2016/10/10(月) - 11:56
輪島市で行われたJBCFが主催する最も高いステータスの経済産業大臣旗ロード。オスカル・プジョル(チーム右京)が序盤から逃げて圧倒的な登坂力で優勝を果たしました。団体賞もチーム右京が獲得した。
AAAの経済産業大臣旗杯
レースレイティングがAAAと最も高いステータスの経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ。10月9日(日)に2つの登坂区間と少ない平坦区間が組み合わさった輪島市門前町のコースで行われた。コースの特性から登坂力があることが基本で、過去は先頭集団が人数を減らしていく展開が多い。
P1は12.6kmのコースを7周とフィニッシュまでの0.4kmで88.6kmのレース。1周目の上り区間からアタックがかかり10人前後が先行するが平坦部分で一つにまとまる。
2周目でオスカル・プジョルがアタック
2周目前半でプジョルら4人が先行し2つめの上りで9人となりそこからプジョルがアタック。これをホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)が追い、下り区間で合流し先頭は2人に。レースはこの2人とメイン集団の構図がその後続く。
メイン集団は宇都宮ブリッツェンとブリヂストンアンカーサイクリングチームが先頭を引く。宇都宮ブリッツェンは登坂力のある増田成幸が赤城山ヒルクライムの落車で負傷し、ジャパンカップ出場を見据え治療に専念するため欠場している。
先行する2人とメイン集団とのタイム差は最大1分30秒だが、まえばしクリテリウムのプジョルらの逃げ切りとコースを考えると逃げ切りの可能性がある。そのため5周目からメイン集団のペースをブリヂストンアンカー中心に上げていく。
ブリヂストンアンカー勢が追い上げる
そして6周目前半の上り、そこまで先頭を引いていたブリヂストンアンカーの内間康平と井上和郎が下がり初山翔も全開で引くと下がっていく。このペースアップで集団は分裂し4人の追走が形成。トマ・ルバと西薗良太(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)、ベンジャミ・プラデス(チーム右京)そして中根英登(愛三工業レーシングチーム)だ。
オスカル・プジョルが逃げ切り優勝
6周目後半の上り区間で先頭からホセ・ビセンテが下がり追走に合流して、先頭のプジョルと追走5人に。タイム差は縮まるがプジョルも粘る。最終周回入って追走から西薗が下がり中根がアタック。これにプラデスが反応するが最終周回後半に追走はルバとプラデスになる。
プジョルはタイム差をキープして独走優勝。これにプラデスが続いた。昨年の輪翔旗杯は畑中勇介が勝利しており、チームとして2連勝だ。また各チーム上位3名の合計で競われる団体賞はチーム右京が連覇し、経済産業省製造産業局車両室長の塩手能景氏から経済産業大臣旗が贈られた。
結果
P1クラスタ 88.6km
1位 オスカル・プジョル(チーム右京)2時間27分55秒
2位 ベンジャミ・プラデス(チーム右京)+31秒
3位 トマ・ルバ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
4位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)+39秒
5位 中根英登(愛三工業レーシングチーム)+40秒
6位 ロイック・デリアク(ニールプライド南信スバルサイクリングチーム)+2分07秒
7位 ロドリゴ・アラケ(チーム右京)+2分08秒
8位 西薗良太(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+2分23秒
9位 サルバドール・グアルディオラ(チーム右京)
10位 畑中勇介(チーム右京)+3分40秒
Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
Fクラスタ 25.6km
1位 坂口聖香(パナソニックレディース)50分47秒
2位 福田咲絵(慶応義塾大学自転車競技部)+04秒
3位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)+1分21秒
Jフェミニンツアーリーダー 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)
E1クラスタ 50.8km
1位 寺崎武郎(バルバレーシングクラブ)1時間29分47秒
2位 岡篤志(弱虫ペダルサイクリングチーム)
3位 中村俊介(SEKIYA)+02秒
4位 小川恵佑(なるしまフレンド)+26秒
5位 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)+29秒
6位 星野将宏(Y's Road)+33秒
E2クラスタ 38.2km
1位 中川直樹(SPADE・ACE)1時間09分00秒
2位 谷順成(関西大学Cycle Racing Team)
3位 中尾峻(Team SHIDO)
4位 小嶋渓円(たかだフレンドレーシング)
5位 生田目修(イナーメ信濃山形‐EFT)+01秒
6位 齋藤友一(バルバレーシングクラブ)
E3クラスタ 38.2km
1位 門田祐輔(ボンシャンス)1時間08分42秒
2位 新里峰人(CIERVO NARA ELITE)+06秒
3位 高橋聡一(シマノドリンキング)+09秒
4位 森拓也(TEAM SPORTS KID)+1分31秒
5位 天春雄也(MAX SPEED 97 GOKISO)+1分32秒
