2015/07/23(木) - 06:12
総合3位ヴァンガーデレンのリタイアに続き、標高2250mの1級山岳アロス峠の下りでコンタドールがクラッシュ。フルームが総合首位を守る中、逃げグループから飛び出したサイモン・ゲシュケ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)が独走勝利を飾った。
休息日明け、3連続アルプス山岳ステージの初日はディーニュ・レ・バンからプラ・ルーまでの161km。後半にかけて今大会の最高地点である標高2250mの1級山岳アロス峠(14km/5.5%)と2級山岳プラ・ルー(6.2km/6.5%)が立て続けに登場する。
山頂フィニッシュ自体そこまでの難易度ではないが、直前の1級山岳アロス峠のテクニカルな下りとのセットは警戒すべき存在。いよいよマイヨジョーヌを決めるアルプス決戦が始まった。
ディーニュ・レ・バンを発ってすぐ、ナポレオン街道を南下し始めるとマイヨヴェールのペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)らが積極的にアタック開始する。断続的な動きが続いたままこの日最初の3級山岳レーク峠に差し掛かると、メイン集団から脱落者が続出。その中には総合3位ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)の姿もあった。
頭痛を伴う体調不良を抱えていたというヴァンガーデレンはアシストの力を得て集団に復帰したものの、レース中盤の2級山岳コル・サンミシェルで再び脱落。完全に失速したヴァンガーデレンは91km地点でリタイアを選択した。
一方の先頭では57km地点で28名の大きな逃げグループが形成される。スプリントポイント狙いのサガンやジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)の他、すでに総合順位を落としているリゴベルト・ウラン(コロンビア、エティックス・クイックステップ)やリッチー・ポート(オーストラリア、チームスカイ)、アンドリュー・タランスキー(アメリカ、キャノンデール・ガーミン)、ステフェン・クルイスウィク(オランダ、ロットNLユンボ)といったオールラウンダーを含む逃げは88km地点で4分20秒のリード。メイン集団を率いるチームスカイはこの28名の逃げ切りにGOサインを出した。
フィニッシュまで75kmを残した2級山岳コル・サンミシェルで動いたのはティンコフ・サクソだった。マイケル・ロジャース(オーストラリア)とアルベルト・コンタドール(スペイン)が飛び出し、メイン集団から40秒のリードを稼ぎ出すことに成功する。
ロジャースの脱落とともに単独となったコンタドールには遅れてアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)が合流。しかしこのスパニッシュコンビの動きはチームスカイによって封印された。
先頭ではスプリントポイント(111km地点)でスピード勝負が繰り広げられ、ブノワ・ヴォグルナール(フランス、FDJ)、デゲンコルブ、サガンの順に通過していく。サガンはデゲンコルブに5ポイント詰められたものの、合計420ポイントという圧倒的なリードを築いている。
スプリントポイントでの攻防が落ち着くと、フィニッシュまで48kmを残してゲシュケが逃げグループからアタック。ぐんぐんとリードを広げながら1級山岳アロス峠を登るゲシュケを、ティボー・ピノ(フランス、FDJ)やマティアス・フランク(スイス、IAMサイクリング)、アダム・イェーツ(イギリス、オリカ・グリーンエッジ)、クルイスウィク、タランスキーを含む追走グループが追う展開に。
ゲシュケは単独追走したピノを1分、タランスキーやフランクらを1分52秒引き離して1級山岳アロス峠の頂上をクリア。テクニカルな下りで追走ピノが落車したため、ゲシュケの独走が確固たるものとなる。リードを保った状態で下りを終え、リズムを崩すことなく2級山岳プラ・ルーを登ったゲシュケが、タランスキーやウランを振り切って勝利した。
「自転車競技を始めた当初から夢見ていた勝利」を手にしたゲシュケ。長年アシストとしてエースを支えてきた29歳のオールラウンダーがドイツにステージ5勝目(グライペルx3、マルティンx1、ゲシュケx1)をもたらした。「自分はスプリンターでもクライマーでもない。マルセル・キッテルのいないツールでチームが結果を残すのは簡単ではないけど、希望は失わなかった。でもまさか自分がステージ優勝第1号になるとはチームメイトたちは予想していなかったと思う」とゲシュケは笑う。
「仮にポートやピノ、タランスキーと登坂勝負をしたら負けていた。だからアロス峠の登りが本格的に始まる前に仕掛けた。自分が勝つためにはこうするしかなかった。そして勝ったんだ」。
同時進行で繰り広げられたマイヨジョーヌ争いは、1級山岳アロス峠でのヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)のアタックによって本格化。ニーバリの動きにはすかさずクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)、ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)、アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)、コンタドールが反応する。
キンタナがペースアップするシーンも見られたが総合上位勢はばらけずに1級山岳アロス峠をクリア。すると下り区間でコンタドールが落車してしまう。サガンやロジャースのサポートを受けて再スタートを切ったコンタドールだったが、しばらくしてバイクを再度交換。トラブルなく下りきったマイヨジョーヌグループから大きく遅れる形でコンタドールが2級山岳プラ・ルーに差し掛かった。
モビスターやアスタナのペースアップにもフルームは動じず、総合2位キンタナのアタックにも問題なく対応する。結局キンタナとフルームは先頭から7分16秒遅れで並んでフィニッシュ。「ライバルたちはリスクを冒して攻め込んできた。彼らの作戦は一か八か。でもチームメイトが危険な動きを封じ込め、自分は落ち着いて下りをこなした。今日は良い一日だった」と語るフルームが3分以上のリードのままマイヨジョーヌを守っている。
総合トップツーから7秒遅れでフィニッシュしたバルベルデがヴァンガーデレンに代わって総合3位に浮上。2分17秒を失ったコンタドールは6秒差でトーマスに総合4位の座を奪われている。また、逃げ切ってステージ5位に入ったフランクが総合13位から総合8位まで一気に順位を上げた。
この日はヴァンガーデレンだけでなくミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、エティックス・クイックステップ)やネイサン・ハース(オーストラリア、キャノンデール・ガーミン)らが相次いでリタイア。すでに35名がリタイアしており、レースに残っているのは163名となった。
Résumé - Étape 17 (Digne-les-Bains > Pra Loup... par tourdefrance
ツール・ド・フランス2015第17ステージ結果
1位 サイモン・ゲシュケ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン) 4h12’17”
2位 アンドリュー・タランスキー(アメリカ、キャノンデール・ガーミン) +32”
3位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、エティックス・クイックステップ) +1’01”
4位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ) +1’36”
5位 マティアス・フランク(スイス、IAMサイクリング) +1’40”
6位 ステフェン・クルイスウィク(オランダ、ロットNLユンボ) +2’27”
7位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、チームスカイ) +3’02”
8位 ヨナタン・カストロビエホ(スペイン、モビスター) +3’04”
9位 セルジュ・パウエルス(ベルギー、MTNキュベカ) +3’05”
10位 アダム・イェーツ(イギリス、オリカ・グリーンエッジ) +3’21”
18位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +7’16”
20位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)
21位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +7’23”
22位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +7’31”
24位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +8’18”
25位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +8’32”
30位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +9’21”
31位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +9’33”
35位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング) +10’10”
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 69h06’49”
2位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +3’10”
3位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +4’09”
4位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +6’34”
5位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +6’40”
6位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +7’39”
7位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +8’04”
8位 マティアス・フランク(スイス、IAMサイクリング) +8’47”
9位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング) +11’47”
10位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +13’08”
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 420pts
2位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 316pts
3位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン) 281pts
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 61pts
2位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 52pts
3位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) 41pts
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) 69h09’59”
2位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +9’58”
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +12’54”
チーム総合成績
1位 モビスター 208h18’05”
2位 MTNキュベカ +16’57”
3位 チームスカイ +33’41”
ステージ敢闘賞
サイモン・ゲシュケ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)
リタイア
DNS ローラン・ディディエ(ルクセンブルク、トレックファクトリーレーシング)
DNF サム・ベネット(アイルランド、ボーラ・アルゴン18)
DNF ネイサン・ハース(オーストラリア、キャノンデール・ガーミン)
DNF ジェローム・コッペル(フランス、IAMサイクリング)
DNF ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、エティックス・クイックステップ)
DNF ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)
