション性と快適性を追求し、優れた履き心地をもたらすMTBシューズとなっている。
その一番の特長はフィッティングシステムに採用した「クイックレースシステム」だろう。トレイルランニングシューズ等でも使用されるこのシステムは、結ばないシューレースとも呼ばれ、素早く楽な装着を可能としている。使用方法はひもを緩めシューズを履いてから、ひもを上に引っ張ることでフィッティングし、クロージャーパーツを下におろすだけ。余ったひも部分はタン上部にある専用の収納部に丸めて入れることで見た目もすっきりした印象になる。
昨今サイクリングシューズでも採用モデルを増やしている、シューレースタイプの利点であるしなやかな柔軟性による履き心地の良さを獲得しながら、脱着毎に靴ひもを結び直す必要が無く、利便性に長けるシステムと言えるだろう。またクロージャーのパーツ部分は緩みを防止するよう工夫されており、激しいライドでも安心だ。
トレイルランニングシューズなどに使用されるクイックレースを採用
つま先部分にはメッシュ地が配され、通気性の向上に貢献
サイクリングシューズとしての性能を左右するソール部には「エナジーグリップテラアウトソール」と呼ばれる柔軟性とパワー伝達性のバランスの取れたグレードを採用。パワー伝達インデックスは40と、ビギナーにも丁度いい剛性指数となっており、自転車乗車以外の歩行時でも足への負担を軽減している。
インソールには優れたクッション性能と通気性を誇るオーソライト素材を採用。快適性もさることながら、シューズ内の湿度をコントロールし、優れた抗菌、防臭効果を発揮する。またアッパー部分にもメッシュ地が配されているため、夏場でも快適に走ることができるだろう。
また、アウトソール部には「コンタグリップ」と呼ばれる耐久性とグリップ性能に優れた独自のラバーグリップを配置。あらゆる路面コンディションでも優れたグリップ性能を発揮する。カラーはワンカラーのブラックと、2色カラーのブラック/ホワイトの2種で、価格は15,000円(税抜)だ。
ー インプレッション
「ツーリングやサイクリングに最適なシューズ」山本朋貴(ストラーダバイシクルズ滋賀本店)
「ツーリングやサイクリングに最適なシューズ」山本朋貴(ストラーダバイシクルズ滋賀本店)
クロスカントリー向けシリーズのエントリーグレードにあたるモデルということで、立ち位置的にはレースで使用するモデルというよりは、ツーリングやサイクリングで使用することを想定しているように思えます。ですので、ソールは優しい剛性感となっており、自転車だけでなく、歩きやすくもできています。
フィッティングにはトレイルランニングシューズのような、ひもを絞り上げるようなシステムが付いておりますが、これが非常に便利で楽です。シューズを履いてアジャスターを下げるだけでフィットしてくれますし、思った以上にきっちり止まって緩まないので安心感があります。余ったひもはタンの部分に専用の収納スペースがあるので見た目もスタイリッシュにまとまります。
「クイックレースシステムは非常に便利で見た目もスタイリッシュです」 エントリーレベルのシューズというとベルクロを採用しているモデルが多く、少し格好悪いと感じていた方も多かったと思います。ですがこのシューズは普通の靴の様な雰囲気で履けるので、普段着に合わせることもできるし、ジャージに合わせても違和感がないですので、まだまだレーサーシューズを履き慣れない方の最初の一足には非常に最適だと思います。
マヴィックのシューズというと幅が狭く先が細い物が多いのですが、このシューズは全体的に柔らかさがあるおかげで普段よりワンサイズ小さいモデルでも大丈夫かもしれません。ソールもアッパーもタンも柔らかいですし、ペダリングしても痛みは出ませんでした。ゆったりと包み込むようなフィット感です。
このようなフィット感を持っているシューズですので、足の固定力は弱いです。緩まないですがBOAクロージャーのように全体を締め上げてくれるような感じではありませんので、レースペースで思いっきり踏んだり、暴れたような乗り方をすると、シューズの中で足が動く感じがあります。そういった点からもシリアスなライドというよりは、のんびりペースでのサイクリングに最適なのが分かります。
ビンディングが初めての方で、レーシー過ぎるシューズは嫌だけど、ビギナー感丸出しのシューズも嫌だという方にはベストなデザインだと思います。マヴィック特有の幅の狭さはありませんし、柔らかいソールですので、サイクリングしつつ歩くことも多い方にはオススメですね。
マヴィック CROSSMAX(ブラック/ホワイト) (c)Makoto.AYANO/cyclowired.jp
マヴィック CROSSMAX
サイズ:24~29cm
重 量:325g(27.0cm)
カラー:ブラック、ブラック/ホワイト
価 格:15,000円(税抜)
インプレッションライダーのプロフィール
山本朋貴(ストラーダバイシクルズ滋賀本店) 山本朋貴(ストラーダバイシクルズ滋賀本店)
滋賀県草津市にあるストラーダバイシクルズ滋賀本店の店長。2011、2012年の全日本マウンテンバイク選手権クロスカントリーマスタークラスチャンピオン。ストイックに自転車競技に取り組んできたが、ストラーダに入社後は、ビギナーライダーのライド初体験の笑顔に魅せられエントリーのお客様にバイクの楽しさを伝えることが楽しみ。最近はトライアスロンに挑戦中。
ストラーダバイシクルズ滋賀本店(CWレコメンドショップ)
