2016/11/04(金) - 22:35
一日目が盛況のうちに幕を下ろした日本最大級のスポーツバイクフェス「サイクルモード」。各ブースのレポート第2弾はファウスト氏が来日中のピナレロ、奇抜なモンスターマシンを展示した東商会、安全なライドを実現する新作ライトのキャットアイ、そしてカスタムバイクの魅力を伝えるAbove Bike Storeブースをピックアップします。
ピナレロ・ジャパン:ファウスト氏が来場、ウィギンズとヴィヴィアーニのトラックバイクを展示
例年に引き続き、同社バイクを駆りツールを制したクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)を押し出した豪華ブースを展開しているのがピナレロだ。フルームのマイヨジョーヌ獲得を記念したイエローカラーのDOGMAを正面に据えるほか、新規登場した軽量モデルDOGMA X-lightの各種カラーバリエーション、ディスクブレーキモデルなど、DOGMAシリーズのフルラインナップがズラリ並ぶ様は壮観の一言。
また、今年はプロ選手が乗った2台のトラックバイクが用意された。一台は昨年同様にブラドレー・ウィギンズ(イギリス)がアワーレコード獲得した際に乗ったもの、そしてもう一台はイタリアンスプリンター/トラック選手であるエリア・ヴィヴィアーニが実際に使ったBOLIDE HRだ。
本来同じモデルではあるものの、細部を比べるとリアエンドの爪形状やシートステーの形状が異なる部分や3Dプリンター製チタンハンドルなどワンオフ感漂う作りの差が多く、非常に興味深い。極限まで絞り込まれたホイールとフォークのクリアランスなど、その完成度にほれぼれしてしまうほどだ。ちなみに同市販品のフレームセット価格は1,620,000円(税抜)と、こちらも驚きのプライスだ。
また、会場には金曜日からピナレロ社のファウスト・ピナレロ社長が滞在しており、各種トークショー参加や写真撮影、サインなど、マーケットの視察を行いながら丁寧なファンサービスに努めている姿が印象的だった。ダンディすぎるファウスト氏のファンになってしまった!と感激する女性ピナレロユーザーの姿もありました。
東商会:新型S5を世界初公開、超ド級トライアスロンバイクP5Xの展示も
サーヴェロやラピエール、マジィといった人気ブランドを扱う東商会。中でも、このサイクルモードで目玉となるのは、もっとも目立つ位置に展示されたエアロロード「S5」だ。サイクルモード初日の朝、世界的に情報が解禁された新モデルということもあり、実物が多くの人の目に触れるのは、世界でもこのサイクルモードが初となる。
大きな変更点は、ワイドタイヤへと対応したこと。エアロロードとして極限の性能を追及していた前作は23cまでしか装着できなかったが、今回のモデルチェンジで昨今主流となってきた25c以上のワイドタイヤにも対応するタイヤクリアランスを設け、より総合力の高いバイクとして生まれ変わった。
フロントフォークは微妙にベンドする形状となっているほか、ダウンチューブやトップチューブもボリュームアップ。シートステー集合部も剛性が強化されているとのことで、より反応性の高いバイクへと進化しているようだ。シートポストはS3 Discと同様の、ヤグラ部分がくびれることでより多くのしなりを生み出すモデルへと変更されており、快適性も向上している。
Y字型フレームという構造で全世界を驚愕させた最新トライアスロンバイク、P5Xも本邦初公開。全身に装備されたストレージによって、長距離ライドへも対応するモンスターバイクの迫力に多くの人が足を止め、見入っていた。
70周年記念モデルに注目が集まったラピエールや、クラシカルなクロモリバイクからポップなデザインのカーボンバイクまで取りそろえるマジィのブースにも、多くの来場者が集まり、その人気の高さが窺い知れた。他にも、サプリメントブランドのメダリストでは、製品の試飲もでき、多くの来場者の喉を潤していた。
また、展示ブースの横にはサーヴェロ・ラピエール・マジィのオーナー限定の休憩ラウンジが設けられていた。ドリンクやおやつが用意され、歩き通しとなるサイクルモードの中でも足を休めることができる、ひと時のオアシスのような空間。行きかう人たちを眺めながら一息ついていると、ちょっとした優越感を味わえそう。オーナーさんはぜひ足を運んでみては?
