2024/04/03(水) - 11:45
ジャイアントが発表し、世界中で注目を集めている新型TCR。記念すべき第10世代の軽量オールラウンダーを、台湾で開催されたメディア発表会を通し、インプレッションや開発者インタビュー、そして超軽量ホイールで話題を呼ぶカデックスなど、あらゆる角度から掘り下げます。まずはTCRの概要編から。
世界ナンバーワンブランドであるジャイアントが1997年にデビューさせて以降、常にスポーツバイク業界のベンチマークとなってきた軽量オールラウンダーがTCRだ。マイク・バロウズ監修による、「(T)トータル・(C)コンパクト・(R)ロード」たる世界初のスローピングフレームデザインはデビュー時からいきなり世界に衝撃を与え、その高すぎる走行性能に対し、UCIが一時使用禁止令が出されるなどの優位性を誇った。
レースでの使用が解禁された初代TCRはローラン・ジャラベールらを擁した「チームONCE」を支え、その後2002年にはフルカーボンフレーム化を達成(2代目)、2005年の4代目では今日まで続くインテグレーテッドシートポスト(ISP)を採用するなど順調にモデルチェンジを繰り返し、2020年には重量剛性比と空力性能を強化した先代(9代目)へと繋げる。27年間にもおよぶ長い歴史の中、軽量ロードとして走りを磨き上げたTCRは、Tモバイルやラボバンク、サンウェブ、CCC、そして現在のジェイコ・アルウラーなど、その時代のトップチームを支え続けてきた。
ロングライド向けエンデュランスモデルの「DEFY」とプロレースの高速化に対応するエアロモデル「PROPEL」が登場し、モデルチェンジを重ねてきてもなお、軽量オールラウンダーたるTCRの立ち位置は決して変わらない。デビューから27年の時を経て、これまで以上に重量剛性比を向上させ、空力性能を研ぎ澄ませた第10世代は、プロ・アマチュアを問わずレース志向の全サイクリストにとっての"ベストバイ”というべき高みに到達した。
新型TCRのグローバルメディアローンチの舞台となったのは台湾・台中のジャイアント本社。世界各国のメディア総勢30名を招聘し、本社新社屋や工場への招待、さらにはゲストとして、かつてTCRでジロ・デ・イタリアを制したトム・デュムランを招くなど威信を懸けた内容だ。
なお、これまでジャイアントはイタリアやフランスなど、ヨーロッパで歴代の新車発表会を行ってきたが、台湾本社での開催は初めてのこと。「ブランドの屋台骨を支えてきたTCR、それも節目となる第10世代の発表とあって、開発に携わる人々や製造現場などTCRを生み出す全てを見てもらいたい」という強いメッセージがその背景にはあるという。
細身のフレームとフォークや、最上級のADVANCED SLグレードが採用するインテグラルシートポストなど、歴代TCRのデザインコンセプトをそのまま継承したかに見える新型TCRだが、その実態は完全なる別物。ロードカテゴリーマネージャーとして開発を主導したニクソン・ファン氏によれば、バイク全体での完成度を引き上げることを第一目標に据え、更に軽量化と剛性強化による重量剛性比の向上、満を持して内装化されたケーブル/ブレーキホースを含めて空力向上を叶えるべく、妥協なき開発を続けてきたという。
ニクソン氏のプレゼンで最も力強く説明されたのが「システム・オプティマイゼーション」、つまりはバイクセットとしての完成度向上だ。新型TCRでは開発当初からフレームセットとホイール&タイヤ、ハンドルセットなど各開発チームが協業し、今までにないレベルでのトータル開発を実現。先行披露されていたカデックスブランドのMAX 40ホイールとRACE GCタイヤ、RACE INTEGRATED/AERO INTEGRATEDハンドルバーは、TCRと組み合わせるために生まれたものといっても過言ではないのだ。
