2014/11/28(金) - 09:04
多くのプロチームをサポートするオランダのサイクルアクセサリーブランド、タックスより定評あるホームトレーナーに、タブレットやスマートフォンと連携する「Smart」シリーズが登場。「Bushido」と「Satrori」の2種類がラインナップされる。
タックス Bushido Smart
「Bushido Smart」は大きく、そして現実世界に近い負荷を可能とする電子モーター搭載の負荷ユニットを採用するホームトレーナー。ホイールの回転を利用して発電するためコンセントを必要とせず、電源が確保できない場所でも使用可能ながら、最大1,400ワットの出力に対応する。
タックス Bushido Smart (c)www.tacx.com
タブレットやスマートフォンで速度、ケイデンス、パワーなどをモニタリングしながらトレーニングできる (c)www.tacx.com
電子制御のモーターを内蔵した負荷ユニット (c)インターマックス
そして、専用アプリ「Tacx Cycling app」を通してANT+及びBluetoothに対応するタブレットやスマートフォンと連携することでモーターを制御し、多種多様なトレーニングを可能としたことが最大の特徴だ。このアプリはiOSとアンドロイドの両OSに対応し、iOSの場合はiPad 3、iPhone 4s、iPod touch 5よりも最新のデバイス、アンドロイドの場合はOSがVer.4.3以上であることが必須。App StoreとPlay Storeから無料でダウンロードできる。なお、現時点では日本語には対応しておらず、英語、ドイツ語、フランス語、オランダ語の中から選択することとなる。
「Tacx Cycling app」には、Slope、Power、Heartrate、Films、Workoutsと5つのトレーニングモードが設定されている。下記に1モードづつ説明していこう。
Slope、Power、Heartrate、Films、Workoutsと5つのトレーニングモードが備えられている (c)インターマックスSlope:傾斜を操作しながらトレーニングできるモードで、-5%~20%の傾斜を0.1%刻みで再現可能。
Power:目標とするパワーを50W~990Wまで5W刻みで設定しながらトレーニングができるモード。
Heartrate:目標心拍を指定しながらトレーニングができるモード。40bpm~240bpmで調整可能。
Films:ツール・ド・フランスをはじめとした有名レースで実際に使用されるコースをムービーと共にバーチャルで走れるモード。実際のコースから測定した坂の距離や勾配を予め設定したプログラムが配信されている。無料で配信されているコースは現在は1種類のみ(iPadの場合)で、それ以外は有償となっている(1コースあたり600MB~1GBで1,100円)。
Workouts:電気モーターを採用したモデルならではの機能で、自身で作成したコースや、タックスが配信している無料のトレーニングプログラムを基にトレーニングができるモード。コースの作成はCreate機能より行うことができ、目標とするヒルクライムレースのプロファイルをそのまま再現したり、目標のレースに合わせたインターバルメニューを組むことができる。またWorkoutsで行ったトレーニングの測定データはAnalyserより閲覧可能だ。
Bushido Smart使用時のタブレット画面のキャプチャー (c)www.tacx.com
Filmモードでは世界各国の有名レースのコースをバーチャルで走りながらトレーニングできる (c)www.tacx.com
Create機能にいつものトレーニングで使う道や目標とするレースのコースを再現することも可能 (c)インターマックス
スピード、ケイデンス、パワーは負荷ユニットより計測される。ケイデンスは出力の変化より算出され、更には左右のペダリングバランスをモニタリングすることも可能だ。また、負荷ユニットにはケイデンスに合わせて光るLEDランプが備えられており、出力が低すぎると緑色に、高すぎると赤色に光る。なお電子機器と連携しない場合には、フルード式負荷ユニットを搭載したローラー台として使用できる。
その他、基本的な構造は他のタックス製ホームトレーナーと共通。堅牢な造りのフレームはユニット高い安定性を誇ると共に、負荷ユニットの取り付け位置を変更することでホイール径610mm~710mmまでに対応する。また、別売のアクスルナットを使用するればピストバイクでも使用可能。前輪の下に置くことで自転車を水平に保ち、持ち運ぶ際には取手にもなる「スカイライナー」が付属する。
タックス Bushido Smart
負荷機能:-5%~15%相当(0.1%刻み)
