2015/08/22(土) - 21:55
総合リーダーの証であるマイヨロホに加えて、ブエルタ・ア・エスパーニャにはポイント賞、山岳賞、複合賞が存在する。レースにスパイスを与える3賞の仕組みと、それぞれの注目選手をピックアップしておこう。
プントス(ポイント賞ジャージ)
プントスはスペイン語でポイントの意味。主にスプリンターを対象にしたポイント賞ジャージだ。ステージ上位15名と、中間スプリントポイント上位3名に与えられるポイントの積算により争われる。2009年にジャージカラーがツール・ド・フランスと同じグリーンに変更。また、ジャージスポンサーも今年からツール同様「シュコダ」に変更されている。
獲得ポイントはステージ1位で25ポイント、2位20ポイント、3位16ポイント・・・15位1ポイント。中間スプリントポイントでは1位4ポイント、2位2ポイント、3位1ポイント。ツールとは異なり、平坦ステージでも山岳ステージでも同ポイントが与えられる。そのためスプリンターだけではなく、総合上位のオールラウンダーもポイント賞ランキングの上位に名を連ねる。
ツールで4年連続マイヨヴェール(ポイント賞)を獲得したペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)はマイヨプントス候補ナンバーワン。ピュアスプリンターが脱落する登りがフィニッシュ手前に登場するようなサガン向きのステージがブエルタには多く設定されている。サガンはダニエーレ・ベンナーティ(イタリア)のサポートを受けることになるだろう。
ブエルタでステージ通算9勝を飾っているジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)が2014年のマイヨプントス獲得者。ミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベを制したジャーマンスプリンターはツールに続いてキッテルのいない穴を埋める。ツールでは5回ステージトップ5に入ってポイント賞3位だった。チームには2014年ジロ最終ステージ覇者のルーカ・メスゲツ(スロベニア)もいる。
プロ2年目にしてトップスプリンターと互角の戦いを繰り広げている21歳のカレイブ・イワン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)がグランツール初出場。身長165cmと小柄ながら弾丸のような加速を武器にビッグスプリンターに立ち向かう。
ツールでスプリントに絡めぬまま落車リタイアしたナセル・ブアニ(フランス、コフィディス)やケヴィン・レザ(フランス、FDJ)、レオナルド・ドゥケ(コロンビア、コロンビア)、マッテオ・ペルッキ(イタリア、IAMサイクリング)、マキシミリアーノ・リケーゼ(アルゼンチン、ランプレ・メリダ)、そして兄弟スプリンターのダニー・ファンポッペルとボーイ・ファンポッペル(オランダ、トレックファクトリーレーシング)らも平坦ステージでスポットライトを浴びるはずだ。
キンタナとバルベルデの二枚看板で総合優勝を狙うモビスターはフランシスコ・ベントソ(スペイン)とホセホアキン・ロハス(スペイン)の二枚看板でスプリントを狙う。ダークホースとしてはツール・ド・ランカウイで総合優勝を飾ったMTNキュベカのヨウセフ・レグイグイ(アルジェリア)にも注目。平坦ステージではクリスティアン・ズバラーリ(イタリア)が南アフリカチームのエーススプリンターを担うだろう。
ブエルタ歴代ポイント賞獲得者
2014年 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ)
2013年 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
2012年 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
2011年 バウク・モレマ(オランダ)
2010年 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)
2009年 アンドレ・グライペル(ドイツ)
2008年 フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー)
2007年 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア)
2006年 トル・フースホフト(ノルウェー)
2005年 アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)
2004年 エリック・ツァベル(ドイツ)
2003年 エリック・ツァベル(ドイツ)
2002年 エリック・ツァベル(ドイツ)
2001年 ホセマリア・ヒメネス(スペイン)
2000年 ロベルト・エラス(スペイン)
1999年 フランク・ファンデンブロック(ベルギー)
1998年 ファブリツィオ・グイディ(イタリア)
1997年 ローラン・ジャラベール(フランス)
1996年 ローラン・ジャラベール(フランス)
1995年 ローラン・ジャラベール(フランス)
1994年 ローラン・ジャラベール(フランス)
1993年 トニー・ロミンゲル(スイス)
1992年 ジャモリディネ・アブドヤパロフ(ウズベキスタン)
1991年 ウーヴェ・ラーブ(ドイツ)
1990年 ウーヴェ・ラーブ(ドイツ)
