2016/12/15(木) - 09:38
ブリヂストンサイクルのスポーツバイクブランド、アンカー。今夏に発表された新たなロングライドモデルのラインアップより「RL6」をピックアップ。アルミフレームながら、上位カーボンモデルRL9の乗り味を可能な限り再現した1台だ。
ホビーライダーならば誰もが知る純国産ブランド、アンカー。16年モデルより販売されているフラッグシップバイク「RS9」は、ブリヂストンの最新フレーム開発技術「PROFORMAT(推進力最大化解析技術)」によりアンカー史上最も進むバイクとして話題を集めた。17年モデルではその技術をロングライドモデルの「RL」シリーズにも応用。”心地よく進む”ロングライドバイクとして、新たに「RL9」と「RL6」の2つがリリースされた。(RL9については過去記事参照)
RL6は、「長く快適に乗れる」をテーマに開発されたRL9の思想を踏襲。素材にアルミを使用しながらも、カーボンバイクの快適性や乗り味を追求するという、全く新しいアプローチから開発された、「ロングライドにもアルミバイクを」というアンカーの新たな提案だ。それを可能にしたのが感覚と数値とをつなぐ解析技術、PROFORMATである。
PROFORMATはフレームの各部にかかる細かな変化や変形を数値データとして拾い上げ、そこから生まれた設計理論を、実際のフレーム設計へフィードバックしていく技術。カーボンモデルのRL9で得られたデータを、そのままアルミフレームに落とし込むことで、異なる素材ながら乗り味を限りなく近づけることに成功している。つまり、アンカーがRL9で実現したロングライドバイクとしての理想的な乗り味を、リーズナブルなアルミフレームで体感することができるというわけだ。
カーボンバイクに乗り味を近づけるべく各チューブの形状も工夫されている。カーボンより成形の自由度が低いアルミ素材ながら、ダウンチューブはヘッドチューブ付近が六角形、BB付近が四角形のような複雑なチューブ断面に。RL9独特のフレーム形状をアルミパイプで再現することで、シミュレーションによるしなりや強度の数値を近づけている。フロントフォークはRL9と同形状だ。
シートステーに関しては強度を確保するため一定の太さを持たせられている。RL9では扁平形状にされていたが、RL6のシートステーはオーソドックスな丸パイプとなっている。しかし、緩くカーブを描くデザインによって振動吸収性を高めている。また、太さを持たせたシートステーに対し、他の箇所のチューブ径や厚みを見直すことで全体重量を抑える努力も施されている。
ブレーキワイヤーはフレーム内蔵式で、シフトワイヤーは機械式では外通し、電動式の場合は内蔵できるように設計されている。販売パッケージはシマノ105・ティアグラ・ソラ完成車の3種類とフレームセット。サイズは390、420、450、480、510、540の6種類。スモールサイズの展開が豊富で、小中学生や小柄な女性でも無理なく乗りこなせる。
アルミ素材最大の利点は、不意の衝撃に対する強度だろう。扱いがハードになりがちな輪行でも安心でき、行きは自転車で、帰りは電車でといった輪行派サイクリストに最適であり、初めてのロードバイクとしても安心だ。
RL6はアンカー独自のカラーオーダーシステムにも対応し、黒をベースカラーに差し色を30色から選択できるエッジスタイル、もしくは単色フレームカラー30色×3色のロゴ×3タイプの表面仕上げを選択できるシンプルスタイルのいずれかが利用可能だ(ソラ完成車のみカラーオーダー対象外)。
アンカー RL6
サイズ:390、420、450、480、510、540
カラー:エッジスタイル30色
シンプルスタイル30色×3色のロゴ×3タイプの仕上げ
税抜価格:180,000円(5800系105モデル)
155,000円(4700系ティアグラモデル)
125,000円(R3000系ソラモデル)
90,000円(フレームセット)
ホビーライダーならば誰もが知る純国産ブランド、アンカー。16年モデルより販売されているフラッグシップバイク「RS9」は、ブリヂストンの最新フレーム開発技術「PROFORMAT(推進力最大化解析技術)」によりアンカー史上最も進むバイクとして話題を集めた。17年モデルではその技術をロングライドモデルの「RL」シリーズにも応用。”心地よく進む”ロングライドバイクとして、新たに「RL9」と「RL6」の2つがリリースされた。(RL9については過去記事参照)
RL6は、「長く快適に乗れる」をテーマに開発されたRL9の思想を踏襲。素材にアルミを使用しながらも、カーボンバイクの快適性や乗り味を追求するという、全く新しいアプローチから開発された、「ロングライドにもアルミバイクを」というアンカーの新たな提案だ。それを可能にしたのが感覚と数値とをつなぐ解析技術、PROFORMATである。
PROFORMATはフレームの各部にかかる細かな変化や変形を数値データとして拾い上げ、そこから生まれた設計理論を、実際のフレーム設計へフィードバックしていく技術。カーボンモデルのRL9で得られたデータを、そのままアルミフレームに落とし込むことで、異なる素材ながら乗り味を限りなく近づけることに成功している。つまり、アンカーがRL9で実現したロングライドバイクとしての理想的な乗り味を、リーズナブルなアルミフレームで体感することができるというわけだ。
カーボンバイクに乗り味を近づけるべく各チューブの形状も工夫されている。カーボンより成形の自由度が低いアルミ素材ながら、ダウンチューブはヘッドチューブ付近が六角形、BB付近が四角形のような複雑なチューブ断面に。RL9独特のフレーム形状をアルミパイプで再現することで、シミュレーションによるしなりや強度の数値を近づけている。フロントフォークはRL9と同形状だ。
シートステーに関しては強度を確保するため一定の太さを持たせられている。RL9では扁平形状にされていたが、RL6のシートステーはオーソドックスな丸パイプとなっている。しかし、緩くカーブを描くデザインによって振動吸収性を高めている。また、太さを持たせたシートステーに対し、他の箇所のチューブ径や厚みを見直すことで全体重量を抑える努力も施されている。
ブレーキワイヤーはフレーム内蔵式で、シフトワイヤーは機械式では外通し、電動式の場合は内蔵できるように設計されている。販売パッケージはシマノ105・ティアグラ・ソラ完成車の3種類とフレームセット。サイズは390、420、450、480、510、540の6種類。スモールサイズの展開が豊富で、小中学生や小柄な女性でも無理なく乗りこなせる。
アルミ素材最大の利点は、不意の衝撃に対する強度だろう。扱いがハードになりがちな輪行でも安心でき、行きは自転車で、帰りは電車でといった輪行派サイクリストに最適であり、初めてのロードバイクとしても安心だ。
RL6はアンカー独自のカラーオーダーシステムにも対応し、黒をベースカラーに差し色を30色から選択できるエッジスタイル、もしくは単色フレームカラー30色×3色のロゴ×3タイプの表面仕上げを選択できるシンプルスタイルのいずれかが利用可能だ(ソラ完成車のみカラーオーダー対象外)。
アンカー RL6
サイズ:390、420、450、480、510、540
カラー:エッジスタイル30色
シンプルスタイル30色×3色のロゴ×3タイプの仕上げ
税抜価格:180,000円(5800系105モデル)
155,000円(4700系ティアグラモデル)
125,000円(R3000系ソラモデル)
90,000円(フレームセット)
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