U23全日本チャンピオンの小林海らが加入するNIPPOヴィーニファンティーニが、2017シーズンのチームキットを発表。今年は強い存在感を示す鮮やかな幾何学模様をデザインに取り入れている。チームからのリリースをもとに紹介する。



新しいチームウェアを着用したダミアーノ・クネゴ(イタリア)と小林海新しいチームウェアを着用したダミアーノ・クネゴ(イタリア)と小林海 (c)NIPPO Vini Fantini
オレンジの濃淡で幾何学模様が表現されているオレンジの濃淡で幾何学模様が表現されている (c)NIPPO Vini Fantiniエアロダイナミクスを高めた素材とカッティングを採用エアロダイナミクスを高めた素材とカッティングを採用 (c)NIPPO Vini Fantini




シューズはヴィットリア、ソックスはFOOTMAXシューズはヴィットリア、ソックスはFOOTMAX (c)NIPPO Vini Fantiniチームカラーに彩られたデローザの新型PROTOSチームカラーに彩られたデローザの新型PROTOS (c)NIPPO Vini FantiniコンポーネントはカンパニョーロのスーパーレコードEPSコンポーネントはカンパニョーロのスーパーレコードEPS (c)NIPPO Vini Fantini新しいグラフィックデザインはゼネラルマネージャーのフランチェスコ・ペロージとマネージャーの大門宏が、近距離からではなく、レースシーンにおいて遠くから見守る観客からも引き立つカラーバランスを最優先に考え編み出されたもの。ウェアは今年からサプライヤーとなっているMSティナが担当する。

元フランスチャンピオンで同社の代表であるマルセル・ティナッツィ氏は「20年以上にわたり若手選手をサポートしてきましたが、2年間にわたって国際的な活動を行うNIPPO・ヴィーニファンティーニのパートナーとなることを誇りに思います。NIPPO・ヴィーニファンティーニからのフィードバックは、いつもデザイン、機能性双方において、自分たちを成長させてくれました。彼らからのフィードバックはより快適で機能的なウェアを作り出すうえで非常に重要なものです」とコメントしている。ソックスは日本ブランドであるFOOTMAX製だ。

またウェアの発表に先んじて、チームが使用するバイクも発表されている。引き続きデローザのフラッグシップモデル「PROTOS」を駆るが、バイクはサイクルモードで初披露された新型だ。剛性強化と軽量化、そして整備性向上などを達成したモデルであり、ここにカンパニョーロのスーパーレコードEPSを搭載する。

現在NIPPO・ヴィーニファンティーニは、イタリアにて2017シーズンに向けた第一次トレーニングキャンプを行っており、12月19日からは場所をアブルッツォ州ペスカーラから、チームオフィスのあるリグーリア州ペスカーラへと移動し、撮影をメインとしたスケジュールをこなしていく。21日に第一次トレーニングキャンプは終了し、年明け1月6日より再度、ペスカーラにて第二次トレーニングキャンプが実施される予定だ。1月7日には、アブルッツォ州オルトーナにてチームプレゼンテーションも開催される。