コラテック DOLOMITI 25th Anv.　青が鮮やかな創業25周年限定カラー

ドイツ・ミュンヘン近郊に居を構える総合スポーツバイクブランド、コラテック。同社の創業25周年を記念し、アルミエントリーロード「DOLOMITI」にメタリックブルーが鮮やかな限定カラーが登場。また、フルモデルチェンジを果たした4700系TIAGRA完成車が設定されることもトピックスだ。

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コラテック DOLOMITI 25th Anv photo:MakotoAYANO/cyclowired.jp
コラテック DOLOMITI 25th Anv（ホワイト/ブルー） コラテック DOLOMITI 25th Anv（ブラック/ブルー）


「DOLOMITI（ドロミテ）」は、ジロ・デ・イタリアにおいて数々の名勝負が繰り広げられてきたイタリア北部の険しい山岳地帯の名を車名に冠したエントリーロード。亜鉛とマグネシウムを添加することで強度を高めた7005アルミ合金を素材に採用するロングセラーの1台である。

フレームデザインには上位モデルよりテクノロジーを踏襲。ヘッド周りはカーボン製フロントフォークを緩やかにベンドさせることで衝撃吸収性を高めながら、テーパードヘッドチューブによって安定性を確保。初心者でも安心してコーナリングできる優れたハンドリング性能を実現した。

双胴式のシンプルなシートステー トップチューブ長を基準とする独自規格のプロサイズシステムを採用 カーボン製フロントフォークにより振動吸収性を確保


下方へとオフセットさせた「ロープロファイルチェーンステー」は、振動吸収性とトラクション性能の向上に貢献。またチェーンとチェーンステーのクリアランスが広がったことにより、コンパクトドライブやトリプルクランクなどを装着した場合のチェーンとフレームの接触を防止し、フレームへのダメージを低減。荒れた路面を走る際の不安を解消している。

ジオメトリーには、シートチューブ長の替りにトップチューブ長を基準とする、レース用バイクのサイズ選択を考慮した独自規格「プロサイズシステム」を採用。ライダーの骨格や筋力、ポジションにフィットしたフレームを選択する上で、より広い選択肢を提供することが可能になっている。

鮮やかなメタリックブルーが創業25周年記念モデルの特徴だ テーパードヘッドにより安定したハンドリングを実現

下方へとオフセットさせた「ロープロファイルチェーンステー」 チェーンステーには剛性確保のためのブリッジを配置。溶接ビードは敢えて残されている


販売パッケージは完成車とフレームセットが設定され、完成車は上位モデルのテクノロジーと共に大幅な性能向上を実現した新型4700系TIAGRAをはじめ、ULTEGRA、105、SORAという4種類のシマノコンポーネントから選択することが可能。なお、SORA仕様には街乗りやフィットネスユースにも最適なフラットバー仕様も用意される。

ホイールはULTEGRA及び105仕様がシマノWH-RS11、TIAGRA及びSORA仕様がシマノWH-R501となる。
ハンドルはITM ALCOR 80。発売開始はTIAGRA仕様が6月上旬で、フレームセット、ULTEGRA仕様、105仕様、SORA仕様は5月下旬を予定している。サイズは42、46、48、50、55の5種類展開だ。

コンピーネントはクランクやブレーキを含め全てシマノで統一される ハンドル及びステムにはITMがアッセンブルされる


今回限定で登場した創業25周年カラーは、シンプルながらも飽きのこないデザインに仕上がっており、トップチューブやフォークブレード、チェーンステーを彩るブルーメタリックはとても鮮やか。ホワイト/ブルーとブラック/ブルーの2種類がラインアップされる。取り扱いはグローブライド。

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コラテック DOLOMITI 25th Anv.
フレーム：CORRATEC 7005 トリプルバテッド アルミ
フォーク：DOLOMITI カーボン
ギア比：フロント50ｘ34T、リア12-28T
ホイール：シマノ WH-RS11
ハンドルバー：ITM ALCOR 80
カラー：ホワイト/ブルー、ブラック/ブルー
税抜価格：
4700系TIAGRA仕様　145,000円
フレームセット　108,000 円
6800系ULTEGRA仕様　205,000円
5800系105仕様　168,000円
3400系SORA仕様　130,000円
3400系SORAフラットバー仕様　124,000円

photo:MakotoAYANO