2014/10/16(木) - 09:04
好評連載中のユーロバイク フォトレポート。世界最大のバイクショーに集まった数々のプロダクトの中から最新モデルや気になったプロダクトをジャンルレスに紹介する。(ユーロバイク2014の記事インデックスはこちらから)
シーポ(日本/台湾)
トライアスロンバイクをメインに展開するCeepo(シーポ)。現在はグローバル化のために拠点を台湾に移しているが、元々は自身もトライアスリートである日本人の田中信行氏が立ち上げたジャパニーズブランドだ。トライアスリートの間では世界的に著名なブランドの1つで、ハワイ・アイアンマンのオフィシャルバイクブランドにも選ばれるほどの実績を誇る。
今回のユーロバイクで注目を集めたのはロングディスタンス用ハイエンドモデル「VIPER」のディスクブレーキ搭載モデル。田中氏によれば「トライアスロンのルールではディスクブレーキの使用は制限されていないですし、何よりトライアスリートは新しいもの好きが多いので、普及も早いと思います」とのこと。
その他、ショートディスタンスからロードレースまで幅広い使い方に対応するジオメトリー採用のカーボン製エントリーモデル「MAMBA」、XC用マウンテンバイク「MAMUSHI」も展示されていた。
SRM(ドイツ)
パワーメーターにおけるパイオニアであり絶対的王者であるジャーマンブランドSRMは満を持して新型モニターPC8を発表。GPS機能が追加されたことや新たにBluetoothに対応したことが特徴で、他にも従来モデルPC7と比較してモニターが大きくなった一方でボディは薄くなり、表示データのレイアウトの見直おしが図られている。
ギガンテックス(台湾)
ギガンテックスは台湾に居を構える世界最大のカーボンリムメーカーで、有名ホイールメーカーからもOEM生産を請け負う高い技術力を誇る。ユーロバイクではスポーク、ハブ、リムが全てカーボンの新型モデルを発表。今となってはフルカーボンのホイールは珍しくないが、このギガンテックスの場合はライトウェイトなどの様に接着を用いず全てを一体成型している。
トマジーニ(イタリア)
金属製バイクをメインとするイタリアンブランドのトマジーニはチタン製ロードバイク「MACH」を発表。鏡面仕上げのチューブや最小限に抑えられた溶接部など、芸術品とも称すべき惚れ惚れする様な美しさが特徴的な1台だ。さらにディスクブレーキモデルもラインナップされ、リアのブレーキ台座がエンドの内側に溶接されていたりと芸が細かい。
またマウンテンバイクもラインナップしており、コロンバスのZONAチューブを使用する「SYNCRO PRO」はトラディショナルな雰囲気のロードとは対象的にポップなカラーリングが特徴。ハンドメイドの利点を活かして、26/27.5/29インチの全ホイールサイズが用意されている。
CASCO(ドイツ)
CASCO(カスコ)はサイクリングの他にも馬術やスキーといったジャンルのヘルメットを製造するドイツのブランド。自転車用ヘルメットではバイザー一体式のエアロタイプを複数ラインナップしているのが特徴的で、ユーロバイクでは調光レンズを採用した「SPEEDairo RS」を発表した。
NEVI(イタリア)
NEVI(ネヴィ)はハンドメイドのチタン製バイクを専門とするイタリアンブランド。代表のセルジオ・フィナッツィ氏は元々7UPなどでプロとして走ったいたためか、クラシカルなモデルのみならず走行性能を追求したレーシングバイクもラインナップしている。
ロードバイクの「SPINAS」やクロスカントリー用MTB「K2 29er」「GOBI DESERT」はその一例で、テーパードヘッドや大口径チューブを採用する。もちろん、鈍く光るパイプ表面などチタンならではの魅力はそのまま。なお、各モデル用にフルチタン製フロントフォークも用意されている。
loopwheels(イギリス)
「loopwheels」はイギリス人デザイナーのサム・ピアース氏考案の画期的なショック吸収機構。3本のカーボン製リーフスプリングをスポークの替りとしてホイールに組み込み、サスペンションとして動作させるというもの、小径車のトップブランドであるダホンの完成車にも採用された実績をもつ。ルックスは奇抜ながら、実用性は高そう。
