2016/07/31(日) - 11:25
インターハイ・トラック競技2日目は3種目で決勝が行われた。チームスプリントは別府商・別府翔青が優勝。4kmチームパーシュートは岐阜第一が大会新記録で優勝。女子スクラッチでは中村愛花(福井科技)が優勝した。
鳥取県倉吉市の倉吉自転車競技場で行われているインターハイの自転車競技。トラック2日目は団体種目2つで決勝が行われた他、スプリント、ケイリン、4km速度競争の準決勝、ポイントレースと3kkmインディヴィデュアルパーシュートの予選が行われた。また、女子はスクラッチの決勝が行われた他、ケイリンの1回戦が行われた。
チームスプリント 別府商・別府翔青が予選を上回るタイムで優勝
別府商・別府翔青と静岡北の対戦となったチームスプリント決勝。別府商・別府翔青が、前日の予選タイムをさらに縮める1分4秒880を出して優勝した。3・4位決定戦では、予選3位の八戸工が予選タイムを上回れず1分6秒台にとどまった一方、予選4位の吉田が1分5秒台を維持。逆転で3位に入った。
チームスプリント 結果
1位 別府商・別府翔青(甲斐、長松、田仲) 1分4秒880
2位 静岡北(齋木、吉元、松本) 1分5秒411
3位 吉田(治田、滝本、塩原) 1分5秒769
4位 八戸工(嵯峨、根城、磯島) 1分6秒253
5位 暁(阿部、五味、村上) 1分5秒913 以下予選時タイム
6位 南大隅(井手口、塩島、谷元) 1分5秒959
7位 岡山工(昼田、矢部、合地) 1分5秒966
8位 千原台(岩本、滿田、東矢) 1分6秒004
4kmチームパーシュート 4分22秒台を出した岐阜第一が優勝
予選で大会新記録を出した2校、榛生昇陽と岐阜第一の対戦となった4kmチームパーシュート決勝。序盤からハイペースを維持する岐阜第一が4分22秒台を出したのに対し、榛生昇陽は予選タイムより1秒以上遅い4分24秒台にとどまった。
優勝した岐阜第一、チームパーシュートのキャプテンを務めた大屋正聡は、「昨年のインターハイで負けた悔しさが1年経ってもぬぐえなかったので、勝てて嬉しいです。出来れば東海大会で出した4分21秒台に届かせたかったです。」と、決勝後に話す。岐阜第一のメンバーは、同校の卒業生である競輪選手の近藤龍徳(たつのり)選手から贈られたヘルメットで決勝を走った。「昨日の予選でも使う予定だったんですけれど、今日に賭けたかったので、決勝だけにしました」と言う。偉大な先輩の力が優勝への後押しとなったようだ。
4kmチームパーシュート 結果
1位 岐阜第一(大屋、亀谷、菅原、松田) 4分22秒998 大会新
2位 榛生昇陽(奥村、今西、西原、河野) 4分24秒426
3位 岐南工(林、澤木、清生、棚瀬) 4分25秒336
4位 福井科技(竹澤、脇本、小松原、岸田) 4分26秒571
5位 氷見(村田、林、河原、南儀) 4分32秒065 以下予選時
6位 白河実業(鵜沼、菊池、角田、石井) 4分32秒111
7位 石田(梅本、堀、遠藤、吉原) 4分32秒454
8位 祐誠(西富、花田、鶴、宮川) 4分33秒329
女子スクラッチ 高校選抜に続き中村愛花が優勝
16人が出走した女子スクラッチは6㎞で行われた。残り1km、「逃げ切れるとは思っていなかったけれど、行くしかないと思った」と言う池上あかり(祐誠)が単独で先行する。高校選抜のスクラッチで優勝している中村愛花(福井科技)が追走。残り半周で池上を抜いてトップに立ち、そのままゴールして優勝した。
「先行していた池上選手は捕まえられると思っていました。それよりも、(後続に)追いつかれないかが気になっていました。勝てて良かったです。」と、中村。一方、あと半周で優勝を逃した池上だが、「今まで落車ばかりして結果を残せなかったので、2位という結果が残せたのは嬉しいです。」と、結果には納得している様子。「あと一歩でしたが、これから頑張ります。」と前向きに語った。
女子スクラッチ決勝(6㎞) 結果
1位 中村愛花(福井科技) 8分35秒330(参考タイム)
2位 池上あかり(祐誠)
3位 菅原朱音(倉吉総産)
スプリント 敗者復活から勝ち上がった黒瀬浩太郎が決勝へ
スプリントは準々決勝に当たる1/4決勝と、準決勝に当たる1/2決勝が行われた。1/4決勝では、予選トップタイムの脇本勇希(福井科技)が敗れる波乱。その脇本を破った黒瀬浩太郎(崇徳)が、続く1/2決勝でも予選4位の荒川仁(千葉経済)を破って決勝進出を決めた。黒瀬は1/8決勝で一度は敗れたが、敗者復活戦から勝ち上がった。決勝は予選2位の甲斐俊祐(別府商・別府翔青)と対戦する。
トラック最終日となる31日は、ポイントレースやスプリント、ケイリンなど7種目の決勝が行われる他、女子のポイントレースとケイリンの決勝が行われる。
