アンカー初のシクロクロスバイク「CX6」がマイナーチェンジした。従来モデルでは担ぎやすさを重視していたトップチューブが持ち上げやすさに配慮した形状になるなど、国内レースシーンからのフィードバックを反映している。そしてディスクブレーキモデルが新たに追加された。
アンカー CX6(カンチブレーキモデル) (c)アンカー
今回マイナーチェンジが施された「CX6」のカンチブレーキモデルは、シクロクロスの世界選手権やワールドカップに参戦して得たノウハウを凝縮して設計されたバイク。低速からの急激な加速が強いられる競技特性や耐久性、コストパフォーマンスを考慮して、素材にA6061アルミ合金を採用していることが特徴だ。登場からわずか2年ながら、すでに沢田時がU23全日本王者を獲得するなど、走行性能はお墨付きと言えよう。
その最大の変更点はトップチューブにある。従来モデルでは担ぎやすさを重視して下側に斜めのつぶしが入れられていたが、担ぎの少ない国内のレース事情を考慮して持ち上げる際に握りやすいよう左右対称の楕円断面になった。そしてトップチューブとヘッドチューブの接合部の補強ガゼットが廃され、走行性能を維持しながらフレーム単体で110gの大幅な軽量化に成功した。
トップチューブは持ち上げる際の握りやすさを重視した断面形状に photo:Yuya.Yamamoto
泥づまりしにくいワイドなタイヤクリアランス
高い衝撃吸収性とトラクションを実現するベンドしたシートステー
ダウンチューブとヘッドチューブの接合部には補強ガゼットが設けられる
一方でダウンチューブとヘッドチューブの接合部のガゼットや、高いトラクションと衝撃吸収性を実現するベンドしたシートステーは従来モデルより踏襲されている。付属するフロントフォークはフルカーボン製だ。カンチブレーキモデルの販売パッケージはフレームセットのみ。サイズは適応身長159cm~の490サイズを含む3種類で、カラーはオーダーシステムの中から好みに豊富な選択肢の中からチョイスできる。
アンカー CX6カンチブレーキモデル(フレームセット)
フレーム:RS-SHAPE Aluminium A6061 インテグラルヘッド
フォーク:Carbon Monocoque カンチブレーキ台座付き、スーパーオーバーサイズ ストレート形状
付属品:ヘッドパーツ、シートクランプ、ワイヤーローラー、カンチワイヤーフック、マニュアルバック
サイズ:490mm、510mm、530mm
重量(530mm):1,660g(フレーム単体)、2,160g(フレームセット)
価 格:95,000円(税抜)
ディスクブレーキモデルは新設計を採用
アンカー CX6(ディスクブレーキモデル) (c)アンカー
シートステーは直線的な形状とされている photo:Yuya.Yamamoto
ディスク化による重量増を抑えるためフォークは先端までカーボンとし、耐久性を考慮して金属製パーツで挟み込んでいる
マイナーチェンジと同時に登場したディスクブレーキモデルは、カンチブレーキ仕様をベースに、高い制動力に対応するべく強度を高めたことが特徴。フロント3角はカンチブレーキ仕様とほぼ共通ながら、リア3角はMTBフレームの設計を取り入れ、シートステーなどには直線的なパイプ形状を採用する。
また、リアエンドの形状も変更されており、強度をさらに高めるために溶接痕をあえて大きめとしている。ブレーキ台座の規格はフロントがポストマウント、リアがインターナショナルで、リアエンドの上部に設置。そしてディスク化による重量増を抑えるためにフォークは先端までカーボン化され、耐久性確保のために金属製パーツで挟み込んでいる。
選手からも評価が高いアンカーオリジナルサドルが装備される
ストレートフォークを採用する
今季からアンカーのオリジナルシートポストは2本締めタイプに
ブリジストンのロゴが記されたクリンチャータイヤ
リアブレーキ台座はインターナショナル規格
シマノ製メカニカルディスクブレーキを装備
販売パッケージは完成車とフレームセットの2種類。完成車のコンポーネントはシマノで固められ、11速化を果たしたシマノ105をメインに、46-36Tのクランクと機械式ディスクキャリパーを組み合わせている。ハンドル、ステム、シートポスト、サドルはアンカーオリジナル。今季よりシートポストが細かく調整可能な2本締めに変更されている。サイズはカンチブレーキ仕様と同様に490mm、510mm、530mmの3種類が揃う。
アンカー CX6ディスクブレーキモデル
フレーム:RS-SHAPE Aluminium A6061 インテグラルヘッド
フォーク:Carbon Monocoque ディスクブレーキ台座付き、スーパーオーバーサイズ ストレート形状
メインコンポーネント:シマノ5800系105
ホイール:シマノ WH-RX31
ハンドル、ステム、シートポスト、サドル:アンカーオリジナル
サイズ:490mm、510mm、530mm
重量(530mm):1,610g(フレーム単体)、2,280g(フレームセット)、9.7kg(完成車)
価 格:205,000円(税抜、完成車)、100,000円(税抜、フレームセット)

