ブリヂストンサイクルのスポーツバイクブランドAnchor(アンカー)より、新たなフラッグシップロードバイク「RS9」が登場した。新しい開発技術を投入し、「ブランド史上最も進むフレーム」と謳う期待の一台。最大300通り以上から選べる新カラーオーダーシステムも発表されている。
アンカー RS9 (c)アンカー
アンカー RS9(クールスカイ) (c)アンカー
アンカー RS9(レーシングブラック) (c)アンカー
今回発表されたRS9最大の特徴は、ブリヂストンの研究開発部門である「ブリヂストン 中央研究所」と共同研究で構築した、バイクにライダーが乗車して実走している状態を再現すると同時に、フレームの素材、形状など細かく設定する「PROFORMAT(Propulsive Force Maximization Analysis Technology:推進力最大化解析技術)」を開発に投入したことだ。
固定されたフレームに対し静的な力を加えてフレームの剛性を測定した従来とは異なり、これによってバイクの進み方を走行シュミレーションし、ペダエリングパワーを無駄なく高い伝達効率で「進む力」に変換可能としたフレーム開発技術。更にこれまでのハイエンドモデルに使用していた素材と比較し、1.5 倍以上の弾性率をもつ超高弾性率のウルトラハイモジュラスカーボンを使用したことで、剛性と重量のバランス向上を見た。
シートチューブはBBにむけて末広がりとすることで、高剛性に貢献 photo:Gakuto.Fujiwara
ストレート形状のフロントフォーク photo:Gakuto.Fujiwara
チェーンステーは左右非対称設計とされている photo:Gakuto.Fujiwara
またフロントフォークもヘッドセットのベアリング受けを一体化した新型が投入され、フレーム前後のエンドは理想的な剛性としなりのバランスを追求したループ形状に。細かな部位にまでこだわり、重量を可能な限りそぎ落としている。前モデル比較で6%という軽量化を達成し、「アンカー史上最も進む」フレームが生み出された。
もちろんDi2/機械式コンポーネントに両対応し、いずれもワイヤーとケーブル類はフレーム内装式に。Di2の場合、バッテリーはシートポスト内に内蔵される。
トップチューブとシートステーを一体設計とすることで快適性を高めた photo:Gakuto.Fujiwara
スクエア断面のダウンチューブ photo:Gakuto.Fujiwara
BB側を厚く、エンド側を薄くすることで剛性と振動吸収性を両立 photo:Gakuto.Fujiwara
シートチューブとダウンチューブの間にはリブが設けられている photo:Gakuto.Fujiwara
販売はデュラエース完成車、アルテグラ完成車、そしてフレームセットという3タイプが用意され、価格はそれぞれ775,000円、520,000円、350,000円。フレームサイズは430、460、490、520、550の5種類だ。
さらに従来から好評だったカラーオーダーシステムも刷新。基本となる「レーシングカラー」、「シンプルスタイル」という 従来の選択に加え、フラッグシップモデルのみ選択可能な「レーススタイル」と、ブラックベースに差し色を最大33色から選べる「エッジスタイル」を追加した4スタイル構成となった。
PROFORMAT技術を投入し、「ブランド史上最も進むフレーム」を実現 (c)アンカー
PROFORMATにはモーションキャプチャー技術が用いられている (c)アンカー
フォークと一体化されたベアリング受け (c)アンカー
前後のエンドにはアルミ素材を配し、耐久性を確保した (c)アンカー
「レーススタイル」はTTバイクであるRT9を踏襲した、ボトムラインを硬く・強く、アッパーラインをしなやかに・鋭くという、アンカーの設計思想を伝えるデザインを踏襲している。こちらは各カテゴリーのフラッグシップモデルでのみ選ぶことができるため、所有欲も高くなるはずだ。
クリア塗装(ノーマル) (c)アンカー
クリア塗装(ハードマット) (c)アンカー
クリア塗装(シャーベット) (c)アンカー
「シンプルスタイル」の場合、最大33色のセレクトカラー、ブラック、ホワイト、シルバー3種類のロゴマーク、質感の異なる3種類の仕上げクリア塗装(ノーマル、シャーベット、ハードマット)など、合計で最大300通り以上の選択が可能となっている。



今回発表されたRS9最大の特徴は、ブリヂストンの研究開発部門である「ブリヂストン 中央研究所」と共同研究で構築した、バイクにライダーが乗車して実走している状態を再現すると同時に、フレームの素材、形状など細かく設定する「PROFORMAT(Propulsive Force Maximization Analysis Technology:推進力最大化解析技術)」を開発に投入したことだ。
固定されたフレームに対し静的な力を加えてフレームの剛性を測定した従来とは異なり、これによってバイクの進み方を走行シュミレーションし、ペダエリングパワーを無駄なく高い伝達効率で「進む力」に変換可能としたフレーム開発技術。更にこれまでのハイエンドモデルに使用していた素材と比較し、1.5 倍以上の弾性率をもつ超高弾性率のウルトラハイモジュラスカーボンを使用したことで、剛性と重量のバランス向上を見た。



またフロントフォークもヘッドセットのベアリング受けを一体化した新型が投入され、フレーム前後のエンドは理想的な剛性としなりのバランスを追求したループ形状に。細かな部位にまでこだわり、重量を可能な限りそぎ落としている。前モデル比較で6%という軽量化を達成し、「アンカー史上最も進む」フレームが生み出された。
もちろんDi2/機械式コンポーネントに両対応し、いずれもワイヤーとケーブル類はフレーム内装式に。Di2の場合、バッテリーはシートポスト内に内蔵される。




販売はデュラエース完成車、アルテグラ完成車、そしてフレームセットという3タイプが用意され、価格はそれぞれ775,000円、520,000円、350,000円。フレームサイズは430、460、490、520、550の5種類だ。
さらに従来から好評だったカラーオーダーシステムも刷新。基本となる「レーシングカラー」、「シンプルスタイル」という 従来の選択に加え、フラッグシップモデルのみ選択可能な「レーススタイル」と、ブラックベースに差し色を最大33色から選べる「エッジスタイル」を追加した4スタイル構成となった。




「レーススタイル」はTTバイクであるRT9を踏襲した、ボトムラインを硬く・強く、アッパーラインをしなやかに・鋭くという、アンカーの設計思想を伝えるデザインを踏襲している。こちらは各カテゴリーのフラッグシップモデルでのみ選ぶことができるため、所有欲も高くなるはずだ。



「シンプルスタイル」の場合、最大33色のセレクトカラー、ブラック、ホワイト、シルバー3種類のロゴマーク、質感の異なる3種類の仕上げクリア塗装(ノーマル、シャーベット、ハードマット)など、合計で最大300通り以上の選択が可能となっている。
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