2015/07/19(日) - 05:08
先行したフランス期待のピノとバルデを2級山岳ラ・クロワ・ヌーヴの頂上後に捉えたスティーブ・クミングス(イギリス、MTNキュベカ)が経験とスピードで勝利。南アフリカにとって特別なマンデラデーに、ツール初勝利をMTNキュベカにもたらした。
第102回大会はとにかくシンプルなフラットステージが少ない。中央山塊を走る第14ステージも平坦路と呼べるのは中盤だけ。残り40kmに3つのカテゴリー山岳が詰め込まれている。
2級山岳ソヴテール峠(9km/6%)と4級山岳シャブリ峠(1.9km/5.9%)をクリアすると、マンドの町を通過して休む間もなく2級山岳ラ・クロワ・ヌーヴ(3km/10.1%)が始まる。「モンテ・ジャラベール」とも呼ばれる急勾配の登りを終えると、頂上から1.5kmの平坦路を走ってマンド・ブルヌー飛行場でフィニッシュを迎える。
暑さ厳しいロデーズの街をスタートしてすぐ、風が吹く連続アップダウンでアタック合戦は激化した。スプリントポイントを視野に入れたペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)らがアタックを繰り返し、あまりのハイスピードな進行と横風によって集団から脱落者が続出するほど。
やがて24名がメイン集団を引き離し始め、そこからさらにサガンやリゴベルト・ウラン(コロンビア、エティックス・クイックステップ)が先行する。「世界一高い橋」として知られるミヨー橋(主塔の高さ343m)の下を通過後、スプリントポイントでサガンが20ポイントを加算。「まだポイント賞争いの行方は分からない」と前日に語っていたジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)らを大きく引き離した。
スプリントポイント通過後に先頭グループに追走が追いついて20名(ピノ、ラダニュ、ロワ、コレン、グリブコ、クミングス、サガン、カストロビエホ、ゴティエ、プラサ、ユンヘルス、パンタノ、バルデ、バケランツ、ウラン、ゴラス、ペリション、ファンアフェルマート、デコルト、Sイェーツ)に。8分後方に控えたチームスカイ率いるメイン集団は事実上この動きを容認した。
タルン川に沿って切り立った渓谷を走り、2級山岳ソヴテール峠を越えて先を急ぐ先頭20名。フィニッシュまで27kmを残してミカル・ゴラス(ポーランド、エティックス・クイックステップ)が飛び出して独走し、残り11kmでクリスティアン・コレン(スロベニア、キャノンデール・ガーミン)が追いついて先頭は2人。FDJ率いる追走グループに対して15秒のリードでゴラスとコレンは最後の2級山岳ラ・クロワ・ヌーヴの登坂を開始した。
平均勾配が10%を超える登りが始まるとすぐ、バルデが追走グループから飛び出して先頭のゴラスとコレンをパス。積極的にペースを上げるバルデにはサイモン・イエーツ(イギリス、オリカ・グリーンエッジ)が反応したものの、急勾配区間でバルデが独走を開始する。ペースを刻んだピノが追いつき、2014年ツールを盛り上げた2人のフランス人を先頭にして2級山岳ラ・クロワ・ヌーヴをクリアした。
しかし牽制によってバルデとピノのペースは上がらず、フィニッシュ地点マンド・ブルヌー飛行場に向かう下り緩斜面でクミングスがジョインする。大柄なクミングスが下りで先行してフラムルージュを抜け、ハイスピードコーナーを目一杯攻めるとフレンチデュオとの間に10mの距離が開く。先頭で滑走路に入り、ダンシングでトップスピードまで加速したクミングスがバルデとピノを振り切った。
「2010年のパリ〜ニースで走ったことのあるラ・クロワ・ヌーヴでは、とにかく出し切らないことを心がけた。平地と下り区間は体重のある自分に有利。協調体制を築けていないピノとバルデを捉え、コーナリングテクニックで先頭に出るとともにトラックライダーとしての経験を勝利につなげたんだ」とクミングス。
2005年にトラック世界選手権団体追い抜きで金メダルを獲得しているクミングスは34歳。2012年のブエルタ・ア・エスパーニャで逃げ切りによるステージ優勝を飾っており、これがツールでのステージ初勝利となる。また、ワイルドカードで出場しているMTNキュベカにとってもグランツール初勝利。チーム結成9年目で悲願を達成した。「自分は自分の走りをした。マンデラデー(南アフリカ第8代大統領ネルソン・マンデラの誕生日)という特別な一日に、特別なヘルメットを被って、チームとしてツールで初勝利を飾ったことを誇りに思う。まさに夢の勝利だ」。
クミングスが勝利に沸く頃、6分後方のメイン集団では総合上位陣による攻防が過熱。チームスカイのアシスト陣(ケーニッヒ、ロッシュ、トーマス)がフルームをリードする中、残り3.5kmでナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)とヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)が真っ先にアタックした。
ニーバリを振り切ったキンタナが一時的にリードを広げたものの、フルームはつかず離れずの距離を保って追走。総合2位ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)は徐々に失速してしまう。マイペースを刻んだフルームがキンタナに追いつき、黄色いヘルメットをかぶる2人がアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)らを引き離して頂上をクリアした。
最終ストレートの滑走路に入り、残り150mでスプリントしたフルームがキンタナを1秒、バルベルデを4秒、コンタドールを19秒、ニーバリを30秒、そしてヴァンガーデレンを40秒引き離してフィニッシュ。ライバルたちの攻撃を封じ込めたフルームが逆に総合リードを広げる結果となった。ヴァンガーデレンの失速に伴い、キンタナが総合2位に浮上している。
「素晴らしいマンデラデーだ。アフリカとイギリスにとって素晴らしい勝利」と、南アフリカチーム所属イギリス人クミングスの勝利を、ケニア出身のフルームは真っ先に讃えた。「今日はナイロ・キンタナが強力なアタックを繰り返したけど、自分のテンポを刻むことを心がけた。先行されても頂上までに追いつく自信はあったよ。1秒も無駄にできない状況なので最終ストレートでスプリントした。ライバルたちとのタイム差を広げることができて嬉しく思う」。