text&photo:Satoru.Kato
鳥取県倉吉市の倉吉自転車競技場で行われているインターハイの自転車競技。トラック2日目は団体種目2つで決勝が行われた他、スプリント、ケイリン、4km速度競争の準決勝、ポイントレースと3kkmインディヴィデュアルパーシュートの予選が行われた。また、女子はスクラッチの決勝が行われた他、ケイリンの1回戦が行われた。
チームスプリント 別府商・別府翔青が予選を上回るタイムで優勝
別府商・別府翔青と静岡北の対戦となったチームスプリント決勝。別府商・別府翔青が、前日の予選タイムをさらに縮める1分4秒880を出して優勝した。3・4位決定戦では、予選3位の八戸工が予選タイムを上回れず1分6秒台にとどまった一方、予選4位の吉田が1分5秒台を維持。逆転で3位に入った。
チームスプリント 結果
1位 別府商・別府翔青(甲斐、長松、田仲) 1分4秒880
2位 静岡北(齋木、吉元、松本) 1分5秒411
3位 吉田(治田、滝本、塩原) 1分5秒769
4位 八戸工(嵯峨、根城、磯島) 1分6秒253
5位 暁(阿部、五味、村上) 1分5秒913 以下予選時タイム
6位 南大隅(井手口、塩島、谷元) 1分5秒959
7位 岡山工(昼田、矢部、合地) 1分5秒966
8位 千原台(岩本、滿田、東矢) 1分6秒004
4kmチームパーシュート 4分22秒台を出した岐阜第一が優勝
予選で大会新記録を出した2校、榛生昇陽と岐阜第一の対戦となった4kmチームパーシュート決勝。序盤からハイペースを維持する岐阜第一が4分22秒台を出したのに対し、榛生昇陽は予選タイムより1秒以上遅い4分24秒台にとどまった。
優勝した岐阜第一、チームパーシュートのキャプテンを務めた大屋正聡は、「昨年のインターハイで負けた悔しさが1年経ってもぬぐえなかったので、勝てて嬉しいです。出来れば東海大会で出した4分21秒台に届かせたかったです。」と、決勝後に話す。岐阜第一のメンバーは、同校の卒業生である競輪選手の近藤龍徳(たつのり)選手から贈られたヘルメットで決勝を走った。「昨日の予選でも使う予定だったんですけれど、今日に賭けたかったので、決勝だけにしました」と言う。偉大な先輩の力が優勝への後押しとなったようだ。
4kmチームパーシュート 結果
1位 岐阜第一(大屋、亀谷、菅原、松田) 4分22秒998 大会新
2位 榛生昇陽(奥村、今西、西原、河野) 4分24秒426
3位 岐南工(林、澤木、清生、棚瀬) 4分25秒336
4位 福井科技(竹澤、脇本、小松原、岸田) 4分26秒571
5位 氷見(村田、林、河原、南儀) 4分32秒065 以下予選時
6位 白河実業(鵜沼、菊池、角田、石井) 4分32秒111
7位 石田(梅本、堀、遠藤、吉原) 4分32秒454
8位 祐誠(西富、花田、鶴、宮川) 4分33秒329
女子スクラッチ 高校選抜に続き中村愛花が優勝
16人が出走した女子スクラッチは6㎞で行われた。残り1km、「逃げ切れるとは思っていなかったけれど、行くしかないと思った」と言う池上あかり(祐誠)が単独で先行する。高校選抜のスクラッチで優勝している中村愛花(福井科技)が追走。残り半周で池上を抜いてトップに立ち、そのままゴールして優勝した。
「先行していた池上選手は捕まえられると思っていました。それよりも、(後続に)追いつかれないかが気になっていました。勝てて良かったです。」と、中村。一方、あと半周で優勝を逃した池上だが、「今まで落車ばかりして結果を残せなかったので、2位という結果が残せたのは嬉しいです。」と、結果には納得している様子。「あと一歩でしたが、これから頑張ります。」と前向きに語った。
女子スクラッチ決勝(6㎞) 結果
1位 中村愛花(福井科技) 8分35秒330(参考タイム)
2位 池上あかり(祐誠)
3位 菅原朱音(倉吉総産)
スプリント 敗者復活から勝ち上がった黒瀬浩太郎が決勝へ
スプリントは準々決勝に当たる1/4決勝と、準決勝に当たる1/2決勝が行われた。1/4決勝では、予選トップタイムの脇本勇希(福井科技)が敗れる波乱。その脇本を破った黒瀬浩太郎(崇徳)が、続く1/2決勝でも予選4位の荒川仁(千葉経済)を破って決勝進出を決めた。黒瀬は1/8決勝で一度は敗れたが、敗者復活戦から勝ち上がった。決勝は予選2位の甲斐俊祐(別府商・別府翔青)と対戦する。
トラック最終日となる31日は、ポイントレースやスプリント、ケイリンなど7種目の決勝が行われる他、女子のポイントレースとケイリンの決勝が行われる。
text&photo:Satoru.Kato
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