モンターニャ(山岳賞ジャージ)
モンターニャはスペイン語でマウンテンの意味。山岳の頂上通過順位に基づいて与えられるポイントの積算で争われる。ジャージデザインは青い水玉模様で、ジャージスポンサーは国営宝くじの「ロテリアス・イ・アプエスタス・デル・エスタド」。
これまで多くの山岳スペシャリストを輩出してきたクライマー大国スペイン。今年で開催70回目を迎えるブエルタで、実に48回にわたってスペイン人選手が山岳賞を獲得してきた。そのうち2014年を含む23回は、スペイン人選手が山岳賞ランキングのトップスリーを独占している。
山岳賞争いは本命の総合争いの展開に左右されるため、候補をズバリ言い当てにくい。どれだけ山岳に強いクライマーでも、チーム内に総合狙いのオールラウンダーがいる場合は自由な動きが許されないのだ。ポイント賞同様、狙わずとも総合上位の選手が山岳賞トップに立つ可能性が高い。
獲得ポイントは、「シーマ・アルベルトフェルナンデス」に指定された第16ステージの超級山岳アルト・エルミタ・デ・アルバ先頭フィニッシュで20ポイント、第11ステージの超級山岳コリャーダ・デラ・ガリーニャと第14ステージの超級山岳アルト・カンポ先頭通過で15ポイント、1級山岳15ポイント、2級山岳5ポイント、3級山岳3ポイント。
ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、AG2Rラモンディアール)やケニー・エリッソンド(フランス、FDJ)、ダニエル・ナバーロ(スペイン、コフィディス)といったエース級のクライマー系オールラウンダーは、総合で苦戦を強いられた場合に目標を山岳賞にスイッチする可能性も。
ダルウィン・アタプマ(コロンビア、BMCレーシング)やエスデバン・チャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ)の他、チームコロンビア所属のコロンビアンクライマーたちは山岳ステージで活発に動いてくるだろう。ナトナエル・ベルハネ(エリトリア、MTNキュベカ)はツールのテクレハイマノに続いてグランツールに旋風を巻き起こすことが出来るだろうか。
ブエルタ歴代山岳賞獲得者
2014年 ルイスレオン・サンチェス(スペイン)
2013年 ニコラ・エデ(フランス)
2012年 サイモン・クラーク(オーストラリア)
2011年 ダヴィ・モンクティエ(フランス)
2010年 ダヴィ・モンクティエ(フランス)
2009年 ダヴィ・モンクティエ(フランス)
2008年 ダヴィ・モンクティエ(フランス)
2007年 デニス・メンショフ(ロシア)
2006年 エゴイ・マルティネス(スペイン)
2005年 ホアキン・ロドリゲス(スペイン)
2004年 フェリックス・カルデナス(コロンビア)
2003年 フェリックス・カルデナス(コロンビア)
2002年 アイトール・オサ(スペイン)
2001年 ホセマリア・ヒメネス(スペイン)
2000年 カルロス・サストレ(スペイン)
1999年 ホセマリア・ヒメネス(スペイン)
1998年 ホセマリア・ヒメネス(スペイン)
1997年 ホセマリア・ヒメネス(スペイン)
1996年 トニー・ロミンゲル(スイス)
1995年 ローラン・ジャラベール(フランス)
1994年 リュク・ルブラン(フランス)
1993年 トニー・ロミンゲル(スイス)
1992年 カルロス・エルナンデス(スペイン)
1991年 ルイス・エレラ(コロンビア)
1990年 マルティン・ファルファン(コロンビア)
コンビナーダ(複合賞ジャージ)
コンビナーダはスペイン語でコンビネーションの意味。つまり複合賞ジャージだ。デザインは白色で、ジャージスポンサーは肥料メーカーの「フェルティベリア」。初登場は1970年で、2度のブランクを経て、2002年に復活した。
以前はツールやジロでも採用されていた賞だが、現在は新人賞に取って代わられている。つまり現在グランツールで複合賞を採用しているのはブエルタだけだ。
総合順位とポイント賞順位、山岳賞順位の3つを合計し、その最も少ない選手が複合賞に輝く。この複合賞だけを狙ってブエルタに出場選手はいない。山岳やスプリント、タイムトライアルでコンスタントに上位を狙えるオールマイティーな選手が必然的に対象となっており、近年は総合1位もしくは総合2位の選手がこの複合賞を獲得するのが通例だ。
ブエルタ歴代複合賞獲得者
2014年 アルベルト・コンタドール(スペイン)
2013年 クリストファー・ホーナー(アメリカ)
2012年 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
2011年 ファンホセ・コーボ(スペイン)
2010年 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)
2009年 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
2008年 アルベルト・コンタドール(スペイン)
2007年 デニス・メンショフ(ロシア)
2006年 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン)
2005年 デニス・メンショフ(ロシア)
2004年 ロベルト・エラス(スペイン)
2003年 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
