スイスを拠点とする高級サイクリングアパレルブランドASSOS(アソス)より、2016年の春夏コレクションが登場。メンズでは、インナーウェアを一体化することで排熱性を追求した「SS.campionissimo Jersey 」や、メルセデスF1チームとのコラボレーションモデルが新たにデビューしている。



アソス SS.campionissimo Jersey

アソス SS.campionissimo Jersey(voltYellow)アソス SS.campionissimo Jersey(voltYellow) (c)ダイアテックアソス SS.campionissimo Jersey(voltYellow、背面)アソス SS.campionissimo Jersey(voltYellow、背面) (c)ダイアテック


「SS.campionissimo Jersey」は、アソスの新たなハイエンドモデルに位置づけられる春夏用半袖ジャージ。その特徴は、インナーウェアを一体化した2層構造をフロントパネルに採用したこと。プロもお忍びで使用する同社のアンダーウェア「skinFoil」と同様の素材を、フロントパネルの内側に配置することで、インナーウェアからジャージに汗が伝わる時間を大幅に短縮し、排熱性を高めている。また、インナーウェアの後ろ半分が省略されたことにより、システム全体として軽量化を果たした。

この一体したアンダーウェアの吸汗速乾性を最大限に発揮すべく、タイトフィットとし肌との密着度を高めている「SS.campionissimo Jersey」。しかし、肩甲骨の後ろ側から袖の後ろ半分を一体化した新しいパネリングや、カットオフ仕様とした袖口、そして徹底的にシームを減らしたことなど、様々な工夫によって快適な着心地を実現。タイトフィットなことによって、空気抵抗も少なくなっているという。

フロントパネルはインターウェアを一体化し、リアパネルはメッシュ地としているフロントパネルはインターウェアを一体化し、リアパネルはメッシュ地としている 袖口はカットオフ仕様だ袖口はカットオフ仕様だ

撥水性素材を配したバックポケット。ジッパー付きポケットは中央に設けられている撥水性素材を配したバックポケット。ジッパー付きポケットは中央に設けられている 左右のバックポケットには、スマートフォンや小銭の持ち運びに便利な内ポケットを設けた左右のバックポケットには、スマートフォンや小銭の持ち運びに便利な内ポケットを設けた


フロントパネルは、黒ながら太陽光を反射することで体温の上昇を抑える「type.002」という新開発の生地を採用。バックパネルは通気性を優先し、白いメッシュ地を配した。UVカット性能はUPF50+としており、日焼けによる過度な疲労を抑えてくれる。

一新されたバックポケットは、使いやすさを重視したこだわりが多く詰まっている。撥水性と高い伸縮性を備えた生地を採用し、3つにパーテーションされたうちの真ん中はサイクルボトルが入るほどの大容量となっている。左右のバックポケットの内側には、ライド中に落としがちな小銭やスマートフォンを入れるための内ポケットを設けた。中央のジッパー付きポケットは、ジッパーの開閉を縦方向にすることで、ライド中でも荷物が出し入れしやすいように配慮されている。

アソス SS.campionissimo Jersey(左:holyWhite、右:nationalRed)アソス SS.campionissimo Jersey(左:holyWhite、右:nationalRed) (c)ダイアテック
サイズはXS、S、M、L、XL、XLG、TIRの7種類と豊富。カラーはholyWhite、nationalRed、voltYellowの3種類をラインアップ。以下にはアソスプロモーション担当で、自身も元プロサイクリストというロレーナ・ドゥリッシさんのコメントを紹介しよう。

アソス2016春夏コレクションのPRのために来日したプロモーション担当のロレーナ・ドゥリッシさんアソス2016春夏コレクションのPRのために来日したプロモーション担当のロレーナ・ドゥリッシさん 「実は開発をスタートした時点での構想よりも大幅に高価になったしまったものの『せっかく作るならより良いものを』と考え、私達がもつ技術の粋を集めて完成したのがSS.campionissimo Jerseyです。ただ、従来のハイエンドジャージとアンダーウェアを組み合わせた値段と大きくは変わらないですし、それでいて吸汗速乾性が向上しています。耐久性もありますから、長い目でみればお買い得といえるでしょう。

着用する際のポイントは、まずはサイズのあったものを着ることです。これは何故かというと、きちんとフィットしていないとウェアと肌に隙間ができてしまい、汗を吸うことができず、本来の吸汗速乾性を発揮できないからです。そして、どんなに暑くて湿度が高いとしても、ジッパーを全部閉じて着ることも重要です。ジッパーを開けないと暑いのではと思われるかもしれませんが、アソス社内で行ったテストでは、湿度80%の蒸し暑い日でもジッパーを閉めきった方がSS.campionissimo Jerseyの場合は快適という結果が出ています。」

アソス SS.campionissimo Jersey
素 材:42% Polyamide, 23% Polypropylene,19% Elastane,16% Polyester
メインテキスタイル:Type.002
OUTFIT CLIMARANGE:SUMMER
推奨使用温度帯:25℃~32℃
UVカット性能:UPF 50+
フィット:レーシングフィット
カラー:holyWhite / nationalRed / voltYellow
サイズ:XS、S、M、L、XL、XLG、TIR
価 格:28,600円(税別)