ストラーダバイシクルズHP
マヴィック CROSSMAX PRO
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従来ラインアップではトップモデルのCROSSMAX SL ULTIMATEのみに採用されていたダイヤル式のクロージャーシステムを、17年モデルより各グレードに投入しモデルチェンジを果たしているマヴィックのMTBシューズ。それにより今までラチェット式バンド+ベルクロとしていた各種シューズデザインは大きく変更されることとなった。
マヴィックのMTBシューズ中、クロスカントリーカテゴリーのラインアップにおいてセカンドグレードに当たる「CROSSMAX PRO」も、モデルチェンジにより新たに登場したシューズだ。エルゴダイヤルと呼ばれるマヴィック独自のクロージャーを2個採用。つま先側はケブラー製のケーブルで左右のアッパーを締めていき、足首側は従来のように左右に渡されたバンドをダイヤルで締め上げる設計となっている。これはトップモデルのCROSSMAX SL ULTIMATEと全く同じフィッティング方式であり、その他細部デザインも上位グレードと似せることで、瓜二つのルックスを獲得している。
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フィッティングに用いられる「エルゴダイヤルQR」は、締める方向にはカチッカチッと細かくダイヤルが刻んで調整ができ、緩める時には逆方向に一回回すだけでリリースされるタイプで、脱ぎ履きがしやすいようになっている。また、クッション性、速乾性に優れるオーソライト素材を使用した「エルゴフィット3Dインソール」と、ソールまで繋がり足を包むように配された独自構造の「エンドフィットタン」により高いホールド感が得られるだろう。
アッパーの通気性に寄与する部分は随所に施されたパンチング加工のみで、MTBシューズラインアップ中唯一メッシュ加工がされない仕様。かつ水気を弾く質感の素材により、路面がウェットや泥といったコンディションでもシューズ内への水気の浸入を抑え、快適な履き心地を継続できるだろう。つま先部分はぶつけることによる傷や擦れを防止するプロテクションが効くデザインとなっている。
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アウトソールには軽量かつ高い剛性を発揮する「エナジーグリップテラカーボン」を使用。上位グレードよりも硬さを抑えたつくりとなっているものの、カーボンソールによる高いパワー伝達を発揮する。同社のパワー伝達インデックスでは70を示す。
また、有名アウトドアブランド、サロモンとの共同開発によって生まれたコンタグリップと呼ばれるラバーコンパウンド製のグリップにより、悪路でも滑ることのない歩行性や走破性も持ち合わせている。カラーはブラック/フィリーレッド、ブラック/イエローマヴィックの2色展開で、価格は38,000円(税抜)だ。
ー 編集部インプレッション
MTBシューズを選ぶ際の用途として、レース系の速さを求める使用、もしくはトレイルライド等の遊び系での使用といった大きく2択に分かれることだろう。このシューズは価格やグレードからも分かるように完全に前者であり、履いてみると明らかにレーシングといった具合を感じられるつくりとなっている。
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足を入れた時にまず感じるのが、独自のタン構造による足の包み込み。タン自体が甲部分を押さえる働きがあり、クロージャーを締めていく前から足へのホールド感がある履き心地を生んでいるのだ。そこに加えてダイヤルで締めつけ感を細かく調整できることで高いフィット感が味わえるようになっている。ただ、その構造により足の入り口がやや小さいように感じ、スッと足を入れるというよりはタンを持ちながら足の場所を合わせて入れていくような履き方になるので注意してほしい。
また、アッパーがしなやかで動きのある素材とは異なりやや硬質で丈夫な印象があり、柔らかく包むというよりはガッチリホールドしてレース中のズレを防ぐような履き心地と感じる。アッパーが伸びて足に合わせるような感じではないため、よくサイズを合わせて購入してほしいが、足先に無駄が生まれないフィット感でペダリングロスも少ないように感じ、レーシングシューズとしては大いに性能を発揮するところだろう。
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ソールの剛性も申し分無しでパワーロスも全く感じない。歩くようなシチュエーションが多いと疲れてしまうかもしれないが、レースシーンでは不満になることはないだろう。トレイルライドやロングライドイベント等様々なシーンで使っているが、歩きやすさもありソールが濡れても滑ることもないため、グリップ配置やラバー素材の良さも十分。個人的にはトップグレードとほぼ同じルックスという点でもオススメできるシューズである。(インプレッション:CW編集部 村田悠人)
マヴィック CROSSMAX PRO
サイズ:23~29cm
重 量:370g(27.0cm)
カラー:ブラック/フィリーレッド、ブラック/イエローマヴィック
価 格:38,000円(税抜)
マヴィック CROSSMAX
