14kmを逃げ切った宇都宮ブリッツェン増田成幸が大会2勝目を挙げる

UCIレースの男子チャンピオンロードレースは4人に絞り込まれた先頭から、羽地ダムへの上りで鋭くアタックした増田成幸（宇都宮ブリッツェン）が独走優勝で2勝目。女子はファン・ティン・イン（台湾ナショナルチーム）が2連覇、ジュニアはモーリス・トゥーン（ベイビーダンプ）がそれぞれ優勝した。

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男子チャンピオンロードレース210km　増田成幸（宇都宮ブリッツェン）が14kmを逃げ切って優勝 photo:Hideaki TAKAGI
11月13日（日）にツール・ド・おきなわの国際レースが行われ各レースの勝者が決まった。

男子チャンピオンロードレースはマトリックスパワータグの2名が逃げたが、与那の上りを2回クリアーした集団がキャッチ。代わって抜け出したのは8人、さらに内間康平（ブリヂストンアンカー）のアタックで4人に絞り込まれる。勝負どころの羽地ダムへの上り直線で鋭くアタックした増田がそのまま逃げ切り、2014年に続いて2度目の優勝を果たした。

女子国際は3人に絞り込まれた先頭集団のスプリント勝負をファンが制し優勝。チームTT世界チャンピオンのエレン・ファンダイク（ブールス・ドルマンス）、金子広美（イナーメ信濃山形）が続いた。ジュニア国際は先頭2人のスプリントをモーリス・トゥーン（ベイビーダンプ）が制し、地元の重満丈（北中城高校）は2位に。

女子国際ロードレース100km　ファン・ティン・イン（台湾ナショナルチーム）が優勝 photo:Hideaki TAKAGI

ジュニア国際ロードレース140km　モーリス・トゥーン（ベイビーダンプ）が優勝 photo:Hideaki TAKAGI

男子チャンピオンロードレース210km
1位　増田成幸（宇都宮ブリッツェン）5:07:21.926
2位　ジャイ・クロフォード（キナンサイクリングチーム）+0:33.194
3位　内間康平（ブリヂストンアンカー）+0:40.553
4位　ベンジャミ・プラデス（チーム右京）+3:45.088
5位　湊諒（シマノレーシング）+3:45.212
6位　雨澤毅明（宇都宮ブリッツェン）+3:45.315
7位　西薗良太（ブリヂストンアンカー） +3:45.385
8位　吉田隼人（マトリックスパワータグ）+3:49.746
9位　畑中勇介（チーム右京）+5:35.583

女子国際ロードレース100km
1位　ファン・ティン・イン（台湾ナショナルチーム）3:14:40.209
2位　エレン・ファンダイク（ブールス・ドルマンス）+0:00.026
3位　金子広美（イナーメ信濃山形）+0:01.581
4位　牧瀬翼（あさひMUUR ZERO）+0:30.756
5位　大堀博美（横須賀UNOレーシング）+0:31.106
6位　樫木祥子（ニールプライド南信スバル） +3:18.195
7位　中原恭恵 　 +7:04.316
8位　中井彩子（鹿屋体育大学）+7:04.956
9位　フェッダリン・ソムラト（タイナショナルチーム）+7:05.191
10位　ゼン・ケ・ジン（アクションサイクリングチーム）+7:07.737

ジュニア国際ロードレース140km
1位　モーリス・トゥーン（ベイビーダンプ）3:58:41.297
2位　重満丈（北中城高校） +0:00.065
3位　タナカン・チャイヤソンバット（タイナショナルチーム） +0:42.858
4位　ツォウ・メング・チェ（台湾ナショナルチーム） +8:53.374
5位　平安山良希（北中城高校）+8:54.701
6位　成海大聖（普天間高校）+9:01.933
7位　日野泰静（松山城南高校）+10:18.993
8位　清水貴梨（甲府工業高校）+10:19.559
9位　内田宇海（初芝立命館高校）+12:34.560
10位　日野凌羽（松山城南高校）+12:36.611

photo&text:Makoto AYANO、Hideaki TAKAGI