令和8年度全国高等学校総合体育大会(通称インターハイ)の自転車競技が、大阪府の岸和田競輪場で開幕。初日は男子のチームスプリントとチームパーシュート、女子の1kmタイムトライアルと3km個人パーシュートの決勝が行われた。チームスプリントでは松山学院高校がジュニア新記録を出して優勝した。また女子スプリント予選では樋口愛菜(遊学館高校)が大会記録を更新した。

400mバンクを備える日本トーターブッキースタジアム岸和田 photo:Satoru Kato
体育会系の部活に所属する高校生が一番の目標とするインターハイ。今年は「近畿総体」として近畿地区各府県で開催される(サッカーのみ福島県と北海道で開催)。自転車競技は、7月30日から8月1日までの3日間、大阪府岸和田市の日本トーターブッキースタジアム岸和田(岸和田競輪場)でトラック競技が行われ、8月2日に京都府南丹市美山町でロードレースが行われる。
初日は、男子チームスプリント、男子4kmチームパーシュート、女子1kmタイムトライアル、女子3km個人パーシュートの4種目で決勝が行われたほか、男女スプリント予選、男女ケイリン1回戦、男子4km速度競争の予選が行われた。

男子チームスプリント ジュニア新記録の1分14秒263で優勝した松山学院高校 photo:Satoru Kato

男子チームスプリント2位 岡山工業高校1分15秒516 photo:Satoru Kato 
男子チームスプリント3位 平工業高校1分16秒184 photo:Satoru Kato
今回のインターハイ最初の種目として行われたのは男子チームスプリント。今回は予選・決勝を行わず、出場22校のタイム競技として行われた。
最終組で出走した松山学院高校は1分14秒263をマークして優勝。このタイムは、2024年のインターハイで同校が記録した1分15秒430のジュニア日本記録を上回る新記録となった。2位は松山学院高校と同組で出走した岡山工業高校、3位は平工業校となった。

男子チームスプリント 表彰式 photo:Satoru Kato
松山学院高校 チームスプリントメンバーのコメント
松田「先輩方が出したジュニア記録をずっと目標にしてきました。先輩には色々教わってきたことも多いので、これで恩返しが出来たと思います」
日高「先輩方を上回るタイムを出せると思っていなかったので、とても嬉しいです」
山崎「日本新記録を出せる大会はこれが最後だったので、記録更新出来てホッとしています」

男子4kmチームパーシュート優勝 北桑田高校4分25秒142 photo:Satoru Kato

男子4kmチームパーシュート2位 岐阜第一高校4分25秒283 photo:Satoru Kato 
男子4kmチームパーシュート3位 瀬田工業高校4分27秒483 photo:Satoru Kato
4kmチームパーシュートも予選・決勝を行わず出場22校のタイム競技として行われた。
10組目で出走した北桑田高校と岐阜第一高校は、それまでのトップタイムを上回るペースで両校一歩も譲らず僅差で周回。北桑田高校がおよそ0.15秒差で先着して暫定トップに立った。最終組の岐南工業高校と瀬田工業高校は共にトップタイムを更新出来ず、北桑田高校がインターハイ連覇を達成した。

男子4kmチームパーシュート連覇を決めた北桑田高校のメンバー photo:Satoru Kato
北桑田高校 チームパーシュートメンバーのコメント
田中「連覇してホッとしています。今年のメンバーは正直優勝は厳しいかもと思っていましたが、みんなが頑張ってくれました。僕が気合いを入れすぎて序盤からペースを上げ過ぎたのは失敗でしたが、気合いで踏んでくれて勝ち切ることが出来ました」
瀬戸「昨年は先輩の優勝を間近で見て、それを引き継ぎたいと思っていたので優勝出来てすごく嬉しいです」
安藤「昨年優勝したカッコイイ先輩達に繋げることが出来て嬉しいです」
渡辺「自分自身情けない走りで先輩達に感謝しかないです。来年はもっと力をつけてチームに貢献出来るようにしたいです」

女子1kmタイムトライアル優勝 池川楽々(広島市立広島工業高校)1分15秒553 photo:Satoru Kato

女子1kmタイムトライアル2位 玉井雫月(高松工芸高校)1分15秒848 photo:Satoru Kato 
女子1kmタイムトライアル3位 前島きよの(沖縄向陽高校)1分15秒908 photo:Satoru Kato
女子1kmタイムトライアルは12名が出走。トップ3名が1分15秒台を出す僅差の争いとなり、池川楽々(広島市立広島工業高校)が優勝した。

女子1kmタイムトライアル 表彰式 photo:Satoru Kato
池川楽々 コメント
「走る前は不安だったけれど、自己ベストを出して優勝出来て嬉しいです。1kmタイムトライアルは「返し」が重要なので、出来るだけ上げて入れるように走りました。途中で「トップタイム更新なるか」という場内アナウンスが聞こえてきて、それで最後まで頑張れたし意識して踏めたと思います。このあとケイリンにも出るので、そこでも優勝出来るようにしたいです」

