2009/08/22(土) - 08:23
シャルス~リモージュ間180.1kmで行われた第4ステージは、7人の逃げグループができるも、集団はケースデパーニュがコントロールして、終盤に逃げを捕まえ、60人ほどの集団スプリントでロメン・フェイユ(フランス、アグリチュベル)が、ステージ優勝をあげた。
ロメンは、今年ツール・ド・フランスでステージ優勝したブリース・フェイユの兄。総合はマチュー・ペルジェ(フランス、ケースデパーニュ)が守り抜き、プロ初勝利を飾った。
以下はCyclisme Japonのレース詳細レポート
最終日は、曇り空で気温も今までより10度ほど違って涼しい。0km地点からアタック合戦となり、逃げグループができるも、リーダージャージ擁するケスデパーニュが集団をコントロールし、なかなか決まらず。度重なるアタックで集団のスピードは上がったまま、最終日も厳しいレースとなる。
7人の逃げが決まると集団は差を2分20秒くらいまで広げるが、ケスデパーニュがコントロールしそれ以上は広がらず。
後半1分40秒に縮め、そのまま12kmの登りを含んだ周回コースへ入った。ここを5周してゴールとなる。ギヨーム・ポンは集団の前方で上り、今日も調子が良い。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは、ゴールスプリントへ向けて、宮澤崇史が良いポジションをキープするも今日は調子があまり良くなく、代わりに福島晋一がスプリントをすることになった。
宮澤は福島のアシストに回り、ラスト周回で集団の中盤から、集団前方30番手くらいまで宮澤が福島をひいて上がる。登りはポンと同じくらいの集団20番手くらいで登り、ラスト3.5kmで集団は逃げを捕まえゴールスプリント勝負へ。
集団にはポンと福島が残り、福島は山岳賞ジャージを着るニコラ・ヴォゴンディ(アグリチュベル)の後ろに付いてスプリントするも勝負には絡めず。18位でゴールとなった。選手たちのコンディションは日に日に良くなってきているため、8月25日~28日に行われる「ツール・デュ・ポワトーシャラン」での結果が期待される。
浅田監督のコメント
今日は、例年のようにゴールスプリントになると予想した。ただ序盤から逃げの展開になるので、そこにチームから誰かしら送り込む作戦で臨むがうまく動けず。最後のスプリントを待つことになった。しかし、スプリント勝負にチーム力を残すことができなかったため、今日も勝負に加われず残念な結果に終わった。今回4日間を通じて苦戦をしたが、その分次の「ツール・デュ・ポワトーシャラン」には、いい結果が出せると思う。中3日で再調整をし、次回に望みたい。
ツール・ド・リムザン2009第4ステージ結果
1位 ロメン・フェイユ(フランス、アグリチュベル)4h23'57"
2位 ピエリック・フェドリゴ(フランス、Bboxブイグテレコム)
3位 ポール・マルテンス(ドイツ、ラボバンク)
4位 フロリアン・ヴァション(フランス、ルーベ・リールメトロポル)
5位 セバスティアン・イノー(フランス、アージェードゥーゼル)
・・・
18位 福島晋一(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
22位 ギヨーム・ポン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
85位 増田成幸(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+3'50"
88位 宮澤崇史(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+4'23"
100位 ミカエル・ダミアン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+7'43"
リタイア:グレゴール・ガズヴォダ
個人総合成績
1位 マチュー・ペルジェ(フランス、ケースデパーニュ)17h17'03"
2位 ダビ・アローヨ(スペイン、ケースデパーニュ)+03"
3位 シャビエル・フロレンシオ(スペイン、サーヴェロ)+23"
4位 セバスティアン・イノー(フランス、アージェードゥーゼル)+28"
5位 トマ・ヴォクレール(フランス、Bboxブイグテレコム)
・・・
37位 ギヨーム・ポン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+2'13"
74位 宮澤崇史(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+9'32"
84位 福島晋一(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+15'20"
90位 増田成幸(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+18'16"
96位 ミカエル・ダミアン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+26'42"
text:Cyclisme Japon
photo:Cyclisme Japon, www.tourdulimousin.com
