2020/07/10(金) - 17:00
トレックの新型Émonda登場と同時に、ボントレガーの「Aeolus」カーボンホイールも全面刷新された。RSL、Pro、Eliteという3つのグレードで展開。各モデルともディスクブレーキ専用設計により性能の大幅強化を実現した。リムハイトやハブにもアップデートを加え、1本でよりオールラウンドに使えるラインアップへと進化している。
トレックがプロデュースするパーツブランドのボントレガー。ギリシャ神話に登場する風神「アイオロス」の名を冠したホイールは、そのモデル名の通り優れた空力性能を追求したエアロモデルとして、トレックがサポートする歴代プロチームの足元を支えてきた。今回、新型Émondaの登場と同時にラインアップを刷新。Émondaの空力性能と軽量性をさらに強化するべく性能向上を果たしている。
従来はXXX(トリプルエックス)、Pro、Compという3グレードで展開されていたAeolusカーボンホイール。今回のフルモデルチェンジによって新たにRSL、Pro、Eliteというグレード分けに変更されている。今まではリムブレーキホイールをベースとしたモデル展開だったが、今作はボントレガー初のディスクブレーキ専用モデルとして開発することで各種性能アップを実現したという。
ボントレガーで初めてディスクオンリーのラインアップとなった今回のAeolusシリーズ。トレックは業界の中で最もディスクブレーキ化を推進するブランドの一つであり、「フレームもホイールもリムモデルの新規開発は一切しておらず、今後は経営資源をディスクモデルに集中しディスク化のメリットを最大化していく」と説明する。
ホイールをディスク専用設計にすることの大きなメリットは、ブレーキングによるリム部分への負荷を想定しなくて良いこと。これにより圧倒的にリムを軽量化することが可能になったという。リムブレーキモデルのAeolus XXX 4と新型のAeolus RSLのリム断面で比較してみても(下記写真)、ディスク専用で作られたRSLの方がリム壁面が半分程度薄く成型されているのが分かる。もちろん強度や剛性を落としておらず、OCLVカーボンの高い性能がこれを実現している。
漕ぎ出しや登りの場面で重要なのは、回転するホイールの外周部の軽量性だ。ディスク化によりブレーキローターがホイール中央部に必要になり、システム全体としては重量増になったとしても、外周のリム部分が軽量化されていれば実際の走りでは大きな恩恵を得られる。
重量増を理由にディスクブレーキを敬遠するユーザーも少なくないが、こういったディスク専用設計の新製品開発はますます加速しており重量面のデメリットも解消されつつある。トレックが推進するディスクロードがメインストリームとなる日もそう遠くないはずだ。
トレック・セガフレードも使用する新作のフラッグシップ「Aeolus RSL 37」は、1本であらゆるシーンに対応できるよう新設計の37mmリムハイトを採用したオールラウンドエアロホイールだ。数千種類ものリム形状を3D解析し、さらにその中から最適なものを風洞実験でテストし性能を煮詰めていったという。
従来のXXX 2(28mmハイト)とXXX 4(47mmハイト)の間をとったリムプロファイルとしており、軽量性とエアロのバランスを今まで以上に追求。XXX 2ホイールよりリムハイトが30%も増したにも関わらず、ディスクブレーキ用にリムのカーボンレイアップを最適化することで、55g軽くなった前後セット1,325gに仕上がっている(XXX 2は1,380g)。
さらに、リムハイトが高くなったことでXXX 2に比べ17%も速い空力性能を獲得。XXX 2より軽く、XXX 4に匹敵する速さを持つ究極のレーシングホイールとして生み出されている。もちろん、37mmというディープ過ぎないハイト設定によって横風の影響も受けにくく、安定性や操作性にも優れたホイールとなっている。
リム内幅は従来から変わらず21mmで、25~28Cのロードタイヤにぴったりマッチする形状に(外幅は1mm増の28mm)。クリンチャーとともにチューブレスレディ(TLR)にも対応しており、専用のリムストリップやチューブレスバルブも付属する。より軽量化を重視するならリムテープを使用してもOKだ。
ハブも一新しており、DTスイス240の内部機構を採用しつつ新たに「Ratchet EXP」フリーを搭載したことが大きなトピックだ。36Tのスターラチェットが細かく面で噛み合うことで優れたパワー伝達効率を見せるとともに、フリーの内部機構が簡素化されることで軽量化も実現。加えて、左右のベアリングの距離も広がっており横剛性を向上させている。
