ウィンスペースがエアロロード「T1600」に新色3カラーを追加した。光の角度によって表情を変える特殊塗装を施した「Electroplated AquaSilver」「Iridescent Delight」の2色と、ブラックを基調に鮮烈なピンクを差し色とした「Black/Pink」の3種だ。



ウィンスペース T1600(Iridescent Delight) (c)ウィンスペース

中国・厦門を拠点とするウィンスペースは、自社で設計から解析、製造までを一貫して行うブランド。スパークルおおいたへのサポートを複数年継続し国内のレースでも活躍、海外では女子チームと共にツール・ド・フランス・ファムへの出場を果たし、着実に歩みを進めている。

そんなウィンスペースのラインアップを象徴するエアロロードがT1600だ。掲げるのは、平地での絶対的な速さだけでなく、コーナリングや登り、横風といった条件が変わる場面でも速度を落としにくいバイクという発想。空力性能と剛性、軽量性のバランスをとることを狙って開発された。

エアロを意識した各部の設計が採用されている (c)ウィンスペース

空力面では、フレーム各部に整流を意識した造形が与えられている。フロントフォークのブレードは後方へ気流を導く形状とされ、ヘッドチューブまわりは前面投影面積を抑えた薄い形状に。このヘッドチューブにはケブラー繊維による補強が加えられており、剛性を確保しながら重量増を抑える。シートチューブからシートステー、テール部にかけては、フェアリングとテールフィンによってDシェイプの気流の通り道をつくるという。

空力設計の効果について、前世代にあたるT1550 Gen2との比較データを公表している。ウィンスペースによれば、時速48kmで100kmを走行する条件下で平均5.5Wの出力削減効果が得られたという。

薄型のチューブを採用しエアロ性能を高めている (c)ウィンスペース

フレーム素材には東レのT1100とT1000カーボンにケブラー繊維を組み合わせており、Mサイズの未塗装フレーム重量で約900gを実現。タイヤクリアランスは700×32Cに対応し、近年のロードバイクのトレンドである低圧運用・ワイドタイヤ化も可能となっている。

フレームの実用面では、ボトムブラケットに整備性の高いT47スレッド式を採用している点が見逃せない。リアアクスルまわりも独自設計で、外観の一体感と耐久性に配慮した造りとされる。

ウィンスペース T1600(Electroplated AquaSilver) (c)ウィンスペース

そんなT1600に3種類の新色が追加される。「Electroplated AquaSilver」と「Iridescent Delight」の2色は、特殊塗装を採用したプレミアム仕様である。見る角度や光の当たり方によって色合いが変化する独特のカラーリングが特徴だ。

メッキ調のElectroplated AquaSilverはシルバーの金属感と青のグラデーションが映える。Iridescent Delightは見る角度によって緑から紫へと変化する玉虫色がフレーム全体を彩る。いずれもゴールドのロゴと相まって、T1600のレーシーなシルエットに強い存在感をプラスした。

ウィンスペース T1600(Black/Pink) (c)ウィンスペース

3色目の「Black/Pink」は、ブラックを基調にしながら鮮やかなピンクをアクセントとして配した大胆な配色だ。落ち着いたベースカラーに彩られたグラデーションのピンクが、T1600のフォルムをより際立たせる。

新色の追加にあわせ、通常カラーの価格改定も実施された。従来の428,000円(税込)から368,000円(税込)となっている。なお、プレミア塗装のElectroplated AquaSilverとIridescent Delightは398,000円(税込)となる。



ウィンスペース T1600 フレームセット
カーボン素材:東レ T1100 + T1000 + ケブラー繊維
フレーム重量:約900g(Mサイズ/未塗装)
サイズ:XS、S、M、L、XL
カラー:Electroplated AquaSilver、Iridescent Delight、Black/Pink
通常カラー価格:368,000円(税込、Black/Pink)
特殊塗装価格:398,000円(税込、Electroplated AquaSilver、Iridescent Delight)

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