2022/01/10(月) - 18:00
発足1年目の自転車プロリーグ、JCLの初代王者に輝いた宇都宮ブリッツェン。栄えあるチャンピオンチームのケミカルサプライヤーとして名を連ねるのが、カーケアブランドとして名を馳せるシュアラスターだ。
このページではシュアラスターのケミカルについて、1年間共にトップレースの現場で戦ってきた宇都宮ブリッツェンの増田成幸、及川一総、そして曽我部メカニックの3人に、その印象や使用感を語ってもらった。
CW:今シーズン、シュアラスターのケミカルを使用してきたわけですが、まずそれぞれで印象に残った製品があれば教えてください。
及川:私はチェーンクリーナーですね。基本的にチームのメンバーは事務所で洗車してもらうことが多いんですけども、やっぱり家から持っていくのが面倒だったりすることもあって。
そういう時には駆動系だけでも綺麗にしておけば快適に乗ることができるので、チェーンクリーナーは良く使っていましたね。汚れも落ちやすくて、あまり手間がかからないので使い勝手は良いですよ。
増田:僕なんかはこのシートですね。(とゼロドロップシートを手に取る)晴れてる日でも、水たまりを通ったりすると汚れちゃうじゃないですか。でもこのシートがあれば1枚でサッと拭けて綺麗になるので重宝してますね。自分は見た目が綺麗なほうがプロっぽいかなと(笑)。でもこれで駆動系は綺麗に出来ないから、そっちはメカに任せっきりです。実用的な及川に比べると、見た目重視な感じですね。
曽我部:増田さんはそれでも速いから(笑)
増田:でも、チェーンが汚れたまま走ると、減りが早かったりするでしょ?僕らのように良く走る人が2週間も放置しちゃうと、プーリーにも汚れがかなり溜まって泥団子みたいになっちゃうから、そういうのは気になるよ。
曽我部:選手はレース前に自転車を預けてくれるんですが、やっぱり汚れの溜まり方って人によって違うんですよね。僕のところに来る間に、1~2回くらい洗ってある自転車はやっぱり汚れは落ちやすいですね。
増田:そうなんだ。でもこのチェーンクリーナーはマンションとかアパートとかで水が使いづらい人にも便利そうだよね。ちょっと今度使ってみますよ。
及川:ホント、すごく汚れ落ちるのでオススメですよ。ぜひ使ってみてください!
曽我部:結構いろんな場所に使えて便利ですよ。例えばチームのトレーニングルームのローラー台の掃除なんかにも使ってます。チェーンから結構油汚れが飛び散ってしまうんですよね。基本的に選手は使った後、綺麗にしてくれないので(笑)
増田:僕はトレーニングルーム使ってないよ!(一同笑)
曽我部:いや、責めてるわけではないです(笑)。自分も使ってる時があるので、その時に掃除してるだけなので。でも、チェーンクリーナーを掛けてサッと拭くだけで細かい汚れも落ちるので、良いですよ。
CW:ちょっと話に出ましたが、選手の皆さんは基本的にはあまり自分では洗車しないんですか?
増田:選手にもよりますが、僕はメカニックにお願いするタイプですね。やっぱり専門性のあることだと思うので、何かあったら色々お願いしています。特に、ディスクブレーキになってからは、できるだけプロに任せたいなと。そういう意味で、さっき話したシートは余計な成分がローターにつく心配もないですし、見た目ピカピカになるのでヘビロテなんですよ。
曽我部:これは親水と撥水の2種類があるんですよね。どっちを使っているんですか?(※ゼロウォーターシートとゼロドロップシート。前者が親水コーティングで後者が撥水コーティング)
増田:あ、種類があるんですね!僕が使ってるのは撥水のほうですね。
曽我部:確かに、自転車はフレームの面積も少ないですし、撥水のほうが良さそうですね。
CW:及川さんは自分で洗車する派ですか?
及川:チェーン周りの汚れを落として、簡単に注油しておくことくらいはやりますが、しっかりした洗車やオイルアップはメカニックにお願いしてますね。やはりプロの仕上がりは違います。
曽我部:自分たちチームメカが洗うことも多いですし、バイクウォッシュサプライヤーとして契約しているSpokes Cycle Garageさんにお願いすることもありますね。プロチームの中でも恵まれた環境だと思います。
CW:曽我部さんの一押しアイテムはどれでしょう?
