2009/02/10(火) - 17:58
2009年2月10日、ツール・ド・ランカウイ第2ステージが行なわれ、リーダージャージを着るマッティア・ガヴァッツィ(イタリア、ディキジョヴァンニ)が再び集団スプリントを制した。連日スプリントに絡む新城幸也(Bboxブイグテレコム)は8位、清水都貴(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)は10位に。
ツール・ド・ランカウイの第2ステージは、内陸のスナワンから海沿いのメラカまでの160.9kmで行なわれた。序盤に3級山岳ブキット・イナスが登場するものの、この山場を越えてしまえばゴールまで平坦。前日に引き続き、スプリンターチームが勢力を振るう一日となった。
レースは24km地点の3級山岳に向けてアタックが繰り返され、頂上をジェンス・ヴァンレンスブルク(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)が先頭で通過。これによりヴァンレンスブルクはチームメイトのジャコ・ヴェンター(南アフリカ)から山岳賞ジャージを譲り受けることとなった。
3級山岳を通過後、アレクサンドル・プリウスチン(モルドバ、アージェードゥーゼル)とオスカル・プヨル(スペイン、サーヴェロ)が集団から飛び出すとようやくレースは沈静化。この日の逃げが決まった。
メイン集団からリカルド・ファンデルフェルド(オランダ、ガーミン)ら3名がカウンターで飛び出したが、先頭に追いつくこと無く吸収。先頭2名はレース中盤83km地点で最大7分10秒のリードを得ることに成功した。
しかしステージ優勝を狙う好機に、スプリンターチームが黙っているハズはない。リーダージャージ擁するディキジョヴァンニやCSFグループ・ナヴィガーレの集団コントロールによってタイム差は縮小を開始。ゴールまで40kmを残してタイム差4分、ラスト30kmで3分20秒、ラスト20kmで2分05秒。結局先頭の2名は、ゴールまで10kmを残して大集団に飲み込まれた。
最後は集団スプリントに持ち込まれ、リーダージャージを着るガヴァッツィがノラン・ホフマン(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)やオレリアン・クレール(スイス、アージェードゥーゼル)を抑えて優勝。2日連続のステージ優勝を飾ったガヴァッツィは、総合成績のリードを広げることに成功した。
Bboxブイグテレコムの列車に発射された新城幸也は、前日の11位を上回る8位でフィニッシュ。清水都貴も10位に入る健闘を見せた。両者はそれぞれ総合15位と16位につけている。
ツール・ド・ランカウイ2009第2ステージ結果
1位 マッティア・ガヴァッツィ(イタリア、ディキジョヴァンニ)3h43'13"
2位 ノラン・ホフマン(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)
3位 オレリアン・クレール(スイス、アージェードゥーゼル)
4位 クリストフ・ヴァンヘルデン(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)
5位 ヒルトン・クラーク(オーストラリア、フジ・セルヴェット)
6位 デニス・コスチュック(ウクライナ、ISD)
7位 レネ・ハーゼルバッハー(オーストリア、フォアアールベルク)
8位 新城幸也(日本、Bboxブイグテレコム)
9位 ホセイン・ナテギ(イラン、イランナショナルチーム)
10位 清水都貴(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
個人総合成績
1位 マッティア・ガヴァッツィ(イタリア、ディキジョヴァンニ)6h48'35"
2位 ノラン・ホフマン(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)+10"
3位 アレクサンドル・プリウスチン(モルドバ、アージェードゥーゼル)+11"
4位 ディミトリ・グルージェフ(カザフスタン、カザフスタンナショナルチーム)+13"
5位 クリストファー・サットン(オーストラリア、ガーミン)+14"
6位 ジャコ・ヴェンター(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)
7位 オスカル・プヨル(スペイン、サーヴェロ)
8位 モハメドアクマル・アムラン(マレーシア、MNCFサイクリングチーム)+15"
9位 オレリアン・クレール(スイス、アージェードゥーゼル)+16"
10位 クリスティアン・メイヤー(カナダ、ガーミン)+19"
ポイント賞
マッティア・ガヴァッツィ(イタリア、ディキジョヴァンニ)
山岳賞
ジェンス・ヴァンレンスブルク(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)
