2014/09/20(土) - 09:41
好評連載中のユーロバイク フォトレポート。今回もショー会場を歩きながらピックアップしたニューモデル&面白いプロダクツをボリューム満点で紹介していこう。(ユーロバイク2014の記事インデックスはこちらから)
クオータ(イタリア)
KHANの名がラインナップに復活。KOM Airを踏襲した軽量モデルだ
徹底的に無駄を削ぎ落した極薄のシートステー
シートステー同様にかなり細身のフォークブレード
クオータは同社を一躍トップブランドへと押し上げた「KHAN」の名を復活させた。KOM Airと共通する箇所も多い超軽量モデルの様で、グロッシーでスマートなシルエットながら細さが際立つフォークブレードやシートステーなど中身は軽量化を追求したアグレッシブなバイクに仕上がっている。
インテグレーテッドブレーキを採用するエアロロードKOUGAR
臼式のシートクランプによって空気抵抗を低減
フロントはVブレーキタイプで、フォーク裏に取り付けされている
シートステーは内側が中央に張り出している
リアはダイレクトマウント方式でBB下に取り付けられる
そして、もう1つの新作注目モデルが「KOUGAR」だ。KURAROをベースとしたミドルグレードで、フロントはVブレーキ式、リアはBB下に取り付けるダイレクトマウント方式と前後共にブレーキをインテグレーテッドデザインとし空力性能を向上。また、シートポストの前後を入れ替えることでトライアスロンやTTなどの前乗りポジションにも対応するユーティリティも持ち合わせている。
ディスクブレーキ搭載のKRYON
トップチューブは緩やかに湾曲している
突起が特徴的なシートステーの形状
また、KOUGARにはディスクブレーキ仕様の兄弟モデル「KRYON」もラインナップされる。フレームデザインはほぼ共通ながら、シートステーの上面に突起を設けるなどディスクも強烈な制動力に合わせたアップデートが施されている。
サンマルコ(イタリア)
大きくデザインを変えたReagal e
イタリアに居を構える老舗サドルブランドのサンマルコはAspide、Concor、Reagal e、Mantraの主要4モデルを一挙にモデルチェンジした。特に形状の変化大きかったのがReagal eとMantraで、共に従来モデルでは厚みのある立体的な形状であったのに対して、新モデルではのっぺりとした現代的なシェイプへと変貌を遂げている。
MANTRAも大きく座面形状が変更となった
ASPIDEとCONCORもモデルチェンジ
年齢、痛みへの感度、ハンドル~サドル落差、ライディングスタイル、体型の計5項目をから最適なサドルを導く「DiMA SELECTOR」を導入
名作ERAの名が復活
また、この大きなモデルチェンジに伴って年齢、痛みへの感度、ハンドル~サドル落差、ライディングスタイル、体型の計5項目をから最適なサドルを導く「DiMA SELECTOR」というシステムが投入された。その他、かつて多くのプロ選手から支持を集めながらも廃盤となったERAが復活している。
ITM(イタリア/台湾)
新作ハンドルバー・ステムX-ONE
かつてラインナップされていたK-Swardにも似たデザインのステム
セライタリアのMONOLINKにも似た独特な固定方式を採用するサドル&シートポスト
かつて独創的な設計と堅実性で人気を集めたコンポーネントブランドITM。拠点がイタリアから台湾へと移り、近年は万人受けするデザインのプロダクトが多かったが2015モデルからはユニークなアイテムがラインナップされる。
垂直なシートチューブが特徴的なトラックバイクを展示
ロード用フレームのバリエーションも豊富