text:Kei Tsuji in Pra Loap, France
休息日明け、3連続アルプス山岳ステージの初日はディーニュ・レ・バンからプラ・ルーまでの161km。後半にかけて今大会の最高地点である標高2250mの1級山岳アロス峠(14km/5.5%)と2級山岳プラ・ルー(6.2km/6.5%)が立て続けに登場する。
山頂フィニッシュ自体そこまでの難易度ではないが、直前の1級山岳アロス峠のテクニカルな下りとのセットは警戒すべき存在。いよいよマイヨジョーヌを決めるアルプス決戦が始まった。
ディーニュ・レ・バンを発ってすぐ、ナポレオン街道を南下し始めるとマイヨヴェールのペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)らが積極的にアタック開始する。断続的な動きが続いたままこの日最初の3級山岳レーク峠に差し掛かると、メイン集団から脱落者が続出。その中には総合3位ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)の姿もあった。
頭痛を伴う体調不良を抱えていたというヴァンガーデレンはアシストの力を得て集団に復帰したものの、レース中盤の2級山岳コル・サンミシェルで再び脱落。完全に失速したヴァンガーデレンは91km地点でリタイアを選択した。
一方の先頭では57km地点で28名の大きな逃げグループが形成される。スプリントポイント狙いのサガンやジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)の他、すでに総合順位を落としているリゴベルト・ウラン(コロンビア、エティックス・クイックステップ)やリッチー・ポート(オーストラリア、チームスカイ)、アンドリュー・タランスキー(アメリカ、キャノンデール・ガーミン)、ステフェン・クルイスウィク(オランダ、ロットNLユンボ)といったオールラウンダーを含む逃げは88km地点で4分20秒のリード。メイン集団を率いるチームスカイはこの28名の逃げ切りにGOサインを出した。
フィニッシュまで75kmを残した2級山岳コル・サンミシェルで動いたのはティンコフ・サクソだった。マイケル・ロジャース(オーストラリア)とアルベルト・コンタドール(スペイン)が飛び出し、メイン集団から40秒のリードを稼ぎ出すことに成功する。
ロジャースの脱落とともに単独となったコンタドールには遅れてアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)が合流。しかしこのスパニッシュコンビの動きはチームスカイによって封印された。
先頭ではスプリントポイント(111km地点)でスピード勝負が繰り広げられ、ブノワ・ヴォグルナール(フランス、FDJ)、デゲンコルブ、サガンの順に通過していく。サガンはデゲンコルブに5ポイント詰められたものの、合計420ポイントという圧倒的なリードを築いている。
スプリントポイントでの攻防が落ち着くと、フィニッシュまで48kmを残してゲシュケが逃げグループからアタック。ぐんぐんとリードを広げながら1級山岳アロス峠を登るゲシュケを、ティボー・ピノ(フランス、FDJ)やマティアス・フランク(スイス、IAMサイクリング)、アダム・イェーツ(イギリス、オリカ・グリーンエッジ)、クルイスウィク、タランスキーを含む追走グループが追う展開に。
ゲシュケは単独追走したピノを1分、タランスキーやフランクらを1分52秒引き離して1級山岳アロス峠の頂上をクリア。テクニカルな下りで追走ピノが落車したため、ゲシュケの独走が確固たるものとなる。リードを保った状態で下りを終え、リズムを崩すことなく2級山岳プラ・ルーを登ったゲシュケが、タランスキーやウランを振り切って勝利した。
「自転車競技を始めた当初から夢見ていた勝利」を手にしたゲシュケ。長年アシストとしてエースを支えてきた29歳のオールラウンダーがドイツにステージ5勝目(グライペルx3、マルティンx1、ゲシュケx1)をもたらした。「自分はスプリンターでもクライマーでもない。マルセル・キッテルのいないツールでチームが結果を残すのは簡単ではないけど、希望は失わなかった。でもまさか自分がステージ優勝第1号になるとはチームメイトたちは予想していなかったと思う」とゲシュケは笑う。
「仮にポートやピノ、タランスキーと登坂勝負をしたら負けていた。だからアロス峠の登りが本格的に始まる前に仕掛けた。自分が勝つためにはこうするしかなかった。そして勝ったんだ」。
同時進行で繰り広げられたマイヨジョーヌ争いは、1級山岳アロス峠でのヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)のアタックによって本格化。ニーバリの動きにはすかさずクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)、ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)、アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)、コンタドールが反応する。
キンタナがペースアップするシーンも見られたが総合上位勢はばらけずに1級山岳アロス峠をクリア。すると下り区間でコンタドールが落車してしまう。サガンやロジャースのサポートを受けて再スタートを切ったコンタドールだったが、しばらくしてバイクを再度交換。トラブルなく下りきったマイヨジョーヌグループから大きく遅れる形でコンタドールが2級山岳プラ・ルーに差し掛かった。
モビスターやアスタナのペースアップにもフルームは動じず、総合2位キンタナのアタックにも問題なく対応する。結局キンタナとフルームは先頭から7分16秒遅れで並んでフィニッシュ。「ライバルたちはリスクを冒して攻め込んできた。彼らの作戦は一か八か。でもチームメイトが危険な動きを封じ込め、自分は落ち着いて下りをこなした。今日は良い一日だった」と語るフルームが3分以上のリードのままマイヨジョーヌを守っている。
総合トップツーから7秒遅れでフィニッシュしたバルベルデがヴァンガーデレンに代わって総合3位に浮上。2分17秒を失ったコンタドールは6秒差でトーマスに総合4位の座を奪われている。また、逃げ切ってステージ5位に入ったフランクが総合13位から総合8位まで一気に順位を上げた。
この日はヴァンガーデレンだけでなくミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、エティックス・クイックステップ)やネイサン・ハース(オーストラリア、キャノンデール・ガーミン)らが相次いでリタイア。すでに35名がリタイアしており、レースに残っているのは163名となった。