ロメンは、今年ツール・ド・フランスでステージ優勝したブリース・フェイユの兄。総合はマチュー・ペルジェ(フランス、ケースデパーニュ)が守り抜き、プロ初勝利を飾った。
以下はCyclisme Japonのレース詳細レポート
最終日は、曇り空で気温も今までより10度ほど違って涼しい。0km地点からアタック合戦となり、逃げグループができるも、リーダージャージ擁するケスデパーニュが集団をコントロールし、なかなか決まらず。度重なるアタックで集団のスピードは上がったまま、最終日も厳しいレースとなる。
7人の逃げが決まると集団は差を2分20秒くらいまで広げるが、ケスデパーニュがコントロールしそれ以上は広がらず。
後半1分40秒に縮め、そのまま12kmの登りを含んだ周回コースへ入った。ここを5周してゴールとなる。ギヨーム・ポンは集団の前方で上り、今日も調子が良い。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは、ゴールスプリントへ向けて、宮澤崇史が良いポジションをキープするも今日は調子があまり良くなく、代わりに福島晋一がスプリントをすることになった。
宮澤は福島のアシストに回り、ラスト周回で集団の中盤から、集団前方30番手くらいまで宮澤が福島をひいて上がる。登りはポンと同じくらいの集団20番手くらいで登り、ラスト3.5kmで集団は逃げを捕まえゴールスプリント勝負へ。
集団にはポンと福島が残り、福島は山岳賞ジャージを着るニコラ・ヴォゴンディ(アグリチュベル)の後ろに付いてスプリントするも勝負には絡めず。18位でゴールとなった。選手たちのコンディションは日に日に良くなってきているため、8月25日~28日に行われる「ツール・デュ・ポワトーシャラン」での結果が期待される。
浅田監督のコメント
今日は、例年のようにゴールスプリントになると予想した。ただ序盤から逃げの展開になるので、そこにチームから誰かしら送り込む作戦で臨むがうまく動けず。最後のスプリントを待つことになった。しかし、スプリント勝負にチーム力を残すことができなかったため、今日も勝負に加われず残念な結果に終わった。今回4日間を通じて苦戦をしたが、その分次の「ツール・デュ・ポワトーシャラン」には、いい結果が出せると思う。中3日で再調整をし、次回に望みたい。
ツール・ド・リムザン2009第4ステージ結果
1位 ロメン・フェイユ(フランス、アグリチュベル)4h23'57"
2位 ピエリック・フェドリゴ(フランス、Bboxブイグテレコム)
3位 ポール・マルテンス(ドイツ、ラボバンク)
4位 フロリアン・ヴァション(フランス、ルーベ・リールメトロポル)
5位 セバスティアン・イノー(フランス、アージェードゥーゼル)
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18位 福島晋一(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
22位 ギヨーム・ポン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
85位 増田成幸(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+3'50"
88位 宮澤崇史(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+4'23"
100位 ミカエル・ダミアン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+7'43"
リタイア:グレゴール・ガズヴォダ
個人総合成績
1位 マチュー・ペルジェ(フランス、ケースデパーニュ)17h17'03"
2位 ダビ・アローヨ(スペイン、ケースデパーニュ)+03"
3位 シャビエル・フロレンシオ(スペイン、サーヴェロ)+23"
4位 セバスティアン・イノー(フランス、アージェードゥーゼル)+28"
5位 トマ・ヴォクレール(フランス、Bboxブイグテレコム)
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37位 ギヨーム・ポン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+2'13"
74位 宮澤崇史(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+9'32"
84位 福島晋一(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+15'20"
90位 増田成幸(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+18'16"
96位 ミカエル・ダミアン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+26'42"
text:Cyclisme Japon
photo:Cyclisme Japon, www.tourdulimousin.com
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