キャットアイ:キネティックシリーズや圧倒的明るさのVOLT6000など話題の新作が並ぶ
ホワイト基調で、清潔感のあるブースが印象的なキャットアイ。展示の中心となるのは、豊富なラインアップを誇るライト、そしてサイクルコンピューターたち。実際のハンドルへの装着時をイメージさせる展示方法で、操作感などもわかりやすい。
また、コンパクトながら明るい光量を誇るVOLTシリーズに更なるコンパクトさを誇る新作が登場。VOLT400XC、VOLT100XCという、2つのモデルが用意されたXCシリーズは、非常にコンパクトなボディながらも、それぞれ最大400ルーメン、100ルーメンを照射する、しっかりとしたフロントライトに仕上がっていた。自転車のシルエットを大切にしつつ、明るさは犠牲にできないという方にとって、魅力的な選択となりそうだ。
Above Bike Store:多様にカスタマイズされたオリジナルCXバイクを展示
二子玉川から多摩川を隔てた神奈川県川崎市、二子新地に店舗を構える気鋭のバイクショップ「Above Bike Store」は主催者企画の「MY BIKEベストカスタム」枠として参加。オーナーの須崎さんがプロデュースするオリジナルスチールCXバイク「MUDMAN」を中心にディスプレイし、バリエーションに富んだカスタマイズを見ることができる。
MUDMANは既存製品に加え、このサイクルモードに合わせて神奈川県内の工房ストラトス・シュミット社にて完全オーダーメイドされる仕様も発表されている。ブレーキタイプやエンド、パイプの種類や太さなど、全て組み合わせるパーツやユーザーの乗り方に合わせたセッティングが可能となっている。
店舗と同じくワクワク感溢れるブースには、織田聖選手が昨年のCX世界選手権で駆ったバイクを筆頭に、Rapha Prestige仕様やGRINDURO仕様、ヨーロッパの山中をロングツーリングしたバイクなどが展示され、さながら最新遊びスタイルの伝道師といったところ。Above Bike Storeのインハウス塗装工房「Swamp Things(スワンプシングス)」で展開するペイントモチーフも少量展示されているので、興味のある方はのぞいてみてほしい。
text&photo:CW編集部
ピナレロ・ジャパン:ファウスト氏が来場、ウィギンズとヴィヴィアーニのトラックバイクを展示
例年に引き続き、同社バイクを駆りツールを制したクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)を押し出した豪華ブースを展開しているのがピナレロだ。フルームのマイヨジョーヌ獲得を記念したイエローカラーのDOGMAを正面に据えるほか、新規登場した軽量モデルDOGMA X-lightの各種カラーバリエーション、ディスクブレーキモデルなど、DOGMAシリーズのフルラインナップがズラリ並ぶ様は壮観の一言。
また、今年はプロ選手が乗った2台のトラックバイクが用意された。一台は昨年同様にブラドレー・ウィギンズ(イギリス)がアワーレコード獲得した際に乗ったもの、そしてもう一台はイタリアンスプリンター/トラック選手であるエリア・ヴィヴィアーニが実際に使ったBOLIDE HRだ。
本来同じモデルではあるものの、細部を比べるとリアエンドの爪形状やシートステーの形状が異なる部分や3Dプリンター製チタンハンドルなどワンオフ感漂う作りの差が多く、非常に興味深い。極限まで絞り込まれたホイールとフォークのクリアランスなど、その完成度にほれぼれしてしまうほどだ。ちなみに同市販品のフレームセット価格は1,620,000円(税抜)と、こちらも驚きのプライスだ。
また、会場には金曜日からピナレロ社のファウスト・ピナレロ社長が滞在しており、各種トークショー参加や写真撮影、サインなど、マーケットの視察を行いながら丁寧なファンサービスに努めている姿が印象的だった。ダンディすぎるファウスト氏のファンになってしまった!と感激する女性ピナレロユーザーの姿もありました。
東商会:新型S5を世界初公開、超ド級トライアスロンバイクP5Xの展示も