女子3km個人パーシュート優勝 塩貝穂佳(北桑田高校)3分56秒234 photo:Satoru Kato

女子個人パーシュート2位 大谷奈々(鳥取西高校)3分56秒474 photo:Satoru Kato 
女子個人パーシュート3位 阿部陽海(栄北高校)4分1秒535 photo:Satoru Kato
10名が出走した女子3km個人パーシュートは予選・決勝を行わずタイム競技として行われた。
最終組では、この種目のジュニア記録保持者である塩貝穂佳(北桑田高校)と、大谷奈々(鳥取西高校)が対戦。塩貝が0.2秒差で大谷を上回って優勝を決め、春の高校選抜、全日本選手権に続き今年3つ目のタイトルを獲得した。

女子3km個人パーシュート 表彰式 photo:Satoru Kato
塩貝穂佳 コメント
「地元なのでたくさんの人が応援に来てくれたので、その前で優勝したいと思っていました。3分56秒は屋外トラックでの自己ベストを出せましたが、脚があまり回せていない感じだったのでもう少し良い走りが出来たかなとは思います。競争系の種目が得意ではないので、うまく立ち回って走れるようにしたいです」

女子スプリント予選200mFTT 樋口愛菜(遊学館高校)が大会新記録12秒166をマーク photo:Satoru Kato
女子スプリント予選の200mフライングタイムトライアルでは、樋口愛菜(遊学館高校)が12秒166の大会新記録をマーク。明日2日目に1/4決勝が行われる。

男子スプリント予選200mFTT 1位 山崎帝輝(松山学院高校)10秒465 photo:Satoru Kato
男子スプリント予選は山崎帝輝(松山学院高校)が10秒465でトップとなり、上位6名が10秒台をマーク。11秒224が予選通過ラインとなった。初日最終種目で1/8決勝が行われ、明日の1/4決勝進出者が決まった。
明日の2日目は、男子ポイントレース予選、男子3km個人パーシュート決勝、4km速度競争の準決勝、男女ケイリンとスプリントの1/2決勝までが行われる。

体育会系の部活に所属する高校生が一番の目標とするインターハイ。今年は「近畿総体」として近畿地区各府県で開催される(サッカーのみ福島県と北海道で開催)。自転車競技は、7月30日から8月1日までの3日間、大阪府岸和田市の日本トーターブッキースタジアム岸和田(岸和田競輪場)でトラック競技が行われ、8月2日に京都府南丹市美山町でロードレースが行われる。
初日は、男子チームスプリント、男子4kmチームパーシュート、女子1kmタイムトライアル、女子3km個人パーシュートの4種目で決勝が行われたほか、男女スプリント予選、男女ケイリン1回戦、男子4km速度競争の予選が行われた。
男子チームスプリント 松山学院がジュニア新記録で優勝



今回のインターハイ最初の種目として行われたのは男子チームスプリント。今回は予選・決勝を行わず、出場22校のタイム競技として行われた。
最終組で出走した松山学院高校は1分14秒263をマークして優勝。このタイムは、2024年のインターハイで同校が記録した1分15秒430のジュニア日本記録を上回る新記録となった。2位は松山学院高校と同組で出走した岡山工業高校、3位は平工業校となった。

松山学院高校 チームスプリントメンバーのコメント
松田「先輩方が出したジュニア記録をずっと目標にしてきました。先輩には色々教わってきたことも多いので、これで恩返しが出来たと思います」
日高「先輩方を上回るタイムを出せると思っていなかったので、とても嬉しいです」
山崎「日本新記録を出せる大会はこれが最後だったので、記録更新出来てホッとしています」
男子4kmチームパーシュート 北桑田高校が連覇



4kmチームパーシュートも予選・決勝を行わず出場22校のタイム競技として行われた。
10組目で出走した北桑田高校と岐阜第一高校は、それまでのトップタイムを上回るペースで両校一歩も譲らず僅差で周回。北桑田高校がおよそ0.15秒差で先着して暫定トップに立った。最終組の岐南工業高校と瀬田工業高校は共にトップタイムを更新出来ず、北桑田高校がインターハイ連覇を達成した。

北桑田高校 チームパーシュートメンバーのコメント
田中「連覇してホッとしています。今年のメンバーは正直優勝は厳しいかもと思っていましたが、みんなが頑張ってくれました。僕が気合いを入れすぎて序盤からペースを上げ過ぎたのは失敗でしたが、気合いで踏んでくれて勝ち切ることが出来ました」
瀬戸「昨年は先輩の優勝を間近で見て、それを引き継ぎたいと思っていたので優勝出来てすごく嬉しいです」
安藤「昨年優勝したカッコイイ先輩達に繋げることが出来て嬉しいです」
渡辺「自分自身情けない走りで先輩達に感謝しかないです。来年はもっと力をつけてチームに貢献出来るようにしたいです」
女子1kmタイムトライアルは池川楽々、女子個人パーシュートは塩貝穂佳が優勝



