2014/06/28(土) - 09:19
カーボンフレームで初めてツール・ド・フランスを制したバイクメーカーであるフレンチブランド、ルック。2011年より同社のフラッグシップを務める「695」をベースに、ブレーキの内蔵化などによってエアロロードへと進化を果たした「695 AEROLIGHT」をインプレッションする。
自転車競技大国フランスを代表する自転車ブランドであるルック。グレッグ・レモンが使用し、ツールを制した初のカーボンバイクとなった「KG86」や、同郷の英雄であるローラン・ジャラベールが愛用した「KG381」、ダビィ・モンクティエのブエルタ山岳賞獲得に3度貢献した「595&695」など、プロレースへのサポート開始以来、数多くの名車を世に送り出した。いずれのバイクも優れたテクノロジーを搭載していたものの、これまでエアロロードに関しては静観のスタンスを貫いてきた。
しかし、ルックはTTバイクやトラックバイクの開発を経てエアロダイナミクスに関する知識やノウハウを既に蓄えている。昨今のトラック競技のワールドカップにおけるシェアと保有する世界記録の数がそれを証明している。そして各メーカーからエアロロードが続々と登場する中、ルックが満を持してリリースしたのが「695 AEROLIGHT」である。
この新型フラッグシップモデルのコンセプトは「より軽く、速く、強く」。トップチューブからシートステーにかけての緩やかなカーブや、ラグとモノコックの長所を組み合わせた独自の製法などは、2011年に登場した「695」をベースとしながら、エアロダイナミクスをはじめとした様々な性能の向上を実現している。
開発にあたってはF1フランスGPの開催地であるマニクールサーキット内にある風洞を使用。実際に人が乗ったバイクを、ランニングマシンのように動く床の上で走らせることで、実走行時での空力性能の向上を図っている。また、ルックのサポートを受けるプロコンチネンタルチーム「コフィディス」が開発に協力していることも忘れてはならない。
従来モデルに対しての主な変更点は素材、ブレーキ、ステムの3点。素材は3Kカーボンから1.5Kハイモジュラスカーボンへグレードアップすることで、剛性と振動吸収性の相反する性能を同時に向上することに成功している。またフレーム単体で90gの軽量化を達成した。
そして最も大きな変更点がブレーキである。フロントブレーキは大胆にもフォークブレードに内蔵し、リアはチェーンステーの根元(BBシェルの裏側)に移動することで空気の乱れを抑制。前後輪による乱気流の発生を防止するために、フロントフォーククラウンとリアシートステーをタイヤから離したことや、シートチューブを翼断面に変更したことと合わせ、695に比べて空気抵抗を3%低減している。
ブレーキ本体には多くのメーカーが信頼を寄せるTRPのミニVブレーキタイプをアッセンブル。ブレーキ装着部周辺の再設計と併せて従来モデルより20%の制動力向上を実現した。加えて、フォーク自体の重量は320gとエアロブレーキ内蔵式タイプでは最軽量クラスに仕上がっている。
ルックの特徴であり、フレームに取り付けられるパーツを総合的に設計することで理想の性能を追求する「トータルインテグレーション」は695 AEROLIGHTにも取り入れられている。新型となったエアロステムは149gと軽量化を果たしつつ調整範囲を+17°から-13°に拡大。アップライトなポジションからレーシーなポジションまで幅広く対応するようになった。
クランクは695のために開発された、中空カーボンワンピース構造のZEDクランクを標準装備。320gと軽量ながら高い駆動効率に貢献し、110PCDと130PCDの両規格のチェーンリングが装着可能と使い勝手にも考慮されている。「E-POST」と名付けられたシートポストはシートチューブとヤグラ部分の間にエラストマーを挟むことで乗り心地を調整可能。コンポーネントはメカニカルと電動の両システムに対応し、シマノ及びカンパニョーロの内蔵バッテリーはシートチューブ内に装着可能だ。
今回のテストバイクは機械式のカンパニョーロSUPER RECORDをメインにアッセンブル。足周りはカンパニョーロBORA ULTRA2にヴィットリアCORSA CXという組み合わせだ。早速インプレッションをお届けしよう。
ーインプレッション
「ブレーキ性能は良好 長距離でこそ真価を発揮するバイク」鈴木雅彦(サイクルショップDADDY)