アジアンライダー賞
ディミトリ・グルージェフ(カザフスタン、カザフスタンナショナルチーム)
チーム総合成績
南アフリカナショナルチーム
アジアンチーム総合成績
マレーシアナショナルチーム
ツール・ド・ランカウイの第2ステージは、内陸のスナワンから海沿いのメラカまでの160.9kmで行なわれた。序盤に3級山岳ブキット・イナスが登場するものの、この山場を越えてしまえばゴールまで平坦。前日に引き続き、スプリンターチームが勢力を振るう一日となった。
レースは24km地点の3級山岳に向けてアタックが繰り返され、頂上をジェンス・ヴァンレンスブルク(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)が先頭で通過。これによりヴァンレンスブルクはチームメイトのジャコ・ヴェンター(南アフリカ)から山岳賞ジャージを譲り受けることとなった。
3級山岳を通過後、アレクサンドル・プリウスチン(モルドバ、アージェードゥーゼル)とオスカル・プヨル(スペイン、サーヴェロ)が集団から飛び出すとようやくレースは沈静化。この日の逃げが決まった。
メイン集団からリカルド・ファンデルフェルド(オランダ、ガーミン)ら3名がカウンターで飛び出したが、先頭に追いつくこと無く吸収。先頭2名はレース中盤83km地点で最大7分10秒のリードを得ることに成功した。
しかしステージ優勝を狙う好機に、スプリンターチームが黙っているハズはない。リーダージャージ擁するディキジョヴァンニやCSFグループ・ナヴィガーレの集団コントロールによってタイム差は縮小を開始。ゴールまで40kmを残してタイム差4分、ラスト30kmで3分20秒、ラスト20kmで2分05秒。結局先頭の2名は、ゴールまで10kmを残して大集団に飲み込まれた。
最後は集団スプリントに持ち込まれ、リーダージャージを着るガヴァッツィがノラン・ホフマン(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)やオレリアン・クレール(スイス、アージェードゥーゼル)を抑えて優勝。2日連続のステージ優勝を飾ったガヴァッツィは、総合成績のリードを広げることに成功した。
Bboxブイグテレコムの列車に発射された新城幸也は、前日の11位を上回る8位でフィニッシュ。清水都貴も10位に入る健闘を見せた。両者はそれぞれ総合15位と16位につけている。
ツール・ド・ランカウイ2009第2ステージ結果
1位 マッティア・ガヴァッツィ(イタリア、ディキジョヴァンニ)3h43'13"
2位 ノラン・ホフマン(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)
3位 オレリアン・クレール(スイス、アージェードゥーゼル)
4位 クリストフ・ヴァンヘルデン(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)
5位 ヒルトン・クラーク(オーストラリア、フジ・セルヴェット)
6位 デニス・コスチュック(ウクライナ、ISD)
7位 レネ・ハーゼルバッハー(オーストリア、フォアアールベルク)
8位 新城幸也(日本、Bboxブイグテレコム)
9位 ホセイン・ナテギ(イラン、イランナショナルチーム)
10位 清水都貴(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
個人総合成績
1位 マッティア・ガヴァッツィ(イタリア、ディキジョヴァンニ)6h48'35"
2位 ノラン・ホフマン(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)+10"
3位 アレクサンドル・プリウスチン(モルドバ、アージェードゥーゼル)+11"
4位 ディミトリ・グルージェフ(カザフスタン、カザフスタンナショナルチーム)+13"
5位 クリストファー・サットン(オーストラリア、ガーミン)+14"
6位 ジャコ・ヴェンター(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)
7位 オスカル・プヨル(スペイン、サーヴェロ)
8位 モハメドアクマル・アムラン(マレーシア、MNCFサイクリングチーム)+15"
9位 オレリアン・クレール(スイス、アージェードゥーゼル)+16"
10位 クリスティアン・メイヤー(カナダ、ガーミン)+19"
ポイント賞
マッティア・ガヴァッツィ(イタリア、ディキジョヴァンニ)
山岳賞
ジェンス・ヴァンレンスブルク(南アフリカ、南アフリカナショナルチーム)
アジアンライダー賞
ディミトリ・グルージェフ(カザフスタン、カザフスタンナショナルチーム)
チーム総合成績
南アフリカナショナルチーム
アジアンチーム総合成績
マレーシアナショナルチーム
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