ピナレロ DOGMA F8 Wiggo Tribute　TT世界王者ウィギンズのトリビュートモデルが予約受付開始

2012年ツール個人総合や2014年世界選手権個人TT、2012年北京五輪個人TTなどのビッグタイトルを獲得してきたサー・ブラドレー・ウィギンズ（イギリス）。その功績を称えるトリビュートモデル「DOGMA F8 Wiggo Tribute」がピナレロより数量限定で登場した。

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ピナレロ DOGMA F8 Wiggo Tribute Special Edition (c)ピナレロ・ジャパン

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チームスカイが使用するピナレロのフラッグシップモデルDOGMA F8の特徴は、イギリスの名門高級自動車ブランド、ジャガーとのコラボレーションによって生み出されたアグレッシブなフォルムにある。従来モデルで特徴的であったフォークやシートステーの湾曲を廃した一方で、翼断面の後端を切り落としたチューブ形状「Flatback」やパーツによる空気の乱れを想定した細部のデザインによってエアロダイナミクスを追求。従来のフラッグシップであるDOGMA 65.1に対して47％もの空力性能向上を実現している。

ロゴマークは世界選手権個人TT金メダルを意味するゴールドカラー (c)ピナレロ・ジャパンさらに使用素材は自転車界でピナレロのみが使用できるという東レの高品質カーボン「T1100 1K」を採用しており、剛性と軽量性はこれまでの活躍で周知の通りだろう。またチームスカイからのフィードバックによって通常タイプのブレーキ、ITA規格のスレッド式BBなどメンテナンス面も考慮した、まさにトッププロがレースで乗るためのハイエンドロードレーサーだ。（バイクの詳細についてはこちらから）。

今回登場した「Wiggo Tribute」はホワイトをベースカラーとし、ロゴは金メダルをイメージしたゴールドに統一。トップチューブは側面にウィギンズのイラストと「Wiggo」のロゴ、ユニオンジャックがデザインされている。上部には昨年の世界選手権個人TT優勝や、トラック競技で獲得した五輪金メダルまでを含めた輝かしい戦績が記されている。

なお、このトリビュートモデルは先日のツアー・オブ・カタール第3ステージの個人TTでウィギンズ本人が使い注目を集めた。加えて、4月のパリ～ルーベを最後にチームスカイを離脱した後も、その後加入する自身のチーム「Wiggins Team」でウィギンズがピナレロを使用し続けることが決定している。

販売パッケージはフレームセットのみ。サイズは42、44、46.5、47、50、51.5、53、54、56、57.5、59.5、62と11種類が展開される。付属品はヘッドパーツと専用のシートポスト。現在全国のピナレロ取扱店にて予約受付中で、国内入荷は2015年5～6月頃の予定だ。取り扱いはピナレロジャパン。

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トップチューブにはウィギンズのイラストとユニオンジャック (c)ピナレロ・ジャパンツアー・オブ・カタール参戦中のブラドレー・ウィギンズ（イギリス、チームスカイ）使用モデル (c)ピナレロ・ジャパン

スペシャルモデルのDOGMA F8を駆るブラドレー・ウィギンズ（イギリス、チームスカイ）。写真のツアー・オブ・カタール第3ステージがこのバイクの初披露となった photo:CorVos

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ピナレロ DOGMA F8 Wiggo Tribute フレームセット
カラー：Wiggo Tribute
マテリアル：TORAYCA T1100-1K Nanoalloy カーボン
サイズ：42,44,46.5,47,50,51.5,53,54,56,57.5,59.5, 62
税抜価格：729,000円
F8フルカーボンシートポストが付属