まず、購入を検討する上で気になる方も多いブレーキング性能については良く仕上がっていると言えます。ディスクブレーキやシマノ9000系デュラエースのキャリパーよりも立ち上がりが強く、かつ限界制動も確実。一般的なキャリパータイプとは挙動が少し異なりますが、慣れてしまえばダウンヒルでも攻めることができます。また、BB周りのクリアランスに余裕が無いため、リアブレーキについては、ダンシング時などにブレーキシューとホイールが擦れてしまうのではと予想してしましたが、テスト中に接触することはありませんでした。
もちろん、エアロダイナミクスについても従来モデルより確実に向上していると感じられました。ただ、従来モデルにも乗ったことがありますが、翼断面を多用したバイクほど劇的というわけでは無く、200km走った後で違いがわかる程度に抑えることで扱いやすさを重視したのでしょう。ホビーレーサーであれば逃げて勝つパターンを好む選手にこそ価値のあるバイクですね。
そして、個人的にこのバイク最大の持ち味だと感じたのはBB周りやクランクの硬さに起因するロスの少なさです。特に軽いギアを高ケイデンスで回すと気持よく加速してくれます。一方で、BB周りとは対象的にトップチューブやヘッド周りには意図的に柔軟性を持たせて剛性バランスを調整し、たわみを利用することで重いギアを踏み切れるようにしているのでしょう。
しかしながら、絶対的な剛性レベルは非常に高いため、ライディングスタイルによっては脚が負けてしまい、重たさを感じる可能性もあります。また、コーナリング中に前後の動きが同調しきれないことがあるため、ブレーキと合わせてレースの前には十分に慣れておく必要があります。快適性についてはカーボン素材自体が担っており、大きい衝撃はつぶさに伝えて来ますが、細かな振動はいなしてくれます。
近年のルックのジオメトリーは、数年前とくらべてシートアングルが立っている傾向にあり、このフレームも例外ではないですね。ストレートフォークと併せて、クイックで軽やかなハンドリングフィールに仕上げられています。ただ、ハンドルに荷重をかけすぎるとクイックさが増長され、ピーキーになってしまうため、上級者でないと乗りこなすことは難しいでしょう。個人的にはマヴィックCOSMIC CARBONなど重量があり、直進安定性の高いディープリムホイールと組み合わせたいですね。
また、専用ステムや、ISP(インテグレーテッド・シートポスト)が採用されている点からも、ポジションが決まっている上級者向けのバイクですね。総じて695 AEROLIGHTはトレンドやルックが考える理想を詰め込んだバイクであり、決して完成形ではなく進化の過渡期に作られたモデルだと感じました。万人にオススメできるバイクではありませんが、歴代のルックを乗り継いできた方や、長距離のレースをターゲットとする方におすすめです。
「ルックスに違わぬ軽快感が印象的なエアロロード」二戸康寛(東京ヴェントス監督/Punto Ventos)
フレームが持つシャープなルックスに違わぬ、軽快な走行感が印象的なバイクですね。従来からルックのバイクに共通している硬さをそのままに乗りやすさが増しています。エアロロードではありますが、極端に性能を特化させてはいないため、ロードレース全般からヒルクライムまで様々なシチュエーションに対応してくれるでしょう。
フレーム剛性についてはとても高いレベルにあり、独自の大口径BBとクランクとの組み合わせることで優れた反応性を実現していますね。特に高ケイデンスでリズミカルにペダリングすると入力に対してリニアにレスポンスしてくれます。一方で柔軟性を持たせている部分もあり、ある程度長い時間、重いギアを高出力で踏んでも脚が負けることはありませんでした。
登りではダンシングとシッティングのどちらにおいてもスムーズ。勾配や距離に関わらず軽やかに登ってくれます。ハンドリングについてはクイックな感触でしたが、中級者以上であれば慣れの範疇でしょう。加えて、バイクが急に切れ込むこと無く安心かつ軽快にコーナーへ進入できるでしょう。
一方で、剛性の高さ故に快適性がやや犠牲になっており、細かいギャップも素直に伝えて来ます。レースバイクとして割り切れば問題ないレベルで、バイクの挙動が乱れるまでには至らないため、安心して荒れた路面に突入できました。専用ブレーキについては非常に制動力の立ち上がりが強く、軽く握ってもホイールがロックしてしまうため慣れが必要ですね。