一方、フレームセット側で顕著なのはフロント周りの変化だろう。現行プロペルで初採用された上下1-1/2インチベアリングとD型断面コラム、すなわちOVERDRIVE AEROシステムをTCRにも採用し、最適な内装ルーティングを実現したのは大きい。ケーブルやブレーキホースに余裕を持たせつつ、ステム下側を這わせることでエアロ性能とメンテナンス性を両立している。専用設計のAEROLIGHTステムこそ必要となるものの、同じD型断面ながら細身のコラムを使う他社のバイクに対して圧倒的に剛性が優れているとニクソン氏は胸を張る。
歴代のTCRが重視してきた重量剛性比のさらなる強化も大きな開発ターゲットだ。既に軽量モデルとして名高いTCRをダイエットさせるために、開発チームはトップチューブからシートステー、つまりフレーム上部の表面積を2%削減。見た目上では、特に左右のシートステーが独立したままシートチューブに繋がるデザインがルックス上の大きな変化であり、後述するダウンチューブやフロントフォークの形状変更もこれに大きく関わっている。
ただ軽くするのみならず、新型TCRではフォーククラウンとヘッドチューブ下側、ダウンチューブからBBにかけてフレーム形状を変化することで剛性を向上。更に、フォークやダウンチューブ、シートポストには、従来のティアドロップ断面形状を発展させ、より広い範囲のヨー角で一貫して空気抵抗を低減する新しい(楕円の後部を切り落とした)翼断面形状「トランケイテッド・エリプス」を採用。細身ながら剛性と空力性能を兼ね備え、かつ軽いという理想に可能な限り近づけたという。
こうした形状面の変化に加え、フレーム工法そのものの進化も重量剛性比向上に大きく寄与した。ジャイアントはカーボン原糸を織り、シートにする工程から全て自社製造することで知られるが、最高級のADVANCED SLグレードではカーボンシートの切り出し工法を従来のレーザーカッティングから変更し、より正確に、より大きくカーボンシートを切り出せる最先端の「コールドブレードカッティング」製法を新たに採用した。
1つのフレームあたりのカーボンシート数を10%減らし、シート同士の重なりを少なくすることで軽さへと繋げている。更に、従来3ピース構造だったフレームのフロント三角をワンピース構造とし、一つのブラダーで一括成型できるようになったことも、剛性を損なわずに軽量化を達成した要素の一つだという。
結果的に新型TCRのADVANCED SLグレードでは、先代モデルからフレーム比較で70g以上を削減し、歴代TCR最軽量となる690g(Mサイズ)をマーク。カデックス40 MAXホイールとシマノDURA-ACEを装備した最上級完成車「TCR ADVANCED SL 0」では6.4kgを達成するなど、ペダルやコンピューター、ボトル類を装備しても6.8kgに収まるという圧倒的な高みへと到達している。
空力面の数値向上も顕著だ。PROPELを生み出し、今もなおジャイアントとパートナーシップを組むフランス・マニクールの風洞研究施設の数値によればフレームセットで2.28ワット(ADVANCED SL)、「TCR ADVANCED SL 0」完成車では4.19ワットを削減と、やはり空力面でも過去最速のTCRに仕上げられているという。
先代モデルで変更されたジオメトリーは継続され、タイヤクリアランスも28mm幅を設計基準としつつ最大33mmまで対応。先代の32mmから微増している。空力と使いやすさを両立したボトルケージを同時開発しているほか、BBはスレッドタイプに移行するブランドが多いものの、ニクソン氏によれば「最も重量を抑えることができ、かつ精度に優れているため、過去の音鳴りトラブルレポートもほぼ皆無」とプレスフィットを継続している。
グレードの違いはフレーム&フォークのカーボン素材の違いで、「TCR ADVANCED SL:フレーム・フォークともにADVANCED SL」、「TCR ADVANCED PRO:フレームはADVANCED、フォークはADVANCED SL」、「TCR ADVANCED:フレーム・フォークともにADVANCED」という組み合わせが新しくなった3グレード構成だ。なお、SLグレードは2種類の完成車とフレームセット、PROグレードは3種類の完成車+フレームセット、そしてADVANCEDグレードは2種類の完成車となり、トータル7車種+2グレードのフレームというのは主力車種に相応しいバリエーションだろう。
