2015/10/09(金) - 19:26
イタリア出身のプロロードレース選手であり、ツール最強伝説のヒルクライマー、マルコ ・パンターニ。激動の人生を綴ったドキュメンタリー映画『パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト』が、11月28日(土)より新宿シネマカリテにてモーニング&レイトショー公開されることが決定した。配給元よりのリリースで紹介する。
ツール最強ヒルクライマー 激動の人生を綴った壮大な物語
映画「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」
11月28日(土)〜新宿シネマカリテにて日本公開
小柄な体でありながら、攻撃的でエネルギッシュ、独特な競技スタイルを持ち、1998年、ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアで同年ダブル総合優勝という偉業を成し遂げたマルコ・パンターニ（Marco Pantani 1970-2004）。
彼は、紛れもない英雄として、没後10年以上経った今でもイタリアはもとより全世界で絶大な人気を誇るサイクリストです。ジェイムス・エルスキン監督による本作は、輝かしい偉業を称えるだけではなく、ドーピングスキャンダルの矢面に立たされ、絶望の淵に突き落とされたパンターニの人生、その表と裏、真実を見つめる作品となっています。
人間VS山岳路、アスリートVS組織。そしてパンターニが彼自身と対峙した末に迎えた結末は、悲運なのか、悲劇なのか。ぜひ劇場で目撃してください。
【パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト】
このスポーツに一度、踏み込めば、そこから逃れられない衝動に駆られる。これは、山に挑んだ男の特別な物語である。アルプスの山々は、その戦いの劇的な背景として描かれる。
ダブルツール。誰しもが、もう達成する者は現れないと考えていた。 1998年イタリアの若者、マルコ・パンターニはツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア制覇を成し遂げた。 その後現在まで、この偉業を成し遂げた者は出てきていない。パンターニは紛れもなく英雄だった。 ドーピング問題で、崩壊危機に瀕していたロードレース界の救世主。 ファンは彼をイル・ピラータ(海賊)と呼んだ。
しかしパンターニは、そのスキャンダルの矢面に立たされる。英雄は絶望の中に突き落とされた。孤高の天才クライマーはそれから6年ののち、イタリアの安宿の一室で、一人きりで死を迎えた。不慮の死、34歳の若さだった。イタリアのすべての人は衝撃を受け、悲しみに沈んだ。
自転車と共に生きたサイクリスト。人生、その表と裏、真実を見つめていく。 人間vs山岳路、アスリートvs 組織、そしてパンターニは彼自身と対峙する。
Marco Mantani マルコ・パンターニ
1970年1月30日生まれ。イタリア、チェゼナーティコ出身。92年ベビー・ジロ（アマチュア版ジロ・デ・イタリア）に優勝。同年、カレラ ・チームの一員となりプロデビューを果たす。93年、ジロではインデュラインを抑え総合2位。ツール・ド・フランスでも総合3位となり 、最優秀若手選手賞（マイヨ・ブラン）に輝く。
95年ミラノ〜トリノで警察の交通規制の不手際によりクルマと正面衝突、選手生命の危機に直面する。
97年メルカトーレ・ウーノでエースとして復活。ツール・ド・フランスのラルプ・デュエズでは新記録を樹立、さらに総合3位と再び輝きを取り戻した。
98年、ジロでトンコフと最終ステージまでの激闘を制し総合優勝。ツールでウルリッヒをガリビエ峠で退け逆転、総合優勝。史上7人目の「ダブル・ツール」を達成した。 そしてこの年、ロードレース界にはドーピングスキャンダルの嵐が吹き荒れていた。絶頂期となるずだった99年、ジロ・デ・イタリアのメディカルチェックで赤血球濃度が規定値を超えていたため出場停止に。この年それ以降レースに出場することはなかった。
2000年に復帰、ツール・ド・フランスでは山岳路の第11ステージでアームストロングを破るなど見せ場を作った。
2001年、再びドーピング疑惑の渦に巻き込まれる。本人は一貫して疑惑を否定するも、03年3月まで出場停止処分を受ける。停止処分明けのジロに出場し、総合14位。 しかしその後ふたたびレースに復帰することなかった。2004年2月14日、イタリア、リミニのホテルで死亡しているのが発見された 。死因は急性コカイン中毒だった。
生まれ故郷チェゼナーティコでの葬儀では、別れを惜しむ多くファンが参列した。 パンターニは現在もイタリアはもとより全世界で絶大な人気を誇るサイクリストである。
映画「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」
【作品情報】
『パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト』
監督:ジェイムス・エルスキン 出演:マルコ・パンターニ、グレッグ・レモン、ブラッドリー・ウィギンス、ランス・アームストロング 配給:ユーロピクチャーズ/エクスペアード 2014年/イギリス/英語・イタリア語/日本語字幕/92分/DCP/カラー/ 2014 NEW BLACK FILM LTD. All rights Reseerved.