その他、個人的には専用設計のステムの完成度が気になりましたが、十分に剛性があることで安心して力を掛けられました。ISPに関してはポジションがある程度決まっていれば問題ないでしょう。個人的にはエアロ効果を高めるためにリムハイトの高いホイールを組み合わせたいですね。ホビーレーサーから長時間・長距離のロングライドが好きな方、ルックス重視の方まで、様々なライダーにおすすめです。
ルック 695 AEROLIGHT(フレームセット)
フレーム素材:HM ULTRA LIGHT HIGH MODULUS 1.5K
フォーク:HSC 7エアロ
BB規格:BB65
重量(未塗装Mサイズ):フレーム925g、フォーク335g
付属品:ZED2クランク、新型エアロステム、専用ブレーキ、BB
サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL
価 格:599,800円
インプレライダーのプロフィール
鈴木雅彦(サイクルショップDADDY)
岐阜県瑞浪市にあるロードバイク専門プロショップ「サイクルショップDADDY」店主。20年間に及ぶ競輪選手としての経験、機材やフィッティングに対するこだわりから特に実走派ライダーからの定評が高い。現在でも積極的にレースに参加しツール・ド・おきなわ市民50kmで2007、09、10年と3度の優勝を誇る。一方で、グランフォンド東濃の実行委員長を努めるなどサイクルスポーツの普及活動にも力を入れている。
CWレコメンドショップ
サイクルショップDADDY
二戸康寛(東京ヴェントス監督/Punto Ventos)
高校時代から自転車競技を始め、卒業後は日本鋪道レーシングチーム(現 TEAM NIPPO)に5年間所属しツール・ド・北海道などで活躍。引退後は13年間なるしまフレンドに勤務し、現在は東京都立川市を拠点とする地域密着型ロードレースチーム「東京ヴェントス」を監督として率いる。同時に立川市に「Punto Ventos」をオープンし、最新の解析機材や動画を用いて、初心者からシリアスレーサーまで幅広い層を対象としたスキルアップのためのカウンセリングを行っている。
東京ヴェントス
Punto Ventos
ウェア協力:アソス
text:Yuya.Yamamoto, Gakuto.Fujiwara
photo:Makoto.AYANO
自転車競技大国フランスを代表する自転車ブランドであるルック。グレッグ・レモンが使用し、ツールを制した初のカーボンバイクとなった「KG86」や、同郷の英雄であるローラン・ジャラベールが愛用した「KG381」、ダビィ・モンクティエのブエルタ山岳賞獲得に3度貢献した「595&695」など、プロレースへのサポート開始以来、数多くの名車を世に送り出した。いずれのバイクも優れたテクノロジーを搭載していたものの、これまでエアロロードに関しては静観のスタンスを貫いてきた。
しかし、ルックはTTバイクやトラックバイクの開発を経てエアロダイナミクスに関する知識やノウハウを既に蓄えている。昨今のトラック競技のワールドカップにおけるシェアと保有する世界記録の数がそれを証明している。そして各メーカーからエアロロードが続々と登場する中、ルックが満を持してリリースしたのが「695 AEROLIGHT」である。
この新型フラッグシップモデルのコンセプトは「より軽く、速く、強く」。トップチューブからシートステーにかけての緩やかなカーブや、ラグとモノコックの長所を組み合わせた独自の製法などは、2011年に登場した「695」をベースとしながら、エアロダイナミクスをはじめとした様々な性能の向上を実現している。
開発にあたってはF1フランスGPの開催地であるマニクールサーキット内にある風洞を使用。実際に人が乗ったバイクを、ランニングマシンのように動く床の上で走らせることで、実走行時での空力性能の向上を図っている。また、ルックのサポートを受けるプロコンチネンタルチーム「コフィディス」が開発に協力していることも忘れてはならない。
従来モデルに対しての主な変更点は素材、ブレーキ、ステムの3点。素材は3Kカーボンから1.5Kハイモジュラスカーボンへグレードアップすることで、剛性と振動吸収性の相反する性能を同時に向上することに成功している。またフレーム単体で90gの軽量化を達成した。