ADVANCED PROとADVANCEDグレードもADVANCED SLのフレーム設計思想を最大限踏襲した。フレーム&フォークのほぼすべてにトランケイテッド・エリプス形状を採用し、専用設計のVARIANTカーボンシートポストや、AEROLIGHT STEMによるケーブル内装化で共にエアロ性能を高められている。 なお、ADVANCED PROはフロントフォークがADVANCED SLグレードとなるため、最上級カーボン素材と、OVERDRIVE AEROシステムによる剛性や空力性能を享受できるグレードだ。
ジャイアントの持てる全てを投入した154万円の「TCR ADVANCED SL 0」完成車から、33万円という買い求めやすい価格を実現したシマノ105ワイドギアレシオ仕様の「TCR ADVANCED 2 KOM」まで、TCRにはあらゆるニーズを満たすラインナップが揃っている。
第10世代TCRがデビュー/台湾本社で開催された発表会
世界ナンバーワンブランドであるジャイアントが1997年にデビューさせて以降、常にスポーツバイク業界のベンチマークとなってきた軽量オールラウンダーがTCRだ。マイク・バロウズ監修による、「(T)トータル・(C)コンパクト・(R)ロード」たる世界初のスローピングフレームデザインはデビュー時からいきなり世界に衝撃を与え、その高すぎる走行性能に対し、UCIが一時使用禁止令が出されるなどの優位性を誇った。
レースでの使用が解禁された初代TCRはローラン・ジャラベールらを擁した「チームONCE」を支え、その後2002年にはフルカーボンフレーム化を達成(2代目)、2005年の4代目では今日まで続くインテグレーテッドシートポスト(ISP)を採用するなど順調にモデルチェンジを繰り返し、2020年には重量剛性比と空力性能を強化した先代(9代目)へと繋げる。27年間にもおよぶ長い歴史の中、軽量ロードとして走りを磨き上げたTCRは、Tモバイルやラボバンク、サンウェブ、CCC、そして現在のジェイコ・アルウラーなど、その時代のトップチームを支え続けてきた。
ロングライド向けエンデュランスモデルの「DEFY」とプロレースの高速化に対応するエアロモデル「PROPEL」が登場し、モデルチェンジを重ねてきてもなお、軽量オールラウンダーたるTCRの立ち位置は決して変わらない。デビューから27年の時を経て、これまで以上に重量剛性比を向上させ、空力性能を研ぎ澄ませた第10世代は、プロ・アマチュアを問わずレース志向の全サイクリストにとっての"ベストバイ”というべき高みに到達した。
新型TCRのグローバルメディアローンチの舞台となったのは台湾・台中のジャイアント本社。世界各国のメディア総勢30名を招聘し、本社新社屋や工場への招待、さらにはゲストとして、かつてTCRでジロ・デ・イタリアを制したトム・デュムランを招くなど威信を懸けた内容だ。
なお、これまでジャイアントはイタリアやフランスなど、ヨーロッパで歴代の新車発表会を行ってきたが、台湾本社での開催は初めてのこと。「ブランドの屋台骨を支えてきたTCR、それも節目となる第10世代の発表とあって、開発に携わる人々や製造現場などTCRを生み出す全てを見てもらいたい」という強いメッセージがその背景にはあるという。
かつてないトータル設計でバイク全体をブラッシュアップ
細身のフレームとフォークや、最上級のADVANCED SLグレードが採用するインテグラルシートポストなど、歴代TCRのデザインコンセプトをそのまま継承したかに見える新型TCRだが、その実態は完全なる別物。ロードカテゴリーマネージャーとして開発を主導したニクソン・ファン氏によれば、バイク全体での完成度を引き上げることを第一目標に据え、更に軽量化と剛性強化による重量剛性比の向上、満を持して内装化されたケーブル/ブレーキホースを含めて空力向上を叶えるべく、妥協なき開発を続けてきたという。
