2020/02/04(火) - 09:00
先代のデビューから6年の時を経て、いよいよフェルトのエアロロードモデル「AR」がフルモデルチェンジを遂げる。「5ヶ年計画」の末に誕生した、より速く、より快適で、より高い汎用性と走行性能を身につけたニューモデルの詳細を、フェルトの本拠地カリフォルニアで開催されたプレゼンテーションを通してレポートする。
2014年の先代デビューから実に6年、2008年の初代デビューから数えれば実に12年。サーヴェロの盟友「ソロイスト」と共にエアロロードバイクの歴史を切り開いたフェルトの「AR」が完全リニューアルを遂げる。
フェルトはエアロロードバイク界のパイオニアだ。思い起こせばまだエアロロードという概念が定着していなかった2008年のツール・ド・フランスにおいて、積極的にプロトンのエアロ化を推し進めたガーミン・スリップストリームのチームバイクとして初代ARはデビュー。トライアスロンバイクを出自とするフェルトならではの、TTバイク然としたフォルムは驚きをもって迎えられ、特にデーヴィッド・ミラー(イギリス)などTTスペシャリストやルーラーの走りを力強く支えた。
マーケットのライバル勢が追いついてきた2014年、ARは「実世界におけるエアロダイナミクス」を掲げ第2世代へとモデルチェンジする。再びアドバンテージを築き上げたものの、軽量モデルFRの開発なども起因し、ここから6年間もの間ARは沈黙することとなる。
フェルトはもとより性能第一主義を貫き、大々的なプロモーションも打たなければ、矢継ぎ早のモデルチェンジも行わないブランドだ。ドゥクーニンク・クイックステップとボーラ・ハンスグローエの活躍に代表されるスペシャライズドVENGEの台頭と、それに呼応するように特に同じ北米ブランドからリリースされるハイパフォーマンスエアロロードたち。エアロロード戦争激化の中において、半ばARの存在は忘れ去られようとしていた。
そして2020年、フェルトは第3世代となる新型ARと共に、再びエアロロード戦線に殴り込みをかける。同社のお膝元であるカリフォルニアで開催されたワールドプレミアで、5年にも及ぶ開発期間を経たニューモデルが我々の前に姿を現した。
直線的なルックスこそ先代と似通っているものの、徹底した空力研究による9.4%(ヨー角0°時)の空気抵抗低減や、剛性強化と快適性向上、30mmタイヤに対応するタイヤクリアランス、そして高いメンテナンス性をも兼ね備えた意欲作。アメリカのプロチーム「ラリーサイクリング」によって実戦投入済みであり、既にツアー・ダウンアンダーの女子レース初日にはクロエ・ホスキング(オーストラリア)による華々しいデビューウィンを飾っている。
世界に先駆けて行われた新型AR発表会に招かれたのは、アメリカの専門誌3社と、日本からは私シクロワイアード編集部の磯部という4人だけだった。華々しいフルモデルチェンジに似つかわしくないこぢんまりとしたものだが、関係者曰く「少数精鋭のハイパフォーマンスブランドによる、少数精鋭の発表会」なのだという。つまりは開発陣と密に接することで、バイクの、そしてブランドの本質を正しく理解してもらうことがその本懐。終わってみればまさにそのメッセージを体感する1日半となった(発表会とテストライドの模様は後編で紹介する)。
「より速く、より良く、より機能的に」。全く白紙の状態から作り上げたと言われる新型ARの開発ターゲットはこの3つだ。先代よりもエッジの効いた直線基調のフレームは、トライアスロンバイク開発を出自とするフェルトが導き出した現代エアロロードの最適解。ヨー角±10°以下(この場合の±はそれぞれ左右を示す)に対して最適化させることが実質的な速さに繋がるという「ロー・ヨーアングル・セオリー(※注)」の元、度重なるCFD解析とモックアップによる風洞実験を重ねた。基本形状を定めるまでに、通常のロードバイクとは比較にならないほど緻密な比較検討が繰り返されたという。
※注:フェルトによれば、走行中の90%がヨー角±10°以下の風であり、残りの10%が-20〜-10°と20〜10°からの風。従来は10°前後の角度で吹き付ける風に対して空力設計を行なっていたが、新型ARでは全体の9割を占めるヨー角±10°以下の風に対する設計が行われた。
砂時計のように絞り込まれたヘッドチューブや、一体感を増したフロントフォークとダウンチューブの接合部、専用シートポストなど、現代エアロロードとしての要素を兼ね備えているほか、シートチューブのリアタイヤに沿わせて切り欠いた縁部分を外側に広げる形状「フィッシュリップ・シートチューブ」(パテント取得済み)を導入し、空気の流れを最適化していることが大きな特徴。AR専用のスルーアクスルはエンド部分とフレームがフラット形状になるよう配慮されるなど、細かい部分にも一切の妥協はない。