そして最も大きな変更点がブレーキである。フロントブレーキは大胆にもフォークブレードに内蔵し、リアはチェーンステーの根元(BBシェルの裏側)に移動することで空気の乱れを抑制。前後輪による乱気流の発生を防止するために、フロントフォーククラウンとリアシートステーをタイヤから離したことや、シートチューブを翼断面に変更したことと合わせ、695に比べて空気抵抗を3%低減している。
ブレーキ本体には多くのメーカーが信頼を寄せるTRPのミニVブレーキタイプをアッセンブル。ブレーキ装着部周辺の再設計と併せて従来モデルより20%の制動力向上を実現した。加えて、フォーク自体の重量は320gとエアロブレーキ内蔵式タイプでは最軽量クラスに仕上がっている。
ルックの特徴であり、フレームに取り付けられるパーツを総合的に設計することで理想の性能を追求する「トータルインテグレーション」は695 AEROLIGHTにも取り入れられている。新型となったエアロステムは149gと軽量化を果たしつつ調整範囲を+17°から-13°に拡大。アップライトなポジションからレーシーなポジションまで幅広く対応するようになった。
クランクは695のために開発された、中空カーボンワンピース構造のZEDクランクを標準装備。320gと軽量ながら高い駆動効率に貢献し、110PCDと130PCDの両規格のチェーンリングが装着可能と使い勝手にも考慮されている。「E-POST」と名付けられたシートポストはシートチューブとヤグラ部分の間にエラストマーを挟むことで乗り心地を調整可能。コンポーネントはメカニカルと電動の両システムに対応し、シマノ及びカンパニョーロの内蔵バッテリーはシートチューブ内に装着可能だ。
今回のテストバイクは機械式のカンパニョーロSUPER RECORDをメインにアッセンブル。足周りはカンパニョーロBORA ULTRA2にヴィットリアCORSA CXという組み合わせだ。早速インプレッションをお届けしよう。
ーインプレッション
「ブレーキ性能は良好 長距離でこそ真価を発揮するバイク」鈴木雅彦(サイクルショップDADDY)
まず、購入を検討する上で気になる方も多いブレーキング性能については良く仕上がっていると言えます。ディスクブレーキやシマノ9000系デュラエースのキャリパーよりも立ち上がりが強く、かつ限界制動も確実。一般的なキャリパータイプとは挙動が少し異なりますが、慣れてしまえばダウンヒルでも攻めることができます。また、BB周りのクリアランスに余裕が無いため、リアブレーキについては、ダンシング時などにブレーキシューとホイールが擦れてしまうのではと予想してしましたが、テスト中に接触することはありませんでした。
もちろん、エアロダイナミクスについても従来モデルより確実に向上していると感じられました。ただ、従来モデルにも乗ったことがありますが、翼断面を多用したバイクほど劇的というわけでは無く、200km走った後で違いがわかる程度に抑えることで扱いやすさを重視したのでしょう。ホビーレーサーであれば逃げて勝つパターンを好む選手にこそ価値のあるバイクですね。
そして、個人的にこのバイク最大の持ち味だと感じたのはBB周りやクランクの硬さに起因するロスの少なさです。特に軽いギアを高ケイデンスで回すと気持よく加速してくれます。一方で、BB周りとは対象的にトップチューブやヘッド周りには意図的に柔軟性を持たせて剛性バランスを調整し、たわみを利用することで重いギアを踏み切れるようにしているのでしょう。
しかしながら、絶対的な剛性レベルは非常に高いため、ライディングスタイルによっては脚が負けてしまい、重たさを感じる可能性もあります。また、コーナリング中に前後の動きが同調しきれないことがあるため、ブレーキと合わせてレースの前には十分に慣れておく必要があります。快適性についてはカーボン素材自体が担っており、大きい衝撃はつぶさに伝えて来ますが、細かな振動はいなしてくれます。
近年のルックのジオメトリーは、数年前とくらべてシートアングルが立っている傾向にあり、このフレームも例外ではないですね。ストレートフォークと併せて、クイックで軽やかなハンドリングフィールに仕上げられています。ただ、ハンドルに荷重をかけすぎるとクイックさが増長され、ピーキーになってしまうため、上級者でないと乗りこなすことは難しいでしょう。個人的にはマヴィックCOSMIC CARBONなど重量があり、直進安定性の高いディープリムホイールと組み合わせたいですね。
