軽さと快適な乗り心地でビギナーから上級者まで幅広い層から人気を得ている、アンカーのフルカーボンロードバイク、RL8。そのエントリーグレードにあたる「EQUIPE」のコンポーネントが変更され、11速化を果たした新型105仕様となって登場している。



新型105を搭載したRL8 EQUIPE(レーシングレッド)新型105を搭載したRL8 EQUIPE(レーシングレッド) (c)So.Isobe
RL8はロングライドやヒルクライムに適したフルカーボンロード。ミッドレンジながらフレーム単体重量980gを達成したカーボンフレームは、ピュアレーシング「RIS9」の開発で培った技術が多く投入された。レーシングモデルに迫る高い走行性能を持ちながら、RIS9に対して横剛性を約20%抑えることで快適性を追求し、ファンライダーの脚に合わせペダリングへの負担を軽減している。

フレームデザインのコンセプトは「ラグジュアリー」。フレーム全体をやや細身に設計し、トップチューブからシートステーまで流れるようなラインとすることでスッキリとしたフォルムを実現している。横方向へ扁平したシートステーは高い快適性を生み出すポイントだ。シフト・ブレーキワイヤーはフレーム内蔵式とされた。

BB側が角型に成型されたチェーンステー。複雑な形状でペダリング効率を高める。BB側が角型に成型されたチェーンステー。複雑な形状でペダリング効率を高める。 僅かに湾曲し、板バネのように衝撃を吸収するトップチューブ。非常に薄い仕上がりだ僅かに湾曲し、板バネのように衝撃を吸収するトップチューブ。非常に薄い仕上がりだ


その一方でヘッドチューブはテーパードヘッドとして安定性を高め、トップモデルのRIS9と同じ細身のストレートフォークを導入し、シャープなハンドリングや振動吸収性を実現している。

RL8は、レースで空気抵抗を軽減するための前傾姿勢がきついライディングポジションより、ファンライドで身体への負担を軽減するややアップライトなライディングポジションがとれるフレームジオメトリー設計だ。具体的にはレーシングモデルよりヘッド部分が長く、トップチューブ長が短い設計となる。

アッセンブルされているサドルはアンカーオリジナルアッセンブルされているサドルはアンカーオリジナル 日東のハンドルとステムが標準装備される日東のハンドルとステムが標準装備される

幅広い速度域でも対応できるリア11速となった新型105。幅広い速度域でも対応できるリア11速となった新型105。 タイヤは信頼性が高いブリヂストン エクステンザタイヤは信頼性が高いブリヂストン エクステンザ


今回紹介する「RL8 EQUIPE」は、リア11速化を果たしたシマノの新型5800系105にコンポーネントが更新された。幅広い速度域に対応するリア11速はサイクリング派とレース派のどちらにも対応するはずだ。その他、ホイールにはシマノWH-RS010を、タイヤにはブリヂストンEXTENZA RR2Xを、ハンドル周りには日東を組み合わせることで信頼性の高いアッセンブルとしている。

フレームサイズは、390、420、450、480、510、540という6種類で、最低対応身長は140cmと女性ライダーやキッズにも対応する。カラーはレーシングレッド、レーシングホワイト、レーシングネオンイエローという3カラー。価格は257,000円(税抜)。

アンカー RL8 EQUIPE(レーシングホワイト)アンカー RL8 EQUIPE(レーシングホワイト) (c)アンカー
アンカー RL8 EQUIPE(レーシングネオンイエロー、フレームは同じ)アンカー RL8 EQUIPE(レーシングネオンイエロー、フレームは同じ) (c)アンカー
アンカー RL8 EQUIPE
フレームサイズ:390、420、450、480、510、540mm
フレーム:3Pieces Carbon インテグラルヘッド
フロントフォーク:HM-Carbon Monocoque ストレート形状
コンポーネント:シマノ 105 11s
ホイール:SHIMANO WH-RS010
完成車重量:8.0kg(480mm)ペダルなし
カラー:レーシングレッド、レーシングホワイト、レーシングネオンイエロー

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