スポークは前後ともに24本、エアロバテッド形状のDT Aeroliteで組み上げ、ニップルも緩み防止機構を備えたDT ProLockとしブランドを統一させている。価格は前後セットで294,500円(税抜)。
RSLを踏襲しつつ性能と価格をバランスさせたセカンドグレードが「Aeolus Pro 37」だ。上位モデルと同じ37mmのリムハイトと断面形状が採用されており、ロードレースはもちろんロングライドやシクロクロスなどでも使い勝手の良い万能なエアロカーボンホイールに仕上がっている。RSLとはリムのカーボングレードが異なっており、やや重量は増しているものの、前後セットで1,505gという値はセミディープリムと考えれば十分に軽量な部類に入るだろう。
従来は35mmハイトのPro 3と50mmハイトのPro 5という2モデル展開だったが、今回のアップデートによりPro 37の1モデルへとラインアップを統合。Proグレードで見ればリム内幅は19.5mmから21mmへと拡幅されており、よりワイドなタイヤともマッチするよう最新の設計を取り入れている。
また、Pro 3から2mmハイトが高くなったにも関わらず、重量は95gも軽量化を果たしており、より速く軽くという開発コンセプトに沿った性能進化を遂げた。クリンチャーとチューブレスレディ(TLR)両対応のリムで、専用のリムストリップやチューブレスバルブも付属する。もちろんチューブレス用のリムテープも使用可能だ。
ハブはDTスイス350とし、RSLとは異なり通常のスターラチェットフリーを採用する。18Tの面ラチェットが噛み合うことで優れた駆動効率を見せるお馴染みの構造だ。前後24本のDT AeroliteスポークとDT ProLockニップルで組み上げる点はRSLグレードと同様。価格は前後セットで184,000円(税抜)。
さらには、カーボンホイールのエントリーモデルとなる「Aeolus Elite 35/50」も登場した。RSLやProとは異なり、従来からある35mmハイトと50mmハイトのモールドを使用することで大幅なコストダウンを実現したモデルだ。自身のライドスタイルや好みに合わせて2種類から選べるラインアップで、ディスクロードユーザーへの初めてのアップグレードホイールにも最適だろう。
従来の同グレードに当たるAeolus Compはアルミのブレーキ面にカーボンカウルを被せた構造だったが、今作ではフルカーボンクリンチャーへと進化。前後セット重量はElite 35が1,665g、Elite 50が1,730gで、同じ50mmハイトを持つ旧型Aeolus Comp 5と比較すると200g以上も軽量化している。もちろんチューブレスレディ(TLR)にも対応。上位2モデルよりは狭いリム内幅19.5mmだが、それでも十分にワイドな設計が採用されている。
既存モデルで実証済みのリム形状によって、ミドルグレードと言えど優れたエアロダイナミクスを発揮するほか、強度や耐久性も十分に確保されており、普段のライドから思う存分に使えるホイールに仕上がる。フリーハブは一般的な3爪タイプとし、24Tラチェットで細かく噛み合う構造だ。前後ともに24本のGrand Stradaスポーク、六角アルミニップルで組み上げられる。価格は前後セットで125,000円(税抜)。
トレックはバイクフレームやカーボンホイールを対象に、材料および製造上の欠陥に対し生涯保証を設定。かつ、ボントレガーのカーボンホイール購入から2年以内にライド中の事故や落車、その他何かしらの要因で破損や損傷させた場合、無償で修理&交換を行う「カーボンケア・プログラム」も用意している。長期に渡って安心して製品を愛用してほしいとのトレックの想いだ。
Aeolus RSLは前後セットで1325gですか、かなり軽いホイールですよね。リムのプロファイル的にも回しやすいですし、軽いのでヒルクライムでも使いやすいと思います。特に奇をてらったギミックがあるわけでもなく、オーソドックスな構成かつ扱いやすいリムハイトなので、ヒルクライムに限らずどんなコースでも活躍してくれそうです。
ディスクブレーキホイールは、ハブの寸法やスポークパターンのバリエーションも少なくなりますから、個人的には性能の優劣が付けづらいと思っているのですが、その中でもRSLはリムの軽さが際立っていて、軽快な走行感が魅力的なホイールだと思います。