また、専用ステムや、ISP(インテグレーテッド・シートポスト)が採用されている点からも、ポジションが決まっている上級者向けのバイクですね。総じて695 AEROLIGHTはトレンドやルックが考える理想を詰め込んだバイクであり、決して完成形ではなく進化の過渡期に作られたモデルだと感じました。万人にオススメできるバイクではありませんが、歴代のルックを乗り継いできた方や、長距離のレースをターゲットとする方におすすめです。
「ルックスに違わぬ軽快感が印象的なエアロロード」二戸康寛(東京ヴェントス監督/Punto Ventos)
フレームが持つシャープなルックスに違わぬ、軽快な走行感が印象的なバイクですね。従来からルックのバイクに共通している硬さをそのままに乗りやすさが増しています。エアロロードではありますが、極端に性能を特化させてはいないため、ロードレース全般からヒルクライムまで様々なシチュエーションに対応してくれるでしょう。
フレーム剛性についてはとても高いレベルにあり、独自の大口径BBとクランクとの組み合わせることで優れた反応性を実現していますね。特に高ケイデンスでリズミカルにペダリングすると入力に対してリニアにレスポンスしてくれます。一方で柔軟性を持たせている部分もあり、ある程度長い時間、重いギアを高出力で踏んでも脚が負けることはありませんでした。
登りではダンシングとシッティングのどちらにおいてもスムーズ。勾配や距離に関わらず軽やかに登ってくれます。ハンドリングについてはクイックな感触でしたが、中級者以上であれば慣れの範疇でしょう。加えて、バイクが急に切れ込むこと無く安心かつ軽快にコーナーへ進入できるでしょう。
一方で、剛性の高さ故に快適性がやや犠牲になっており、細かいギャップも素直に伝えて来ます。レースバイクとして割り切れば問題ないレベルで、バイクの挙動が乱れるまでには至らないため、安心して荒れた路面に突入できました。専用ブレーキについては非常に制動力の立ち上がりが強く、軽く握ってもホイールがロックしてしまうため慣れが必要ですね。
その他、個人的には専用設計のステムの完成度が気になりましたが、十分に剛性があることで安心して力を掛けられました。ISPに関してはポジションがある程度決まっていれば問題ないでしょう。個人的にはエアロ効果を高めるためにリムハイトの高いホイールを組み合わせたいですね。ホビーレーサーから長時間・長距離のロングライドが好きな方、ルックス重視の方まで、様々なライダーにおすすめです。
ルック 695 AEROLIGHT(フレームセット)
フレーム素材:HM ULTRA LIGHT HIGH MODULUS 1.5K
フォーク:HSC 7エアロ
BB規格:BB65
重量(未塗装Mサイズ):フレーム925g、フォーク335g
付属品:ZED2クランク、新型エアロステム、専用ブレーキ、BB
サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL
価 格:599,800円
インプレライダーのプロフィール
鈴木雅彦(サイクルショップDADDY)
岐阜県瑞浪市にあるロードバイク専門プロショップ「サイクルショップDADDY」店主。20年間に及ぶ競輪選手としての経験、機材やフィッティングに対するこだわりから特に実走派ライダーからの定評が高い。現在でも積極的にレースに参加しツール・ド・おきなわ市民50kmで2007、09、10年と3度の優勝を誇る。一方で、グランフォンド東濃の実行委員長を努めるなどサイクルスポーツの普及活動にも力を入れている。
CWレコメンドショップ
サイクルショップDADDY
二戸康寛(東京ヴェントス監督/Punto Ventos)
高校時代から自転車競技を始め、卒業後は日本鋪道レーシングチーム(現 TEAM NIPPO)に5年間所属しツール・ド・北海道などで活躍。引退後は13年間なるしまフレンドに勤務し、現在は東京都立川市を拠点とする地域密着型ロードレースチーム「東京ヴェントス」を監督として率いる。同時に立川市に「Punto Ventos」をオープンし、最新の解析機材や動画を用いて、初心者からシリアスレーサーまで幅広い層を対象としたスキルアップのためのカウンセリングを行っている。
東京ヴェントス
Punto Ventos
ウェア協力:アソス
text:Yuya.Yamamoto, Gakuto.Fujiwara
photo:Makoto.AYANO
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