曽我部:そうですね、やっぱりゼロフィニッシュは良いですよ。コーティング剤でありながら汚れを落とす力が高いので、洗車でちょっと洗い残してしまうようなことがあってもゼロフィニッシュで拭くと綺麗に落ちて、しかも艶も出る。汎用性がとても高くて、これ一本で複数の工程を一気にこなせるのは時間に追われがちなメカとしてはとても便利です。初めて使った時には衝撃を受けました。
あと、匂いがしないのもいいですね。室内でも使いやすいですから、水を使った洗車はできないけど愛車は綺麗にしたい、という人にもピッタリだと思いますね。以前に使っていたコーティング剤はオイリーな感じで、少しすると揮発するのか艶が少し引いちゃうんですよね。そういった点でもゼロフィニッシュは扱いやすいです。
増田:これはマットの自転車にも使えるんですか?
曽我部:使ってますよ!クリアの部分は艶がでますし、マットの部分は綺麗に汚れが落ちるようなイメージです。チームカーもゼロフィニッシュで仕上げてますよ(笑)
CW:やはりケア系のプロダクトの評価が高いですね。今シーズンから登場したチェーンルブについてはどうでしょう?
増田:全然悪い印象はないですよ、レース中に油膜が切れるようなことも無かったですし。やっぱり乗ってるときにチャラチャラ音が鳴るとストレスだし、パワーロスを感じますが、そういうことは1度も無かった。
及川:そうですね。正直僕も増田さんも、チェーンオイルに関してそんなにこだわりがある方ではないですが、シーズン通して安心して走れるケミカルだったと思います。
曽我部:小野寺選手なんかはチェーンオイルはすごくこだわるタイプなんですよ。以前はこのオイルとそのオイルを7:3の割合で調合して!みたいなことも言われてたのですが、このチェーンルブはそのまま使ってますね。
メカニック目線で見ても、素直で扱いやすいオイルですよ。たまに、雨天用としてとても粘度の高いグリスみたいなオイルもあって、それこそ増田が五輪代表を決めた土砂降りのレースでは使ったんですが、やっぱり重いんですよね。レースが終わってから整備するときもなかなかオイルを落とせなくて、チェーン交換するかなと思ったくらい。
このチェーンルブはサラっとしていてノズルも使いやすいので、注油時もリンクの内側に入れ込みやすいですし、洗浄するときも除去しやすい。日々メンテナンスする身からするとありがたいオイルです。
増田:めっちゃ軽い!とか足あたりが柔らかい!とかそういうわかりやすい特徴があるオイルってたまにあるんですけど、結局慣れちゃうんですよね。そういう意味で、オーソドックスなこのオイルは、変なクセもつかずに自分の力を引き出してくれるようにも感じます。
及川:そういえば、もう一つよく使っているのがこの消臭スプレー、ゼロバリアですね。夏場とかでバーテープとかヘルメットとかが汗でびしょびしょになってしまうんですけど、使い終わってからゼロバリアをスプレーしておくと、臭くならないんですよ。
増田:あ、それわかる。僕もこの前車にバーッてかけました。あと、シューズとかも使ってますね。やっぱり臭いって思われたくないじゃないですか。この前、娘が僕の枕にバフッってダイブしたときに、「パパの臭いがする!」って言われて。自分もそろそろ加齢臭がする時期なのかなって……(一同笑)
いや、それでね、この前気づいたんですけどこのスプレーってアルコールとか塩素とかが入ってないんで、子供がいるようなところでも安心して使えるなと。なので今度枕にスプレーしてみます(笑)
曽我部:実際にメカ作業していて、バーテープを交換するときに結構臭うバイクはあるんですよね……。バーテープの糊に汗の臭いが吸着されてるのかな。なので、そういう時は糊を落としてから、ゼロバリアをスプレーして、バーテープを巻きなおしてます。
増田:それ絶対素手で練習してる人ですよ。間違いない。チームの半分くらいは素手派なんですけど、夏は汗まみれですからね。及川くんは素手派だっけ?