最大負荷:1,400W
重 量:10.2kg
付属品:スカイライナー、クイックリリース
対応デバイス:iPhone4s&iPad3、Android4.3以降に対応
価 格:104,000円(税抜)
タックス Satrori Smart
タックス Satrori Smart (c)インターマックス
「Satrori Smart」は、同社の定番ホームトレーナーとしてラインナップされていたSatroriをベースに、ANT+及びBluetoothに対応するタブレットやスマートフォンと連携可能としたモデル。最大950Wに対応し、手動で10段階の負荷調整ができるマグネット式負荷ユニットを搭載する。
そして上位モデルの「Bushido Smart」と同様に、Tacx Cycling appに対応。負荷ユニットで測定したスピード、ケイデンス、パワーをモニタリングしながらトレーニングを行うことができる。アップやクールダウンなどにも最適で、タブレットやスマートフォンと連携しない場合にもローラー台として使用可能だ。
ベルキンを始めとしたサポートチームもアップやクールダウンに使用している (c)インターマックス
スマートフォンでTacx Cycling appを使用した際のスクリーンキャプチャー (c)www.tacx.com
基本的な構造は他のタックス製ホームトレーナーと共通。堅牢な造りのフレームはユニット高い安定性を誇ると共に、負荷ユニットの取り付け位置を変更することでホイール径610mm~710mmまでに対応する。また、別売のアクスルナットを使用するればピストバイクでも使用可能。前輪の下に置くことで自転車を水平に保ち、持ち運ぶ際には取手にもなる「スカイライナー」が付属する。
タックス Satrori Smart
負荷機能:10段階
最大負荷:950W
重 量:8.3kg
付属品:スカイライナー、クイックリリース
対応デバイス:iPhone4s&iPad3、Android4.3以降に対応
価 格:49,000円(税抜)
タックス ブラケットforタブレット
タックス ブラケットforタブレット (c)インターマックス
縦10~28cm×横17~24cmのサイズに収まるタブレット、ボトルを装着できる (c)インターマックス
「ブラケットforタブレット」はSmartシリーズのホームトレーナーを使用する際に便利な、iPad等のタブレットとボトルをハンドルバーに取り付けるためのブラケットホルダー。対応するタブレットの大きさは縦10~28cm、横17~24cm。クランプ径が26mm、31.8mm、35mmのハンドルに取り付けできる。
タックス ブラケットforタブレット
対応するタブレットの大きさ:縦10~28cm×横17~24cm
対応ハンドルクランプ径:26mm、31.8mm、35mm
価 格:7,500円(税抜)
タックス Bushido Smart
「Bushido Smart」は大きく、そして現実世界に近い負荷を可能とする電子モーター搭載の負荷ユニットを採用するホームトレーナー。ホイールの回転を利用して発電するためコンセントを必要とせず、電源が確保できない場所でも使用可能ながら、最大1,400ワットの出力に対応する。
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そして、専用アプリ「Tacx Cycling app」を通してANT+及びBluetoothに対応するタブレットやスマートフォンと連携することでモーターを制御し、多種多様なトレーニングを可能としたことが最大の特徴だ。このアプリはiOSとアンドロイドの両OSに対応し、iOSの場合はiPad 3、iPhone 4s、iPod touch 5よりも最新のデバイス、アンドロイドの場合はOSがVer.4.3以上であることが必須。App StoreとPlay Storeから無料でダウンロードできる。なお、現時点では日本語には対応しておらず、英語、ドイツ語、フランス語、オランダ語の中から選択することとなる。
「Tacx Cycling app」には、Slope、Power、Heartrate、Films、Workoutsと5つのトレーニングモードが設定されている。下記に1モードづつ説明していこう。
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Power:目標とするパワーを50W~990Wまで5W刻みで設定しながらトレーニングができるモード。
Heartrate:目標心拍を指定しながらトレーニングができるモード。40bpm~240bpmで調整可能。