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マヴィックのクロスカントリー向けシューズの中でエントリーモデルを担うのが「CROSSMAX」だ。クッション性と快適性を追求し、優れた履き心地をもたらすMTBシューズとなっている。
その一番の特長はフィッティングシステムに採用した「クイックレースシステム」だろう。トレイルランニングシューズ等でも使用されるこのシステムは、結ばないシューレースとも呼ばれ、素早く楽な装着を可能としている。使用方法はひもを緩めシューズを履いてから、ひもを上に引っ張ることでフィッティングし、クロージャーパーツを下におろすだけ。余ったひも部分はタン上部にある専用の収納部に丸めて入れることで見た目もすっきりした印象になる。
昨今サイクリングシューズでも採用モデルを増やしている、シューレースタイプの利点であるしなやかな柔軟性による履き心地の良さを獲得しながら、脱着毎に靴ひもを結び直す必要が無く、利便性に長けるシステムと言えるだろう。またクロージャーのパーツ部分は緩みを防止するよう工夫されており、激しいライドでも安心だ。
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サイクリングシューズとしての性能を左右するソール部には「エナジーグリップテラアウトソール」と呼ばれる柔軟性とパワー伝達性のバランスの取れたグレードを採用。パワー伝達インデックスは40と、ビギナーにも丁度いい剛性指数となっており、自転車乗車以外の歩行時でも足への負担を軽減している。
インソールには優れたクッション性能と通気性を誇るオーソライト素材を採用。快適性もさることながら、シューズ内の湿度をコントロールし、優れた抗菌、防臭効果を発揮する。またアッパー部分にもメッシュ地が配されているため、夏場でも快適に走ることができるだろう。
また、アウトソール部には「コンタグリップ」と呼ばれる耐久性とグリップ性能に優れた独自のラバーグリップを配置。あらゆる路面コンディションでも優れたグリップ性能を発揮する。カラーはワンカラーのブラックと、2色カラーのブラック/ホワイトの2種で、価格は15,000円(税抜)だ。
ー インプレッション
「ツーリングやサイクリングに最適なシューズ」山本朋貴(ストラーダバイシクルズ滋賀本店)
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クロスカントリー向けシリーズのエントリーグレードにあたるモデルということで、立ち位置的にはレースで使用するモデルというよりは、ツーリングやサイクリングで使用することを想定しているように思えます。ですので、ソールは優しい剛性感となっており、自転車だけでなく、歩きやすくもできています。
フィッティングにはトレイルランニングシューズのような、ひもを絞り上げるようなシステムが付いておりますが、これが非常に便利で楽です。シューズを履いてアジャスターを下げるだけでフィットしてくれますし、思った以上にきっちり止まって緩まないので安心感があります。余ったひもはタンの部分に専用の収納スペースがあるので見た目もスタイリッシュにまとまります。
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マヴィックのシューズというと幅が狭く先が細い物が多いのですが、このシューズは全体的に柔らかさがあるおかげで普段よりワンサイズ小さいモデルでも大丈夫かもしれません。ソールもアッパーもタンも柔らかいですし、ペダリングしても痛みは出ませんでした。ゆったりと包み込むようなフィット感です。
このようなフィット感を持っているシューズですので、足の固定力は弱いです。緩まないですがBOAクロージャーのように全体を締め上げてくれるような感じではありませんので、レースペースで思いっきり踏んだり、暴れたような乗り方をすると、シューズの中で足が動く感じがあります。そういった点からもシリアスなライドというよりは、のんびりペースでのサイクリングに最適なのが分かります。
ビンディングが初めての方で、レーシー過ぎるシューズは嫌だけど、ビギナー感丸出しのシューズも嫌だという方にはベストなデザインだと思います。マヴィック特有の幅の狭さはありませんし、柔らかいソールですので、サイクリングしつつ歩くことも多い方にはオススメですね。
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マヴィック CROSSMAX
サイズ:24~29cm
重 量:325g(27.0cm)
カラー:ブラック、ブラック/ホワイト
価 格:15,000円(税抜)
インプレッションライダーのプロフィール
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滋賀県草津市にあるストラーダバイシクルズ滋賀本店の店長。2011、2012年の全日本マウンテンバイク選手権クロスカントリーマスタークラスチャンピオン。ストイックに自転車競技に取り組んできたが、ストラーダに入社後は、ビギナーライダーのライド初体験の笑顔に魅せられエントリーのお客様にバイクの楽しさを伝えることが楽しみ。最近はトライアスロンに挑戦中。
ストラーダバイシクルズ滋賀本店(CWレコメンドショップ)
ストラーダバイシクルズHP
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