ツール最強ヒルクライマー 激動の人生を綴った壮大な物語
映画「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」
11月28日(土)〜新宿シネマカリテにて日本公開
小柄な体でありながら、攻撃的でエネルギッシュ、独特な競技スタイルを持ち、1998年、ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアで同年ダブル総合優勝という偉業を成し遂げたマルコ・パンターニ（Marco Pantani 1970-2004）。
彼は、紛れもない英雄として、没後10年以上経った今でもイタリアはもとより全世界で絶大な人気を誇るサイクリストです。ジェイムス・エルスキン監督による本作は、輝かしい偉業を称えるだけではなく、ドーピングスキャンダルの矢面に立たされ、絶望の淵に突き落とされたパンターニの人生、その表と裏、真実を見つめる作品となっています。
人間VS山岳路、アスリートVS組織。そしてパンターニが彼自身と対峙した末に迎えた結末は、悲運なのか、悲劇なのか。ぜひ劇場で目撃してください。
【パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト】
このスポーツに一度、踏み込めば、そこから逃れられない衝動に駆られる。これは、山に挑んだ男の特別な物語である。アルプスの山々は、その戦いの劇的な背景として描かれる。
ダブルツール。誰しもが、もう達成する者は現れないと考えていた。 1998年イタリアの若者、マルコ・パンターニはツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア制覇を成し遂げた。 その後現在まで、この偉業を成し遂げた者は出てきていない。パンターニは紛れもなく英雄だった。 ドーピング問題で、崩壊危機に瀕していたロードレース界の救世主。 ファンは彼をイル・ピラータ(海賊)と呼んだ。
しかしパンターニは、そのスキャンダルの矢面に立たされる。英雄は絶望の中に突き落とされた。孤高の天才クライマーはそれから6年ののち、イタリアの安宿の一室で、一人きりで死を迎えた。不慮の死、34歳の若さだった。イタリアのすべての人は衝撃を受け、悲しみに沈んだ。
自転車と共に生きたサイクリスト。人生、その表と裏、真実を見つめていく。 人間vs山岳路、アスリートvs 組織、そしてパンターニは彼自身と対峙する。
Marco Mantani マルコ・パンターニ
1970年1月30日生まれ。イタリア、チェゼナーティコ出身。92年ベビー・ジロ（アマチュア版ジロ・デ・イタリア）に優勝。同年、カレラ ・チームの一員となりプロデビューを果たす。93年、ジロではインデュラインを抑え総合2位。ツール・ド・フランスでも総合3位となり 、最優秀若手選手賞（マイヨ・ブラン）に輝く。
95年ミラノ〜トリノで警察の交通規制の不手際によりクルマと正面衝突、選手生命の危機に直面する。
97年メルカトーレ・ウーノでエースとして復活。ツール・ド・フランスのラルプ・デュエズでは新記録を樹立、さらに総合3位と再び輝きを取り戻した。
98年、ジロでトンコフと最終ステージまでの激闘を制し総合優勝。ツールでウルリッヒをガリビエ峠で退け逆転、総合優勝。史上7人目の「ダブル・ツール」を達成した。 そしてこの年、ロードレース界にはドーピングスキャンダルの嵐が吹き荒れていた。絶頂期となるずだった99年、ジロ・デ・イタリアのメディカルチェックで赤血球濃度が規定値を超えていたため出場停止に。この年それ以降レースに出場することはなかった。
2000年に復帰、ツール・ド・フランスでは山岳路の第11ステージでアームストロングを破るなど見せ場を作った。
2001年、再びドーピング疑惑の渦に巻き込まれる。本人は一貫して疑惑を否定するも、03年3月まで出場停止処分を受ける。停止処分明けのジロに出場し、総合14位。 しかしその後ふたたびレースに復帰することなかった。2004年2月14日、イタリア、リミニのホテルで死亡しているのが発見された 。死因は急性コカイン中毒だった。
生まれ故郷チェゼナーティコでの葬儀では、別れを惜しむ多くファンが参列した。 パンターニは現在もイタリアはもとより全世界で絶大な人気を誇るサイクリストである。
映画「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」 【作品情報】
『パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト』
監督:ジェイムス・エルスキン 出演:マルコ・パンターニ、グレッグ・レモン、ブラッドリー・ウィギンス、ランス・アームストロング 配給:ユーロピクチャーズ/エクスペアード 2014年/イギリス/英語・イタリア語/日本語字幕/92分/DCP/カラー/ 2014 NEW BLACK FILM LTD. All rights Reseerved.
