2011/12/06(火) - 09:05
いよいよホットな2012モデルが出そろう季節。サイクルモード2011の各ブースで発見した、編集部がピックアップするモノ、メーカー担当者イチオシのモノ。大注目のグッズたちを紹介していきます。
<GOKISO>
超精密金属加工や航空機ジェットエンジン用軸受の生産を手掛ける、株式会社近藤機械製作所から生まれた自転車製品ブランドであるGOKISO。得意の超精密金属加工技術を生かしたハブやホイールを引っさげてサイクルモードに登場した。
超精密金属加工技術をひっさげ登場したGOKISO
軸受のまわりに設けた弾性体サスペンション構造などの新機構により、空の上を走っているような軽快さを可能としたとのことだ。ブースではホイールにわずか0.5gの重りをかけて動くほどの性能を展示して、大きな注目を集めていた。
特殊なサスペンション機構を有したリアハブ
カラーバリエーションも豊富だ
<アクションスポーツ>
MADE IN ITALY にこだわり続けるカザーティ
来日を果たした三代目社長のマッシモ・カザーティ氏
イタリアの老舗ハンドビルドブランドとしてネームバリューを轟かせるカザーティ。美しい仕上げのスチールフレームが有名だが、最新ではカーボンフレームも幅広く展開している。現在でもイタリアのU23チームにフレームを供給しているというから、その性能は折り紙つきだ。三代目社長であるマッシモ氏も来日し、ハンドメイドで作られる製品のアピールを行っていた。
穴の開いたトップチューブは振動吸収性と剛性に貢献しているという
トップレンジであるマルテHT 凄みを感じるバイクだ
クラシック&モダン トマジーニ
とにかくきらびやかな印象だったトマジーニのブース。その塗装やラグのデザインなどの芸術的なフレームワークは他を寄せ付けない。さまざまなカラーバリエーションをディスプレイして注目を集めていた。コアなファンだけではなく、見た目の美しさに惹かれたビギナーが多く集まっていたのが印象的だった。
しっとりとした上質な乗り心地が身上のテクノ
豊富なカラーバリエーションを誇るシンテシー
<ブリヂストンサイクル>
レディメイドの最高峰 リアルレーシングモデル「RIS9」
満を持して登場したアンカーのフラッグシップ
2012年国内モデル一番の目玉は、このアンカーのRIS9だろう。RHM9の後継機として誕生したこのモデルは「イノベートスティフネス」をコンセプトとし、剛性としなやかさという相反する性能をを高い次元において実現した。重量もフレーム単体940gと軽量で、ヒルクライムにおいても軽快な走りを提供するとの事だ。今回のサイクルモードにおいて製品版が初お披露目され注目を集めていた。
しなやかな乗り心地を実現した細身のトップチューブ
フレーム内蔵式のケーブル類 電動化にも対応する
ブースで長蛇の列ができていたのは話題のフィッティングシステム。取材時にはなんと飯島誠さんによるフィッティングが行われていた。輝かしい戦歴を持つ飯島さんに直接アドバイスを受けられるなんて超ラッキー!
飯島誠さんによるフィッティングには長い列ができた
<OGKカブト>
キャットアイとのコラボで誕生したニューモデル「ファロー」
バツグンのフィット感で国内で絶対的な人気のジャパンブランドOGK。今回2012年モデルとしてキャットアイとコラボし、GPSカメラもしくはライトが装着できるアタッチメントを装備した「ファロー」がラインナップに加わった。ヘルメットにカメラを装備して、初めてのルートを記録してみたり、イベントの思い出を残してみたり。自由な楽しみ方ができるファンライドモデルだ。
遊び心あふれるポップなデザイン
カラーは全部で6種類 幅広いニーズに対応する
レジモスに登場した新カラー
MS-2にもニューカラーが登場 人気のイエローが追加された
タイムトライアル用の新製品・レジモス・CV
トラックやTT競技愛好家には嬉しい新製品が登場。「レジモス・CV」は人気のロード用であるレジモスのオーバーシェルモデル。シェルのデザインはそのままにベンチレーション機構を廃して極限の空気抵抗削減を狙った競技専用モデルだ。カラーも3色展開され、ホワイトのみのモストロ・TTに比べて選べる楽しみも広がった。
レジモス・CV
AERO K-1にもカラーバリエーションが登場した
<AUTHOR>
チェコのプラハをを拠点とする、東ヨーロッパ最大のバイクブランドであるアーサー。国内ではシクロクロスバイクで定評がある。高まるシクロクロスブームを象徴するかのように、ブースを訪れる人が絶えなかった。「X-CONTROL COMPⅡ」は完成車で105,000円と求めやすい価格設定。週末のレースからツーリング、通勤や通学でも使いやすいバイクだ。
トップモデルであるX-Control Champ
しっかりと安心の作りのX-CONTROL COMPⅡ
<Panaracer パナレーサー>
チューブラータイヤ RACE Tublar登場
パナレーサーからは待望のレーシング用チューブラータイヤ RACE Tublar が新登場した。ジャパンカップでは宇都宮ブリッツェンの選手たちが使用し、苔むした古賀志林道のダウンヒルでもまったく滑らなかったと大好評。悪コンディションでもハイグリップなクリンチャータイヤのRACEシリーズのコンパウンドを応用したチューブラーバージョンということで、シリアス系ロードレーサーたちの熱い期待を呼びそうだ。
好評のクリンチャータイヤRACEシリーズの流れをくむチューブラー版 Panaracer RACE Tublar
DHタイヤと29インチMTBタイヤに新作登場
ダウンヒル用タイヤのCG(セドリック・グラシア)ブランドからは新作のDHタイヤが、そして軽量な29インチMTBタイヤのDriver29erProが登場。どちらもハイレベルなユーザーの要求を満たしてくれそうなプロスペックタイヤだ。
CG(セドリック・グラシア)ブランドの新DHタイヤ Panaracer CG 26×2.50
軽量の29インチMTBタイヤ Panaracer Driver29erPro
タイヤとチューブの密着を防ぐタイヤパウダー
チューブにはベビーパウダーなどを薄く塗布して装着すれば内部で溶着することが防げるとされていたが、専用のパウダーをパナレーサーが商品化してくれた。まさにかゆいところに手の届く製品だ。
タイヤとチューブの密着を防ぐ「タイヤパウダー」
リブモのカラーバージョンはカラフル!そしてハイグリップ
text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO
<GOKISO>
超精密金属加工や航空機ジェットエンジン用軸受の生産を手掛ける、株式会社近藤機械製作所から生まれた自転車製品ブランドであるGOKISO。得意の超精密金属加工技術を生かしたハブやホイールを引っさげてサイクルモードに登場した。