アソス Works_Teamコレクション

アソス SS.Works_TeamJersey_evo7アソス SS.Works_TeamJersey_evo7 (c)ダイアテックアソス SS.Works_TeamJersey_evo7(背面)アソス SS.Works_TeamJersey_evo7(背面) (c)ダイアテック


2015年のF1世界選手権でシリーズチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトン(イギリス)と同シリーズ2位のニコ・ロズベルグ(ドイツ)を擁し、コンスタントラクターズチャンピオンにも輝いた「MERCEDES AMG PETRONAS」。2016年も活躍が期待されるジャーマンチームとアソスがコラボレーションしたのが「Works_Team」コレクションである。

ハーフスリーブジャージ、ビブショーツ、ソックスの3アイテムから成るこのコレクションは、チームがバイクトレーニングの際に使用。各アイテムには、チームカラーのエメラルドグリーンのグラフィックやメルセデス・ベンツのブランドロゴがあしらわれている。

アソス T.Works_ TeamShorts_S7(blockBlack)アソス T.Works_ TeamShorts_S7(blockBlack) (c)ダイアテック
アソス FF_1.sock_evo7(blockBlack/FF_1Green)アソス FF_1.sock_evo7(blockBlack/FF_1Green) (c)ダイアテック「SS.Works_TeamJersey_evo7」はアソスのベーシックグレードに位置づけられるジャージ「SS.neoPro」をベースとした1着。ペットボトルをリサイクルした環境に優しい素材を採用し、これを薄手のメッシュ状に仕立てることで優れた通気性を実現している。フィット感はレギュラーとされており、幅広い体型のライダーにマッチするだろう。サイズは7種類で、男女兼用となっている。

「T.Works_ TeamShorts_S7」は、S7シリーズのスタンダードモデル「T.neoPro」をベースとしたビブショーツ。上級モデルであるT.Centoと同じ生地「Type439」や、一部を生地に縫い付けないGoldenGateシステムが特徴の「S7」パッドにより、高い快適性を実現している。重量は168gと軽量ながら耐久性にも優れ、日々のトレーニングライドからレースまで幅広く使用できる。サイズラインアップは7種類と豊富だ。

「FF_1.sock_evo7」は左右で異なるカラー/デザインを採用したことが特徴のソックス。甲部分にはメッシュ素材を配し、優れた通気性を実現した。サイズは0(35-38)、 I(38-42)、II(43-46)の3種類で、男女兼用となっている。

アソス SS.Works_TeamJersey_evo7
素 材:42% Polyamide、 23% Polypropylene、19% Elastane、16% Polyester
OUTFIT CLIMARANGE:SUMMER
推奨使用温度帯:25℃~32℃
UVカット性能:UPF 50+
フィット:レギュラーフィット
カラー:FF_1Green
サイズ:XS、S、M、L、XL、XLG、TIR(男女兼用)
価 格:21,000円(税別)

アソス T.Works_ TeamShorts_S7
素 材:70% Polyamide、18% Elastane、12% Polyester
メインテキスタイル:Type.444
OUTFIT CLIMARANGE:SUMMER
推奨使用温度帯:25℃~32℃
UVカット性能:UPF 50+
フィット:レギュラーフィット
カラー:blockBlack
サイズ:XS、S、M、L、XL、XLG、TIR
重 量:169g
価 格:26,600円(税別)

アソス FF_1.sock_evo7
素 材:70% Polyamide、30% Elastane
OUTFIT CLIMARANGE:SUMMER
推奨使用温度帯:25℃~32℃
カラー:blockBlack/FF_1Green
サイズ:0(35-38)、 I(38-42)、II(43-46)(男女兼用)
価 格:2,600円(税別)



アソス SS.milleJersey_evo7

アソス SS.milleJersey_evo7(pitonGreen)アソス SS.milleJersey_evo7(pitonGreen) (c)ダイアテックアソス SS.milleJersey_evo7(calypsoBlue)アソス SS.milleJersey_evo7(calypsoBlue) (c)ダイアテックアソス SS.milleJersey_evo7(calypsoBlue、背面)アソス SS.milleJersey_evo7(calypsoBlue、背面) (c)ダイアテック


「SS.milleJersey_evo7」は、ゆったりとしたフィット感を持つ、初めてのアソスに最適なユニセックス仕様の半袖ジャージ。素材にはしなやかで伸縮性に富み、軽量性にも優れる「TYPE116」を採用。エントリーグレードながら、アソスらしい高品質さを体感できる1着となっている。

前面をブラック、背面をホワイトとし、左袖に差し色を入れたシンプルなデザインに仕立てられており、他社のビブショーツとのコーディネートにも最適。2016春夏コレクションよりcalypsoBlueとpitonGreenの2カラーが追加となった。サイズは7種類展開だ。

