2009/08/03(月) - 13:17
8月2日に開幕したプロツアー第11戦ツール・ド・ポローニュの第1ステージは、コロンビアトレインの隙を突いたボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ)が優勝。プロツアーレース初勝利を飾ったボジッチがリーダージャージを獲得した。
開幕ステージは、首都ワルシャワを駆け抜ける高低差30mの周回コースで行なわれた。
12kmの周回コースを9周するこの開幕戦は、ダヴィド・ロースリ(スイス、ランプレ)やブラジェイ・ヤニャチク(ポーランド、ポルスカBGZ)の2人が逃げたが、ゴールまで15kmを残して吸収。最後は大集団によるスプリント勝負に持ち込まれた。
大集団を率いてラスト1kmのアーチを駆け抜けたのは、アンドレ・グライペル(ドイツ)擁するチームコロンビア・HTC。しかしリクイガスやランプレがこのコロンビアトレインに対抗し、混戦状態のままスプリント体勢に入った。
スプリントバトルを繰り広げるグライペルやフランチェスコ・ガヴァッツィ(イタリア、ランプレ)の横から一人飛び出したのはボジッチ。最後まで伸びのあるスプリントを見せたボジッチが、ライバルたちを振り切り両手を挙げてゴールに飛び込んだ。
LPRブレークス所属時代の2007年にツール・ド・ワロニー(UCI2.HC)で総合優勝を飾っているボジッチは、昨年エトワール・ド・ベセージュ(UCI2.1)でステージ優勝、今年ツアー・オブ・ベルギー(UCI2.1)でステージ2勝を飾るなど、着実に力を伸ばす28歳(8月8日に29歳)のスプリンター。強豪スプリンターたち力勝負で下し、プロツアーレース初勝利を飾るとともにリーダージャージを獲得した。
2007年のジャパンカップで3位に入った25歳のガヴァッツィがグライペルに次ぐ3位。身長172cm・体重62kgと小柄ながら、ピュアスプリンターとして成長を続けており、ジロ・デ・イタリアとツール・ド・スイスでは3回ずつトップ10フィニッシュを果たしている。
4位に入ったジャコボ・グアルニエーリ(イタリア、リクイガス)は今年プロデビューした21歳の新鋭スプリンターで、身長189cm・体重80kgの恵まれた体格でパワフルなスプリントが持ち味。すでにトラック競技で成績を残しており、将来のイタリアを担うスプリンターとして注目が集まる。
ツール・ド・ポローニュは第4ステージまでスプリンター向きの平坦ステージが続く。スプリント争いとともに、ボーナスタイムによるリーダージャージ争いにも注目だ。
ツール・ド・ポローニュ2009第1ステージ結果
1位 ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ)2h12'56"
2位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームコロンビア・HTC)
3位 フランチェスコ・ガヴァッツィ(イタリア、ランプレ)
4位 ジャコボ・グアルニエーリ(イタリア、リクイガス)
5位 ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、サイレンス・ロット)
6位 クリストファー・サットン(オーストラリア、ガーミン)
7位 イゴール・アバコモフ(ベルギー、ISD)
8位 グレーム・ブラウン(オーストラリア、ラボバンク)
9位 マチェイ・パテルスキー(ポーランド、ポルスカBGZ)
10位 ストゥヴ・シェネル(フランス、Bboxブイグテレコム)
個人総合成績
1位 ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ)2h12'46"
2位 ダヴィド・ロースリ(スイス、ランプレ)+01"
3位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームコロンビア・HTC)+04"
4位 ブラジェイ・ヤニャチク(ポーランド、ポルスカBGZ)
5位 フランチェスコ・ガヴァッツィ(イタリア、ランプレ)+06"
6位 ウイム・デヴォフト(ベルギー、ヴァカンソレイユ)+09"
7位 ジェイソン・マッカートニー(アメリカ、サクソバンク)
8位 アンドレス・デリス(スペイン、エウスカルテル)
9位 ジャコボ・グアルニエーリ(イタリア、リクイガス)+10"
10位 ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、サイレンス・ロット)
ポイント賞
ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ)
スプリント賞