Films:ツール・ド・フランスをはじめとした有名レースで実際に使用されるコースをムービーと共にバーチャルで走れるモード。実際のコースから測定した坂の距離や勾配を予め設定したプログラムが配信されている。無料で配信されているコースは現在は1種類のみ(iPadの場合)で、それ以外は有償となっている(1コースあたり600MB~1GBで1,100円)。
Workouts:電気モーターを採用したモデルならではの機能で、自身で作成したコースや、タックスが配信している無料のトレーニングプログラムを基にトレーニングができるモード。コースの作成はCreate機能より行うことができ、目標とするヒルクライムレースのプロファイルをそのまま再現したり、目標のレースに合わせたインターバルメニューを組むことができる。またWorkoutsで行ったトレーニングの測定データはAnalyserより閲覧可能だ。
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スピード、ケイデンス、パワーは負荷ユニットより計測される。ケイデンスは出力の変化より算出され、更には左右のペダリングバランスをモニタリングすることも可能だ。また、負荷ユニットにはケイデンスに合わせて光るLEDランプが備えられており、出力が低すぎると緑色に、高すぎると赤色に光る。なお電子機器と連携しない場合には、フルード式負荷ユニットを搭載したローラー台として使用できる。
その他、基本的な構造は他のタックス製ホームトレーナーと共通。堅牢な造りのフレームはユニット高い安定性を誇ると共に、負荷ユニットの取り付け位置を変更することでホイール径610mm~710mmまでに対応する。また、別売のアクスルナットを使用するればピストバイクでも使用可能。前輪の下に置くことで自転車を水平に保ち、持ち運ぶ際には取手にもなる「スカイライナー」が付属する。
タックス Bushido Smart
負荷機能:-5%~15%相当(0.1%刻み)
最大負荷:1,400W
重 量:10.2kg
付属品:スカイライナー、クイックリリース
対応デバイス:iPhone4s&iPad3、Android4.3以降に対応
価 格:104,000円(税抜)
タックス Satrori Smart
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「Satrori Smart」は、同社の定番ホームトレーナーとしてラインナップされていたSatroriをベースに、ANT+及びBluetoothに対応するタブレットやスマートフォンと連携可能としたモデル。最大950Wに対応し、手動で10段階の負荷調整ができるマグネット式負荷ユニットを搭載する。
そして上位モデルの「Bushido Smart」と同様に、Tacx Cycling appに対応。負荷ユニットで測定したスピード、ケイデンス、パワーをモニタリングしながらトレーニングを行うことができる。アップやクールダウンなどにも最適で、タブレットやスマートフォンと連携しない場合にもローラー台として使用可能だ。
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基本的な構造は他のタックス製ホームトレーナーと共通。堅牢な造りのフレームはユニット高い安定性を誇ると共に、負荷ユニットの取り付け位置を変更することでホイール径610mm~710mmまでに対応する。また、別売のアクスルナットを使用するればピストバイクでも使用可能。前輪の下に置くことで自転車を水平に保ち、持ち運ぶ際には取手にもなる「スカイライナー」が付属する。
タックス Satrori Smart
負荷機能:10段階
最大負荷:950W
重 量:8.3kg
付属品:スカイライナー、クイックリリース
対応デバイス:iPhone4s&iPad3、Android4.3以降に対応
価 格:49,000円(税抜)
タックス ブラケットforタブレット
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「ブラケットforタブレット」はSmartシリーズのホームトレーナーを使用する際に便利な、iPad等のタブレットとボトルをハンドルバーに取り付けるためのブラケットホルダー。対応するタブレットの大きさは縦10~28cm、横17~24cm。クランプ径が26mm、31.8mm、35mmのハンドルに取り付けできる。
タックス ブラケットforタブレット
対応するタブレットの大きさ:縦10~28cm×横17~24cm
対応ハンドルクランプ径:26mm、31.8mm、35mm
価 格:7,500円(税抜)
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