2015/11/25(水) - 22:37
カヴェンディッシュやアイゼルらが加入し、勢力を増す南アフリカのディメンションデータ(現MTNキュベカ)がUCI(国際自転車競技連盟)から2016年度のUCIワールドツアーライセンスを受理したと発表した。
2016年、アフリカ初のUCIワールドツアーチームが誕生する。2007年に設立し、2013年からUCIプロコンチネンタルチームとして登録、2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ初出場、2015年ツール・ド・フランス初出場を果たしたMTNキュベカが2016年度のUCIワールドツアーライセンスを獲得した。
「信じられない気持ちでいっぱいだ。選手、スタッフ、スポンサーを含めたチーム全体の限界を飛び越えようとしてきた数年間にわたる努力が実ったことを嬉しく思う。どんなことも可能なんだと信じてきた。現在チームはケープタウンでトレーニングキャンプ中であり、2016年シーズン以降の活躍に向けて最高のモチベーションを与えてくれるニュースだ」とチームのダグラス・ライダー代表はプレスリリースの中で語っている。
年々勢力を増している南アフリカチームはMTN社に代わるタイトルスポンサーとしてディメンションデータ社を迎えることを発表済み。2016年はチーム名を「ディメンションデータ」に変更して活動する。他にもデロイト社やサーヴェロ社、ローター社がスポンサーに名前を連ねている。チームは引き続きキュベカチャリティー「#BicyclesChangeLives(自転車が人生を変える)」キャンペーンを行い、アフリカの学生たちに通学用の自転車を寄付する。
チームにはエティックス・クイックステップのエーススプリンターを務めるマーク・カヴェンディッシュ(イギリス)と発射台役のマーク・レンショー(オーストラリア)、そしてカヴの女房役としてHTCハイロード時代からタッグを組んだチームスカイのベルンハルト・アイゼル(オーストリア)らが新たに加入。エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー)やタイラー・ファラー(アメリカ)、テオ・ボス(オランダ)らとともに強力なスプリント戦線を敷く。
同時にネイサン・ハース(オーストラリア、キャノンデール・ガーミン)やキャメロン・マイヤー(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)、カンスタンティン・シウトソウ(ベラルーシ、チームスカイ)、オマール・フライレ(スペイン、カハルーラル)らも獲得済みであり、総合力もアップさせている。グランツールをはじめとするビッグレースで台風の目になることは間違いない。
text:Kei Tsuji
2016年、アフリカ初のUCIワールドツアーチームが誕生する。2007年に設立し、2013年からUCIプロコンチネンタルチームとして登録、2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ初出場、2015年ツール・ド・フランス初出場を果たしたMTNキュベカが2016年度のUCIワールドツアーライセンスを獲得した。
「信じられない気持ちでいっぱいだ。選手、スタッフ、スポンサーを含めたチーム全体の限界を飛び越えようとしてきた数年間にわたる努力が実ったことを嬉しく思う。どんなことも可能なんだと信じてきた。現在チームはケープタウンでトレーニングキャンプ中であり、2016年シーズン以降の活躍に向けて最高のモチベーションを与えてくれるニュースだ」とチームのダグラス・ライダー代表はプレスリリースの中で語っている。
年々勢力を増している南アフリカチームはMTN社に代わるタイトルスポンサーとしてディメンションデータ社を迎えることを発表済み。2016年はチーム名を「ディメンションデータ」に変更して活動する。他にもデロイト社やサーヴェロ社、ローター社がスポンサーに名前を連ねている。チームは引き続きキュベカチャリティー「#BicyclesChangeLives(自転車が人生を変える)」キャンペーンを行い、アフリカの学生たちに通学用の自転車を寄付する。
チームにはエティックス・クイックステップのエーススプリンターを務めるマーク・カヴェンディッシュ(イギリス)と発射台役のマーク・レンショー(オーストラリア)、そしてカヴの女房役としてHTCハイロード時代からタッグを組んだチームスカイのベルンハルト・アイゼル(オーストリア)らが新たに加入。エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー)やタイラー・ファラー(アメリカ)、テオ・ボス(オランダ)らとともに強力なスプリント戦線を敷く。
同時にネイサン・ハース(オーストラリア、キャノンデール・ガーミン)やキャメロン・マイヤー(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)、カンスタンティン・シウトソウ(ベラルーシ、チームスカイ)、オマール・フライレ(スペイン、カハルーラル)らも獲得済みであり、総合力もアップさせている。グランツールをはじめとするビッグレースで台風の目になることは間違いない。
text:Kei Tsuji
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