text&photo:Yuya.Yamamoto
シーポ(日本/台湾)
トライアスロンバイクをメインに展開するCeepo(シーポ)。現在はグローバル化のために拠点を台湾に移しているが、元々は自身もトライアスリートである日本人の田中信行氏が立ち上げたジャパニーズブランドだ。トライアスリートの間では世界的に著名なブランドの1つで、ハワイ・アイアンマンのオフィシャルバイクブランドにも選ばれるほどの実績を誇る。
今回のユーロバイクで注目を集めたのはロングディスタンス用ハイエンドモデル「VIPER」のディスクブレーキ搭載モデル。田中氏によれば「トライアスロンのルールではディスクブレーキの使用は制限されていないですし、何よりトライアスリートは新しいもの好きが多いので、普及も早いと思います」とのこと。
その他、ショートディスタンスからロードレースまで幅広い使い方に対応するジオメトリー採用のカーボン製エントリーモデル「MAMBA」、XC用マウンテンバイク「MAMUSHI」も展示されていた。
SRM(ドイツ)
パワーメーターにおけるパイオニアであり絶対的王者であるジャーマンブランドSRMは満を持して新型モニターPC8を発表。GPS機能が追加されたことや新たにBluetoothに対応したことが特徴で、他にも従来モデルPC7と比較してモニターが大きくなった一方でボディは薄くなり、表示データのレイアウトの見直おしが図られている。
ギガンテックス(台湾)
ギガンテックスは台湾に居を構える世界最大のカーボンリムメーカーで、有名ホイールメーカーからもOEM生産を請け負う高い技術力を誇る。ユーロバイクではスポーク、ハブ、リムが全てカーボンの新型モデルを発表。今となってはフルカーボンのホイールは珍しくないが、このギガンテックスの場合はライトウェイトなどの様に接着を用いず全てを一体成型している。
トマジーニ(イタリア)
金属製バイクをメインとするイタリアンブランドのトマジーニはチタン製ロードバイク「MACH」を発表。鏡面仕上げのチューブや最小限に抑えられた溶接部など、芸術品とも称すべき惚れ惚れする様な美しさが特徴的な1台だ。さらにディスクブレーキモデルもラインナップされ、リアのブレーキ台座がエンドの内側に溶接されていたりと芸が細かい。
またマウンテンバイクもラインナップしており、コロンバスのZONAチューブを使用する「SYNCRO PRO」はトラディショナルな雰囲気のロードとは対象的にポップなカラーリングが特徴。ハンドメイドの利点を活かして、26/27.5/29インチの全ホイールサイズが用意されている。
CASCO(ドイツ)
CASCO(カスコ)はサイクリングの他にも馬術やスキーといったジャンルのヘルメットを製造するドイツのブランド。自転車用ヘルメットではバイザー一体式のエアロタイプを複数ラインナップしているのが特徴的で、ユーロバイクでは調光レンズを採用した「SPEEDairo RS」を発表した。
NEVI(イタリア)
NEVI(ネヴィ)はハンドメイドのチタン製バイクを専門とするイタリアンブランド。代表のセルジオ・フィナッツィ氏は元々7UPなどでプロとして走ったいたためか、クラシカルなモデルのみならず走行性能を追求したレーシングバイクもラインナップしている。
ロードバイクの「SPINAS」やクロスカントリー用MTB「K2 29er」「GOBI DESERT」はその一例で、テーパードヘッドや大口径チューブを採用する。もちろん、鈍く光るパイプ表面などチタンならではの魅力はそのまま。なお、各モデル用にフルチタン製フロントフォークも用意されている。
loopwheels(イギリス)
「loopwheels」はイギリス人デザイナーのサム・ピアース氏考案の画期的なショック吸収機構。3本のカーボン製リーフスプリングをスポークの替りとしてホイールに組み込み、サスペンションとして動作させるというもの、小径車のトップブランドであるダホンの完成車にも採用された実績をもつ。ルックスは奇抜ながら、実用性は高そう。
text&photo:Yuya.Yamamoto
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