2009/03/01(日) - 08:51
12年ぶりに復活したジロ・ディ・サルデーニャ(UCI2.1)。イタリア半島の西、地中海に浮かぶ四国より少し大きなサルデーニャ島を舞台に、5日間に渡るステージレースが開催された。イタリアを代表するスプリンターが連日鎬(しのぎ)を削り、ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)が総合優勝に輝いた。
1997年を最後に休止していたジロ・ディ・サルデーニャが、12年の時を経て復活。まるっきり同時期に開催予定だったブエルタ・ア・バレンシア(UCI2.1)が、資金難によるキャンセルに追い込まれたため、サルデーニャにはスプリンターを中心に有力選手が顔を揃えた。
出場するプロツアーチームは、ランプレ、リクイガス、フジ・セルヴェットの3チームと、イタリア登録チームを中心としたプロコンチネンタル11チーム。2年連続マリアチクラミーノ(ジロのポイント賞ジャージ)を狙うダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)と、かつての世界トップスプリンターのアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス)が出場。この新旧イタリアンスプリンターの一騎打ちに注目が集まった。
第1ステージ オルビア〜オルビア 184.2km (コースプロフィール)
サルデーニャ島北部で行なわれた第1ステージは、16km地点からマキシム・ベルコフ(ロシア、ISD)ら3名が飛び出し、最大5分47秒のリードを得て逃げ続けた。メイン集団はLPRブレークスとリクイガスがコントロールし、後半に入るとランプレもこれに合流。先頭の3名はゴール20km手前で吸収された。
ゴール前で主導権を握ったのはランプレ。アルカンシェルを着るアレッサンドロ・バッラン(イタリア)の献身的な引きがライバルを寄せ付けず、ミルコ・ロレンツェット(イタリア)が最終発射台のエンリーコ・ガスパロット(イタリア)とともに先頭でゴール。注目のペタッキもスプリントに絡んだが、ランプレのワンツー体制を崩すことは出来なかった。ベンナーティは6位。「位置取りが悪くて全くチャンスが無かった」と敗因を語っている。
ペタッキも「後方で位置取りに苦労していたら、ランプレがラスト250mでスプリントを開始した」と、お手上げの様子。しかし「上りでの感触は良かったよ」と述べ、ミラノ〜サンレモに向けて調子の良さをのぞかせた。
第1ステージ結果
1位 ミルコ・ロレンツェット(イタリア、ランプレ)4h30'42"
2位 エンリーコ・ガスパロット(イタリア、ランプレ)
3位 アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス)
4位 ティツィアーノ・ダラントニア(イタリア、CSFグループ・ナヴィガーレ)
5位 オスカル・ガット(イタリア、ISD)
総合首位 ミルコ・ロレンツェット(イタリア、ランプレ)
第2ステージ ポルト・トッレス〜サントゥ・ルッスルジュ 164km (コースプロフィール)
レースは2007年のTOJ(ツアー・オブ・ジャパン)覇者フランチェスコ・マシャレッリ(イタリア、アックア・エ・サポーネ)らが逃げを試みたが、リーダージャージ擁するランプレがラスト5kmですべての逃げを封印。最後は集団スプリントに持ち込まれ、リーダージャージを着るロレンツェットがダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)を僅差で破った。
昨年までミルラムに所属していたロレンツェットは、かつてペタッキの発射台を務めたこともある。サルデーニャを訪れた2007年ジロ第3ステージでも、アシストとしてペタッキの勝利をサポートした。
ステージ連勝で総合トップの座を守ったが、「2勝したからと言って、自分がベンナーティとペタッキより優れたスプリンターだとは思っていない。でも自分の可能性を感じるには充分な勝利だ」と控えめなコメント。一方で「(昨年5位の)ミラノ〜サンレモは常に頭の中にあるよ」と、「クラッシチッシマ(サンレモの呼称)」の有力候補に名乗りを挙げた。
第2ステージ結果
1位 ミルコ・ロレンツェット(イタリア、ランプレ)4h10'21"
2位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)
3位 ヘスス・デルネロ(スペイン、フジ・セルヴェット)
4位 アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス)
5位 ティツィアーノ・ダラントニア(イタリア、CSFグループ・ナヴィガーレ)
総合首位 ミルコ・ロレンツェット(イタリア、ランプレ)
第3ステージ オリスターノ〜トルトリ 173.2km (コースプロフィール)
レース中盤に1級山岳ヴァリコ・アルクエリが登場する第3ステージ。序盤から飛び出したレオナルド・ジョルダーニ(イタリア、チェラミカフラミにア)らが100kmに渡って逃げ続けたが吸収。山岳に苦しめられたリーダージャージのロレンツェットは脱落し、ゴールまで20kmを残して22名の先頭グループが形成された。