トータルで設計されているという事もあってÉmondaのオールラウンドな性格とも非常に良くマッチしています。一方でホイール単体として見ても、とてもバランスに優れた性能を有しているので、Émondaに限らずどんなバイクに合わせても性能を底上げしてくれるのではないでしょうか。
対してセカンドグレードのAeolus Proですが、バランスの取れたライディングフィールは上位モデル譲りです。乗り比べてみれば、確かにRSLに比べると多少マイルドな味付けになっているとは感じますが、そこまで大きな差ではないですね。ホイールの差よりも、タイヤの差のほうが支配的だと感じるほどです。
両者には180gほどの差がありますが、おそらくハブの差が大きいのではないでしょうか?リム単体の重量はそこまで変わらないのでしょう。もちろん絶対的な重量の差はありますので、最速を求めるのであればRSLを選ぶべきですが、多くの人にとってはProで十分満足できると思います。価格も20万円を下回るとのことで、グレードアップにもぴったりなホイールではないでしょうか。
風神の名を持つハイパフォーマンスホイール「Aeolus」
トレックがプロデュースするパーツブランドのボントレガー。ギリシャ神話に登場する風神「アイオロス」の名を冠したホイールは、そのモデル名の通り優れた空力性能を追求したエアロモデルとして、トレックがサポートする歴代プロチームの足元を支えてきた。今回、新型Émondaの登場と同時にラインアップを刷新。Émondaの空力性能と軽量性をさらに強化するべく性能向上を果たしている。
従来はXXX(トリプルエックス)、Pro、Compという3グレードで展開されていたAeolusカーボンホイール。今回のフルモデルチェンジによって新たにRSL、Pro、Eliteというグレード分けに変更されている。今まではリムブレーキホイールをベースとしたモデル展開だったが、今作はボントレガー初のディスクブレーキ専用モデルとして開発することで各種性能アップを実現したという。
ブランド初のディスクブレーキ専用設計で性能を強化
ボントレガーで初めてディスクオンリーのラインアップとなった今回のAeolusシリーズ。トレックは業界の中で最もディスクブレーキ化を推進するブランドの一つであり、「フレームもホイールもリムモデルの新規開発は一切しておらず、今後は経営資源をディスクモデルに集中しディスク化のメリットを最大化していく」と説明する。
ホイールをディスク専用設計にすることの大きなメリットは、ブレーキングによるリム部分への負荷を想定しなくて良いこと。これにより圧倒的にリムを軽量化することが可能になったという。リムブレーキモデルのAeolus XXX 4と新型のAeolus RSLのリム断面で比較してみても(下記写真)、ディスク専用で作られたRSLの方がリム壁面が半分程度薄く成型されているのが分かる。もちろん強度や剛性を落としておらず、OCLVカーボンの高い性能がこれを実現している。
漕ぎ出しや登りの場面で重要なのは、回転するホイールの外周部の軽量性だ。ディスク化によりブレーキローターがホイール中央部に必要になり、システム全体としては重量増になったとしても、外周のリム部分が軽量化されていれば実際の走りでは大きな恩恵を得られる。
重量増を理由にディスクブレーキを敬遠するユーザーも少なくないが、こういったディスク専用設計の新製品開発はますます加速しており重量面のデメリットも解消されつつある。トレックが推進するディスクロードがメインストリームとなる日もそう遠くないはずだ。
RSL、Pro、Eliteの3グレード展開となった新型Aeolus
より速くより軽くを徹底追及したフラッグシップ Aeolus RSL 37
トレック・セガフレードも使用する新作のフラッグシップ「Aeolus RSL 37」は、1本であらゆるシーンに対応できるよう新設計の37mmリムハイトを採用したオールラウンドエアロホイールだ。数千種類ものリム形状を3D解析し、さらにその中から最適なものを風洞実験でテストし性能を煮詰めていったという。
従来のXXX 2(28mmハイト)とXXX 4(47mmハイト)の間をとったリムプロファイルとしており、軽量性とエアロのバランスを今まで以上に追求。XXX 2ホイールよりリムハイトが30%も増したにも関わらず、ディスクブレーキ用にリムのカーボンレイアップを最適化することで、55g軽くなった前後セット1,325gに仕上がっている(XXX 2は1,380g)。
