ピナレロ DOGMA F8 Paul Smith Special Editionが世界限定100台で登場

先日開催されたサイクルモード2014にて、世界に先駆けてピナレロとPaul Smithのコラボレーションモデルの第2弾となる「DOGMA F8 Paul Smith Special Edition」が発表された。英国の自動車メーカーであるジャガーと共同開発した生粋のレーシングマシンに、マルチストライプを配した特別モデルは世界限定100台で展開される。

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ピナレロ DOGMA F8 Paul Smith Special Edition (c)ピナレロ・ジャパン
世界中から多大な支持集める英国のファッションデザイナーであるポール・スミス氏。1970年代に自身の名を冠したブランドを立ち上げる以前、少年時代はロードレーサーを目指していたというバックグランドを持つ。その夢は不慮の事故に絶たれてしまったものの、その後も自転車への情熱が冷めることは無く、近年ではジロ・デ・イタリア2013のリーダージャージやデーヴィット・ミラーが使用するシューズのデザインを手がけている。そして今年、遂に自身のブランドとして初のサイクルウェアコレクション「531」シリーズを発表した。

今回で2度めとなるピナレロとポール・スミスのコラボレーションは、ジロ・デ・イタリアのパートナーシップから生まれた企画である。そして、世界限定100台で展開される「DOGMA F8 Paul Smith Special Edition」はマットブラックのフレームの各所にはポール・スミス氏のサインと同ブランドのアイコンであるマルチストライプを配置。ポール・スミスらしい気品漂う1台に仕上がっている。

トップチューブ前方にはポール・スミス氏のサインが記される (c)ピナレロ・ジャパントップチューブとシートポストにはマルチストライプが描かれる (c)ピナレロ・ジャパン

左チェーンステーに描かれたポール・スミス氏のイラストと、DOGMA F8 Paul Smith Special Editionを持つポール・スミス氏 (c)ピナレロ・ジャパン
べースとなったDOGMA F8は、ピナレロがサポートするチームスカイや、ポール・スミスと同じくイギリスに居を構える自動車メーカーのジャガーとの共同開発によって誕生したピュアレーシングバイク。最新のテクノロジーを用いて空力性能を追求したフレームデザインに、自転車界ではピナレロのみが使用する東レの高品質カーボン「T1100 1K」を組み合わせることで、極めて優れた走行性能を実現している。（バイクの詳細についてはこちらから）

販売パッケージはフレームセットと完成車の2種類。完成車はコンポーネントにシマノ DURA-ACE Di2、ホイールにフルクラム Racing Speed ダークラベル、ハンドルにステム一体式のMOst Talon、サドルにMOst×セライタリアをアッセンブル。サイズは42～62まで11種類の展開となる。国内入荷は2015年3～4月頃の予定だ。

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ピナレロ DOGMA F8 Paul Smith Special Edition
フレーム素材：TORAYCA T1100-1K Nanoalloy カーボン
コンポーネント：シマノ DURA-ACE Di2
ホイール：フルクラム Racing Speed ダークラベル
ハンドル/ステム：MOst Talon フルカーボンインテグラル
シートポスト：DOGMA F8専用品
サドル：MOst × セライタリア
ペダル：ルック
ボトルケージ：エリートパタオ
サイズ：42、44、46.5、50、51.5、53、54、56、57.5、59.5、62
価　格：770,000円（税抜、フレームセット）、1,700,000円（税抜、完成車）
※フレームセットにはシートポストのみ付属