2015/08/17(月) - 10:32
マレーシア・マラッカで開催されているMTBアジア選手権、16日はクロスカントリー競技が行われ、山本幸平が7連覇を達成。リオ五輪の参加枠を獲得したほか、男子ジュニアで表彰台を独占するなど日本勢が大活躍した。
日本チームは8月14日のチームリレーで2位になったのに続き、15日はダウンヒル競技で清水一輝(愛知 Patrol Mountain FJC)が2位に。そして16日はクロスカントリー競技XCOが行われ、男女エリート、ジュニアの各カテゴリーが気温33度のなか争われた。
男子エリートでは山本幸平(トレックファクトリーレーシング)がスタートから独走体勢を築き、ゴールまで走り切る独走優勝によりアジア選手権XCO競技で見事7連覇を達成した。これにより日本は2016年リオオリンピックの参加枠で男子1枠を確保した(この枠は個人でなく国に与えられる)。
武井亨介は5位、平野星矢は7位、斉藤亮は8位、門田基志は11位だった。
女子エリートは中国のREN Cheng Yuanが優勝。與那嶺恵理(茨城・サクソバンクFX証券)は4位、末政実緒(兵庫・SRAM/LITEC)はー1ラップに終わった。
男子ジュニアでは竹内 遼(長野・WESTBERG/ProRide)、平林安里(長野・長野県白馬高等学校)、山田将輝(長野・Limited846/DIRTFREAK)が1・2・3フィニッシュで表彰台独占。
女子ジュニアで佐藤寿美(北海道・TEAM BG8)が3位になった。
山本幸平のコメント
優勝だけを目指していたので、優勝しないといけない立場でした。いろいろなイメージを持って走りましたが、予想・予定通りスタートから前に出て自分のペースを刻むことが出来た。誰かがついてくるならそれも良しとして走りましたが、カザフスタンの選手ひとりだけがついてきて、でも彼も苦しそうな表情でいたので僕としては自信がありました。彼は2周めの下りでミスをして離れていきました。そこで大きな差がついて、後は自分のペースで確実に走り、勝利を目指しました。追い込み過ぎずイーブンペースで走れました。
アジア選手権はいろいろな状況が厳しく、それはこれまでの経験から十分知っていました。マレーシアの気候はもちろん暑かったけれど、それも想定内でした。
これでオリンピック枠がひとつ取れたとはいえ、ほっとはしていないですね。僕が目指すのは世界ランキングで上位になり、僕が五輪に出場できるようになること。もしそれができなければ日本国内の選考会で勝たなくてはいけなくなり、それに力を注がざるをえなくなってしまう。
またすぐにヨーロッパに向かいます。来週はさっそくイタリアでW杯のレースがあります。今シーズン目指すのは世界選手権、ワールドカップ戦での一桁内入賞なので、それが達成できるように注力して走ります。昨年からの落車の影響からくる悪い流れはすっかり無くなり、今はキレのあるいい状態で走れているので、後半戦も頑張ります。
選手たちのコメント、インタビューは追って追記していきます。
MTBアジア選手権2015 XCO 主な日本勢のリザルト
●男子エリート 36 km(8 周×4.5 km)
1位 山本 幸平(北海道・トレックファクトリーレーシング) 1h28'37"30
2位 WANG Zhen 中華人民共和国 1h31'36"21
3位 CHAN Chun Hing ホンコン・チャイナ 1h31'54"72
5位 武井亨介(茨城・FORZA・YONEX) 1h32'22"87
7位 平野星矢(長野・BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM) 1h32'31"78
8位 斉藤 亮(長野・BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM) 1h33' 分57"08
11位 門田 基志(愛媛・TEAM GIANT) 1h35'51"06
●女子エリート 31.5 km(7 周×4.5 km)
1位 REN Cheng Yuan 中華人民共和国 1h27'43"97
2位 YANG Ling 中華人民共和国 1h34'06"66
3位 WENJING Ren 中華人民共和国 1h34'41"80
4位 與那嶺恵理(茨城・サクソバンクFX証券) 1h36'23"90
6位 末政 実緒(兵庫・SRAM/LITEC)-1Lap
●男子ジュニア 22.5km(5 周 X4.5km)
1位 竹内 遼(長野・WESTBERG/ProRide)56'28"52
2位 平林 安里(長野・長野県白馬高等学校)56'42"10
3位 山田 将輝(長野・Limited846/DIRTFREAK)1h00'05"36
●女子ジュニア 18 km(4 周 X4.5km)
1位 VARINTHORN Phetprpahan タイ 1h03'38"43
2位 YA YU Tsai チャイニーズ・タイペイ 1h04'39"74
