2014/10/29(水) - 21:18
ランプレ・メリダの活躍によって爆発的に知名度を上げた台湾の世界的自転車ブランド、MERIDA(メリダ)。今回のスペシャルコンテンツでは、2015年モデルが勢揃いしたメディアキャンプで、ロードバイクとMTBの注目バイクを一気乗りした。その性能や魅力を多方面から検証していく。
同じく台湾に拠点を持つジャイアントに次ぎ、世界第2の規模を誇るメリダ。マルチバン・メリダバイキングチームを擁しMTBの世界では絶対的な信頼度を得ていたが、2013シーズンからはイタリア唯一のUCIプロツアーチーム・ランプレの共同スポンサーとなったことでビッグレースでも大いなる活躍を見せ、一気にロードレース界にもその名を轟かせた。
メリダの強みは、数々のブランドのOEM生産を請け負うほどの高い技術力と開発力。生産を台湾で行っているのに対して開発拠点であるR&Dセンターはドイツに置かれ、ドイツの工業立国ならではの先進テクノロジーと、台湾のローコスト生産という、自転車、ひいては工業製品にとって理想的な開発・製造形態がとられているのだ。
従来MTBモデルに注力していたメリダであるが、ランプレチームへのスポンサードが決まるやいなや、2014年モデルよりエアロロードのREACTO(リアクト)、タイムトライアルバイクのWARP(ワープ)TT、エンデュランスロードバイクのRIDEという3車種を一気に市場投入。従来のオールラウンドレーシングマシンであるスクラトゥーラと合わせ、鉄壁の布陣を短期間で構築したことは、優れた開発力無くしては成し得なかったことだろう。2014年度より国内レースで活躍する宇都宮ブリッツェンへのサポートも開始したことで、より知名度が増している。
そんな開発力を誇るメリダの2015年モデル。前述の通り前年度はロードの新製品が話題をさらったが、今年はトレンドの27.5インチホイールをひっさげたオールラウンドMTB、ONE-TWENTYのデビューがそのハイライト。一方のロードモデルはエアロを重視しランプレ・メリダからも高い信頼を得るREACTOにアルミモデルが登場し、ラインナップがより強化されている。
今回のスペシャルコンテンツでは、ロードを3モデル4車種、MTBを3車種に渡ってインプレッションをお届けする。インプレライダーはメリダの自身もバイクを駆り、ブランドに精通した朝倉誠(Bicicletta Di Mattino)と鈴木祐一(Rise Ride)両氏。バイクの解説と共に読み進めて欲しい。
独自のダブルチャンバーテクノロジーなどを駆使してフレーム重量830gを実現し、宇都宮ブリッツェンに所属する増田成幸らオールラウンダーから好んで愛用される軽量ピュアレーシングバイク、スクルトゥーラ。今回はSRAM REDにマヴィック・キシリウムSLEホイールを搭載したトップモデルの「SCULTURA 9000」をテストした。
2013年世界王者のルイ・コスタをはじめランプレ・メリダがチームのスタンダード機材として愛用する、エアロロードバイクREACTO。エアロロードの概念を覆す登坂能力を持つ「登れるエアロロード」の性能を、プロスペック完成車の「REACTO TEAM-E」でテスト。新たにデビューしたアルミモデル「REACTO 400」も同時インプレ。
パリ〜ルーベをはじめとする石畳のクラシックレースのために開発されたRIDE。超扁平シートステーや快適性も確保したジオメトリー、独自のバイオファイバーダンピングコンパウンドテクノロジーなどで快適性を高め、かつコンパクトなリアバックで俊敏性も確保したエンデュランスロードだ。今回はトップモデルの「RIDE TEAM-E」をインプレッションした。
完全新設計されたONE-TWENTYは2015年メリダMTBライン中のハイライト。27.5インチのホイールを装備し、ホイールに合わせたシングルピボットと「FLOAT LINK」テクノロジーによる新しいリンケージシステムを搭載したオールマウンテンモデルだ。上位グレードの「ONE-TWENTY 7.XT EDITION」をテストした。
MULTIVAN MERIDA BIKING TEAM と長い期間をかけて共同開発した27.5インチホイール採用のチームバイク。独自のテクノロジーを盛り込み、ワールドカップの過酷なコース設計に耐える快適性と異次元のハンドリング、そして軽さを併せ持ったハイエンドXCレーサーだ。インプレッションはハイエンドモデルの「BIG-SEVEN TEAM」で行った。
同じく台湾に拠点を持つジャイアントに次ぎ、世界第2の規模を誇るメリダ。マルチバン・メリダバイキングチームを擁しMTBの世界では絶対的な信頼度を得ていたが、2013シーズンからはイタリア唯一のUCIプロツアーチーム・ランプレの共同スポンサーとなったことでビッグレースでも大いなる活躍を見せ、一気にロードレース界にもその名を轟かせた。
メリダの強みは、数々のブランドのOEM生産を請け負うほどの高い技術力と開発力。生産を台湾で行っているのに対して開発拠点であるR&Dセンターはドイツに置かれ、ドイツの工業立国ならではの先進テクノロジーと、台湾のローコスト生産という、自転車、ひいては工業製品にとって理想的な開発・製造形態がとられているのだ。
従来MTBモデルに注力していたメリダであるが、ランプレチームへのスポンサードが決まるやいなや、2014年モデルよりエアロロードのREACTO(リアクト)、タイムトライアルバイクのWARP(ワープ)TT、エンデュランスロードバイクのRIDEという3車種を一気に市場投入。従来のオールラウンドレーシングマシンであるスクラトゥーラと合わせ、鉄壁の布陣を短期間で構築したことは、優れた開発力無くしては成し得なかったことだろう。2014年度より国内レースで活躍する宇都宮ブリッツェンへのサポートも開始したことで、より知名度が増している。
