2014/05/02(金) - 18:33
1889年に創業したマヴィックは、今年で125周年を迎える。4月末、フランスにて125周年を祝うセレモニーが行われ、世界中からジャーナリストが招待された。そして125周年を記念した限定ホイール「キシリウム125」や「HCジャージ125」、「HCビブショーツ125」といったウェア類に加え、2015モデルとなるハイエンドヘルメット「コスミック・アルチメイト」も発表された。現地取材による速報でお伝えする。
ハブとスポーク一本がイエローにペイントされた「キシリウム125」は、カラーを変えただけの単なる記念モデルではない。リムに薬品を浸透させて制動力と耐久性を向上させるエグザリット2テクノロジーや、スポーキング(フロントは特殊アルミ合金であるジクラルスポーク、リアは高い動力伝達性を誇るトラコンプテクノロジー)などの基本設計はキシリウムSLRと同じだが、リムにはISM4Dという新技術が用いられている。
ISMとはインター・スポーク・ミリングの略で、スポークホール間のリムを切削し、剛性を犠牲にすることなくリム重量を削減するマヴィック独自のテクノロジー。リムの上面のみを削ったISM、リムサイドまで切削したISM3Dと進化してきたが、キシリウム125では、スポークホール周辺を残してリム全体を一度にまんべんなく削り、極限まで軽さを追求したISM4Dとなった。重量はホイール単体で1370g(フロント605g/リア765g)となり、キシリウムSLRより40gの重量削減を達成。
リムハイトは、フロント25mm/リア26mmと、キシリウムSLRに比べて高くなった。リムは全体的に丸みを帯びた形状となり、ISM3Dと比較して空力性能も向上しているという。リム幅はフロント20mm/リア19mmで、リアのリムは左右の剛性バランスを整えるため左右非対称設計となっている。
また、ホイールとセットで販売される前後専用設計タイヤ、グリップリンク&パワーリンクもモデルチェンジを遂げ、フロントタイヤのグリップとリアタイヤの転がり抵抗が改善された。「キシリウム125」は世界6000セットの限定生産品だ。
「HCジャージ125」と「HCビブショーツ125」は、マヴィックウエアの人気モデル、HCジャージとHCビブショーツをベースに、各所にマヴィックのコーポレートカラーであるイエローを配した125周年記念ウエア。「HCビブショーツ125」には、快適性と通気性を向上させた新型エルゴ3Dプロパッドが採用されている。
また、プラズマSLRの上位モデルとなる新型ヘルメット、「コスミック・アルチメイト」もデビュー。非常に高い安全性を確保しながら、マヴィック史上最軽量となる210gという重量を達成した軽量ハイエンドヘルメットだ。
また、セレモニーには、初期の木製リムや完組みホイール黎明期のコスミックやヘリウム、今から22年も前に開発された電動コンポーネントなど、マヴィック社の変遷が見て取れる歴史的な製品の数々が展示され、招待された人々の目を楽しませた。
ゲストは、ステファン・ロッシュやショーン・ケリー、トニー・ロミンガー、ベルナール・テブネ、ローラン・ジャラベールといった歴代の名選手。さらに、ヨハン・ヴァンスーメレンやクリストフ・リブロンら現役選手も出席。マヴィックの製品を使って多くの勝利を獲得してきた彼らも、ジャーナリストと共にマヴィックの125周年を祝った。
セレモニーの翌日には、マヴィックの施設をめぐるツアーが行われ、リムを製造する自社工場や開発・試験を行う研究棟がジャーナリストに公開されている。シクロワイアードでは、セレモニーの模様やファクトリーの探訪レポート、キシリウム125をはじめとした新製品のインプレッションなどを後日、詳細情報の解禁日に合わせてお届けする予定だ。
text:Yukio.YASUI
ハブとスポーク一本がイエローにペイントされた「キシリウム125」は、カラーを変えただけの単なる記念モデルではない。リムに薬品を浸透させて制動力と耐久性を向上させるエグザリット2テクノロジーや、スポーキング(フロントは特殊アルミ合金であるジクラルスポーク、リアは高い動力伝達性を誇るトラコンプテクノロジー)などの基本設計はキシリウムSLRと同じだが、リムにはISM4Dという新技術が用いられている。
ISMとはインター・スポーク・ミリングの略で、スポークホール間のリムを切削し、剛性を犠牲にすることなくリム重量を削減するマヴィック独自のテクノロジー。リムの上面のみを削ったISM、リムサイドまで切削したISM3Dと進化してきたが、キシリウム125では、スポークホール周辺を残してリム全体を一度にまんべんなく削り、極限まで軽さを追求したISM4Dとなった。重量はホイール単体で1370g(フロント605g/リア765g)となり、キシリウムSLRより40gの重量削減を達成。
リムハイトは、フロント25mm/リア26mmと、キシリウムSLRに比べて高くなった。リムは全体的に丸みを帯びた形状となり、ISM3Dと比較して空力性能も向上しているという。リム幅はフロント20mm/リア19mmで、リアのリムは左右の剛性バランスを整えるため左右非対称設計となっている。
また、ホイールとセットで販売される前後専用設計タイヤ、グリップリンク&パワーリンクもモデルチェンジを遂げ、フロントタイヤのグリップとリアタイヤの転がり抵抗が改善された。「キシリウム125」は世界6000セットの限定生産品だ。
「HCジャージ125」と「HCビブショーツ125」は、マヴィックウエアの人気モデル、HCジャージとHCビブショーツをベースに、各所にマヴィックのコーポレートカラーであるイエローを配した125周年記念ウエア。「HCビブショーツ125」には、快適性と通気性を向上させた新型エルゴ3Dプロパッドが採用されている。
また、プラズマSLRの上位モデルとなる新型ヘルメット、「コスミック・アルチメイト」もデビュー。非常に高い安全性を確保しながら、マヴィック史上最軽量となる210gという重量を達成した軽量ハイエンドヘルメットだ。
また、セレモニーには、初期の木製リムや完組みホイール黎明期のコスミックやヘリウム、今から22年も前に開発された電動コンポーネントなど、マヴィック社の変遷が見て取れる歴史的な製品の数々が展示され、招待された人々の目を楽しませた。
ゲストは、ステファン・ロッシュやショーン・ケリー、トニー・ロミンガー、ベルナール・テブネ、ローラン・ジャラベールといった歴代の名選手。さらに、ヨハン・ヴァンスーメレンやクリストフ・リブロンら現役選手も出席。マヴィックの製品を使って多くの勝利を獲得してきた彼らも、ジャーナリストと共にマヴィックの125周年を祝った。
セレモニーの翌日には、マヴィックの施設をめぐるツアーが行われ、リムを製造する自社工場や開発・試験を行う研究棟がジャーナリストに公開されている。シクロワイアードでは、セレモニーの模様やファクトリーの探訪レポート、キシリウム125をはじめとした新製品のインプレッションなどを後日、詳細情報の解禁日に合わせてお届けする予定だ。
text:Yukio.YASUI
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