2013/11/19(火) - 03:33
伊豆ベロドロームで行われた全日本実業団トラック。岩井商会レーシングは大会新のチームスプリント、1kmTT、500mTT、スプリントで優勝、イナーメ信濃山形は団抜き、個人追抜きで優勝など活躍。
会場は250m屋内板張り走路の伊豆ベロドローム photo:Hideaki TAKAGI
東西の実業団トラック大会などで選抜された選手だけが出られるのが、このJBCFトラックチャンピオンシップ。今年で44回目を迎える、実業団トラックの王者を決める伝統ある大会。今年は日本CSCの伊豆ベロドローム(屋内板張り250m)で行われた。
参加選手はトラック中心のアマチュア選手、競輪選手、ロード選手などさまざま。男子7種目、女子4種目さらにオープンレースとして同所で合宿中の香港、タイ、シンガポール選手も参加した。UCIトラックマスターズ世界チャンピオンの丸山繁一(キャットアイ・ワールドコミュート)と和地恵美(たかだフレンドレーシング)もアルカンシェルを身にまとい出場。
以下、フォトレポートでお届けしよう。
4km団体追抜競走 1位 イナーメ信濃山形 4分42秒647 photo:Hideaki TAKAGI男子4km団体追抜競走
ロード選手で構成するイナーメ信濃山形が優勝。ポール・ソールズベリーが中心となってペースを作り、ラスト1kmがベストラップというペース配分で好タイムを出した。
1位 イナーメ信濃山形 4分42秒647
2位 Team Logisty Jack 4分55秒062
3位 湘南愛輪会 5分27秒589
男子チームスプリント 1位 岩井商会レーシング 48秒962(大会新) photo:Hideaki TAKAGI男子チームスプリント
全員競輪選手で構成の岩井商会レーシング(小谷実、奥平充男、伊藤信)が、3走の伊藤信が逆転して大会新記録で優勝。2位には1走の亀山尊仁が19秒650を出すなど途中までリードした湘南愛輪会Aが入った。
1位 岩井商会レーシング 48秒962(大会新)
2位 湘南愛輪会A 49秒514
3位 イナーメ信濃山形 52秒324
男子4km個人追抜競走 1位 ポール・ソールズベリー(イナーメ信濃山形)4分49秒750 photo:Hideaki TAKAGI
個人追抜競走
団体追抜優勝の原動力だったソールズベリーが、1kmの入りは1分16秒と抑え目ながらその後はラップを落とさずに快走、4分49秒の好記録で優勝。
男子4km
1位 ポール・ソールズベリー(イナーメ信濃山形)4分49秒750
2位 林航平(HAMMER!!BROS)4分53秒747
3位 山崎潤(Team Logisty Jack)4分59秒292
女子3km
1位 和地恵美(たかだフレンドレーシング)4分18秒664
女子ジュニア2km
1位 岡本二菜(スミタ・ラバネロ)2分52秒744
女子3km個人追抜競走 1位 和地恵美(たかだフレンドレーシング)4分18秒664 photo:Hideaki TAKAGI
女子ジュニア2km個人追抜き競走 1位 岡本二菜(スミタ・ラバネロ)2分52秒744 photo:Hideaki TAKAGI
男子ポイントレース 先頭から優勝の山田哲治(マリンゴールドTT・SOYOタイヤ・福ちゃん新聞)、3位の中村龍太郎(イナーメ信濃山形)、2位の岸崇仁(パールイズミ・スミタ・ラバネロ) photo:Hideaki TAKAGI男子ポイントレース 30km
15人が出走したレース。優勝経験を持つベテランの山田哲治(マリンゴールドTT・SOYOタイヤ・福ちゃん新聞)を軸に展開する。中盤に山田、岸崇仁(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)、中村龍太郎(イナーメ信濃山形)、松本貞行(Sakatani Racing)の4人が集団をラップ、その後もポイントを重ね、岸を振り切って山田が優勝。
1位 山田哲治(マリンゴールドTT・SOYOタイヤ・福ちゃん新聞)45点
2位 岸崇仁(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)42点
3位 中村龍太郎(イナーメ信濃山形)31点
男子1kmタイムトライアル
1位 奥平充男(岩井商会レーシング)1分06秒816
2位 下沖功児(湘南愛輪会)1分06秒880
3位 伊藤信(岩井商会レーシング)1分08秒228
女子500mタイムトライアル
1位 小林莉子(岩井商会レーシング)39秒349
2位 和地恵美(たかだフレンドレーシング)40秒051
3位 岡本二菜(スミタ・ラバネロ)40秒630
男子1kmタイムトライアル 1位 奥平充男(岩井商会レーシング)1分06秒816 photo:Hideaki TAKAGI
女子500mタイムトライアル 1位 小林莉子(岩井商会レーシング)39秒349 photo:Hideaki TAKAGI
男子ケイリン 小林清仁(航空電子自転車競技部)が優勝 photo:Hideaki TAKAGI
男子ケイリン
予選から先行勝負の皿屋豊(イナーメ信濃山形)が決勝でも先行。これを最終周回にかわした小林清仁(航空電子自転車競技部)が優勝。小林は日本航空電子工業㈱の社内部活動として参加、全日本実業団での優勝は中村仁氏以来という。
1位 小林清仁(航空電子自転車競技部)
2位 市川英昭(湘南愛輪会)
3位 大村慶二(Team Logisty Jack)