レース後の記者会見でフルームは観客からコップに入った小便を投げかけられたことを告白。加えてドーピングを疑うメディアを匿名で批判し、時間をかけてマイヨジョーヌのクリーンさを強調した。
またこの日、2級山岳ラ・クロワ・ヌーヴの頂上手前でメカトラに遭ったエドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン、ブルターニュ・セシェ)は、100m先に停車したチームカーまでAG2Rのチームカーの後部座席に乗って移動として200スイスフランの罰金と失格処分を受けている。
Résumé - Étape 14 (Rodez > Mende) - Tour de... par tourdefrance
ツール・ド・フランス2015第14ステージ結果
1位 スティーブ・クミングス(イギリス、MTNキュベカ) 4h23’43”
2位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ) +02”
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +03”
4位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、エティックス・クイックステップ) +20”
5位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) +29”
6位 シリル・ゴティエ(フランス、ユーロップカー) +32”
7位 ルーベン・プラサ(スペイン、ランプレ・メリダ)
8位 ボブ・ユンヘルス(ルクセンブルク、トレックファクトリーレーシング)
9位 ヨナタン・カストロビエホ(スペイン、モビスター)
10位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・グリーンエッジ) +33”
20位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) +4’15”
21位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +4’16”
22位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +4’19”
23位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +4’34”
24位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +4’45”
25位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +4’55”
26位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +5’06”
27位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル)
29位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング)
30位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 56h02’19”
2位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +3’10”
3位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +3’32”
4位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +4’02”
5位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +4’23”
6位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +4’54”
7位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +6’23”
8位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +8’17”
9位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル) +8’23”
10位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング) +8’53”
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 322pts
2位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 261pts
3位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン) 228pts
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 61pts
2位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 52pts
3位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) 41pts
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) 56h05’29”
2位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +7’53”
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +10’00”
チーム総合成績
1位 モビスター 169h24’33”
2位 チームスカイ +13’54”
3位 ティンコフ・サクソ +30’28”
ステージ敢闘賞
ピエールリュック・ペリション(フランス、ブルターニュ・セシェ)
リタイア
DNF ラモン・シンケルダム(オランダ、ジャイアント・アルペシン)
DNF スティーブ・モラビート(スイス、FDJ)
DQ エドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン、ブルターニュ・セシェ)