フェルトによれば、結果的に新型ARは先代に対してヨー角0(正面からの風)時で9.4%速いという結果を叩き出し、-2.5°から2.5°の範囲では7.0%、-5.0°から5.0°の範囲では5.2%、-7.5°から7.5°の範囲では3.2%、-10.0°から10.0°の範囲では0.7%速い。
ヨー角10°以上の状況下ではリムブレーキを搭載する先代有利に傾くが、現実世界の大半を占めるという「ロー・ヨーアングル・セオリー」範疇内、それもヨー角0°に近づくほどにアドバンテージは大きくなる。総合的な先代との空力比較は-1.4%だという。
ARのフレームグレードは、軽量モデルのFRやトライアスロンモデルのIAと同じく、最上級グレードの「AR FRD」、そしてセカンドグレードの「AR Advanced」という2種類が用意される。Advancedグレードはフレームセット価格29.8万円(税抜)の弟分とは言え、UCIプロチームのラリーサイクリングが使う実質的なプロユースモデルであり、ツアー・ダウンアンダー女子レース初日のクロエ・ホスキング(オーストラリア)による勝利を支えたのもAdvancedグレードのフレームだ。
AR FRDとAR Advanceには共にスウェーデンのOxeon(オゼオン)社が手がけるテキストリームカーボンが奢られ、形状変更と併せて特にボトムブラケットとフォークやヘッドチューブ周辺などフロント周りの剛性を大幅に向上させている。開発陣によれば特にフロントフォークの性能向上は至上命題だったといい、複数のプロトタイプ制作を経て完成にこぎつけたという。
もちろん剛性強化だけではなく、乗り心地向上も注力された部分だ。先代モデルと同じように見えるスリット入りシートポストは先割れ形状の「リーフスプリングシートポスト」に進化しており、その名の通り前後を独立して動くことでサドルへの衝撃を抑える役割を担う。更にシートポストには4箇所のエラストマーを設けたスリーブを被せてフレームにセットするため、大きな衝撃はもちろん、路面の細かい凹凸がもたらす高周波振動をカットする。フェルトの発表によれば、これら工夫による縦方向の柔軟性向上は先代比較で+112%だという。
「近年のエアロロードバイク、特にそのハンドル周りは複雑すぎます。空力を優先するあまり使いづらいバイクになってしまっては誰も喜べません。新型ARは空力を含めて全ての基本的性能を高めることはもちろん、一般的なロードバイク同等レベルまで使い勝手を高めることを念頭に置いています」。
ケーブル類を内装する専用ステムこそ用意されているものの、ハンドルは一般的な31.8mmクランプを使うセミ・インテグレート式で、ステム自体も一般的なノーマルステムに交換することも可能(※注)。ステム交換時、コラムスペーサーを着け外しする際もホース類のカットは必要無く、遠征時の梱包にも対応。もとよりフェルトは先代ARでも専用ブレーキなど複雑化を避けてきた実績があり、新型でもそのフィロソフィーは保たれている。
※注:ステム内側〜コラム部分のルーティングが非常にタイトであり、機械式変速の場合はシフトワイヤーはダウンチューブから、Di2でも内装非対応のノーマルステムを使う場合、フロントブレーキホースをフォーク上部から内装させる。
「ディスクブレーキとワイドリム、ワイドタイヤの組み合わせこそ現代のロードバイク」という考えに則り、ARは30mm幅タイヤ(実測値)に対応するクリアランスを設けたほか、フレーム直付け方式のチェーンキャッチャーなどユーザー目線の配慮も忘れられていない。セットされる専用ステムは1種類だが、別売で90、100、110、120、130、140mmの交換用ステムもラインナップされる。コンピューターマウントはバーフライに対応している、
新型ARは「AR FRD」と「AR Advanced」という2種類が用意され、まずはAdvancedグレードのデリバリーが開始される。完成車はシマノULTEGRAのDi2(R8070)もしくは機械式(R8000)で、どちらもレイノルズのAR 58 Discホイール(リムハイト58mm/ペア重量1700g)などパーツ類は共通。フレームセットは29.8万円で、カラーはテクストリーム/ホワイト/グレーだ。FRDグレードに関しては今後4月以降のデリバリーを予定しているという。
次項ではカリフォルニアで試した新型ARのインプレッションと、ラリーサイクリングに所属する山岳エース、ロブ・ブリットン(カナダ)へのインタビューを紹介する。
6年ぶりのリニューアル。新型ARが遂にデビュー
2014年の先代デビューから実に6年、2008年の初代デビューから数えれば実に12年。サーヴェロの盟友「ソロイスト」と共にエアロロードバイクの歴史を切り開いたフェルトの「AR」が完全リニューアルを遂げる。