女子1kmタイムトライアルは12名が出走。トップ3名が1分15秒台を出す僅差の争いとなり、池川楽々(広島市立広島工業高校)が優勝した。

池川楽々 コメント
「走る前は不安だったけれど、自己ベストを出して優勝出来て嬉しいです。1kmタイムトライアルは「返し」が重要なので、出来るだけ上げて入れるように走りました。途中で「トップタイム更新なるか」という場内アナウンスが聞こえてきて、それで最後まで頑張れたし意識して踏めたと思います。このあとケイリンにも出るので、そこでも優勝出来るようにしたいです」



10名が出走した女子3km個人パーシュートは予選・決勝を行わずタイム競技として行われた。
最終組では、この種目のジュニア記録保持者である塩貝穂佳(北桑田高校)と、大谷奈々(鳥取西高校)が対戦。塩貝が0.2秒差で大谷を上回って優勝を決め、春の高校選抜、全日本選手権に続き今年3つ目のタイトルを獲得した。

塩貝穂佳 コメント
「地元なのでたくさんの人が応援に来てくれたので、その前で優勝したいと思っていました。3分56秒は屋外トラックでの自己ベストを出せましたが、脚があまり回せていない感じだったのでもう少し良い走りが出来たかなとは思います。競争系の種目が得意ではないので、うまく立ち回って走れるようにしたいです」
女子スプリント予選で大会新記録誕生

女子スプリント予選の200mフライングタイムトライアルでは、樋口愛菜(遊学館高校)が12秒166の大会新記録をマーク。明日2日目に1/4決勝が行われる。

男子スプリント予選は山崎帝輝(松山学院高校)が10秒465でトップとなり、上位6名が10秒台をマーク。11秒224が予選通過ラインとなった。初日最終種目で1/8決勝が行われ、明日の1/4決勝進出者が決まった。
明日の2日目は、男子ポイントレース予選、男子3km個人パーシュート決勝、4km速度競争の準決勝、男女ケイリンとスプリントの1/2決勝までが行われる。
インターハイ2026 トラック1日目決勝種目 結果
| 男子4kmチームパーシュート | ||
| 1位 | 北桑田高校(田中、安藤、渡邊、瀬戸) | 4分25秒142 |
| 2位 | 岐阜第一高校(竹内、大渕、佐野、永井) | 4分25秒283 |
| 3位 | 瀬田工業高校(福井、川分、山元、小松) | 4分27秒483 |
| 4位 | 岐南工業高校(森、岡本、長谷、後藤) | 4分29秒679 |
| 5位 | 水島工業高校(藤井、村瀬、撫養、加藤) | 4分29秒710 |
| 6位 | 日出総合高校(髙橋、首藤、川部、神田) | 4分33秒030 |
| 男子チームスプリント(400m×3) | ||
| 1位 | 松山学院高校(日高、松田、山崎) | 1分14秒263(ジュニア新) |
| 2位 | 岡山工業高校(日名、松尾、藪野) | 1分15秒516 |
| 3位 | 平工業高校(石井、飯野、石井) | 1分16秒184 |
| 4位 | 九州学院高校(正木、宮谷、前川) | 1分17秒552 |
| 5位 | 大宮科学技術高校(笠井、結城、石井) | 1分18秒445 |
| 6位 | 南大隅高校(井上、入田、室田) | 1分18秒846 |
| 女子1kmタイムトライアル 結果 | ||
| 1位 | 池川楽々(広島市立広島工業高校) | 1分15秒553 |
| 2位 | 玉井雫月(高松工芸高校) | 1分15秒848 |
| 3位 | 前島きよの(沖縄向陽高校) | 1分15秒908 |
| 4位 | 伊藤優来(岐阜第一高校) | 1分16秒050 |
| 5位 | 樋口愛菜(遊学館高校) | 1分16秒552 |
| 6位 | 田中美月(宮崎農業高校) | 1分17秒170 |
| 女子3kmインディヴィデュアル・パーシュート | ||
| 1位 | 塩貝穂佳(北桑田高校) | 3分56秒234 |
| 2位 | 大谷奈々(鳥取西高校) | 3分56秒474 |
| 3位 | 阿部陽海(栄北高校) | 4分1秒535 |
| 4位 | 和田華月(南大隅高校) | 4分4秒227 |
| 5位 | 川田真央(氷見高校) | 4分4秒272 |
| 6位 | 綱島凛々音(北桑田高校) | 4分6秒834 |
text&photo Satoru Kato
Amazon.co.jp