及川:(食い気味に)僕はグローブしてます(一同爆笑)
曽我部:ここで素手派を公開するのはやめておきましょう……(笑)。あと、これは初めて明かすんですが、サドルの臭いで選手がわかるんですよ。
一同:え……!?(引)
曽我部:いや、別にわざわざ嗅いでるとかじゃないですよ!?メンテナンス台に乗せるとちょうど鼻の位置にサドルが来るので、クランクを回す姿勢だとちょうどわかるんですよね。あー、これはあの人のバイクだったな、みたいな。
増田&及川:今度からサドルにもスプレーするようにします。
このページではシュアラスターのケミカルについて、1年間共にトップレースの現場で戦ってきた宇都宮ブリッツェンの増田成幸、及川一総、そして曽我部メカニックの3人に、その印象や使用感を語ってもらった。
ブリッツェンメンバーの語るシュアラスタープロダクト
CW:今シーズン、シュアラスターのケミカルを使用してきたわけですが、まずそれぞれで印象に残った製品があれば教えてください。
及川:私はチェーンクリーナーですね。基本的にチームのメンバーは事務所で洗車してもらうことが多いんですけども、やっぱり家から持っていくのが面倒だったりすることもあって。
そういう時には駆動系だけでも綺麗にしておけば快適に乗ることができるので、チェーンクリーナーは良く使っていましたね。汚れも落ちやすくて、あまり手間がかからないので使い勝手は良いですよ。
増田:僕なんかはこのシートですね。(とゼロドロップシートを手に取る)晴れてる日でも、水たまりを通ったりすると汚れちゃうじゃないですか。でもこのシートがあれば1枚でサッと拭けて綺麗になるので重宝してますね。自分は見た目が綺麗なほうがプロっぽいかなと(笑)。でもこれで駆動系は綺麗に出来ないから、そっちはメカに任せっきりです。実用的な及川に比べると、見た目重視な感じですね。
曽我部:増田さんはそれでも速いから(笑)
増田:でも、チェーンが汚れたまま走ると、減りが早かったりするでしょ?僕らのように良く走る人が2週間も放置しちゃうと、プーリーにも汚れがかなり溜まって泥団子みたいになっちゃうから、そういうのは気になるよ。
曽我部:選手はレース前に自転車を預けてくれるんですが、やっぱり汚れの溜まり方って人によって違うんですよね。僕のところに来る間に、1~2回くらい洗ってある自転車はやっぱり汚れは落ちやすいですね。
増田:そうなんだ。でもこのチェーンクリーナーはマンションとかアパートとかで水が使いづらい人にも便利そうだよね。ちょっと今度使ってみますよ。
及川:ホント、すごく汚れ落ちるのでオススメですよ。ぜひ使ってみてください!
曽我部:結構いろんな場所に使えて便利ですよ。例えばチームのトレーニングルームのローラー台の掃除なんかにも使ってます。チェーンから結構油汚れが飛び散ってしまうんですよね。基本的に選手は使った後、綺麗にしてくれないので(笑)
増田:僕はトレーニングルーム使ってないよ!(一同笑)
曽我部:いや、責めてるわけではないです(笑)。自分も使ってる時があるので、その時に掃除してるだけなので。でも、チェーンクリーナーを掛けてサッと拭くだけで細かい汚れも落ちるので、良いですよ。
CW:ちょっと話に出ましたが、選手の皆さんは基本的にはあまり自分では洗車しないんですか?
増田:選手にもよりますが、僕はメカニックにお願いするタイプですね。やっぱり専門性のあることだと思うので、何かあったら色々お願いしています。特に、ディスクブレーキになってからは、できるだけプロに任せたいなと。そういう意味で、さっき話したシートは余計な成分がローターにつく心配もないですし、見た目ピカピカになるのでヘビロテなんですよ。
曽我部:これは親水と撥水の2種類があるんですよね。どっちを使っているんですか?(※ゼロウォーターシートとゼロドロップシート。前者が親水コーティングで後者が撥水コーティング)
増田:あ、種類があるんですね!僕が使ってるのは撥水のほうですね。
曽我部:確かに、自転車はフレームの面積も少ないですし、撥水のほうが良さそうですね。
CW:及川さんは自分で洗車する派ですか?
及川:チェーン周りの汚れを落として、簡単に注油しておくことくらいはやりますが、しっかりした洗車やオイルアップはメカニックにお願いしてますね。やはりプロの仕上がりは違います。
曽我部:自分たちチームメカが洗うことも多いですし、バイクウォッシュサプライヤーとして契約しているSpokes Cycle Garageさんにお願いすることもありますね。プロチームの中でも恵まれた環境だと思います。
CW:曽我部さんの一押しアイテムはどれでしょう?
