2009/08/19(水) - 10:24
8月18日、エネコ・ツアーがオランダ・ロッテルダムで開幕した。初日のプロローグは、平均スピード53.7km/hで4.4kmを駆け抜けたシルヴァン・シャヴァネル(フランス、クイックステップ)が優勝。2日前に勝利を飾ったタイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン)が僅差で2位に入った。
プロローグが行なわれたのは、大会スポンサーのエネコ社が本社を置くオランダ第二の都市ロッテルダム。世界屈指の港湾都市として知られる同市の中心に位置するザイデル公園を周回する4.4kmがレースの舞台だ。
平均50km/hオーバーのハイスピードバトルを制したのは、過去に3回フランスのTTチャンピオンに輝いているシャヴァネル。前半スタートのシャヴァネルのタイムが、最後までトップを維持し続けた。
レキップ紙に対しシャヴァネルは「今日のコースは難易度が低く、テクニカルでもなく、かなりハイスピードコースだった。調子の良さを感じていたので最後まで全力を尽くせたよ。好タイムだったけど、最後までトップを維持出来るかどうかストレスフルだった」と語っている。
「ツール・ド・フランス終了後、中だるみすることなく好調さをキープしている。目標はもちろん総合優勝。僕にとってこれはエネコ・ツアー初挑戦なんだ。チームのモチヴェーションも高いし、この1週間、集中力を切らさずに闘い続けたい」。
シャヴァネルから僅か0.23秒差の2位に入ったのは、2日前の ヴァッテンフォール・サイクラシックスを制したばかりのファラー。復調しつつあるトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)も僅差の3位に入り、TTスペシャリストだけでなく独走力のあるスプリンターも上位に絡む結果となった。
ファラーとボーネンは翌日からボーナスタイムをかけたリーダージャージ争奪戦を繰り広げるだろう。ボーナスタイムはステージ上位3名に10秒、6秒、4秒、そして中間スプリントポイント通過上位3名に3秒、2秒、1秒が与えられる。
トラック競技出身のブラドレー・ウィギンズ(イギリス、ガーミン)は2秒差で4位に。大会3連覇を狙うホセイバン・グティエレス(スペイン、ケースデパーニュ)は6秒差の11位、アンドレアス・クレーデン(ドイツ、アスタナ)は7秒遅れの14位、トニ・マルティン(ドイツ、チームコロンビア・HTC)は7秒遅れの16位でレースを終えている。
エネコ・ツアー初出場の新城幸也(Bboxブイグテレコム)はトップから25秒遅れの128位でフィニッシュ。ユキヤは自身のブログで「このレースは長い登りは無く、アムステルやリエージュで走るコースを使っているようなので、僕好みのレースの予感です」とコメントしている。翌日からの平坦ステージでの活躍に期待が集まる。
エネコ・ツアー2009プロローグ結果
1位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、クイックステップ)4'55"
2位 タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン)+01"
3位 トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)
4位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、ガーミン)+02"
5位 ヨースト・ポストゥーマ(オランダ、ラボバンク)
6位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス)+04"
7位 フアンアントニオ・フレチャ(スペイン、ラボバンク)
8位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア・HTC)+05"
9位 マーティン・チャリンギ(オランダ、ラボバンク)
10位 ニコラス・マース(ベルギー、トップスポート・フラーンデレン)
128位 新城幸也(日本、Bboxブイグテレコム)+25"
個人総合成績
1位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、クイックステップ)4'55"
2位 タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン)+01"
3位 トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)
4位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、ガーミン)+02"
5位 ヨースト・ポストゥーマ(オランダ、ラボバンク)
6位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス)+04"
7位 フアンアントニオ・フレチャ(スペイン、ラボバンク)
8位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア・HTC)+05"
9位 マーティン・チャリンギ(オランダ、ラボバンク)
10位 ニコラス・マース(ベルギー、トップスポート・フラーンデレン)
128位 新城幸也(日本、Bboxブイグテレコム)+25"
チーム総合成績
ラボバンク
プロローグが行なわれたのは、大会スポンサーのエネコ社が本社を置くオランダ第二の都市ロッテルダム。世界屈指の港湾都市として知られる同市の中心に位置するザイデル公園を周回する4.4kmがレースの舞台だ。
平均50km/hオーバーのハイスピードバトルを制したのは、過去に3回フランスのTTチャンピオンに輝いているシャヴァネル。前半スタートのシャヴァネルのタイムが、最後までトップを維持し続けた。
レキップ紙に対しシャヴァネルは「今日のコースは難易度が低く、テクニカルでもなく、かなりハイスピードコースだった。調子の良さを感じていたので最後まで全力を尽くせたよ。好タイムだったけど、最後までトップを維持出来るかどうかストレスフルだった」と語っている。
「ツール・ド・フランス終了後、中だるみすることなく好調さをキープしている。目標はもちろん総合優勝。僕にとってこれはエネコ・ツアー初挑戦なんだ。チームのモチヴェーションも高いし、この1週間、集中力を切らさずに闘い続けたい」。
シャヴァネルから僅か0.23秒差の2位に入ったのは、2日前の ヴァッテンフォール・サイクラシックスを制したばかりのファラー。復調しつつあるトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)も僅差の3位に入り、TTスペシャリストだけでなく独走力のあるスプリンターも上位に絡む結果となった。
ファラーとボーネンは翌日からボーナスタイムをかけたリーダージャージ争奪戦を繰り広げるだろう。ボーナスタイムはステージ上位3名に10秒、6秒、4秒、そして中間スプリントポイント通過上位3名に3秒、2秒、1秒が与えられる。
トラック競技出身のブラドレー・ウィギンズ(イギリス、ガーミン)は2秒差で4位に。大会3連覇を狙うホセイバン・グティエレス(スペイン、ケースデパーニュ)は6秒差の11位、アンドレアス・クレーデン(ドイツ、アスタナ)は7秒遅れの14位、トニ・マルティン(ドイツ、チームコロンビア・HTC)は7秒遅れの16位でレースを終えている。
エネコ・ツアー初出場の新城幸也(Bboxブイグテレコム)はトップから25秒遅れの128位でフィニッシュ。ユキヤは自身のブログで「このレースは長い登りは無く、アムステルやリエージュで走るコースを使っているようなので、僕好みのレースの予感です」とコメントしている。翌日からの平坦ステージでの活躍に期待が集まる。
エネコ・ツアー2009プロローグ結果
1位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、クイックステップ)4'55"
2位 タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン)+01"
3位 トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)
4位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、ガーミン)+02"
5位 ヨースト・ポストゥーマ(オランダ、ラボバンク)
6位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス)+04"
7位 フアンアントニオ・フレチャ(スペイン、ラボバンク)
8位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア・HTC)+05"
9位 マーティン・チャリンギ(オランダ、ラボバンク)
10位 ニコラス・マース(ベルギー、トップスポート・フラーンデレン)
128位 新城幸也(日本、Bboxブイグテレコム)+25"
個人総合成績
1位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、クイックステップ)4'55"
2位 タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン)+01"
3位 トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)
4位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、ガーミン)+02"
5位 ヨースト・ポストゥーマ(オランダ、ラボバンク)
6位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス)+04"
7位 フアンアントニオ・フレチャ(スペイン、ラボバンク)
8位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア・HTC)+05"
9位 マーティン・チャリンギ(オランダ、ラボバンク)
10位 ニコラス・マース(ベルギー、トップスポート・フラーンデレン)
128位 新城幸也(日本、Bboxブイグテレコム)+25"
チーム総合成績
ラボバンク
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