そんな開発力を誇るメリダの2015年モデル。前述の通り前年度はロードの新製品が話題をさらったが、今年はトレンドの27.5インチホイールをひっさげたオールラウンドMTB、ONE-TWENTYのデビューがそのハイライト。一方のロードモデルはエアロを重視しランプレ・メリダからも高い信頼を得るREACTOにアルミモデルが登場し、ラインナップがより強化されている。
今回のスペシャルコンテンツでは、ロードを3モデル4車種、MTBを3車種に渡ってインプレッションをお届けする。インプレライダーはメリダの自身もバイクを駆り、ブランドに精通した朝倉誠(Bicicletta Di Mattino)と鈴木祐一(Rise Ride)両氏。バイクの解説と共に読み進めて欲しい。
インプレライダープロフィール
鈴木 祐一(Rise Ride)
サイクルショップ・ライズライド代表。バイシクルトライアル、シクロクロス、MTB-XCの3つで世界選手権日本代表となった経歴を持つ。元ブリヂストン MTBクロスカントリーチーム選手としても活躍した。2007年春、神奈川県橋本市にショップをオープン。クラブ員ともにバイクライドを楽しみながらショップを経営中。各種レースにも参戦中。セルフディスカバリー王滝100Km覇者。朝倉誠(Bicicletta Di Mattino)
東京都墨田区本所にあるプロショップ「Bicicletta Di Mattino(通称マティーノ)」代表。ロードやMTBなどジャンルを問わずスポーティーな走りを楽しんでいる。機材やブランドに関しても精通し支持を得ている。ショップのコンセプトは「乗る楽しさを提供すること」。SCULTURA SLとBIG-SEVEN、BIG-NINEに乗り、マヨルカ島で行われるメリダのブランドキャンプにも数回参加している。インプレバイクスペックチャート Vol.1 ロードバイク編
SCULTURA(スクルトゥーラ)
独自のダブルチャンバーテクノロジーなどを駆使してフレーム重量830gを実現し、宇都宮ブリッツェンに所属する増田成幸らオールラウンダーから好んで愛用される軽量ピュアレーシングバイク、スクルトゥーラ。今回はSRAM REDにマヴィック・キシリウムSLEホイールを搭載したトップモデルの「SCULTURA 9000」をテストした。
フレーム | Scultura CF5 |
フォーク | Scultura carbon superlite |
コンポーネント | Sram Red 50-34 |
ホイール | Mavic Ksyrium SLE 23 WTS |
完成車重量 | 6.5kg |
価格 | 800,000円 |
REACTO(リアクト)
2013年世界王者のルイ・コスタをはじめランプレ・メリダがチームのスタンダード機材として愛用する、エアロロードバイクREACTO。エアロロードの概念を覆す登坂能力を持つ「登れるエアロロード」の性能を、プロスペック完成車の「REACTO TEAM-E」でテスト。新たにデビューしたアルミモデル「REACTO 400」も同時インプレ。
フレーム | Reacto CF4 |
フォーク | Reacto Carbon superlite-direct |
コンポーネント | Shimano Dura-Ace Di2+Rotor Flow noQ 52-36 |
ホイール | Fulcrum Red Wind 50 |
完成車重量 | 7.2kg |
価格 | 1,000,000円 |
RIDE(ライド)
パリ〜ルーベをはじめとする石畳のクラシックレースのために開発されたRIDE。超扁平シートステーや快適性も確保したジオメトリー、独自のバイオファイバーダンピングコンパウンドテクノロジーなどで快適性を高め、かつコンパクトなリアバックで俊敏性も確保したエンデュランスロードだ。今回はトップモデルの「RIDE TEAM-E」をインプレッションした。
フレーム | Ride CF5 |
フォーク | Ride Carbon Superlite flex |
コンポーネント | Shimano Dura-Ace Di2+Rotor 3D30 noQ 50-34 |
ホイール | Fulcrum Racing 1 |
完成車重量 | 6.8kg |
価格 | 1,000,000円 |
インプレバイクスペックチャート Vol.2 MTB編
ONE-TWENTY
完全新設計されたONE-TWENTYは2015年メリダMTBライン中のハイライト。27.5インチのホイールを装備し、ホイールに合わせたシングルピボットと「FLOAT LINK」テクノロジーによる新しいリンケージシステムを搭載したオールマウンテンモデルだ。上位グレードの「ONE-TWENTY 7.XT EDITION」をテストした。
フレーム | One-Twenty Comp 7-D EG A-Link |
フロントサスペンション | Fox 32 Float 650B CTD Remote Ready 120 |
リアユニット | FOX Float CTD |
コンポーネント | Shimano Deore XT |
ホイール | DT Swiss 533D-27 |
完成車重量 | 13.2kg |
価格 | 299,000円 |
BIG-SEVEN
MULTIVAN MERIDA BIKING TEAM と長い期間をかけて共同開発した27.5インチホイール採用のチームバイク。独自のテクノロジーを盛り込み、ワールドカップの過酷なコース設計に耐える快適性と異次元のハンドリング、そして軽さを併せ持ったハイエンドXCレーサーだ。インプレッションはハイエンドモデルの「BIG-SEVEN TEAM」で行った。
フレーム | BIG.SEVEN CF5 team |
フロントサスペンション | Rock Shox SID XX-27 SA 15mm Xlock |
コンポーネント | Sram XX1 |
ホイール | Fulcrum Red Power HP 27 |
完成車重量 | 8.9kg |
価格 | 650,000円 |
提供:ミヤタサイクル 作成:シクロワイアード編集部