6位 松井健太(エルドラード・エスペランサ)+2分14秒
photo&text:高木秀彰
AAAの経済産業大臣旗杯
レースレイティングがAAAと最も高いステータスの経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ。10月9日(日)に2つの登坂区間と少ない平坦区間が組み合わさった輪島市門前町のコースで行われた。コースの特性から登坂力があることが基本で、過去は先頭集団が人数を減らしていく展開が多い。
P1は12.6kmのコースを7周とフィニッシュまでの0.4kmで88.6kmのレース。1周目の上り区間からアタックがかかり10人前後が先行するが平坦部分で一つにまとまる。
2周目でオスカル・プジョルがアタック
2周目前半でプジョルら4人が先行し2つめの上りで9人となりそこからプジョルがアタック。これをホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)が追い、下り区間で合流し先頭は2人に。レースはこの2人とメイン集団の構図がその後続く。
メイン集団は宇都宮ブリッツェンとブリヂストンアンカーサイクリングチームが先頭を引く。宇都宮ブリッツェンは登坂力のある増田成幸が赤城山ヒルクライムの落車で負傷し、ジャパンカップ出場を見据え治療に専念するため欠場している。
先行する2人とメイン集団とのタイム差は最大1分30秒だが、まえばしクリテリウムのプジョルらの逃げ切りとコースを考えると逃げ切りの可能性がある。そのため5周目からメイン集団のペースをブリヂストンアンカー中心に上げていく。
ブリヂストンアンカー勢が追い上げる
そして6周目前半の上り、そこまで先頭を引いていたブリヂストンアンカーの内間康平と井上和郎が下がり初山翔も全開で引くと下がっていく。このペースアップで集団は分裂し4人の追走が形成。トマ・ルバと西薗良太(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)、ベンジャミ・プラデス(チーム右京)そして中根英登(愛三工業レーシングチーム)だ。
オスカル・プジョルが逃げ切り優勝
6周目後半の上り区間で先頭からホセ・ビセンテが下がり追走に合流して、先頭のプジョルと追走5人に。タイム差は縮まるがプジョルも粘る。最終周回入って追走から西薗が下がり中根がアタック。これにプラデスが反応するが最終周回後半に追走はルバとプラデスになる。
プジョルはタイム差をキープして独走優勝。これにプラデスが続いた。昨年の輪翔旗杯は畑中勇介が勝利しており、チームとして2連勝だ。また各チーム上位3名の合計で競われる団体賞はチーム右京が連覇し、経済産業省製造産業局車両室長の塩手能景氏から経済産業大臣旗が贈られた。
結果
P1クラスタ 88.6km
1位 オスカル・プジョル(チーム右京)2時間27分55秒
2位 ベンジャミ・プラデス(チーム右京)+31秒
3位 トマ・ルバ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
4位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)+39秒
5位 中根英登(愛三工業レーシングチーム)+40秒
6位 ロイック・デリアク(ニールプライド南信スバルサイクリングチーム)+2分07秒
7位 ロドリゴ・アラケ(チーム右京)+2分08秒
8位 西薗良太(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+2分23秒
9位 サルバドール・グアルディオラ(チーム右京)
10位 畑中勇介(チーム右京)+3分40秒
Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
Fクラスタ 25.6km
1位 坂口聖香(パナソニックレディース)50分47秒
2位 福田咲絵(慶応義塾大学自転車競技部)+04秒
3位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)+1分21秒
Jフェミニンツアーリーダー 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)
E1クラスタ 50.8km
1位 寺崎武郎(バルバレーシングクラブ)1時間29分47秒
2位 岡篤志(弱虫ペダルサイクリングチーム)
3位 中村俊介(SEKIYA)+02秒
4位 小川恵佑(なるしまフレンド)+26秒
5位 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)+29秒
6位 星野将宏(Y's Road)+33秒
E2クラスタ 38.2km
1位 中川直樹(SPADE・ACE)1時間09分00秒
2位 谷順成(関西大学Cycle Racing Team)
3位 中尾峻(Team SHIDO)
4位 小嶋渓円(たかだフレンドレーシング)
5位 生田目修(イナーメ信濃山形‐EFT)+01秒
6位 齋藤友一(バルバレーシングクラブ)
E3クラスタ 38.2km
1位 門田祐輔(ボンシャンス)1時間08分42秒
2位 新里峰人(CIERVO NARA ELITE)+06秒
3位 高橋聡一(シマノドリンキング)+09秒
4位 森拓也(TEAM SPORTS KID)+1分31秒
5位 天春雄也(MAX SPEED 97 GOKISO)+1分32秒
6位 松井健太(エルドラード・エスペランサ)+2分14秒
photo&text:高木秀彰
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