曽我部:そうですね、やっぱりゼロフィニッシュは良いですよ。コーティング剤でありながら汚れを落とす力が高いので、洗車でちょっと洗い残してしまうようなことがあってもゼロフィニッシュで拭くと綺麗に落ちて、しかも艶も出る。汎用性がとても高くて、これ一本で複数の工程を一気にこなせるのは時間に追われがちなメカとしてはとても便利です。初めて使った時には衝撃を受けました。
あと、匂いがしないのもいいですね。室内でも使いやすいですから、水を使った洗車はできないけど愛車は綺麗にしたい、という人にもピッタリだと思いますね。以前に使っていたコーティング剤はオイリーな感じで、少しすると揮発するのか艶が少し引いちゃうんですよね。そういった点でもゼロフィニッシュは扱いやすいです。
増田:これはマットの自転車にも使えるんですか?
曽我部:使ってますよ!クリアの部分は艶がでますし、マットの部分は綺麗に汚れが落ちるようなイメージです。チームカーもゼロフィニッシュで仕上げてますよ(笑)
オーソドックスな性能で信頼感あるチェーンルブ
CW:やはりケア系のプロダクトの評価が高いですね。今シーズンから登場したチェーンルブについてはどうでしょう?
増田:全然悪い印象はないですよ、レース中に油膜が切れるようなことも無かったですし。やっぱり乗ってるときにチャラチャラ音が鳴るとストレスだし、パワーロスを感じますが、そういうことは1度も無かった。
及川:そうですね。正直僕も増田さんも、チェーンオイルに関してそんなにこだわりがある方ではないですが、シーズン通して安心して走れるケミカルだったと思います。
曽我部:小野寺選手なんかはチェーンオイルはすごくこだわるタイプなんですよ。以前はこのオイルとそのオイルを7:3の割合で調合して!みたいなことも言われてたのですが、このチェーンルブはそのまま使ってますね。
メカニック目線で見ても、素直で扱いやすいオイルですよ。たまに、雨天用としてとても粘度の高いグリスみたいなオイルもあって、それこそ増田が五輪代表を決めた土砂降りのレースでは使ったんですが、やっぱり重いんですよね。レースが終わってから整備するときもなかなかオイルを落とせなくて、チェーン交換するかなと思ったくらい。
このチェーンルブはサラっとしていてノズルも使いやすいので、注油時もリンクの内側に入れ込みやすいですし、洗浄するときも除去しやすい。日々メンテナンスする身からするとありがたいオイルです。
増田:めっちゃ軽い!とか足あたりが柔らかい!とかそういうわかりやすい特徴があるオイルってたまにあるんですけど、結局慣れちゃうんですよね。そういう意味で、オーソドックスなこのオイルは、変なクセもつかずに自分の力を引き出してくれるようにも感じます。
隠れた人気商品 ゼロバリア
及川:そういえば、もう一つよく使っているのがこの消臭スプレー、ゼロバリアですね。夏場とかでバーテープとかヘルメットとかが汗でびしょびしょになってしまうんですけど、使い終わってからゼロバリアをスプレーしておくと、臭くならないんですよ。
増田:あ、それわかる。僕もこの前車にバーッてかけました。あと、シューズとかも使ってますね。やっぱり臭いって思われたくないじゃないですか。この前、娘が僕の枕にバフッってダイブしたときに、「パパの臭いがする!」って言われて。自分もそろそろ加齢臭がする時期なのかなって……(一同笑)
いや、それでね、この前気づいたんですけどこのスプレーってアルコールとか塩素とかが入ってないんで、子供がいるようなところでも安心して使えるなと。なので今度枕にスプレーしてみます(笑)
曽我部:実際にメカ作業していて、バーテープを交換するときに結構臭うバイクはあるんですよね……。バーテープの糊に汗の臭いが吸着されてるのかな。なので、そういう時は糊を落としてから、ゼロバリアをスプレーして、バーテープを巻きなおしてます。
増田:それ絶対素手で練習してる人ですよ。間違いない。チームの半分くらいは素手派なんですけど、夏は汗まみれですからね。及川くんは素手派だっけ?
及川:(食い気味に)僕はグローブしてます(一同爆笑)
曽我部:ここで素手派を公開するのはやめておきましょう……(笑)。あと、これは初めて明かすんですが、サドルの臭いで選手がわかるんですよ。
一同:え……!?(引)
曽我部:いや、別にわざわざ嗅いでるとかじゃないですよ!?メンテナンス台に乗せるとちょうど鼻の位置にサドルが来るので、クランクを回す姿勢だとちょうどわかるんですよね。あー、これはあの人のバイクだったな、みたいな。
増田&及川:今度からサドルにもスプレーするようにします。
提供:シュアラスター 制作:シクロワイアード編集部