ニクソン氏のプレゼンで最も力強く説明されたのが「システム・オプティマイゼーション」、つまりはバイクセットとしての完成度向上だ。新型TCRでは開発当初からフレームセットとホイール&タイヤ、ハンドルセットなど各開発チームが協業し、今までにないレベルでのトータル開発を実現。先行披露されていたカデックスブランドのMAX 40ホイールとRACE GCタイヤ、RACE INTEGRATED/AERO INTEGRATEDハンドルバーは、TCRと組み合わせるために生まれたものといっても過言ではないのだ。
一方、フレームセット側で顕著なのはフロント周りの変化だろう。現行プロペルで初採用された上下1-1/2インチベアリングとD型断面コラム、すなわちOVERDRIVE AEROシステムをTCRにも採用し、最適な内装ルーティングを実現したのは大きい。ケーブルやブレーキホースに余裕を持たせつつ、ステム下側を這わせることでエアロ性能とメンテナンス性を両立している。専用設計のAEROLIGHTステムこそ必要となるものの、同じD型断面ながら細身のコラムを使う他社のバイクに対して圧倒的に剛性が優れているとニクソン氏は胸を張る。
設計と製造工程の改善で重量を削ぎ、剛性を増す
歴代のTCRが重視してきた重量剛性比のさらなる強化も大きな開発ターゲットだ。既に軽量モデルとして名高いTCRをダイエットさせるために、開発チームはトップチューブからシートステー、つまりフレーム上部の表面積を2%削減。見た目上では、特に左右のシートステーが独立したままシートチューブに繋がるデザインがルックス上の大きな変化であり、後述するダウンチューブやフロントフォークの形状変更もこれに大きく関わっている。
ただ軽くするのみならず、新型TCRではフォーククラウンとヘッドチューブ下側、ダウンチューブからBBにかけてフレーム形状を変化することで剛性を向上。更に、フォークやダウンチューブ、シートポストには、従来のティアドロップ断面形状を発展させ、より広い範囲のヨー角で一貫して空気抵抗を低減する新しい(楕円の後部を切り落とした)翼断面形状「トランケイテッド・エリプス」を採用。細身ながら剛性と空力性能を兼ね備え、かつ軽いという理想に可能な限り近づけたという。
こうした形状面の変化に加え、フレーム工法そのものの進化も重量剛性比向上に大きく寄与した。ジャイアントはカーボン原糸を織り、シートにする工程から全て自社製造することで知られるが、最高級のADVANCED SLグレードではカーボンシートの切り出し工法を従来のレーザーカッティングから変更し、より正確に、より大きくカーボンシートを切り出せる最先端の「コールドブレードカッティング」製法を新たに採用した。
1つのフレームあたりのカーボンシート数を10%減らし、シート同士の重なりを少なくすることで軽さへと繋げている。更に、従来3ピース構造だったフレームのフロント三角をワンピース構造とし、一つのブラダーで一括成型できるようになったことも、剛性を損なわずに軽量化を達成した要素の一つだという。
690g、6.4kg、-4.19ワット:史上最軽量、史上最速のTCR
結果的に新型TCRのADVANCED SLグレードでは、先代モデルからフレーム比較で70g以上を削減し、歴代TCR最軽量となる690g(Mサイズ)をマーク。カデックス40 MAXホイールとシマノDURA-ACEを装備した最上級完成車「TCR ADVANCED SL 0」では6.4kgを達成するなど、ペダルやコンピューター、ボトル類を装備しても6.8kgに収まるという圧倒的な高みへと到達している。
空力面の数値向上も顕著だ。PROPELを生み出し、今もなおジャイアントとパートナーシップを組むフランス・マニクールの風洞研究施設の数値によればフレームセットで2.28ワット(ADVANCED SL)、「TCR ADVANCED SL 0」完成車では4.19ワットを削減と、やはり空力面でも過去最速のTCRに仕上げられているという。
