シマノ RS81シリーズのチューブレスモデルと11速対応エントリーモデル登場

幅広いラインナップを誇るシマノのロード用ホイールラインナップに新たな4モデルが加わる。デュラエースの流れを汲むRSシリーズにチューブレス仕様が追加され、11速対応のエントリーモデルWH-RS610-TLとWH-RS010-CLが登場している。

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シマノ WH-RS81-C35-TL、WH-RS81-C24-TL

シマノ WH-RS81-C35-TL (c)シマノ
アルミ素材をベースにカーボンで補強した「カーボンラミネートリム」を採用するRS81シリーズ。24mmハイトで軽量性に優れる「C24」と、35mｍハイトでエアロダイナミクスと軽量性を両立した「C35」にチューブレス仕様が登場した。特に35mmハイトのチューブレス仕様はシマノ史上初であり、スポークホール部分とニップルにネジを切った独自の構造や重量などが従来品であるクリンチャーモデルとの相違点となる。

その他、10sモデルと同等の横剛性を実現する2:1スポーク構造「オプトバル」や、ワイドハブフランジなど、デュラエース同様のテクノロジーはクリンチャーモデルと共通のもの。スポークはいずれもバテッドステンレス。ベアリングは優れた回転性能のカップアンドコーン式で、調整が用意なデジタルアジャストシステムを搭載している。もちろん11速仕様だが、アダプターを介することで10速のカセットにも対応する。発売はC35が8月、C24が6月を予定している。

シマノ WH-RS81-C24-TL (c)シマノ

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シマノ WH-RS610-TL、WH-RS010-CL

シマノ WH-RS610-TL (c)シマノ
エントリーグレードには11速対応の2モデルが追加されている。「WH-RS610-TL」は105グレードに相当し、チューブレス対応モデルの中では最も手頃な価格を実現したホイール。ワイドフランジのハブや玉当たりの調整が容易なデジタルアジャストシステム、オフセットリムなど上位モデルに採用される多くのテクノロジーを搭載したことが特徴だ。

「WH-RS010-CL」は11速対応のエントリーグレードで、トレーニングや補修用に最適なホイール。WH-R500シリーズの後継モデルにあたる。ラインナップ中で唯一ベンドスポークを採用しており、破損時の応急処置が容易だ。

シマノ WH-RS010-CL (c)シマノ