Résumé - Étape 17 (Digne-les-Bains > Pra Loup... par tourdefrance
ツール・ド・フランス2015第17ステージ結果
1位 サイモン・ゲシュケ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン) 4h12’17”
2位 アンドリュー・タランスキー(アメリカ、キャノンデール・ガーミン) +32”
3位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、エティックス・クイックステップ) +1’01”
4位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ) +1’36”
5位 マティアス・フランク(スイス、IAMサイクリング) +1’40”
6位 ステフェン・クルイスウィク(オランダ、ロットNLユンボ) +2’27”
7位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、チームスカイ) +3’02”
8位 ヨナタン・カストロビエホ(スペイン、モビスター) +3’04”
9位 セルジュ・パウエルス(ベルギー、MTNキュベカ) +3’05”
10位 アダム・イェーツ(イギリス、オリカ・グリーンエッジ) +3’21”
18位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +7’16”
20位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)
21位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +7’23”
22位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +7’31”
24位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +8’18”
25位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +8’32”
30位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +9’21”
31位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +9’33”
35位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング) +10’10”
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 69h06’49”
2位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +3’10”
3位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +4’09”
4位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +6’34”
5位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +6’40”
6位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +7’39”
7位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +8’04”
8位 マティアス・フランク(スイス、IAMサイクリング) +8’47”
9位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング) +11’47”
10位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +13’08”
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 420pts
2位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 316pts
3位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン) 281pts
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 61pts
2位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 52pts
3位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) 41pts
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) 69h09’59”
2位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +9’58”
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +12’54”
チーム総合成績
1位 モビスター 208h18’05”
2位 MTNキュベカ +16’57”
3位 チームスカイ +33’41”
ステージ敢闘賞
サイモン・ゲシュケ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)
リタイア
DNS ローラン・ディディエ(ルクセンブルク、トレックファクトリーレーシング)
DNF サム・ベネット(アイルランド、ボーラ・アルゴン18)
DNF ネイサン・ハース(オーストラリア、キャノンデール・ガーミン)
DNF ジェローム・コッペル(フランス、IAMサイクリング)
DNF ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、エティックス・クイックステップ)
DNF ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)
text:Kei Tsuji in Pra Loap, France
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