2014/10/01(水) - 09:15
明治通りに面したcocotiの2階に上がれば、そこはカペルミュール初となるコンセプトストア「カペルミュール cocoti店」。華やかな雰囲気でグランドオープンしたストアの様子と、そのコンセプトをレポート。
渋谷駅の宮益坂口を出て、明治通りを原宿に向かって歩いてすぐに大型ファッションビル「cocoti(ココチ)」が見えてくる。エスカレーターを使って2階に上がって左を向けば、ウエイブワンが展開する「KAPELMUUR」(カペルミュール)のコンセプトストア「KAPELMUUR cocoti店」に到着だ。
渋谷駅からおよそ徒歩3分。ストアがあるのは「裏原宿」にも繋がるファッション感度の高いエリア。有名カジュアルアパレルやスポーツブランドと肩を並べる場所に「KAPELMUUR cocoti店」はグランドオープンを飾った。
およそ30坪と十分に広いショップはナチュラルテイストのお洒落なデザインで、cocoti内にある他のショップと比べても全く見劣りしないほどの華やかさ。壁面には幾多の名勝負が繰り広げられてきたベルギー・フランドル地方の激坂「カペルミュール」のグラフィックが大きくあしらわれるなど、"通"でもニヤリとできるエッセンスが落とし込まれている。
もちろん店内にはカペルミュールのアパレルがズラリと勢揃いすることに加えて、ここでしか買えない限定商品の用意もある。webショップでも購入できるカペルミュール製品だが、実際にウェアを見て、触って、試着できるのはユーザーにとって嬉しい部分だ。新製品はいち早く、そしてフルラインナップが在庫されているから、コーディネイトに頭を悩ますのも楽しそう。
スタッフは5名が常駐し、うち3名は女性。一見自転車での訪問は難しそうだが、cocotiビル裏の駐車場入口脇のスロープから館内に入ることができるので安心だ。
ストアのもう一つの特徴は、カペルミュール製品のみならず、トマジーニやカザーティといった美しいスチールロードレーサーを専門で扱うサイクルショップが店内に併設されていることにある。パーツやアクセサリーの用意もあるが、基本は完成車の販売やメンテナンスが中心だ。
ウエイブワンの中田明社長は「金属フレームの美しさ、楽しさ、そして奥深さがカペルミュールの世界観とぴったりだと思ったんです。自転車好きだったら誰でも惹き付けられる場所になると思ったんです」と言う。メカニックはこの道50年以上を誇る"重鎮"殿村秀典さんが務める。
「カペルミュールのコンセプトは、"普段でも使えるサイクルウェア"。渋谷の一等地に出店することで、スポーツサイクルを知らない方に『こんなブランドがあるんだ』『こんな服があるんだ』と認知してもらいたいんです。このストアを知ったことがきっかけとなり、ゆくゆくは自転車業界全体をより一層盛り上げたいという思うがあるんです。」と加える。」と中田社長は言う。
また中田社長は「例えばノースフェイスやパタゴニアといった一流アウトドアブランドの商品を買っても、実際に登山用途で使う方は意外に少ないんです。大多数の方はカジュアルアイテムとして楽しんでいます。カペルミュールにはそうした存在になりうるだけの魅力があると信じていますよ。」とも。
実際にオープニングパーティー中にも道行く人から大きな注目が集まっていたし、どんなショップなのかな?と興味を持っていた人も少なくなかったように思う。「もっともっと自転車が多くの方の中に広がっていって欲しい。詳しくない方はスポーツサイクルと言えばピッタリしたジャージを着なくてはならないと思いがちですが、実はそうじゃないスタイルもあるんだよ、と提案していきたいですね。」と語ってくれた。
KAPELMUUR cocoti店では今後、ユーザーを募って軽いポタリングやサイクリングを定期的に開催していきたいそう。カペルミュールのコンセプトに則りつつ、季節に応じてコースを変えたり、お菓子やグルメツーリングを開催したりと、面白そうな計画がたくさん準備されているそうだ。都心のサイクルショップとしての今後に大きく期待したい。
KAPELMUUR cocoti店(カペルミュールココチテン)
場所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti2F
