2015/02/14(土) - 16:23
タイ・ナコンラチャシマで開催されているアジア自転車競技選手権大会。最終日はエリート男女の個人タイムトライアルで締めくくられる。萩原麻由子(ウィグル・ホンダ)はトップに約30秒遅れの2位に。佐野淳哉(那須ブラーゼン)はイランのアスカリに約2分の差を付けられ5位に終わった。
女子エリート個人タイムトライアル
32.7kmで行われた女子エリート個人タイムトライアル。2位の萩原麻由子(ウィグル・ホンダ)は優勝したナ・アルム(韓国)から遅れること約30秒でフィニッシュした。しかし優勝した韓国のアルムは1周めに落車しており、タイム差以上に圧倒的な速さを見せつけた。アルムは2012年にもアジア選個人TTに優勝、ロンドン五輪ロードレースでも13位に入る実力の持ち主だ。
2位の萩原麻由子(ウィグル・ホンダ)のコメント
ロードレースのときよりも疲れがとれて、調子は良く、今の力は全部出し切れたと思うので、これで負けたら仕方がないというレースでした。これからヨーロッパに行き、チームタイムトライアルも走りたいので、勝ちたいと思っていました。
タイムトライアルはいつも自分との戦いなので、力を出し切ったらどんな結果でも仕方ないかな、と思いますが、今日は勝てるかもしれないと思っていましたので、悔しいですね。やっぱり甘くはないですね。相手が強かったですし、タイムトライアルで勝ちたいのなら、もっと練習して基礎的な力を上げないといけないと思いました。
男子エリート個人タイムトライアル
43.6kmで争われたエリート男子個人タイムトライアルの勝者は、ロードレースの優勝者でもあるホセイン・アスカリ(イラン)。2位以下に約2分の差をつける圧勝だった。そして2位以下、5位の佐野までの4人はわずか12秒差のなかにひしめき合う僅差の争いだった。
5位 佐野淳哉(那須ブラーゼン)のコメント
悔しいですね。1位のアスカリとの差は大きくて届かなかったんですが、2位以下は僅かな差の中での争いだったので、逃がした感が強いです。
今日の自分の走りは決して良くはないけれど、悪くなかったと思う。ペースは後半にかけて上げることができましたが、平均的にタイムを上げる余地はまだあったと思います。
今年は早くからトレーニングを積みましたが、今回ここに来るまでのコンディショニングでは、何かが足りなかったのではないかと思う。それはロードレースの方にも。
ロードレース最終日(2月14日)日本人選手の結果
女子エリート個人タイムトライアル(32.7km)
1位 ナ・アルム(韓国) 46分02秒272
2位 萩原麻由子(ウィグル・ホンダ)46分32秒795
3位 TUVSHINJARGAL Enkhjargal モンゴル 47分37秒656
男子エリート個人タイムトライアル(43.6km)
1位 ホセイン・アスカリ(イラン) 53分43秒790
2位 BIZHIGITOV Zhandos カザフスタン 55分44秒781
3位 チョー・ヒョンミン 韓国 55分45秒364
5位 佐野淳哉(那須ブラーゼン)55分56秒135
photo&interview:Sonoko.Tanaka
女子エリート個人タイムトライアル
32.7kmで行われた女子エリート個人タイムトライアル。2位の萩原麻由子(ウィグル・ホンダ)は優勝したナ・アルム(韓国)から遅れること約30秒でフィニッシュした。しかし優勝した韓国のアルムは1周めに落車しており、タイム差以上に圧倒的な速さを見せつけた。アルムは2012年にもアジア選個人TTに優勝、ロンドン五輪ロードレースでも13位に入る実力の持ち主だ。
2位の萩原麻由子(ウィグル・ホンダ)のコメント
ロードレースのときよりも疲れがとれて、調子は良く、今の力は全部出し切れたと思うので、これで負けたら仕方がないというレースでした。これからヨーロッパに行き、チームタイムトライアルも走りたいので、勝ちたいと思っていました。
タイムトライアルはいつも自分との戦いなので、力を出し切ったらどんな結果でも仕方ないかな、と思いますが、今日は勝てるかもしれないと思っていましたので、悔しいですね。やっぱり甘くはないですね。相手が強かったですし、タイムトライアルで勝ちたいのなら、もっと練習して基礎的な力を上げないといけないと思いました。
男子エリート個人タイムトライアル
43.6kmで争われたエリート男子個人タイムトライアルの勝者は、ロードレースの優勝者でもあるホセイン・アスカリ(イラン)。2位以下に約2分の差をつける圧勝だった。そして2位以下、5位の佐野までの4人はわずか12秒差のなかにひしめき合う僅差の争いだった。
5位 佐野淳哉(那須ブラーゼン)のコメント
悔しいですね。1位のアスカリとの差は大きくて届かなかったんですが、2位以下は僅かな差の中での争いだったので、逃がした感が強いです。
今日の自分の走りは決して良くはないけれど、悪くなかったと思う。ペースは後半にかけて上げることができましたが、平均的にタイムを上げる余地はまだあったと思います。
今年は早くからトレーニングを積みましたが、今回ここに来るまでのコンディショニングでは、何かが足りなかったのではないかと思う。それはロードレースの方にも。
ロードレース最終日(2月14日)日本人選手の結果
女子エリート個人タイムトライアル(32.7km)
1位 ナ・アルム(韓国) 46分02秒272
2位 萩原麻由子(ウィグル・ホンダ)46分32秒795
3位 TUVSHINJARGAL Enkhjargal モンゴル 47分37秒656
男子エリート個人タイムトライアル(43.6km)
1位 ホセイン・アスカリ(イラン) 53分43秒790
2位 BIZHIGITOV Zhandos カザフスタン 55分44秒781
3位 チョー・ヒョンミン 韓国 55分45秒364
5位 佐野淳哉(那須ブラーゼン)55分56秒135
photo&interview:Sonoko.Tanaka
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