2022/02/11(金) - 13:28
来たる春に向けて、オーダーウェアの機運が高まる今。プロユースの高性能と、リーズナブルな価格設定、そしてユーザーフレンドリーなオーダー体系がチャンピオンシステムの魅力だ。同社自慢のハイスペックモデル「APEXシリーズ」を軸に、刷新されたラインナップを改めて紹介していく。
チャンピオンシステムが誇るオーダーレーシングウェアが「APEXシリーズ」だ。脈々と続くプロチームサポートによって鍛え上げられたブランド最高峰のハイパフォーマンスであり、絶えず研究と開発に惜しみなくリソースが注がれている。
APEXシリーズを語る上で欠かせないのが、ランプレに始まり、2017年からUAEチームエミレーツとなったトップチームの存在だ。8年間という長期間のパートナーシップにおいて、選手からのフィードバックを受けウェアを絶えず改良。そのアップデートは全て市販モデルに活かされ、チームの活躍と共に「チャンピオンシステム=高性能ウェア」というイメージも定着。日本法人の代表を務める棈木亮二氏も「サポートをきっかけにウェアの品質が著しく高機能になりました」と言う。
現在のAPEXコレクションは、2020年8月に総刷新されたもの。東京五輪のトラックレースを制するべく開発されたエアロスーツ開発プロジェクトで得た知見をロードジャージに落とし込み、エアロダイナミクスを大幅に向上させた。従来セットインスリーブだった袖生地がラグランに変更され、さらに生地のアップデートも加わって着心地も向上した。2020年のツール・ド・フランスでタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)が初優勝した際、袖を通していたのはこの現行APEXシリーズだった。
チャンピオンシステムではそのコストパフォーマンスゆえエントリーモデルに注目が集まりがちだが、APEXシリーズを筆頭に、ウェアのパフォーマンスは紛れもなく世界トップレベル。しかも、APEXの半袖ジャージだけでも4種類が用意されるなど多種多様なラインナップが魅力。さらにそれらいずれもが、半袖ジャージで1万円台というハイコストパフォーマンスを実現している。
レースやサイクリングイベントが活発になる春を待つ間に、チャンピオンシステムのジャージ制作を検討してみるのがおすすめ。以下にAPEXシリーズの主要製品を記しておきたい。
4種類が用意されるAPEXシリーズの半袖ラインアップの中で、最もベーシックなのが「APEXプロ」だ。現在の完成形に至るまで3年という月日を掛けて調整が重ねられたという渾身の一着であり、エアロダイナミクス、通気性、軽量性、そして快適な着用感を高いレベルで突き詰めている。
世界のトップシーンを戦い抜くためには、45℃に達するオーストラリアや中東、南米など酷暑のレースに適したウェアも必要となる。そこでチャンピオンシステムは全面にメッシュ素材を使った「APEXライト」をラインナップ。また、高速化を遂げるレースに対してはエアロプロジェクトで得たノウハウを投入した「APEXエアロ」を用意している
半袖ジャージラインアップの中で異彩を放つのが、フロントジッパーを廃した「APEX エリート」だ。ジッパーを廃すことで快適な着用感、エアロダイナミクス、軽量性を高めたという意欲作であり、デビュー前からダニエル・マーティン(アイルランド)が愛用するなど注目を集めた。
ウェアの性能が最も顕著に現れるビブショーツもチャンピオンシステムが得意とする分野。現行の「APEXビブショーツ」は、2018年と19年シーズンにUAEチームエミレーツとテストを繰り返し、2020年シーズンに完成したこだわりのモデルだ。
現在、各社はパネル数を減らしたビブショーツを推し進めているが、チャンピオンシステムはフィット感を追求する上でサイドパネルの数を増やすアプローチを取った。複雑な形状のパネルを縫合し立体構造とすることで、自然と体に張り付くようなフィット感を実現しているという。骨盤を覆うバックパネルなど、独特な形状も取り入れられており、深い前傾姿勢時のペダリングでも生地の突っ張りを少なくするという試みも取られた。
ノーマルグレードに対し、「APEX プレミアムビブショーツ」という上級モデルも魅力的だ。構造自体は同様だが、サイドパネルに伸びを抑える「Pre-tyed ファブリック」を投入することでタイトフィットに。繊維自体を染色しているため、デザイン可能エリアは限られるが、色むらや色落ちが少ないというメリットもあるのだという。最高品質を求めるレーサーにおすすめしたいアイテムと言えるだろう。
平坦レースやクリテリウムはもちろん、上りを含むロードレースでも着用率が上がっているのがジャージとショーツが一体となったワンピーススーツだ。セパレートに対してビブが無くなるため、フィット感に優れることはもちろん、重量軽減や、部分的な圧迫感が無くなることが大きなメリット。