フェルトはエアロロードバイク界のパイオニアだ。思い起こせばまだエアロロードという概念が定着していなかった2008年のツール・ド・フランスにおいて、積極的にプロトンのエアロ化を推し進めたガーミン・スリップストリームのチームバイクとして初代ARはデビュー。トライアスロンバイクを出自とするフェルトならではの、TTバイク然としたフォルムは驚きをもって迎えられ、特にデーヴィッド・ミラー(イギリス)などTTスペシャリストやルーラーの走りを力強く支えた。
マーケットのライバル勢が追いついてきた2014年、ARは「実世界におけるエアロダイナミクス」を掲げ第2世代へとモデルチェンジする。再びアドバンテージを築き上げたものの、軽量モデルFRの開発なども起因し、ここから6年間もの間ARは沈黙することとなる。
フェルトはもとより性能第一主義を貫き、大々的なプロモーションも打たなければ、矢継ぎ早のモデルチェンジも行わないブランドだ。ドゥクーニンク・クイックステップとボーラ・ハンスグローエの活躍に代表されるスペシャライズドVENGEの台頭と、それに呼応するように特に同じ北米ブランドからリリースされるハイパフォーマンスエアロロードたち。エアロロード戦争激化の中において、半ばARの存在は忘れ去られようとしていた。
そして2020年、フェルトは第3世代となる新型ARと共に、再びエアロロード戦線に殴り込みをかける。同社のお膝元であるカリフォルニアで開催されたワールドプレミアで、5年にも及ぶ開発期間を経たニューモデルが我々の前に姿を現した。
正式発表前にUCIレースで勝利済み
直線的なルックスこそ先代と似通っているものの、徹底した空力研究による9.4%(ヨー角0°時)の空気抵抗低減や、剛性強化と快適性向上、30mmタイヤに対応するタイヤクリアランス、そして高いメンテナンス性をも兼ね備えた意欲作。アメリカのプロチーム「ラリーサイクリング」によって実戦投入済みであり、既にツアー・ダウンアンダーの女子レース初日にはクロエ・ホスキング(オーストラリア)による華々しいデビューウィンを飾っている。
世界に先駆けて行われた新型AR発表会に招かれたのは、アメリカの専門誌3社と、日本からは私シクロワイアード編集部の磯部という4人だけだった。華々しいフルモデルチェンジに似つかわしくないこぢんまりとしたものだが、関係者曰く「少数精鋭のハイパフォーマンスブランドによる、少数精鋭の発表会」なのだという。つまりは開発陣と密に接することで、バイクの、そしてブランドの本質を正しく理解してもらうことがその本懐。終わってみればまさにそのメッセージを体感する1日半となった(発表会とテストライドの模様は後編で紹介する)。
開発ターゲットは「より速く、より良く、より機能的に」
先代比-9.4%、48km/hで10Wセーブ
「より速く、より良く、より機能的に」。全く白紙の状態から作り上げたと言われる新型ARの開発ターゲットはこの3つだ。先代よりもエッジの効いた直線基調のフレームは、トライアスロンバイク開発を出自とするフェルトが導き出した現代エアロロードの最適解。ヨー角±10°以下(この場合の±はそれぞれ左右を示す)に対して最適化させることが実質的な速さに繋がるという「ロー・ヨーアングル・セオリー(※注)」の元、度重なるCFD解析とモックアップによる風洞実験を重ねた。基本形状を定めるまでに、通常のロードバイクとは比較にならないほど緻密な比較検討が繰り返されたという。
※注:フェルトによれば、走行中の90%がヨー角±10°以下の風であり、残りの10%が-20〜-10°と20〜10°からの風。従来は10°前後の角度で吹き付ける風に対して空力設計を行なっていたが、新型ARでは全体の9割を占めるヨー角±10°以下の風に対する設計が行われた。
砂時計のように絞り込まれたヘッドチューブや、一体感を増したフロントフォークとダウンチューブの接合部、専用シートポストなど、現代エアロロードとしての要素を兼ね備えているほか、シートチューブのリアタイヤに沿わせて切り欠いた縁部分を外側に広げる形状「フィッシュリップ・シートチューブ」(パテント取得済み)を導入し、空気の流れを最適化していることが大きな特徴。AR専用のスルーアクスルはエンド部分とフレームがフラット形状になるよう配慮されるなど、細かい部分にも一切の妥協はない。
フェルトによれば、結果的に新型ARは先代に対してヨー角0(正面からの風)時で9.4%速いという結果を叩き出し、-2.5°から2.5°の範囲では7.0%、-5.0°から5.0°の範囲では5.2%、-7.5°から7.5°の範囲では3.2%、-10.0°から10.0°の範囲では0.7%速い。
ヨー角10°以上の状況下ではリムブレーキを搭載する先代有利に傾くが、現実世界の大半を占めるという「ロー・ヨーアングル・セオリー」範疇内、それもヨー角0°に近づくほどにアドバンテージは大きくなる。総合的な先代との空力比較は-1.4%だという。