text:Kei Tsuji in Mende, France
第102回大会はとにかくシンプルなフラットステージが少ない。中央山塊を走る第14ステージも平坦路と呼べるのは中盤だけ。残り40kmに3つのカテゴリー山岳が詰め込まれている。
2級山岳ソヴテール峠(9km/6%)と4級山岳シャブリ峠(1.9km/5.9%)をクリアすると、マンドの町を通過して休む間もなく2級山岳ラ・クロワ・ヌーヴ(3km/10.1%)が始まる。「モンテ・ジャラベール」とも呼ばれる急勾配の登りを終えると、頂上から1.5kmの平坦路を走ってマンド・ブルヌー飛行場でフィニッシュを迎える。
暑さ厳しいロデーズの街をスタートしてすぐ、風が吹く連続アップダウンでアタック合戦は激化した。スプリントポイントを視野に入れたペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)らがアタックを繰り返し、あまりのハイスピードな進行と横風によって集団から脱落者が続出するほど。
やがて24名がメイン集団を引き離し始め、そこからさらにサガンやリゴベルト・ウラン(コロンビア、エティックス・クイックステップ)が先行する。「世界一高い橋」として知られるミヨー橋(主塔の高さ343m)の下を通過後、スプリントポイントでサガンが20ポイントを加算。「まだポイント賞争いの行方は分からない」と前日に語っていたジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)らを大きく引き離した。
スプリントポイント通過後に先頭グループに追走が追いついて20名(ピノ、ラダニュ、ロワ、コレン、グリブコ、クミングス、サガン、カストロビエホ、ゴティエ、プラサ、ユンヘルス、パンタノ、バルデ、バケランツ、ウラン、ゴラス、ペリション、ファンアフェルマート、デコルト、Sイェーツ)に。8分後方に控えたチームスカイ率いるメイン集団は事実上この動きを容認した。
タルン川に沿って切り立った渓谷を走り、2級山岳ソヴテール峠を越えて先を急ぐ先頭20名。フィニッシュまで27kmを残してミカル・ゴラス(ポーランド、エティックス・クイックステップ)が飛び出して独走し、残り11kmでクリスティアン・コレン(スロベニア、キャノンデール・ガーミン)が追いついて先頭は2人。FDJ率いる追走グループに対して15秒のリードでゴラスとコレンは最後の2級山岳ラ・クロワ・ヌーヴの登坂を開始した。
平均勾配が10%を超える登りが始まるとすぐ、バルデが追走グループから飛び出して先頭のゴラスとコレンをパス。積極的にペースを上げるバルデにはサイモン・イエーツ(イギリス、オリカ・グリーンエッジ)が反応したものの、急勾配区間でバルデが独走を開始する。ペースを刻んだピノが追いつき、2014年ツールを盛り上げた2人のフランス人を先頭にして2級山岳ラ・クロワ・ヌーヴをクリアした。
しかし牽制によってバルデとピノのペースは上がらず、フィニッシュ地点マンド・ブルヌー飛行場に向かう下り緩斜面でクミングスがジョインする。大柄なクミングスが下りで先行してフラムルージュを抜け、ハイスピードコーナーを目一杯攻めるとフレンチデュオとの間に10mの距離が開く。先頭で滑走路に入り、ダンシングでトップスピードまで加速したクミングスがバルデとピノを振り切った。
「2010年のパリ〜ニースで走ったことのあるラ・クロワ・ヌーヴでは、とにかく出し切らないことを心がけた。平地と下り区間は体重のある自分に有利。協調体制を築けていないピノとバルデを捉え、コーナリングテクニックで先頭に出るとともにトラックライダーとしての経験を勝利につなげたんだ」とクミングス。
2005年にトラック世界選手権団体追い抜きで金メダルを獲得しているクミングスは34歳。2012年のブエルタ・ア・エスパーニャで逃げ切りによるステージ優勝を飾っており、これがツールでのステージ初勝利となる。また、ワイルドカードで出場しているMTNキュベカにとってもグランツール初勝利。チーム結成9年目で悲願を達成した。「自分は自分の走りをした。マンデラデー(南アフリカ第8代大統領ネルソン・マンデラの誕生日)という特別な一日に、特別なヘルメットを被って、チームとしてツールで初勝利を飾ったことを誇りに思う。まさに夢の勝利だ」。
クミングスが勝利に沸く頃、6分後方のメイン集団では総合上位陣による攻防が過熱。チームスカイのアシスト陣(ケーニッヒ、ロッシュ、トーマス)がフルームをリードする中、残り3.5kmでナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)とヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)が真っ先にアタックした。
ニーバリを振り切ったキンタナが一時的にリードを広げたものの、フルームはつかず離れずの距離を保って追走。総合2位ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)は徐々に失速してしまう。マイペースを刻んだフルームがキンタナに追いつき、黄色いヘルメットをかぶる2人がアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)らを引き離して頂上をクリアした。
最終ストレートの滑走路に入り、残り150mでスプリントしたフルームがキンタナを1秒、バルベルデを4秒、コンタドールを19秒、ニーバリを30秒、そしてヴァンガーデレンを40秒引き離してフィニッシュ。ライバルたちの攻撃を封じ込めたフルームが逆に総合リードを広げる結果となった。ヴァンガーデレンの失速に伴い、キンタナが総合2位に浮上している。
「素晴らしいマンデラデーだ。アフリカとイギリスにとって素晴らしい勝利」と、南アフリカチーム所属イギリス人クミングスの勝利を、ケニア出身のフルームは真っ先に讃えた。「今日はナイロ・キンタナが強力なアタックを繰り返したけど、自分のテンポを刻むことを心がけた。先行されても頂上までに追いつく自信はあったよ。1秒も無駄にできない状況なので最終ストレートでスプリントした。ライバルたちとのタイム差を広げることができて嬉しく思う」。
レース後の記者会見でフルームは観客からコップに入った小便を投げかけられたことを告白。加えてドーピングを疑うメディアを匿名で批判し、時間をかけてマイヨジョーヌのクリーンさを強調した。