その代表的なモデルがX-ONEシリーズで、ステムに採用された臼を用いるハンドル固定機構はK-Swordシリーズを彷彿とさせてくれる。そしてシートポスト及びサドルには前後の調整幅が広い独自のレールを採用したモデルが登場。また、台湾拠点になってから本格的にラインナップされるようになったフレームやホイールも展示されていた。
BH(スペイン)
ミドルグレードロードQUARTZにディスクブレーキモデルが登場
軽量ヒルクライムモデルUltrarightも引き続きラインナップされる
マイナーチェンジが加えられたエアロロードG6
スパニッシュブランドのBHは、フラッグシップに位置づけられるエアロロード「G6」をマイナーチェンジ。ブレーキの前後ダイレクトマウント化によって空力性能を向上させている。リアブレーキはBB下に取り付けられる従来からの方式を採用し、シートステーはブリッジから取り付け穴が廃されたのみで、そのまま残すことで剛性を維持しているようだ。
剛性確保のためにチェーンステーブリッジは残されている
ブレーキがダイレクトマウントに変更された
リアはBB下に取り付けられる
FD台座はカーボン製だ
また、ミッドレンジのカーボンロード「QUARTZ」には昨今トレンドとなっているディスクブレーキ仕様が追加された。カラーはトレンドの蛍光イエローで、上記のG6など2015モデルでは多くのモデルに採用している。
ユニークなフレームデザインのXCバイクULTIMATE 27.5
ロードバイクの様にタイヤに沿って湾曲するシートチューブが特徴的
ボリューミーな造りのヘッドチューブ
BHはMTBも豊富なラインナップを揃えるものの、コンペティションナルなモデルの比率が多いのが他ブランドと少々異なる。そのフラッグシップを務めるのがULTIMATE 27.5。ロードバイクのようにリアタイヤに沿ったシートチューブやセミISPが特徴的な1台で、ジュリー・ブレセット(フランス)の2013世界王者獲得に貢献した。もちろんカラーリングには蛍光イエローを取り入れている。
Spiuk(スペイン)
スパニッシュブランドのSpiukが発表した新型ハイエンドモデルRC16
ヘルメットも豊富にラインナップしている。写真はシェルが脱着可能なエアロモデルDharma
ブランド全体としてビビットな色合いが特徴だ
Spiuk(エスピューク)はスペインを拠点とし、シューズとヘルメットをメインプロダクトとする総合自転車アクセサリーメーカー。スペイン系チームを中心にプロにも供給しており、先日のブエルタ・ア・エスパーニャで山岳賞を獲得したルイスレオン・サンチェス(スペイン)が所属するカハルラルにもサポートを行っている。
今回のユーロバイクではロード用シューズの新作ハイエンドモデル「16RC」を発表。トレンドとなっている縫い目の少ないアッパーにatop製ダイヤルクロージャーを装備して、重量は左右セットで470gと軽量に仕上がっている。また、全体的な特徴的でもあるがラテン系ブランドらしいビビットなカラーリングは国内のファッションセンスが高いサイクリストにも受け入れられそうだ。
STAGES POWER(アメリカ)
手で少し力を加えるだけでひずみを計測できるほど感度が高い
純正のクランクアームをベースとしていることから信頼性が高い
左クランクの裏側にスマートに取り付けられるのが特徴だ
STAGES POWER創業当初のプロトタイプ。元々はスパイダー部分の歪を計測していた
今シーズンからチームスカイに採用されているパワーメーターがSTAGES POWER。左クランクアームの裏側にひずみセンサーを埋め込む独特の計測方式をとっていることや、コンポーネントブランド純正のアームをベースとしていることが特徴だ。ユーロバイクではM9000系XTRや5800系105などに対応したモデルを新たに発表。そして、創業当初からのプロトタイプの展示や、計測感度をデモンストレーションを行っていた。
text&photo:Yuya.Yamamoto
クオータ(イタリア)