TEL:03-6427-1517
営業時間:11:30~21:00(無休)
text&photo:So.Isobe
渋谷駅の宮益坂口を出て、明治通りを原宿に向かって歩いてすぐに大型ファッションビル「cocoti(ココチ)」が見えてくる。エスカレーターを使って2階に上がって左を向けば、ウエイブワンが展開する「KAPELMUUR」(カペルミュール)のコンセプトストア「KAPELMUUR cocoti店」に到着だ。
渋谷駅からおよそ徒歩3分。ストアがあるのは「裏原宿」にも繋がるファッション感度の高いエリア。有名カジュアルアパレルやスポーツブランドと肩を並べる場所に「KAPELMUUR cocoti店」はグランドオープンを飾った。
およそ30坪と十分に広いショップはナチュラルテイストのお洒落なデザインで、cocoti内にある他のショップと比べても全く見劣りしないほどの華やかさ。壁面には幾多の名勝負が繰り広げられてきたベルギー・フランドル地方の激坂「カペルミュール」のグラフィックが大きくあしらわれるなど、"通"でもニヤリとできるエッセンスが落とし込まれている。
もちろん店内にはカペルミュールのアパレルがズラリと勢揃いすることに加えて、ここでしか買えない限定商品の用意もある。webショップでも購入できるカペルミュール製品だが、実際にウェアを見て、触って、試着できるのはユーザーにとって嬉しい部分だ。新製品はいち早く、そしてフルラインナップが在庫されているから、コーディネイトに頭を悩ますのも楽しそう。
スタッフは5名が常駐し、うち3名は女性。一見自転車での訪問は難しそうだが、cocotiビル裏の駐車場入口脇のスロープから館内に入ることができるので安心だ。
ストアのもう一つの特徴は、カペルミュール製品のみならず、トマジーニやカザーティといった美しいスチールロードレーサーを専門で扱うサイクルショップが店内に併設されていることにある。パーツやアクセサリーの用意もあるが、基本は完成車の販売やメンテナンスが中心だ。
ウエイブワンの中田明社長は「金属フレームの美しさ、楽しさ、そして奥深さがカペルミュールの世界観とぴったりだと思ったんです。自転車好きだったら誰でも惹き付けられる場所になると思ったんです」と言う。メカニックはこの道50年以上を誇る"重鎮"殿村秀典さんが務める。
「カペルミュールのコンセプトは、"普段でも使えるサイクルウェア"。渋谷の一等地に出店することで、スポーツサイクルを知らない方に『こんなブランドがあるんだ』『こんな服があるんだ』と認知してもらいたいんです。このストアを知ったことがきっかけとなり、ゆくゆくは自転車業界全体をより一層盛り上げたいという思うがあるんです。」と加える。」と中田社長は言う。
また中田社長は「例えばノースフェイスやパタゴニアといった一流アウトドアブランドの商品を買っても、実際に登山用途で使う方は意外に少ないんです。大多数の方はカジュアルアイテムとして楽しんでいます。カペルミュールにはそうした存在になりうるだけの魅力があると信じていますよ。」とも。
実際にオープニングパーティー中にも道行く人から大きな注目が集まっていたし、どんなショップなのかな?と興味を持っていた人も少なくなかったように思う。「もっともっと自転車が多くの方の中に広がっていって欲しい。詳しくない方はスポーツサイクルと言えばピッタリしたジャージを着なくてはならないと思いがちですが、実はそうじゃないスタイルもあるんだよ、と提案していきたいですね。」と語ってくれた。
KAPELMUUR cocoti店では今後、ユーザーを募って軽いポタリングやサイクリングを定期的に開催していきたいそう。カペルミュールのコンセプトに則りつつ、季節に応じてコースを変えたり、お菓子やグルメツーリングを開催したりと、面白そうな計画がたくさん準備されているそうだ。都心のサイクルショップとしての今後に大きく期待したい。
KAPELMUUR cocoti店(カペルミュールココチテン)
場所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti2F
TEL:03-6427-1517
営業時間:11:30~21:00(無休)
text&photo:So.Isobe