またこの日、2級山岳ラ・クロワ・ヌーヴの頂上手前でメカトラに遭ったエドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン、ブルターニュ・セシェ)は、100m先に停車したチームカーまでAG2Rのチームカーの後部座席に乗って移動として200スイスフランの罰金と失格処分を受けている。
Résumé - Étape 14 (Rodez > Mende) - Tour de... par tourdefrance
ツール・ド・フランス2015第14ステージ結果
1位 スティーブ・クミングス(イギリス、MTNキュベカ) 4h23’43”
2位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ) +02”
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +03”
4位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、エティックス・クイックステップ) +20”
5位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) +29”
6位 シリル・ゴティエ(フランス、ユーロップカー) +32”
7位 ルーベン・プラサ(スペイン、ランプレ・メリダ)
8位 ボブ・ユンヘルス(ルクセンブルク、トレックファクトリーレーシング)
9位 ヨナタン・カストロビエホ(スペイン、モビスター)
10位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・グリーンエッジ) +33”
20位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) +4’15”
21位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +4’16”
22位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +4’19”
23位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +4’34”
24位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +4’45”
25位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +4’55”
26位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +5’06”
27位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル)
29位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング)
30位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 56h02’19”
2位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +3’10”
3位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +3’32”
4位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +4’02”
5位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +4’23”
6位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +4’54”
7位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +6’23”
8位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +8’17”
9位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル) +8’23”
10位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング) +8’53”
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 322pts
2位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 261pts
3位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン) 228pts
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 61pts
2位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 52pts
3位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) 41pts
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) 56h05’29”
2位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +7’53”
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +10’00”
チーム総合成績
1位 モビスター 169h24’33”
2位 チームスカイ +13’54”
3位 ティンコフ・サクソ +30’28”
ステージ敢闘賞
ピエールリュック・ペリション(フランス、ブルターニュ・セシェ)
リタイア
DNF ラモン・シンケルダム(オランダ、ジャイアント・アルペシン)
DNF スティーブ・モラビート(スイス、FDJ)
DQ エドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン、ブルターニュ・セシェ)
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