ARのフレームグレードは、軽量モデルのFRやトライアスロンモデルのIAと同じく、最上級グレードの「AR FRD」、そしてセカンドグレードの「AR Advanced」という2種類が用意される。Advancedグレードはフレームセット価格29.8万円(税抜)の弟分とは言え、UCIプロチームのラリーサイクリングが使う実質的なプロユースモデルであり、ツアー・ダウンアンダー女子レース初日のクロエ・ホスキング(オーストラリア)による勝利を支えたのもAdvancedグレードのフレームだ。
AR FRDとAR Advanceには共にスウェーデンのOxeon(オゼオン)社が手がけるテキストリームカーボンが奢られ、形状変更と併せて特にボトムブラケットとフォークやヘッドチューブ周辺などフロント周りの剛性を大幅に向上させている。開発陣によれば特にフロントフォークの性能向上は至上命題だったといい、複数のプロトタイプ制作を経て完成にこぎつけたという。
もちろん剛性強化だけではなく、乗り心地向上も注力された部分だ。先代モデルと同じように見えるスリット入りシートポストは先割れ形状の「リーフスプリングシートポスト」に進化しており、その名の通り前後を独立して動くことでサドルへの衝撃を抑える役割を担う。更にシートポストには4箇所のエラストマーを設けたスリーブを被せてフレームにセットするため、大きな衝撃はもちろん、路面の細かい凹凸がもたらす高周波振動をカットする。フェルトの発表によれば、これら工夫による縦方向の柔軟性向上は先代比較で+112%だという。
誰にとってもユーザーフレンドリーであるために
エアロロードが陥りがちな各部の複雑化をできる限り抑え、ユーザーフレンドリーを貫くこともまた、ARの大きな開発目標だった。プロダクトマネージャーを務めるアレクサンダー・ソリア氏は言う。「近年のエアロロードバイク、特にそのハンドル周りは複雑すぎます。空力を優先するあまり使いづらいバイクになってしまっては誰も喜べません。新型ARは空力を含めて全ての基本的性能を高めることはもちろん、一般的なロードバイク同等レベルまで使い勝手を高めることを念頭に置いています」。
ケーブル類を内装する専用ステムこそ用意されているものの、ハンドルは一般的な31.8mmクランプを使うセミ・インテグレート式で、ステム自体も一般的なノーマルステムに交換することも可能(※注)。ステム交換時、コラムスペーサーを着け外しする際もホース類のカットは必要無く、遠征時の梱包にも対応。もとよりフェルトは先代ARでも専用ブレーキなど複雑化を避けてきた実績があり、新型でもそのフィロソフィーは保たれている。
※注:ステム内側〜コラム部分のルーティングが非常にタイトであり、機械式変速の場合はシフトワイヤーはダウンチューブから、Di2でも内装非対応のノーマルステムを使う場合、フロントブレーキホースをフォーク上部から内装させる。
「ディスクブレーキとワイドリム、ワイドタイヤの組み合わせこそ現代のロードバイク」という考えに則り、ARは30mm幅タイヤ(実測値)に対応するクリアランスを設けたほか、フレーム直付け方式のチェーンキャッチャーなどユーザー目線の配慮も忘れられていない。セットされる専用ステムは1種類だが、別売で90、100、110、120、130、140mmの交換用ステムもラインナップされる。コンピューターマウントはバーフライに対応している、
フェルト 新型AR発売スペック
新型ARは「AR FRD」と「AR Advanced」という2種類が用意され、まずはAdvancedグレードのデリバリーが開始される。完成車はシマノULTEGRAのDi2(R8070)もしくは機械式(R8000)で、どちらもレイノルズのAR 58 Discホイール(リムハイト58mm/ペア重量1700g)などパーツ類は共通。フレームセットは29.8万円で、カラーはテクストリーム/ホワイト/グレーだ。FRDグレードに関しては今後4月以降のデリバリーを予定しているという。
フレームセットスペック
AR FRD | Ultimate | AR | Advanced | |
フレーム | UHC Ultimate + TeXtreme BB386シェル、フラットマウント | UHC Advanced + TeXtreme BB386シェル、フラットマウント |
フォーク | UHC Ultimate + TeXtreme AeroTaper 1.125" - 1.25"、フラットマウント | UHC Advanced + TeXtreme AeroTaper 1.125" - 1.25"、フラットマウント |
ヘッドセット | FSA インテグレーテッド、ノーマルステム用トップカバー MR121 {870E-RS} アッパー、MR168 {970E-RS} ロワー | |