アソス SS.milleJersey_evo7
素 材:82%PES、13%PA、5%EA
OUTFIT CLIMARANGE:SUMMER
推奨使用温度帯:25℃~32℃
UVカット性能:UPF 50+
フィット:コンフォートフィット
カラー: calypsoBlue、pitonGreen、holyWhite、nationalRed、voltYellow
サイズ:XS、S、M、L、XL、XLG、TIR(男女兼用)
価 格:15,200円(税別)



アソス exploitCap_evo7

アソス exploitCap_evo7(voltYellow)アソス exploitCap_evo7(voltYellow) (c)ダイアテックアソス exploitCap_evo7(calypsoBlue)アソス exploitCap_evo7(calypsoBlue) (c)ダイアテックアソス exploitCap_evo7(nationalRed)アソス exploitCap_evo7(nationalRed) (c)ダイアテック


「exploitCap_evo7」は、アソス製品の開発に大きな役割を果たし、オスカル・フレイレ(スペイン)ら元プロライダーを擁する実走テストチーム「equipe exploit Werksmannschaft」のロゴを冠したサイクリングキャップ。サイドパネルには伸縮性の高いメッシュ生地を配し、つばは視界を遮りにくいコンパクトデザインとしている。サイズはフリーで、カラーはnationalRed、voltYellow、calypsoBlueの3色展開だ。

アソス exploitCap_evo7
素 材:70%CO、30%PL
OUTFIT CLIMARANGE:SUMMER
推奨使用温度帯:25℃~32℃
カラー:nationalRed、voltYellow、calypsoBlue
サイズ:One size
価 格:3,220円(税別)



アソス milleSock_evo7、équipeSocks_evo7、éxploitSocks_evo7

アソス milleSock_evo7(calypsoBlue/blockBlack)アソス milleSock_evo7(calypsoBlue/blockBlack) (c)ダイアテックアソス milleSock_evo7(pitonGreen/blockBlack)アソス milleSock_evo7(pitonGreen/blockBlack) (c)ダイアテック


アソスの2016春夏ラインアップでは、2種類の新ソックスが登場。新色が追加されたmilleSock_evo7、 新モデルのéquipeSocks_evo7とéxploitSocks_evo7という3種類となる。いずれのモデルも男女兼用で、サイズは0(35-38)、 I(38-42)、II(43-46)の3種類展開だ。

「milleSock_evo7」は、mille Jerseyに合わせた2カラーパックのサマーソックスである。耐久性としなやかな履き心地を両立するべく、ライクラとマイクロポリアミドの複合繊維を採用。足の甲の部分は、通気性に優れたハニカムメッシュ構造としている。2016年モデルより新カラーが追加。色違いの2足ペアで販売され、左右色違いで使用することもできる。カラーは5色展開だ。

アソス équipeSocks_evo7(whiteAmetyst/blockBlack )アソス équipeSocks_evo7(whiteAmetyst/blockBlack ) (c)ダイアテックアソス équipeSocks_evo7(nationalRed/blockBlack)アソス équipeSocks_evo7(nationalRed/blockBlack) (c)ダイアテック

アソス équipeSocks_evo7(voltYellow/blockBlack)アソス équipeSocks_evo7(voltYellow/blockBlack) (c)ダイアテックアソス éxploitSocks_evo7(calypsoBlue)アソス éxploitSocks_evo7(calypsoBlue) (c)ダイアテック

アソス éxploitSocks_evo7(voltYellow)アソス éxploitSocks_evo7(voltYellow) (c)ダイアテックアソス éxploitSocks_evo7(nationalRed)アソス éxploitSocks_evo7(nationalRed) (c)ダイアテック


「équipeSocks_evo7」はランニングでも使用することのできるサマーソックス。甲からカフ全体をハニカムメッシュとすることで通気性を高めている。ラインアップされる4カラーのうち、3カラーは左右で色が変えられている。「éxploitSocks_evo7」はアソスの製品開発に欠かせない実走テストチーム「equipe exploit Werksmannschaft」のチームモデルのソックスで、3カラーがラインアップされる。

アソス milleSock_evo7
素 材:70% PA、30% EA
OUTFIT CLIMARANGE:SUMMER
推奨使用温度帯:25℃~32℃
カラー:calypsoBlue/blockBlack、pitonGreen/blockBlack、holyWhite/blockBlack、nationalRed/blockBlack、voltYellow/blockBlack
サイズ:0(35-38)、 I(38-42)、II(43-46)(男女兼用、2足セット販売)
価 格:3,600円(税別)

アソス équipeSocks_evo7
素 材:50%PA、35%EA、15%PP
OUTFIT CLIMARANGE:SUMMER
推奨使用温度帯:25℃~32℃
カラー:holyWhite /holyWhite、nationalRed/blockBlack、voltYellow/blockBlack、whiteAmetyst/blockBlack
サイズ:0(35-38)、 I(38-42)、II(43-46)(男女兼用)
価 格:2,000円(税別)

アソス éxploitSocks_evo7
素 材:80% PA、20% EA
OUTFIT CLIMARANGE:SUMMER
推奨使用温度帯:25℃~32℃
カラー:nationalRed、calypsoBlue、voltYellow
サイズ:0(35-38)、 I(38-42)、II(43-46)(男女兼用)
価 格:2,000円(税別)

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