クオータは同社を一躍トップブランドへと押し上げた「KHAN」の名を復活させた。KOM Airと共通する箇所も多い超軽量モデルの様で、グロッシーでスマートなシルエットながら細さが際立つフォークブレードやシートステーなど中身は軽量化を追求したアグレッシブなバイクに仕上がっている。





そして、もう1つの新作注目モデルが「KOUGAR」だ。KURAROをベースとしたミドルグレードで、フロントはVブレーキ式、リアはBB下に取り付けるダイレクトマウント方式と前後共にブレーキをインテグレーテッドデザインとし空力性能を向上。また、シートポストの前後を入れ替えることでトライアスロンやTTなどの前乗りポジションにも対応するユーティリティも持ち合わせている。



また、KOUGARにはディスクブレーキ仕様の兄弟モデル「KRYON」もラインナップされる。フレームデザインはほぼ共通ながら、シートステーの上面に突起を設けるなどディスクも強烈な制動力に合わせたアップデートが施されている。
サンマルコ(イタリア)

イタリアに居を構える老舗サドルブランドのサンマルコはAspide、Concor、Reagal e、Mantraの主要4モデルを一挙にモデルチェンジした。特に形状の変化大きかったのがReagal eとMantraで、共に従来モデルでは厚みのある立体的な形状であったのに対して、新モデルではのっぺりとした現代的なシェイプへと変貌を遂げている。




また、この大きなモデルチェンジに伴って年齢、痛みへの感度、ハンドル~サドル落差、ライディングスタイル、体型の計5項目をから最適なサドルを導く「DiMA SELECTOR」というシステムが投入された。その他、かつて多くのプロ選手から支持を集めながらも廃盤となったERAが復活している。
ITM(イタリア/台湾)



かつて独創的な設計と堅実性で人気を集めたコンポーネントブランドITM。拠点がイタリアから台湾へと移り、近年は万人受けするデザインのプロダクトが多かったが2015モデルからはユニークなアイテムがラインナップされる。


その代表的なモデルがX-ONEシリーズで、ステムに採用された臼を用いるハンドル固定機構はK-Swordシリーズを彷彿とさせてくれる。そしてシートポスト及びサドルには前後の調整幅が広い独自のレールを採用したモデルが登場。また、台湾拠点になってから本格的にラインナップされるようになったフレームやホイールも展示されていた。
BH(スペイン)



スパニッシュブランドのBHは、フラッグシップに位置づけられるエアロロード「G6」をマイナーチェンジ。ブレーキの前後ダイレクトマウント化によって空力性能を向上させている。リアブレーキはBB下に取り付けられる従来からの方式を採用し、シートステーはブリッジから取り付け穴が廃されたのみで、そのまま残すことで剛性を維持しているようだ。




また、ミッドレンジのカーボンロード「QUARTZ」には昨今トレンドとなっているディスクブレーキ仕様が追加された。カラーはトレンドの蛍光イエローで、上記のG6など2015モデルでは多くのモデルに採用している。



BHはMTBも豊富なラインナップを揃えるものの、コンペティションナルなモデルの比率が多いのが他ブランドと少々異なる。そのフラッグシップを務めるのがULTIMATE 27.5。ロードバイクのようにリアタイヤに沿ったシートチューブやセミISPが特徴的な1台で、ジュリー・ブレセット(フランス)の2013世界王者獲得に貢献した。もちろんカラーリングには蛍光イエローを取り入れている。
Spiuk(スペイン)



Spiuk(エスピューク)はスペインを拠点とし、シューズとヘルメットをメインプロダクトとする総合自転車アクセサリーメーカー。スペイン系チームを中心にプロにも供給しており、先日のブエルタ・ア・エスパーニャで山岳賞を獲得したルイスレオン・サンチェス(スペイン)が所属するカハルラルにもサポートを行っている。
今回のユーロバイクではロード用シューズの新作ハイエンドモデル「16RC」を発表。トレンドとなっている縫い目の少ないアッパーにatop製ダイヤルクロージャーを装備して、重量は左右セットで470gと軽量に仕上がっている。また、全体的な特徴的でもあるがラテン系ブランドらしいビビットなカラーリングは国内のファッションセンスが高いサイクリストにも受け入れられそうだ。
STAGES POWER(アメリカ)




今シーズンからチームスカイに採用されているパワーメーターがSTAGES POWER。左クランクアームの裏側にひずみセンサーを埋め込む独特の計測方式をとっていることや、コンポーネントブランド純正のアームをベースとしていることが特徴だ。ユーロバイクではM9000系XTRや5800系105などに対応したモデルを新たに発表。そして、創業当初からのプロトタイプの展示や、計測感度をデモンストレーションを行っていた。
text&photo:Yuya.Yamamoto
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