男子スプリント 優勝の奥平充男(岩井商会レーシング) photo:Hideaki TAKAGI男子スプリント
奥平充男(岩井商会レーシング)が予選2位タイムながらその後はすべてストレート勝ちで優勝。36歳で競輪デビューし42歳の現在S級の奥平は、1kmとチームスプリントとの3冠を達成。
1位 奥平充男(岩井商会レーシング)
2位 丸田直(湘南愛輪会)
3位 伊藤信(岩井商会レーシング)
photo&text:高木秀彰
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東西の実業団トラック大会などで選抜された選手だけが出られるのが、このJBCFトラックチャンピオンシップ。今年で44回目を迎える、実業団トラックの王者を決める伝統ある大会。今年は日本CSCの伊豆ベロドローム(屋内板張り250m)で行われた。
参加選手はトラック中心のアマチュア選手、競輪選手、ロード選手などさまざま。男子7種目、女子4種目さらにオープンレースとして同所で合宿中の香港、タイ、シンガポール選手も参加した。UCIトラックマスターズ世界チャンピオンの丸山繁一(キャットアイ・ワールドコミュート)と和地恵美(たかだフレンドレーシング)もアルカンシェルを身にまとい出場。
以下、フォトレポートでお届けしよう。
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ロード選手で構成するイナーメ信濃山形が優勝。ポール・ソールズベリーが中心となってペースを作り、ラスト1kmがベストラップというペース配分で好タイムを出した。
1位 イナーメ信濃山形 4分42秒647
2位 Team Logisty Jack 4分55秒062
3位 湘南愛輪会 5分27秒589
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全員競輪選手で構成の岩井商会レーシング(小谷実、奥平充男、伊藤信)が、3走の伊藤信が逆転して大会新記録で優勝。2位には1走の亀山尊仁が19秒650を出すなど途中までリードした湘南愛輪会Aが入った。
1位 岩井商会レーシング 48秒962(大会新)
2位 湘南愛輪会A 49秒514
3位 イナーメ信濃山形 52秒324
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個人追抜競走
団体追抜優勝の原動力だったソールズベリーが、1kmの入りは1分16秒と抑え目ながらその後はラップを落とさずに快走、4分49秒の好記録で優勝。
男子4km
1位 ポール・ソールズベリー(イナーメ信濃山形)4分49秒750
2位 林航平(HAMMER!!BROS)4分53秒747
3位 山崎潤(Team Logisty Jack)4分59秒292
女子3km
1位 和地恵美(たかだフレンドレーシング)4分18秒664
女子ジュニア2km
1位 岡本二菜(スミタ・ラバネロ)2分52秒744
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15人が出走したレース。優勝経験を持つベテランの山田哲治(マリンゴールドTT・SOYOタイヤ・福ちゃん新聞)を軸に展開する。中盤に山田、岸崇仁(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)、中村龍太郎(イナーメ信濃山形)、松本貞行(Sakatani Racing)の4人が集団をラップ、その後もポイントを重ね、岸を振り切って山田が優勝。
1位 山田哲治(マリンゴールドTT・SOYOタイヤ・福ちゃん新聞)45点
2位 岸崇仁(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)42点
3位 中村龍太郎(イナーメ信濃山形)31点
男子1kmタイムトライアル
1位 奥平充男(岩井商会レーシング)1分06秒816
2位 下沖功児(湘南愛輪会)1分06秒880
3位 伊藤信(岩井商会レーシング)1分08秒228
女子500mタイムトライアル
1位 小林莉子(岩井商会レーシング)39秒349
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3位 岡本二菜(スミタ・ラバネロ)40秒630
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男子ケイリン
予選から先行勝負の皿屋豊(イナーメ信濃山形)が決勝でも先行。これを最終周回にかわした小林清仁(航空電子自転車競技部)が優勝。小林は日本航空電子工業㈱の社内部活動として参加、全日本実業団での優勝は中村仁氏以来という。
1位 小林清仁(航空電子自転車競技部)
2位 市川英昭(湘南愛輪会)
3位 大村慶二(Team Logisty Jack)
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奥平充男(岩井商会レーシング)が予選2位タイムながらその後はすべてストレート勝ちで優勝。36歳で競輪デビューし42歳の現在S級の奥平は、1kmとチームスプリントとの3冠を達成。
1位 奥平充男(岩井商会レーシング)
2位 丸田直(湘南愛輪会)
3位 伊藤信(岩井商会レーシング)
photo&text:高木秀彰
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