このベンナーティらを含む強力な22名のグループは、後続を2分以上引き離してトルトリのゴール地点にやってきた。最後はこの小集団によるスプリント勝負に持ち込まれ、ヴィスコンティにアシストされたオスカル・ガット(イタリア、ISD)が、アルカンシェルのアレッサンドロ・バッラン(イタリア、ランプレ)を破って優勝。
24歳のガットは今シーズン誕生したばかりのISDにチーム結成後初勝利をプレゼントした。2分遅れでゴールしたロレンツェットに代わって、リーダージャージはガットの手に渡っている。ガットは「ゲロルシュタイナーでの2年間はエースを任されることは無かった。この勝利は、僕に信頼を寄せてくれたルーカ・シント監督へのプレゼントだ」とコメントしている。
第3ステージ結果
1位 オスカル・ガット(イタリア、ISD)4h31'37"
2位 アレッサンドロ・バッラン(イタリア、ランプレ)
3位 ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD)
4位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)
5位 グレガ・ボーレ(スロベニア、アミーカチップス)
総合首位 オスカル・ガット(イタリア、ISD)
第4ステージ アルバタックス〜カリアリ 147.5km (コースプロフィール)
終盤に3級山岳を含むアップダウンが登場するが、この日もスプリンターの勢いは止まらなかった。序盤からの逃げはすべてスプリンターチームによって封じ込められ、最後はカリアリのローマ大通りでの集団スプリント勝負に。
同じローマ大通りにゴールした2007年ジロ・デ・イタリア第3ステージで優勝を飾っているアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス)は、チームメイトに発射されたが伸びず、ロレンツェットとの接戦を制したベンナーティが優勝。ボーナスタイムによりベンナーティが総合トップに立った。
リーダージャージを獲得したベンナーティは「総合優勝も実現できれば素晴らしい。もう厳しい山岳は残っていないし、残りは平地ばかりだ」と、自身初のステージレース制覇も視野に入れる。また、今シーズンの予定について、「今年はジロとツールに出場する。でもその前にクラシックレースだ。ミラノ〜サンレモ、ロンド・ファン・フラーンデレン、ヘント〜ウェベルヘムに出場する予定」と述べている。
第4ステージ結果
1位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)3h28'59"
2位 ミルコ・ロレンツェット(イタリア、ランプレ)
3位 ユーリ・メトルシェンコ(ウクライナ、アモーレ・エ・ヴィータ)
4位 マッティア・ガヴァッツィ(イタリア、ディキジョヴァンニ)
5位 アレッサンドロ・バッラン(イタリア、ランプレ)
総合首位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)
第5ステージ カルボニア〜カリアリ 143.9km (コースプロフィール)
スプリンターチームは狙ったチャンスは逃さない。サルデーニャ最終日、この日も勝負は集団スプリントに持ち込まれた。前日と同じローマ大通りで大集団によるスプリント勝負が繰り広げられ、牽引役オンガラートにラスト200mで発射されたアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス)が先頭でゴールへ。リーダージャージのベンナーティがこれに対抗したが届かず、ペタッキが力強く手を挙げた。
最終日にしてサルデーニャでようやく勝利を手にしたペタッキは「石畳で向かい風の難しいコンディションだったが、今日のスプリントは完璧だった。落車の影響で序盤ステージは調子が上がらなかったけど、日を追うごとに復調。次はティレーノ〜アドリアティコ、そしてミラノ〜サンレモだ」と述べている。
この日2位に入ったベンナーティはリーダージャージを守り、自身初のステージレース総合優勝を飾った。「今日はリーダージャージを守ることに集中していた。このサルデーニャは素晴らしいトレーニングになったよ。次のレースはモンテ・パスキ・エロイカ(土曜日)。すでにゴール地点はチェックしているし、何よりトスカーナ州は僕の地元。本来の調子でレースに挑めると思う」と述べた。
レース展開、および選手コメントはイタリア・ガゼッタ紙より。
第5ステージ結果
1位 アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス)3h33'00"
2位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)
3位 マヌエル・ベレッティ(イタリア、ディキジョヴァンニ)
4位 ミルコ・ロレンツェット(イタリア、ランプレ)
5位 ダニエル・ムシオル(ドイツ、フォアアールベルク)
個人総合成績
1位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)20h14'17"
2位 オスカル・ガット(イタリア、ISD)+12"
3位 アレッサンドロ・バッラン(イタリア、ランプレ)+16"
4位 ヘスス・デルネロ(スペイン、フジ・セルヴェット)+18"
5位 ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD)
ポイント賞
ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)