3位 佐藤 寿美(北海道・TEAM BG8) 1h05'04"38
日本チームは8月14日のチームリレーで2位になったのに続き、15日はダウンヒル競技で清水一輝(愛知 Patrol Mountain FJC)が2位に。そして16日はクロスカントリー競技XCOが行われ、男女エリート、ジュニアの各カテゴリーが気温33度のなか争われた。
男子エリートでは山本幸平(トレックファクトリーレーシング)がスタートから独走体勢を築き、ゴールまで走り切る独走優勝によりアジア選手権XCO競技で見事7連覇を達成した。これにより日本は2016年リオオリンピックの参加枠で男子1枠を確保した(この枠は個人でなく国に与えられる)。
武井亨介は5位、平野星矢は7位、斉藤亮は8位、門田基志は11位だった。
女子エリートは中国のREN Cheng Yuanが優勝。與那嶺恵理(茨城・サクソバンクFX証券)は4位、末政実緒(兵庫・SRAM/LITEC)はー1ラップに終わった。
男子ジュニアでは竹内 遼(長野・WESTBERG/ProRide)、平林安里(長野・長野県白馬高等学校)、山田将輝(長野・Limited846/DIRTFREAK)が1・2・3フィニッシュで表彰台独占。
女子ジュニアで佐藤寿美(北海道・TEAM BG8)が3位になった。
山本幸平のコメント
優勝だけを目指していたので、優勝しないといけない立場でした。いろいろなイメージを持って走りましたが、予想・予定通りスタートから前に出て自分のペースを刻むことが出来た。誰かがついてくるならそれも良しとして走りましたが、カザフスタンの選手ひとりだけがついてきて、でも彼も苦しそうな表情でいたので僕としては自信がありました。彼は2周めの下りでミスをして離れていきました。そこで大きな差がついて、後は自分のペースで確実に走り、勝利を目指しました。追い込み過ぎずイーブンペースで走れました。
アジア選手権はいろいろな状況が厳しく、それはこれまでの経験から十分知っていました。マレーシアの気候はもちろん暑かったけれど、それも想定内でした。
これでオリンピック枠がひとつ取れたとはいえ、ほっとはしていないですね。僕が目指すのは世界ランキングで上位になり、僕が五輪に出場できるようになること。もしそれができなければ日本国内の選考会で勝たなくてはいけなくなり、それに力を注がざるをえなくなってしまう。
またすぐにヨーロッパに向かいます。来週はさっそくイタリアでW杯のレースがあります。今シーズン目指すのは世界選手権、ワールドカップ戦での一桁内入賞なので、それが達成できるように注力して走ります。昨年からの落車の影響からくる悪い流れはすっかり無くなり、今はキレのあるいい状態で走れているので、後半戦も頑張ります。
選手たちのコメント、インタビューは追って追記していきます。
MTBアジア選手権2015 XCO 主な日本勢のリザルト
●男子エリート 36 km(8 周×4.5 km)
1位 山本 幸平(北海道・トレックファクトリーレーシング) 1h28'37"30
2位 WANG Zhen 中華人民共和国 1h31'36"21
3位 CHAN Chun Hing ホンコン・チャイナ 1h31'54"72
5位 武井亨介(茨城・FORZA・YONEX) 1h32'22"87
7位 平野星矢(長野・BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM) 1h32'31"78
8位 斉藤 亮(長野・BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM) 1h33' 分57"08
11位 門田 基志(愛媛・TEAM GIANT) 1h35'51"06
●女子エリート 31.5 km(7 周×4.5 km)
1位 REN Cheng Yuan 中華人民共和国 1h27'43"97
2位 YANG Ling 中華人民共和国 1h34'06"66
3位 WENJING Ren 中華人民共和国 1h34'41"80
4位 與那嶺恵理(茨城・サクソバンクFX証券) 1h36'23"90
6位 末政 実緒(兵庫・SRAM/LITEC)-1Lap
●男子ジュニア 22.5km(5 周 X4.5km)
1位 竹内 遼(長野・WESTBERG/ProRide)56'28"52
2位 平林 安里(長野・長野県白馬高等学校)56'42"10
3位 山田 将輝(長野・Limited846/DIRTFREAK)1h00'05"36
●女子ジュニア 18 km(4 周 X4.5km)
1位 VARINTHORN Phetprpahan タイ 1h03'38"43
2位 YA YU Tsai チャイニーズ・タイペイ 1h04'39"74
3位 佐藤 寿美(北海道・TEAM BG8) 1h05'04"38
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