軸受のまわりに設けた弾性体サスペンション構造などの新機構により、空の上を走っているような軽快さを可能としたとのことだ。ブースではホイールにわずか0.5gの重りをかけて動くほどの性能を展示して、大きな注目を集めていた。


<アクションスポーツ>
MADE IN ITALY にこだわり続けるカザーティ

イタリアの老舗ハンドビルドブランドとしてネームバリューを轟かせるカザーティ。美しい仕上げのスチールフレームが有名だが、最新ではカーボンフレームも幅広く展開している。現在でもイタリアのU23チームにフレームを供給しているというから、その性能は折り紙つきだ。三代目社長であるマッシモ氏も来日し、ハンドメイドで作られる製品のアピールを行っていた。


クラシック&モダン トマジーニ
とにかくきらびやかな印象だったトマジーニのブース。その塗装やラグのデザインなどの芸術的なフレームワークは他を寄せ付けない。さまざまなカラーバリエーションをディスプレイして注目を集めていた。コアなファンだけではなく、見た目の美しさに惹かれたビギナーが多く集まっていたのが印象的だった。


<ブリヂストンサイクル>
レディメイドの最高峰 リアルレーシングモデル「RIS9」

2012年国内モデル一番の目玉は、このアンカーのRIS9だろう。RHM9の後継機として誕生したこのモデルは「イノベートスティフネス」をコンセプトとし、剛性としなやかさという相反する性能をを高い次元において実現した。重量もフレーム単体940gと軽量で、ヒルクライムにおいても軽快な走りを提供するとの事だ。今回のサイクルモードにおいて製品版が初お披露目され注目を集めていた。


ブースで長蛇の列ができていたのは話題のフィッティングシステム。取材時にはなんと飯島誠さんによるフィッティングが行われていた。輝かしい戦歴を持つ飯島さんに直接アドバイスを受けられるなんて超ラッキー!

<OGKカブト>
キャットアイとのコラボで誕生したニューモデル「ファロー」
バツグンのフィット感で国内で絶対的な人気のジャパンブランドOGK。今回2012年モデルとしてキャットアイとコラボし、GPSカメラもしくはライトが装着できるアタッチメントを装備した「ファロー」がラインナップに加わった。ヘルメットにカメラを装備して、初めてのルートを記録してみたり、イベントの思い出を残してみたり。自由な楽しみ方ができるファンライドモデルだ。




タイムトライアル用の新製品・レジモス・CV
トラックやTT競技愛好家には嬉しい新製品が登場。「レジモス・CV」は人気のロード用であるレジモスのオーバーシェルモデル。シェルのデザインはそのままにベンチレーション機構を廃して極限の空気抵抗削減を狙った競技専用モデルだ。カラーも3色展開され、ホワイトのみのモストロ・TTに比べて選べる楽しみも広がった。


<AUTHOR>
チェコのプラハをを拠点とする、東ヨーロッパ最大のバイクブランドであるアーサー。国内ではシクロクロスバイクで定評がある。高まるシクロクロスブームを象徴するかのように、ブースを訪れる人が絶えなかった。「X-CONTROL COMPⅡ」は完成車で105,000円と求めやすい価格設定。週末のレースからツーリング、通勤や通学でも使いやすいバイクだ。


<Panaracer パナレーサー>
チューブラータイヤ RACE Tublar登場
パナレーサーからは待望のレーシング用チューブラータイヤ RACE Tublar が新登場した。ジャパンカップでは宇都宮ブリッツェンの選手たちが使用し、苔むした古賀志林道のダウンヒルでもまったく滑らなかったと大好評。悪コンディションでもハイグリップなクリンチャータイヤのRACEシリーズのコンパウンドを応用したチューブラーバージョンということで、シリアス系ロードレーサーたちの熱い期待を呼びそうだ。

DHタイヤと29インチMTBタイヤに新作登場
ダウンヒル用タイヤのCG(セドリック・グラシア)ブランドからは新作のDHタイヤが、そして軽量な29インチMTBタイヤのDriver29erProが登場。どちらもハイレベルなユーザーの要求を満たしてくれそうなプロスペックタイヤだ。


タイヤとチューブの密着を防ぐタイヤパウダー
チューブにはベビーパウダーなどを薄く塗布して装着すれば内部で溶着することが防げるとされていたが、専用のパウダーをパナレーサーが商品化してくれた。まさにかゆいところに手の届く製品だ。


text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO
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