山岳賞
プリジミスラウ・ニエミエツ(ポーランド、ミケ)
新人賞
オスカル・ガット(イタリア、ISD)
チーム総合成績
ISD
1997年を最後に休止していたジロ・ディ・サルデーニャが、12年の時を経て復活。まるっきり同時期に開催予定だったブエルタ・ア・バレンシア(UCI2.1)が、資金難によるキャンセルに追い込まれたため、サルデーニャにはスプリンターを中心に有力選手が顔を揃えた。
出場するプロツアーチームは、ランプレ、リクイガス、フジ・セルヴェットの3チームと、イタリア登録チームを中心としたプロコンチネンタル11チーム。2年連続マリアチクラミーノ(ジロのポイント賞ジャージ)を狙うダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)と、かつての世界トップスプリンターのアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス)が出場。この新旧イタリアンスプリンターの一騎打ちに注目が集まった。
第1ステージ オルビア〜オルビア 184.2km (コースプロフィール)
サルデーニャ島北部で行なわれた第1ステージは、16km地点からマキシム・ベルコフ(ロシア、ISD)ら3名が飛び出し、最大5分47秒のリードを得て逃げ続けた。メイン集団はLPRブレークスとリクイガスがコントロールし、後半に入るとランプレもこれに合流。先頭の3名はゴール20km手前で吸収された。
ゴール前で主導権を握ったのはランプレ。アルカンシェルを着るアレッサンドロ・バッラン(イタリア)の献身的な引きがライバルを寄せ付けず、ミルコ・ロレンツェット(イタリア)が最終発射台のエンリーコ・ガスパロット(イタリア)とともに先頭でゴール。注目のペタッキもスプリントに絡んだが、ランプレのワンツー体制を崩すことは出来なかった。ベンナーティは6位。「位置取りが悪くて全くチャンスが無かった」と敗因を語っている。
ペタッキも「後方で位置取りに苦労していたら、ランプレがラスト250mでスプリントを開始した」と、お手上げの様子。しかし「上りでの感触は良かったよ」と述べ、ミラノ〜サンレモに向けて調子の良さをのぞかせた。
第1ステージ結果
1位 ミルコ・ロレンツェット(イタリア、ランプレ)4h30'42"
2位 エンリーコ・ガスパロット(イタリア、ランプレ)
3位 アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス)
4位 ティツィアーノ・ダラントニア(イタリア、CSFグループ・ナヴィガーレ)
5位 オスカル・ガット(イタリア、ISD)
総合首位 ミルコ・ロレンツェット(イタリア、ランプレ)
第2ステージ ポルト・トッレス〜サントゥ・ルッスルジュ 164km (コースプロフィール)
レースは2007年のTOJ(ツアー・オブ・ジャパン)覇者フランチェスコ・マシャレッリ(イタリア、アックア・エ・サポーネ)らが逃げを試みたが、リーダージャージ擁するランプレがラスト5kmですべての逃げを封印。最後は集団スプリントに持ち込まれ、リーダージャージを着るロレンツェットがダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)を僅差で破った。
昨年までミルラムに所属していたロレンツェットは、かつてペタッキの発射台を務めたこともある。サルデーニャを訪れた2007年ジロ第3ステージでも、アシストとしてペタッキの勝利をサポートした。
ステージ連勝で総合トップの座を守ったが、「2勝したからと言って、自分がベンナーティとペタッキより優れたスプリンターだとは思っていない。でも自分の可能性を感じるには充分な勝利だ」と控えめなコメント。一方で「(昨年5位の)ミラノ〜サンレモは常に頭の中にあるよ」と、「クラッシチッシマ(サンレモの呼称)」の有力候補に名乗りを挙げた。
第2ステージ結果
1位 ミルコ・ロレンツェット(イタリア、ランプレ)4h10'21"
2位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)
3位 ヘスス・デルネロ(スペイン、フジ・セルヴェット)
4位 アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス)
5位 ティツィアーノ・ダラントニア(イタリア、CSFグループ・ナヴィガーレ)
総合首位 ミルコ・ロレンツェット(イタリア、ランプレ)
第3ステージ オリスターノ〜トルトリ 173.2km (コースプロフィール)
レース中盤に1級山岳ヴァリコ・アルクエリが登場する第3ステージ。序盤から飛び出したレオナルド・ジョルダーニ(イタリア、チェラミカフラミにア)らが100kmに渡って逃げ続けたが吸収。山岳に苦しめられたリーダージャージのロレンツェットは脱落し、ゴールまで20kmを残して22名の先頭グループが形成された。
このベンナーティらを含む強力な22名のグループは、後続を2分以上引き離してトルトリのゴール地点にやってきた。最後はこの小集団によるスプリント勝負に持ち込まれ、ヴィスコンティにアシストされたオスカル・ガット(イタリア、ISD)が、アルカンシェルのアレッサンドロ・バッラン(イタリア、ランプレ)を破って優勝。