サーヴェロやラピエール、マジィといった人気ブランドを扱う東商会。中でも、このサイクルモードで目玉となるのは、もっとも目立つ位置に展示されたエアロロード「S5」だ。サイクルモード初日の朝、世界的に情報が解禁された新モデルということもあり、実物が多くの人の目に触れるのは、世界でもこのサイクルモードが初となる。
大きな変更点は、ワイドタイヤへと対応したこと。エアロロードとして極限の性能を追及していた前作は23cまでしか装着できなかったが、今回のモデルチェンジで昨今主流となってきた25c以上のワイドタイヤにも対応するタイヤクリアランスを設け、より総合力の高いバイクとして生まれ変わった。
フロントフォークは微妙にベンドする形状となっているほか、ダウンチューブやトップチューブもボリュームアップ。シートステー集合部も剛性が強化されているとのことで、より反応性の高いバイクへと進化しているようだ。シートポストはS3 Discと同様の、ヤグラ部分がくびれることでより多くのしなりを生み出すモデルへと変更されており、快適性も向上している。
Y字型フレームという構造で全世界を驚愕させた最新トライアスロンバイク、P5Xも本邦初公開。全身に装備されたストレージによって、長距離ライドへも対応するモンスターバイクの迫力に多くの人が足を止め、見入っていた。
70周年記念モデルに注目が集まったラピエールや、クラシカルなクロモリバイクからポップなデザインのカーボンバイクまで取りそろえるマジィのブースにも、多くの来場者が集まり、その人気の高さが窺い知れた。他にも、サプリメントブランドのメダリストでは、製品の試飲もでき、多くの来場者の喉を潤していた。
また、展示ブースの横にはサーヴェロ・ラピエール・マジィのオーナー限定の休憩ラウンジが設けられていた。ドリンクやおやつが用意され、歩き通しとなるサイクルモードの中でも足を休めることができる、ひと時のオアシスのような空間。行きかう人たちを眺めながら一息ついていると、ちょっとした優越感を味わえそう。オーナーさんはぜひ足を運んでみては?
キャットアイ:キネティックシリーズや圧倒的明るさのVOLT6000など話題の新作が並ぶ
ホワイト基調で、清潔感のあるブースが印象的なキャットアイ。展示の中心となるのは、豊富なラインアップを誇るライト、そしてサイクルコンピューターたち。実際のハンドルへの装着時をイメージさせる展示方法で、操作感などもわかりやすい。
また、コンパクトながら明るい光量を誇るVOLTシリーズに更なるコンパクトさを誇る新作が登場。VOLT400XC、VOLT100XCという、2つのモデルが用意されたXCシリーズは、非常にコンパクトなボディながらも、それぞれ最大400ルーメン、100ルーメンを照射する、しっかりとしたフロントライトに仕上がっていた。自転車のシルエットを大切にしつつ、明るさは犠牲にできないという方にとって、魅力的な選択となりそうだ。
Above Bike Store:多様にカスタマイズされたオリジナルCXバイクを展示
二子玉川から多摩川を隔てた神奈川県川崎市、二子新地に店舗を構える気鋭のバイクショップ「Above Bike Store」は主催者企画の「MY BIKEベストカスタム」枠として参加。オーナーの須崎さんがプロデュースするオリジナルスチールCXバイク「MUDMAN」を中心にディスプレイし、バリエーションに富んだカスタマイズを見ることができる。
MUDMANは既存製品に加え、このサイクルモードに合わせて神奈川県内の工房ストラトス・シュミット社にて完全オーダーメイドされる仕様も発表されている。ブレーキタイプやエンド、パイプの種類や太さなど、全て組み合わせるパーツやユーザーの乗り方に合わせたセッティングが可能となっている。
店舗と同じくワクワク感溢れるブースには、織田聖選手が昨年のCX世界選手権で駆ったバイクを筆頭に、Rapha Prestige仕様やGRINDURO仕様、ヨーロッパの山中をロングツーリングしたバイクなどが展示され、さながら最新遊びスタイルの伝道師といったところ。Above Bike Storeのインハウス塗装工房「Swamp Things(スワンプシングス)」で展開するペイントモチーフも少量展示されているので、興味のある方はのぞいてみてほしい。
text&photo:CW編集部
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