さらに、リムハイトが高くなったことでXXX 2に比べ17%も速い空力性能を獲得。XXX 2より軽く、XXX 4に匹敵する速さを持つ究極のレーシングホイールとして生み出されている。もちろん、37mmというディープ過ぎないハイト設定によって横風の影響も受けにくく、安定性や操作性にも優れたホイールとなっている。
リム内幅は従来から変わらず21mmで、25~28Cのロードタイヤにぴったりマッチする形状に(外幅は1mm増の28mm)。クリンチャーとともにチューブレスレディ(TLR)にも対応しており、専用のリムストリップやチューブレスバルブも付属する。より軽量化を重視するならリムテープを使用してもOKだ。
ハブも一新しており、DTスイス240の内部機構を採用しつつ新たに「Ratchet EXP」フリーを搭載したことが大きなトピックだ。36Tのスターラチェットが細かく面で噛み合うことで優れたパワー伝達効率を見せるとともに、フリーの内部機構が簡素化されることで軽量化も実現。加えて、左右のベアリングの距離も広がっており横剛性を向上させている。
スポークは前後ともに24本、エアロバテッド形状のDT Aeroliteで組み上げ、ニップルも緩み防止機構を備えたDT ProLockとしブランドを統一させている。価格は前後セットで294,500円(税抜)。
オールラウンドに使えるセカンドモデル Aeolus Pro 37
RSLを踏襲しつつ性能と価格をバランスさせたセカンドグレードが「Aeolus Pro 37」だ。上位モデルと同じ37mmのリムハイトと断面形状が採用されており、ロードレースはもちろんロングライドやシクロクロスなどでも使い勝手の良い万能なエアロカーボンホイールに仕上がっている。RSLとはリムのカーボングレードが異なっており、やや重量は増しているものの、前後セットで1,505gという値はセミディープリムと考えれば十分に軽量な部類に入るだろう。
従来は35mmハイトのPro 3と50mmハイトのPro 5という2モデル展開だったが、今回のアップデートによりPro 37の1モデルへとラインアップを統合。Proグレードで見ればリム内幅は19.5mmから21mmへと拡幅されており、よりワイドなタイヤともマッチするよう最新の設計を取り入れている。
また、Pro 3から2mmハイトが高くなったにも関わらず、重量は95gも軽量化を果たしており、より速く軽くという開発コンセプトに沿った性能進化を遂げた。クリンチャーとチューブレスレディ(TLR)両対応のリムで、専用のリムストリップやチューブレスバルブも付属する。もちろんチューブレス用のリムテープも使用可能だ。
ハブはDTスイス350とし、RSLとは異なり通常のスターラチェットフリーを採用する。18Tの面ラチェットが噛み合うことで優れた駆動効率を見せるお馴染みの構造だ。前後24本のDT AeroliteスポークとDT ProLockニップルで組み上げる点はRSLグレードと同様。価格は前後セットで184,000円(税抜)。
2種類のハイトを用意したエントリーモデル Aeolus Elite 35/50
さらには、カーボンホイールのエントリーモデルとなる「Aeolus Elite 35/50」も登場した。RSLやProとは異なり、従来からある35mmハイトと50mmハイトのモールドを使用することで大幅なコストダウンを実現したモデルだ。自身のライドスタイルや好みに合わせて2種類から選べるラインアップで、ディスクロードユーザーへの初めてのアップグレードホイールにも最適だろう。
従来の同グレードに当たるAeolus Compはアルミのブレーキ面にカーボンカウルを被せた構造だったが、今作ではフルカーボンクリンチャーへと進化。前後セット重量はElite 35が1,665g、Elite 50が1,730gで、同じ50mmハイトを持つ旧型Aeolus Comp 5と比較すると200g以上も軽量化している。もちろんチューブレスレディ(TLR)にも対応。上位2モデルよりは狭いリム内幅19.5mmだが、それでも十分にワイドな設計が採用されている。