チャンピオンシステムではトラックやTT向けの「スピードスーツ」を基本に、ハイエンド製品の「ELITEスピードスーツ」、メッシュ生地採用の「サマーレーススーツ」と、着心地を考えて上半身の前側のみ分離したセパレート式の「サマースキンスーツ」、という4種類をラインアップに揃えている。サマーレーススーツとサマースキンスーツはオプションでバックポケットも取り付けられるため、短距離高強度のロードレースに最適と言えるだろう。
他にもチャンピオンシステムでは、他にも防水性と透湿性を備えたハードシェル素材のベストやジャケットなども用意されており、ありとあらゆるシチュエーションに対応可能だ。インナーウェアやウォーマー類、キャップ、シューズカバーなど細やかなニーズに対応してくれる。週末サイクリストはもちろんのこと、本気に走る人にこそメリットがあるのがチャンピオンシステムの魅力だ。
従来から基本アイテム(ジャージやスキンスーツ、ビブショーツ、ジャケット類など)を合計10枚、または合計5枚集めれば自由に製品を組み合わせできる「CS10(シーエステン)」と「CS5(シーエスファイブ)」という2種類のオーダーシステムを運用してきたが、2020年秋からは、さらにその種類ごとのデザインを自由に組み合わせできる「CS multi design」の運用がスタートした。
従来であればジャージとポロシャツを同時オーダーした場合、同じデザインが適用されていたが、CS multi designによってデザインを分けて注文することが可能になった。ここまで柔軟な対応をしているオーダーウェアメーカーは他にないと言って良いはずだ。
妥協なきハイエンドオーダーウェア APEXシリーズ
チャンピオンシステムが誇るオーダーレーシングウェアが「APEXシリーズ」だ。脈々と続くプロチームサポートによって鍛え上げられたブランド最高峰のハイパフォーマンスであり、絶えず研究と開発に惜しみなくリソースが注がれている。
APEXシリーズを語る上で欠かせないのが、ランプレに始まり、2017年からUAEチームエミレーツとなったトップチームの存在だ。8年間という長期間のパートナーシップにおいて、選手からのフィードバックを受けウェアを絶えず改良。そのアップデートは全て市販モデルに活かされ、チームの活躍と共に「チャンピオンシステム=高性能ウェア」というイメージも定着。日本法人の代表を務める棈木亮二氏も「サポートをきっかけにウェアの品質が著しく高機能になりました」と言う。
現在のAPEXコレクションは、2020年8月に総刷新されたもの。東京五輪のトラックレースを制するべく開発されたエアロスーツ開発プロジェクトで得た知見をロードジャージに落とし込み、エアロダイナミクスを大幅に向上させた。従来セットインスリーブだった袖生地がラグランに変更され、さらに生地のアップデートも加わって着心地も向上した。2020年のツール・ド・フランスでタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)が初優勝した際、袖を通していたのはこの現行APEXシリーズだった。
チャンピオンシステムではそのコストパフォーマンスゆえエントリーモデルに注目が集まりがちだが、APEXシリーズを筆頭に、ウェアのパフォーマンスは紛れもなく世界トップレベル。しかも、APEXの半袖ジャージだけでも4種類が用意されるなど多種多様なラインナップが魅力。さらにそれらいずれもが、半袖ジャージで1万円台というハイコストパフォーマンスを実現している。
レースやサイクリングイベントが活発になる春を待つ間に、チャンピオンシステムのジャージ制作を検討してみるのがおすすめ。以下にAPEXシリーズの主要製品を記しておきたい。
4種類もの製品が用意されるAPEXの半袖ジャージ
4種類が用意されるAPEXシリーズの半袖ラインアップの中で、最もベーシックなのが「APEXプロ」だ。現在の完成形に至るまで3年という月日を掛けて調整が重ねられたという渾身の一着であり、エアロダイナミクス、通気性、軽量性、そして快適な着用感を高いレベルで突き詰めている。
世界のトップシーンを戦い抜くためには、45℃に達するオーストラリアや中東、南米など酷暑のレースに適したウェアも必要となる。そこでチャンピオンシステムは全面にメッシュ素材を使った「APEXライト」をラインナップ。また、高速化を遂げるレースに対してはエアロプロジェクトで得たノウハウを投入した「APEXエアロ」を用意している
半袖ジャージラインアップの中で異彩を放つのが、フロントジッパーを廃した「APEX エリート」だ。ジッパーを廃すことで快適な着用感、エアロダイナミクス、軽量性を高めたという意欲作であり、デビュー前からダニエル・マーティン(アイルランド)が愛用するなど注目を集めた。
2シーズンを掛けて開発された性能を追求したビブショーツ