今回マイナーチェンジが施された「CX6」のカンチブレーキモデルは、シクロクロスの世界選手権やワールドカップに参戦して得たノウハウを凝縮して設計されたバイク。低速からの急激な加速が強いられる競技特性や耐久性、コストパフォーマンスを考慮して、素材にA6061アルミ合金を採用していることが特徴だ。登場からわずか2年ながら、すでに沢田時がU23全日本王者を獲得するなど、走行性能はお墨付きと言えよう。
その最大の変更点はトップチューブにある。従来モデルでは担ぎやすさを重視して下側に斜めのつぶしが入れられていたが、担ぎの少ない国内のレース事情を考慮して持ち上げる際に握りやすいよう左右対称の楕円断面になった。そしてトップチューブとヘッドチューブの接合部の補強ガゼットが廃され、走行性能を維持しながらフレーム単体で110gの大幅な軽量化に成功した。




一方でダウンチューブとヘッドチューブの接合部のガゼットや、高いトラクションと衝撃吸収性を実現するベンドしたシートステーは従来モデルより踏襲されている。付属するフロントフォークはフルカーボン製だ。カンチブレーキモデルの販売パッケージはフレームセットのみ。サイズは適応身長159cm~の490サイズを含む3種類で、カラーはオーダーシステムの中から好みに豊富な選択肢の中からチョイスできる。
アンカー CX6カンチブレーキモデル(フレームセット)
フレーム:RS-SHAPE Aluminium A6061 インテグラルヘッド
フォーク:Carbon Monocoque カンチブレーキ台座付き、スーパーオーバーサイズ ストレート形状
付属品:ヘッドパーツ、シートクランプ、ワイヤーローラー、カンチワイヤーフック、マニュアルバック
サイズ:490mm、510mm、530mm
重量(530mm):1,660g(フレーム単体)、2,160g(フレームセット)
価 格:95,000円(税抜)
ディスクブレーキモデルは新設計を採用



マイナーチェンジと同時に登場したディスクブレーキモデルは、カンチブレーキ仕様をベースに、高い制動力に対応するべく強度を高めたことが特徴。フロント3角はカンチブレーキ仕様とほぼ共通ながら、リア3角はMTBフレームの設計を取り入れ、シートステーなどには直線的なパイプ形状を採用する。
また、リアエンドの形状も変更されており、強度をさらに高めるために溶接痕をあえて大きめとしている。ブレーキ台座の規格はフロントがポストマウント、リアがインターナショナルで、リアエンドの上部に設置。そしてディスク化による重量増を抑えるためにフォークは先端までカーボン化され、耐久性確保のために金属製パーツで挟み込んでいる。






販売パッケージは完成車とフレームセットの2種類。完成車のコンポーネントはシマノで固められ、11速化を果たしたシマノ105をメインに、46-36Tのクランクと機械式ディスクキャリパーを組み合わせている。ハンドル、ステム、シートポスト、サドルはアンカーオリジナル。今季よりシートポストが細かく調整可能な2本締めに変更されている。サイズはカンチブレーキ仕様と同様に490mm、510mm、530mmの3種類が揃う。
アンカー CX6ディスクブレーキモデル
フレーム:RS-SHAPE Aluminium A6061 インテグラルヘッド
フォーク:Carbon Monocoque ディスクブレーキ台座付き、スーパーオーバーサイズ ストレート形状
メインコンポーネント:シマノ5800系105
ホイール:シマノ WH-RX31
ハンドル、ステム、シートポスト、サドル:アンカーオリジナル
サイズ:490mm、510mm、530mm
重量(530mm):1,610g(フレーム単体)、2,280g(フレームセット)、9.7kg(完成車)
価 格:205,000円(税抜、完成車)、100,000円(税抜、フレームセット)
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