先代モデルで変更されたジオメトリーは継続され、タイヤクリアランスも28mm幅を設計基準としつつ最大33mmまで対応。先代の32mmから微増している。空力と使いやすさを両立したボトルケージを同時開発しているほか、BBはスレッドタイプに移行するブランドが多いものの、ニクソン氏によれば「最も重量を抑えることができ、かつ精度に優れているため、過去の音鳴りトラブルレポートもほぼ皆無」とプレスフィットを継続している。
3グレード、9バリエーションの新型TCRたち
グレードの違いはフレーム&フォークのカーボン素材の違いで、「TCR ADVANCED SL:フレーム・フォークともにADVANCED SL」、「TCR ADVANCED PRO:フレームはADVANCED、フォークはADVANCED SL」、「TCR ADVANCED:フレーム・フォークともにADVANCED」という組み合わせが新しくなった3グレード構成だ。なお、SLグレードは2種類の完成車とフレームセット、PROグレードは3種類の完成車+フレームセット、そしてADVANCEDグレードは2種類の完成車となり、トータル7車種+2グレードのフレームというのは主力車種に相応しいバリエーションだろう。
ADVANCED PROとADVANCEDグレードもADVANCED SLのフレーム設計思想を最大限踏襲した。フレーム&フォークのほぼすべてにトランケイテッド・エリプス形状を採用し、専用設計のVARIANTカーボンシートポストや、AEROLIGHT STEMによるケーブル内装化で共にエアロ性能を高められている。 なお、ADVANCED PROはフロントフォークがADVANCED SLグレードとなるため、最上級カーボン素材と、OVERDRIVE AEROシステムによる剛性や空力性能を享受できるグレードだ。
ジャイアントの持てる全てを投入した154万円の「TCR ADVANCED SL 0」完成車から、33万円という買い求めやすい価格を実現したシマノ105ワイドギアレシオ仕様の「TCR ADVANCED 2 KOM」まで、TCRにはあらゆるニーズを満たすラインナップが揃っている。
新型TCRラインアップ
ADVENCED SL
モデル名 | コンポーネント | ホイール | カラー | 税込価格 |
ADVANCED SL 0 | SHIMANO DURA ACE Di2 | CADEX MAX 40 | ブラックラバ | 1,540,000円 |
ADVANCED SL 1 | SHIMANO ULTEGRA Di2 | GIANT SLR0 40 | ブルードラゴンフライ | 1,045,000円 |
ADVANCED SL FRAME SET | - | - | オパール ロウカーボン | 495,000円 |
ADVANCED SL TEAM FRAME SET | - | - | レーシングブルー | 528,000円 |
ADVANCED PRO
モデル名 | コンポーネント | ホイール | カラー | 税込価格 |
ADVANCED PRO 0 | SHIMANO ULTEGRA Di2 | GIANT SLR0 40 | マーキュリー | 847,000円 |
ADVANCED PRO 1 | SHIMANO 105 Di2 | GIANT SLR1 40 | カーボン | 682,000円 |
ADVANCED PRO 2 | SHIMANO 105 | GIANT SLR1 40 | メテオストーム | 572,000円 |
ADVANCED PRO FRAME SET | - | - | ロウカーボン レインストーム | 308,000円 |
ADVENCED KOM
モデル名 | コンポーネント | ホイール | カラー | 税込価格 |
ADVANCED 1 KOM | SHIMANO 105 Di2 | GIANT P-R2 DISC | アスファルトグリーン マーズダスト | 429,000円 |
ADVANCED 2 KOM | SHIMANO 105 | GIANT P-R2 DISC | カーボン イリュージョンホワイト | 330,000円 |
提供:ジャイアント・ジャパン / text:So Isobe