2002年 ロベルト・エラス(スペイン)
text:Kei Tsuji
プントス(ポイント賞ジャージ)
プントスはスペイン語でポイントの意味。主にスプリンターを対象にしたポイント賞ジャージだ。ステージ上位15名と、中間スプリントポイント上位3名に与えられるポイントの積算により争われる。2009年にジャージカラーがツール・ド・フランスと同じグリーンに変更。また、ジャージスポンサーも今年からツール同様「シュコダ」に変更されている。
獲得ポイントはステージ1位で25ポイント、2位20ポイント、3位16ポイント・・・15位1ポイント。中間スプリントポイントでは1位4ポイント、2位2ポイント、3位1ポイント。ツールとは異なり、平坦ステージでも山岳ステージでも同ポイントが与えられる。そのためスプリンターだけではなく、総合上位のオールラウンダーもポイント賞ランキングの上位に名を連ねる。
ツールで4年連続マイヨヴェール(ポイント賞)を獲得したペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)はマイヨプントス候補ナンバーワン。ピュアスプリンターが脱落する登りがフィニッシュ手前に登場するようなサガン向きのステージがブエルタには多く設定されている。サガンはダニエーレ・ベンナーティ(イタリア)のサポートを受けることになるだろう。
ブエルタでステージ通算9勝を飾っているジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)が2014年のマイヨプントス獲得者。ミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベを制したジャーマンスプリンターはツールに続いてキッテルのいない穴を埋める。ツールでは5回ステージトップ5に入ってポイント賞3位だった。チームには2014年ジロ最終ステージ覇者のルーカ・メスゲツ(スロベニア)もいる。
プロ2年目にしてトップスプリンターと互角の戦いを繰り広げている21歳のカレイブ・イワン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)がグランツール初出場。身長165cmと小柄ながら弾丸のような加速を武器にビッグスプリンターに立ち向かう。
ツールでスプリントに絡めぬまま落車リタイアしたナセル・ブアニ(フランス、コフィディス)やケヴィン・レザ(フランス、FDJ)、レオナルド・ドゥケ(コロンビア、コロンビア)、マッテオ・ペルッキ(イタリア、IAMサイクリング)、マキシミリアーノ・リケーゼ(アルゼンチン、ランプレ・メリダ)、そして兄弟スプリンターのダニー・ファンポッペルとボーイ・ファンポッペル(オランダ、トレックファクトリーレーシング)らも平坦ステージでスポットライトを浴びるはずだ。
キンタナとバルベルデの二枚看板で総合優勝を狙うモビスターはフランシスコ・ベントソ(スペイン)とホセホアキン・ロハス(スペイン)の二枚看板でスプリントを狙う。ダークホースとしてはツール・ド・ランカウイで総合優勝を飾ったMTNキュベカのヨウセフ・レグイグイ(アルジェリア)にも注目。平坦ステージではクリスティアン・ズバラーリ(イタリア)が南アフリカチームのエーススプリンターを担うだろう。
ブエルタ歴代ポイント賞獲得者
2014年 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ)
2013年 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
2012年 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
2011年 バウク・モレマ(オランダ)
2010年 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)
2009年 アンドレ・グライペル(ドイツ)
2008年 フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー)
2007年 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア)
2006年 トル・フースホフト(ノルウェー)
2005年 アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)
2004年 エリック・ツァベル(ドイツ)
2003年 エリック・ツァベル(ドイツ)
2002年 エリック・ツァベル(ドイツ)
2001年 ホセマリア・ヒメネス(スペイン)
2000年 ロベルト・エラス(スペイン)
1999年 フランク・ファンデンブロック(ベルギー)
1998年 ファブリツィオ・グイディ(イタリア)
1997年 ローラン・ジャラベール(フランス)
1996年 ローラン・ジャラベール(フランス)
1995年 ローラン・ジャラベール(フランス)
1994年 ローラン・ジャラベール(フランス)
1993年 トニー・ロミンゲル(スイス)
1992年 ジャモリディネ・アブドヤパロフ(ウズベキスタン)
1991年 ウーヴェ・ラーブ(ドイツ)
1990年 ウーヴェ・ラーブ(ドイツ)
モンターニャ(山岳賞ジャージ)
モンターニャはスペイン語でマウンテンの意味。山岳の頂上通過順位に基づいて与えられるポイントの積算で争われる。ジャージデザインは青い水玉模様で、ジャージスポンサーは国営宝くじの「ロテリアス・イ・アプエスタス・デル・エスタド」。