ウェアの性能が最も顕著に現れるビブショーツもチャンピオンシステムが得意とする分野。現行の「APEXビブショーツ」は、2018年と19年シーズンにUAEチームエミレーツとテストを繰り返し、2020年シーズンに完成したこだわりのモデルだ。
現在、各社はパネル数を減らしたビブショーツを推し進めているが、チャンピオンシステムはフィット感を追求する上でサイドパネルの数を増やすアプローチを取った。複雑な形状のパネルを縫合し立体構造とすることで、自然と体に張り付くようなフィット感を実現しているという。骨盤を覆うバックパネルなど、独特な形状も取り入れられており、深い前傾姿勢時のペダリングでも生地の突っ張りを少なくするという試みも取られた。
ノーマルグレードに対し、「APEX プレミアムビブショーツ」という上級モデルも魅力的だ。構造自体は同様だが、サイドパネルに伸びを抑える「Pre-tyed ファブリック」を投入することでタイトフィットに。繊維自体を染色しているため、デザイン可能エリアは限られるが、色むらや色落ちが少ないというメリットもあるのだという。最高品質を求めるレーサーにおすすめしたいアイテムと言えるだろう。
ロード用2タイプ、TT用2種類が揃うレースワンピース
平坦レースやクリテリウムはもちろん、上りを含むロードレースでも着用率が上がっているのがジャージとショーツが一体となったワンピーススーツだ。セパレートに対してビブが無くなるため、フィット感に優れることはもちろん、重量軽減や、部分的な圧迫感が無くなることが大きなメリット。
チャンピオンシステムではトラックやTT向けの「スピードスーツ」を基本に、ハイエンド製品の「ELITEスピードスーツ」、メッシュ生地採用の「サマーレーススーツ」と、着心地を考えて上半身の前側のみ分離したセパレート式の「サマースキンスーツ」、という4種類をラインアップに揃えている。サマーレーススーツとサマースキンスーツはオプションでバックポケットも取り付けられるため、短距離高強度のロードレースに最適と言えるだろう。
他にもチャンピオンシステムでは、他にも防水性と透湿性を備えたハードシェル素材のベストやジャケットなども用意されており、ありとあらゆるシチュエーションに対応可能だ。インナーウェアやウォーマー類、キャップ、シューズカバーなど細やかなニーズに対応してくれる。週末サイクリストはもちろんのこと、本気に走る人にこそメリットがあるのがチャンピオンシステムの魅力だ。
チャンピオンシステム APEXシリーズラインアップ
製品名 | 特徴 | 税込価格 | |
APEXプロジャージ | ベーシックモデル | 16,830円 | 製品情報 |
APEXエアロジャージ | エアロダイナミクス強化モデル | 16,830円 | 製品情報 |
APEXライトジャージ | 通気性重視モデル | 16,830円 | 製品情報 |
APEX ELITEジャージ | ジッパーレスモデル | 15,950円 | 製品情報 |
APEXビブショーツ | ベーシックモデル | 16,280円 | 製品情報 |
APEXプレミアムビブショーツ | アップデートモデル | 16,280円 | 製品情報 |
APEX サマースキンスーツ(2-PIECE) | セパレート式ワンピース | 24,750円 | 製品情報 |
APEXサマーレーススーツ | 一体型ワンピース | 24,750円 | 製品情報 |
APEXスピードスーツ | TT向けワンピース | 26,180円 | 製品情報 |
ELITEスピードスーツ | TT向け背面ジッパー・ワンピース | 31,680円 | 製品情報 |
APEX ウィンドベスト | 防水ハードシェル・ベスト | 25,520円 | 製品情報 |
APEX ウィンドジャケット | 防水ハードシェル・長袖ジャケット | 30,690円 | 製品情報 |
使いやすさダントツ! 超ユーザーフレンドリーなオーダーシステム
製品の良さやコストパフォーマンスはもちろんのこと、チャンピオンシステムが選ばれる最大の理由は、超ユーザーフレンドリーなオーダーシステムを用意していることだ。従来から基本アイテム(ジャージやスキンスーツ、ビブショーツ、ジャケット類など)を合計10枚、または合計5枚集めれば自由に製品を組み合わせできる「CS10(シーエステン)」と「CS5(シーエスファイブ)」という2種類のオーダーシステムを運用してきたが、2020年秋からは、さらにその種類ごとのデザインを自由に組み合わせできる「CS multi design」の運用がスタートした。
従来であればジャージとポロシャツを同時オーダーした場合、同じデザインが適用されていたが、CS multi designによってデザインを分けて注文することが可能になった。ここまで柔軟な対応をしているオーダーウェアメーカーは他にないと言って良いはずだ。
提供:チャンピオンシステム 制作:シクロワイアード編集部