ステム | AR integrated カーボン、-6°、48 - 51cm: 90mm、54 - 56cm: 100mm | |
シートポスト | Felt VariMount Aero Road UHC Advanced + TeXtreme カーボン vibration reducing インサート、内蔵バッテリーホルダー 350mm(カット可能)、0/20mm オフセット | |
シートクランプ | Felt Internaloc integrated、チタンボルト | |
スルーアクスル | フロント:12 x 100mm、リア:12 x 142mm | |
サイズ | 480、510、540、560 | |
アクセサリー | ノーマルステム用トップカバー、スルーアクスル | |
カラー | マットテクストリーム | テクストリーム/ホワイト/グレー |
価格 | 598,000円(税抜) | 298,000円(税抜) |
完成車スペック
AR FRD | Ultimate Dura-Ace Di2 | AR | Advanced Ultegra Di2 | AR | Advanced Ultegra | |
シフター | Shimano Dura-Ace Di2 R9170 | Shimano Ultegra Di2 R8070 | Shimano Ultegra R8020 |
フロントディレーラー | Shimano Dura-Ace R9150 Di2 | Shimano Ultegra R8050 Di2 | Shimano Ultegra R8000 |
リアディレーラー | Shimano Dura-Ace R9150 Di2 ショートケージ | Shimano Ultegra R8050 Di2 ショートケージ | Shimano Ultegra R8000 ショートケージ |
クランク | Shimano Dura-Ace R9100、52/36T 48cm: 165mm 51cm: 170mm 54 - 56cm: 172.5mm | Shimano Ultegra R8000、52/36T 48cm: 165mm、51cm: 170mm、54 - 56cm: 172.5mm | |
BB | CeramicSpeed BB386 with 24mm bearings | Token BB386 with 24mm bearings | |
スプロケット | Shimano Dura-Ace 11スピード、11-28T | Shimano 11スピード、11-30T | |
ブレーキレバー | Shimano Dura-Ace R9170 | Shimano Ultegra R8070 | Shimano Ultegra R8020 |
ブレーキ | Shimano Dura-Ace R9170 160/140mm ローター | Shimano BR-R8070 160/140mm ローター | |
ハンドル | Pro Components Vibe Aero 48 - 51cm: 400mm 54 - 56cm: 420mm | Devox Carbon Aero、80mm リーチ、125mm ドロップ 48 - 54cm: 400mm、56cm: 420mm | |
サドル | Prologo Dimension Nack | Prologo Dimension T4.0 | |
リム/ホイール | Zipp 454 NSW Carbon Clincher Disc-brake チューブレス互換 | Reynolds AR58 DB Custom carbon、チューブレスレディ、21mm inner width、58mm depth | |
タイヤ | Continental Grand Prix 5000 Tubeless、700 x 25c | Continental Grand Prix 5000 folding、700 x 25c | |
アクセサリー | チューブレスバルブ、Di2 バッテリーチャージャー、ノーマルステム用トップカバー | ||
サイズ | 480、510、540、560 | ||
カラー | マットテクストリーム | アクアフレッシュ/テクストリーム、ホワイト/テクストリーム | |
価格 | 1,580,000円(税抜) | 798,000円(税抜) | 598,000円(税抜) |
次項ではカリフォルニアで試した新型ARのインプレッションと、ラリーサイクリングに所属する山岳エース、ロブ・ブリットン(カナダ)へのインタビューを紹介する。
提供:ライトウェイプロダクツジャパン、text:So.Isobe