24歳のガットは今シーズン誕生したばかりのISDにチーム結成後初勝利をプレゼントした。2分遅れでゴールしたロレンツェットに代わって、リーダージャージはガットの手に渡っている。ガットは「ゲロルシュタイナーでの2年間はエースを任されることは無かった。この勝利は、僕に信頼を寄せてくれたルーカ・シント監督へのプレゼントだ」とコメントしている。
第3ステージ結果
1位 オスカル・ガット(イタリア、ISD)4h31'37"
2位 アレッサンドロ・バッラン(イタリア、ランプレ)
3位 ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD)
4位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)
5位 グレガ・ボーレ(スロベニア、アミーカチップス)
総合首位 オスカル・ガット(イタリア、ISD)
第4ステージ アルバタックス〜カリアリ 147.5km (コースプロフィール)
終盤に3級山岳を含むアップダウンが登場するが、この日もスプリンターの勢いは止まらなかった。序盤からの逃げはすべてスプリンターチームによって封じ込められ、最後はカリアリのローマ大通りでの集団スプリント勝負に。
同じローマ大通りにゴールした2007年ジロ・デ・イタリア第3ステージで優勝を飾っているアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス)は、チームメイトに発射されたが伸びず、ロレンツェットとの接戦を制したベンナーティが優勝。ボーナスタイムによりベンナーティが総合トップに立った。
リーダージャージを獲得したベンナーティは「総合優勝も実現できれば素晴らしい。もう厳しい山岳は残っていないし、残りは平地ばかりだ」と、自身初のステージレース制覇も視野に入れる。また、今シーズンの予定について、「今年はジロとツールに出場する。でもその前にクラシックレースだ。ミラノ〜サンレモ、ロンド・ファン・フラーンデレン、ヘント〜ウェベルヘムに出場する予定」と述べている。
第4ステージ結果
1位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)3h28'59"
2位 ミルコ・ロレンツェット(イタリア、ランプレ)
3位 ユーリ・メトルシェンコ(ウクライナ、アモーレ・エ・ヴィータ)
4位 マッティア・ガヴァッツィ(イタリア、ディキジョヴァンニ)
5位 アレッサンドロ・バッラン(イタリア、ランプレ)
総合首位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)
第5ステージ カルボニア〜カリアリ 143.9km (コースプロフィール)
スプリンターチームは狙ったチャンスは逃さない。サルデーニャ最終日、この日も勝負は集団スプリントに持ち込まれた。前日と同じローマ大通りで大集団によるスプリント勝負が繰り広げられ、牽引役オンガラートにラスト200mで発射されたアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス)が先頭でゴールへ。リーダージャージのベンナーティがこれに対抗したが届かず、ペタッキが力強く手を挙げた。
最終日にしてサルデーニャでようやく勝利を手にしたペタッキは「石畳で向かい風の難しいコンディションだったが、今日のスプリントは完璧だった。落車の影響で序盤ステージは調子が上がらなかったけど、日を追うごとに復調。次はティレーノ〜アドリアティコ、そしてミラノ〜サンレモだ」と述べている。
この日2位に入ったベンナーティはリーダージャージを守り、自身初のステージレース総合優勝を飾った。「今日はリーダージャージを守ることに集中していた。このサルデーニャは素晴らしいトレーニングになったよ。次のレースはモンテ・パスキ・エロイカ(土曜日)。すでにゴール地点はチェックしているし、何よりトスカーナ州は僕の地元。本来の調子でレースに挑めると思う」と述べた。
レース展開、および選手コメントはイタリア・ガゼッタ紙より。
第5ステージ結果
1位 アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、LPRブレークス)3h33'00"
2位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)
3位 マヌエル・ベレッティ(イタリア、ディキジョヴァンニ)
4位 ミルコ・ロレンツェット(イタリア、ランプレ)
5位 ダニエル・ムシオル(ドイツ、フォアアールベルク)
個人総合成績
1位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)20h14'17"
2位 オスカル・ガット(イタリア、ISD)+12"
3位 アレッサンドロ・バッラン(イタリア、ランプレ)+16"
4位 ヘスス・デルネロ(スペイン、フジ・セルヴェット)+18"
5位 ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD)
ポイント賞
ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)
山岳賞
プリジミスラウ・ニエミエツ(ポーランド、ミケ)
新人賞
オスカル・ガット(イタリア、ISD)
チーム総合成績
ISD
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