既存モデルで実証済みのリム形状によって、ミドルグレードと言えど優れたエアロダイナミクスを発揮するほか、強度や耐久性も十分に確保されており、普段のライドから思う存分に使えるホイールに仕上がる。フリーハブは一般的な3爪タイプとし、24Tラチェットで細かく噛み合う構造だ。前後ともに24本のGrand Stradaスポーク、六角アルミニップルで組み上げられる。価格は前後セットで125,000円(税抜)。
生涯保証と2年間のカーボンケア・プログラムも付帯
トレックはバイクフレームやカーボンホイールを対象に、材料および製造上の欠陥に対し生涯保証を設定。かつ、ボントレガーのカーボンホイール購入から2年以内にライド中の事故や落車、その他何かしらの要因で破損や損傷させた場合、無償で修理&交換を行う「カーボンケア・プログラム」も用意している。長期に渡って安心して製品を愛用してほしいとのトレックの想いだ。
Aeolus RSL&Proインプレッション
「高いバランスが際立つオールラウンドホイール」中村俊介(Route365)
Aeolus RSLは前後セットで1325gですか、かなり軽いホイールですよね。リムのプロファイル的にも回しやすいですし、軽いのでヒルクライムでも使いやすいと思います。特に奇をてらったギミックがあるわけでもなく、オーソドックスな構成かつ扱いやすいリムハイトなので、ヒルクライムに限らずどんなコースでも活躍してくれそうです。
ディスクブレーキホイールは、ハブの寸法やスポークパターンのバリエーションも少なくなりますから、個人的には性能の優劣が付けづらいと思っているのですが、その中でもRSLはリムの軽さが際立っていて、軽快な走行感が魅力的なホイールだと思います。
トータルで設計されているという事もあってÉmondaのオールラウンドな性格とも非常に良くマッチしています。一方でホイール単体として見ても、とてもバランスに優れた性能を有しているので、Émondaに限らずどんなバイクに合わせても性能を底上げしてくれるのではないでしょうか。
対してセカンドグレードのAeolus Proですが、バランスの取れたライディングフィールは上位モデル譲りです。乗り比べてみれば、確かにRSLに比べると多少マイルドな味付けになっているとは感じますが、そこまで大きな差ではないですね。ホイールの差よりも、タイヤの差のほうが支配的だと感じるほどです。
両者には180gほどの差がありますが、おそらくハブの差が大きいのではないでしょうか?リム単体の重量はそこまで変わらないのでしょう。もちろん絶対的な重量の差はありますので、最速を求めるのであればRSLを選ぶべきですが、多くの人にとってはProで十分満足できると思います。価格も20万円を下回るとのことで、グレードアップにもぴったりなホイールではないでしょうか。
新型Aeolusホイールラインアップ
Aeolus RSL 37
リム素材 | OCLV RSL カーボン |
リムプロファイル | ハイト37mm、内幅21mm、外幅28mm |
タイヤタイプ | チューブレスレディ(TLR)/クリンチャー |
ハブ | DT240(Ratchet EXPフリーハブ、36Tラチェット) |
重量 | ペア1,325g(フロント600g/リア725g) |
税抜価格 | ペア294,500円(フロント138,000円/リア156,500円) |
Aeolus Pro 37
リム素材 | OCLV Pro カーボン |
リムプロファイル | ハイト37mm、内幅21mm、外幅28mm |
タイヤタイプ | チューブレスレディ(TLR)/クリンチャー |
ハブ | DT350(18Tラチェット) |
重量 | ペア1,505g(フロント685g/リア820g) |
税抜価格 | ペア184,000円(フロント84,000円/リア100,000円) |
Aeolus Elite 35/50
リム素材 | OCLV カーボン |
リムプロファイル(Elite 35) | ハイト35mm、内幅19.5mm、外幅27mm |
リムプロファイル(Elite 50) | ハイト50mm、内幅19.5mm、外幅27mm |
タイヤタイプ | チューブレスレディ(TLR)/クリンチャー |
ハブ | ボントレガー24Tラチェット、3爪ハブ |
重量(Elite 35) | ペア1,665g(フロント725g/リア940g) |
重量(Elite 50) | ペア1,730g(フロント770g/リア980g) |
税抜価格 | ペア125,000円(フロント60,000円/リア65,000円) |
提供:トレック・ジャパン 制作:シクロワイアード編集部