ダヴィド・ロースリ(スイス、ランプレ)
山岳賞
ブラジェイ・ヤニャチク(ポーランド、ポルスカBGZ)
チーム総合成績
ポルスカBGZ
開幕ステージは、首都ワルシャワを駆け抜ける高低差30mの周回コースで行なわれた。
12kmの周回コースを9周するこの開幕戦は、ダヴィド・ロースリ(スイス、ランプレ)やブラジェイ・ヤニャチク(ポーランド、ポルスカBGZ)の2人が逃げたが、ゴールまで15kmを残して吸収。最後は大集団によるスプリント勝負に持ち込まれた。
大集団を率いてラスト1kmのアーチを駆け抜けたのは、アンドレ・グライペル(ドイツ)擁するチームコロンビア・HTC。しかしリクイガスやランプレがこのコロンビアトレインに対抗し、混戦状態のままスプリント体勢に入った。
スプリントバトルを繰り広げるグライペルやフランチェスコ・ガヴァッツィ(イタリア、ランプレ)の横から一人飛び出したのはボジッチ。最後まで伸びのあるスプリントを見せたボジッチが、ライバルたちを振り切り両手を挙げてゴールに飛び込んだ。
LPRブレークス所属時代の2007年にツール・ド・ワロニー(UCI2.HC)で総合優勝を飾っているボジッチは、昨年エトワール・ド・ベセージュ(UCI2.1)でステージ優勝、今年ツアー・オブ・ベルギー(UCI2.1)でステージ2勝を飾るなど、着実に力を伸ばす28歳(8月8日に29歳)のスプリンター。強豪スプリンターたち力勝負で下し、プロツアーレース初勝利を飾るとともにリーダージャージを獲得した。
2007年のジャパンカップで3位に入った25歳のガヴァッツィがグライペルに次ぐ3位。身長172cm・体重62kgと小柄ながら、ピュアスプリンターとして成長を続けており、ジロ・デ・イタリアとツール・ド・スイスでは3回ずつトップ10フィニッシュを果たしている。
4位に入ったジャコボ・グアルニエーリ(イタリア、リクイガス)は今年プロデビューした21歳の新鋭スプリンターで、身長189cm・体重80kgの恵まれた体格でパワフルなスプリントが持ち味。すでにトラック競技で成績を残しており、将来のイタリアを担うスプリンターとして注目が集まる。
ツール・ド・ポローニュは第4ステージまでスプリンター向きの平坦ステージが続く。スプリント争いとともに、ボーナスタイムによるリーダージャージ争いにも注目だ。
ツール・ド・ポローニュ2009第1ステージ結果
1位 ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ)2h12'56"
2位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームコロンビア・HTC)
3位 フランチェスコ・ガヴァッツィ(イタリア、ランプレ)
4位 ジャコボ・グアルニエーリ(イタリア、リクイガス)
5位 ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、サイレンス・ロット)
6位 クリストファー・サットン(オーストラリア、ガーミン)
7位 イゴール・アバコモフ(ベルギー、ISD)
8位 グレーム・ブラウン(オーストラリア、ラボバンク)
9位 マチェイ・パテルスキー(ポーランド、ポルスカBGZ)
10位 ストゥヴ・シェネル(フランス、Bboxブイグテレコム)
個人総合成績
1位 ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ)2h12'46"
2位 ダヴィド・ロースリ(スイス、ランプレ)+01"
3位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームコロンビア・HTC)+04"
4位 ブラジェイ・ヤニャチク(ポーランド、ポルスカBGZ)
5位 フランチェスコ・ガヴァッツィ(イタリア、ランプレ)+06"
6位 ウイム・デヴォフト(ベルギー、ヴァカンソレイユ)+09"
7位 ジェイソン・マッカートニー(アメリカ、サクソバンク)
8位 アンドレス・デリス(スペイン、エウスカルテル)
9位 ジャコボ・グアルニエーリ(イタリア、リクイガス)+10"
10位 ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、サイレンス・ロット)
ポイント賞
ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ)
スプリント賞
ダヴィド・ロースリ(スイス、ランプレ)
山岳賞
ブラジェイ・ヤニャチク(ポーランド、ポルスカBGZ)
チーム総合成績
ポルスカBGZ
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