これまで多くの山岳スペシャリストを輩出してきたクライマー大国スペイン。今年で開催70回目を迎えるブエルタで、実に48回にわたってスペイン人選手が山岳賞を獲得してきた。そのうち2014年を含む23回は、スペイン人選手が山岳賞ランキングのトップスリーを独占している。
山岳賞争いは本命の総合争いの展開に左右されるため、候補をズバリ言い当てにくい。どれだけ山岳に強いクライマーでも、チーム内に総合狙いのオールラウンダーがいる場合は自由な動きが許されないのだ。ポイント賞同様、狙わずとも総合上位の選手が山岳賞トップに立つ可能性が高い。
獲得ポイントは、「シーマ・アルベルトフェルナンデス」に指定された第16ステージの超級山岳アルト・エルミタ・デ・アルバ先頭フィニッシュで20ポイント、第11ステージの超級山岳コリャーダ・デラ・ガリーニャと第14ステージの超級山岳アルト・カンポ先頭通過で15ポイント、1級山岳15ポイント、2級山岳5ポイント、3級山岳3ポイント。
ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、AG2Rラモンディアール)やケニー・エリッソンド(フランス、FDJ)、ダニエル・ナバーロ(スペイン、コフィディス)といったエース級のクライマー系オールラウンダーは、総合で苦戦を強いられた場合に目標を山岳賞にスイッチする可能性も。
ダルウィン・アタプマ(コロンビア、BMCレーシング)やエスデバン・チャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ)の他、チームコロンビア所属のコロンビアンクライマーたちは山岳ステージで活発に動いてくるだろう。ナトナエル・ベルハネ(エリトリア、MTNキュベカ)はツールのテクレハイマノに続いてグランツールに旋風を巻き起こすことが出来るだろうか。
ブエルタ歴代山岳賞獲得者
2014年 ルイスレオン・サンチェス(スペイン)
2013年 ニコラ・エデ(フランス)
2012年 サイモン・クラーク(オーストラリア)
2011年 ダヴィ・モンクティエ(フランス)
2010年 ダヴィ・モンクティエ(フランス)
2009年 ダヴィ・モンクティエ(フランス)
2008年 ダヴィ・モンクティエ(フランス)
2007年 デニス・メンショフ(ロシア)
2006年 エゴイ・マルティネス(スペイン)
2005年 ホアキン・ロドリゲス(スペイン)
2004年 フェリックス・カルデナス(コロンビア)
2003年 フェリックス・カルデナス(コロンビア)
2002年 アイトール・オサ(スペイン)
2001年 ホセマリア・ヒメネス(スペイン)
2000年 カルロス・サストレ(スペイン)
1999年 ホセマリア・ヒメネス(スペイン)
1998年 ホセマリア・ヒメネス(スペイン)
1997年 ホセマリア・ヒメネス(スペイン)
1996年 トニー・ロミンゲル(スイス)
1995年 ローラン・ジャラベール(フランス)
1994年 リュク・ルブラン(フランス)
1993年 トニー・ロミンゲル(スイス)
1992年 カルロス・エルナンデス(スペイン)
1991年 ルイス・エレラ(コロンビア)
1990年 マルティン・ファルファン(コロンビア)
コンビナーダ(複合賞ジャージ)
コンビナーダはスペイン語でコンビネーションの意味。つまり複合賞ジャージだ。デザインは白色で、ジャージスポンサーは肥料メーカーの「フェルティベリア」。初登場は1970年で、2度のブランクを経て、2002年に復活した。
以前はツールやジロでも採用されていた賞だが、現在は新人賞に取って代わられている。つまり現在グランツールで複合賞を採用しているのはブエルタだけだ。
総合順位とポイント賞順位、山岳賞順位の3つを合計し、その最も少ない選手が複合賞に輝く。この複合賞だけを狙ってブエルタに出場選手はいない。山岳やスプリント、タイムトライアルでコンスタントに上位を狙えるオールマイティーな選手が必然的に対象となっており、近年は総合1位もしくは総合2位の選手がこの複合賞を獲得するのが通例だ。
ブエルタ歴代複合賞獲得者
2014年 アルベルト・コンタドール(スペイン)
2013年 クリストファー・ホーナー(アメリカ)
2012年 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
2011年 ファンホセ・コーボ(スペイン)
2010年 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)
2009年 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
2008年 アルベルト・コンタドール(スペイン)
2007年 デニス・メンショフ(ロシア)
2006年 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン)
2005年 デニス・メンショフ(ロシア)
2004年 ロベルト・エラス(スペイン)
2003年 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
2002年 ロベルト・エラス(スペイン)
text:Kei Tsuji
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