カーボンパーツ&フレームの最先端を走るイーストン社より、ハイエンドカーボンクランク「EC90SLクランク」が発売中。徹底的に軽量化を狙った新規格のオンロード、オフロード両用クランクだ。
ダイレクトマウント式チェーンリングを採用するロード/CX用カーボンクランク「イーストン EC90SL」 (c)www.eastoncycling.com
2009年、当時考えうる最高のクランクとして市場に放たれたイーストンのハイエンドカーボンクランク「EC90」。軽量性と強度、剛性の面で群を抜いたテスト結果を残したプロダクトを作り上げたイーストンが、次世代の軽量・高剛性クランク「EC90SL」をリリースする。
初代EC90が登場した当時は5アームのクランクが主流であったが、シマノ9000系デュラエースの登場によって4アームクランクが主力に。今回紹介するEC90SLも見た目こそ4アーム式だが、スパイダーアームをクランクではなくチェーンリング側に移動させたダイレクトマウント式となる。
セレーションでクランクアームとギア板が嵌合する
シングル用のギアはナローワイドとされている
MTBのコンポーネントとして定着しつつあるダイレクトマウント方式は、クランク周りの軽量化と剛性強化に貢献するものであり、フロントシングル、ダブルに両対応するEC90SLの重量は、172.5mmクランクに40Tのシングルギアを装着した状態で442g、同様の長さのクランクと52/36Tというダブルギアの組み合わせで590gと非常に軽量に仕上がっている。
スパイダーアームとチェーンリングを一体とすることで剛性を高め、加えて、クランクアーム自体のボリューム感溢れる造形やEC90という高剛性カーボン素材を採用。ここにイーストン独自の経験と技術がプラスされている。
フロントシングル仕様のイーストン EC90SL Crank (c)www.eastoncycling.com
フロントダブルはアダプターを使用し、チェーンリングを取り付ける (c)www.eastoncycling.com
シングル用のチェーンリングは、チェーンの保持力を強化するナローワイドテクノロジー(厚歯と薄歯を交互に配置する)が採用されたオフロード仕様。38~50Tまで2T刻みの7サイズが用意されているため、脚力、コースに合わせたチェーンリングを選ぶことができる。軽量を追求するシリアスヒルクライマーにもベストアイテムとなり得るだろう。
また、フロントダブルは53/39、52/36、50/34という3種類の組み合わせが用意されており、幅広いユーザーに対応している。クランクの長さは170、172.5、175mmという3サイズから選択可能だ。スピンドル径は30mm。
イーストン EC90SL Crank (c)www.eastoncycling.com
新規格として過渡期にあるダイレクトマウント方式のクランク。EC90SLが採用する取り付け方法は、フロントシングルギアのパイオニア的存在であるレースフェイスの「Cinch technology」を用いている。クランク根本に設けられたセレーションに、チェーンリングをフリーハブにスプロケットを装着するように取り付け、ボルトで締め付けるのみと簡単で、整備性はもちろん、例えばシクロクロスのレース会場においてもレース前の交換が容易にできる。価格はクランク単体で52,000円、シングルギアで58,000円、ダブルギアで62,000円(いずれも税抜)。
イーストン EC90SL Crank
クランク素材:EC90カーボン
サイズ:170、172.5、175mm
チェーンリング:(フロントダブル)53/39、52/36、50/34 ※スパイダー付き
:(フロントシングル)38、40、42、44、46、48、50T
重量:590g(172.5mm、52/36T)、442g(172.5mm、40T)
Qファクター:149mm
スピンドル径:30mm
BBオプション:BB86、BSA 68mm、PF30 68mm、BB30 68mm、BBright、386Evo
カラー:マットカーボン
税抜価格:52,000円(クランクアーム単体)、58,000円(フロントシングル)、62,000円(フロントダブル)

2009年、当時考えうる最高のクランクとして市場に放たれたイーストンのハイエンドカーボンクランク「EC90」。軽量性と強度、剛性の面で群を抜いたテスト結果を残したプロダクトを作り上げたイーストンが、次世代の軽量・高剛性クランク「EC90SL」をリリースする。
初代EC90が登場した当時は5アームのクランクが主流であったが、シマノ9000系デュラエースの登場によって4アームクランクが主力に。今回紹介するEC90SLも見た目こそ4アーム式だが、スパイダーアームをクランクではなくチェーンリング側に移動させたダイレクトマウント式となる。


MTBのコンポーネントとして定着しつつあるダイレクトマウント方式は、クランク周りの軽量化と剛性強化に貢献するものであり、フロントシングル、ダブルに両対応するEC90SLの重量は、172.5mmクランクに40Tのシングルギアを装着した状態で442g、同様の長さのクランクと52/36Tというダブルギアの組み合わせで590gと非常に軽量に仕上がっている。
スパイダーアームとチェーンリングを一体とすることで剛性を高め、加えて、クランクアーム自体のボリューム感溢れる造形やEC90という高剛性カーボン素材を採用。ここにイーストン独自の経験と技術がプラスされている。


シングル用のチェーンリングは、チェーンの保持力を強化するナローワイドテクノロジー(厚歯と薄歯を交互に配置する)が採用されたオフロード仕様。38~50Tまで2T刻みの7サイズが用意されているため、脚力、コースに合わせたチェーンリングを選ぶことができる。軽量を追求するシリアスヒルクライマーにもベストアイテムとなり得るだろう。
また、フロントダブルは53/39、52/36、50/34という3種類の組み合わせが用意されており、幅広いユーザーに対応している。クランクの長さは170、172.5、175mmという3サイズから選択可能だ。スピンドル径は30mm。

新規格として過渡期にあるダイレクトマウント方式のクランク。EC90SLが採用する取り付け方法は、フロントシングルギアのパイオニア的存在であるレースフェイスの「Cinch technology」を用いている。クランク根本に設けられたセレーションに、チェーンリングをフリーハブにスプロケットを装着するように取り付け、ボルトで締め付けるのみと簡単で、整備性はもちろん、例えばシクロクロスのレース会場においてもレース前の交換が容易にできる。価格はクランク単体で52,000円、シングルギアで58,000円、ダブルギアで62,000円(いずれも税抜)。
イーストン EC90SL Crank
クランク素材:EC90カーボン
サイズ:170、172.5、175mm
チェーンリング:(フロントダブル)53/39、52/36、50/34 ※スパイダー付き
:(フロントシングル)38、40、42、44、46、48、50T
重量:590g(172.5mm、52/36T)、442g(172.5mm、40T)
Qファクター:149mm
スピンドル径:30mm
BBオプション:BB86、BSA 68mm、PF30 68mm、BB30 68mm、BBright、386Evo
カラー:マットカーボン
税抜価格:52,000円(クランクアーム単体)、58,000円(フロントシングル)、62,000円(フロントダブル)
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