今までは高嶺の花だったGPS機能搭載のサイクルコンピューターが、リーズナブルな価格で登場した。パソコンを使って走行データを専用サイトにアップすれば、記録を共有することも可能。次世代サイクルコンピューターがグッと身近な存在となるか。

bryton Rider50 スマートなデザインで使いやすそうだbryton Rider50 スマートなデザインで使いやすそうだ 今までのサイクルコンピューターといえば、距離や速度、時間にケイデンスなどの数字データを確認することが一般的。走行ルートを記録するなら、スマートフォンなど別のアイテムを組み合わせるか、もしくはかなり高価なGPS機能付きのサイクルコンピューターを購入するしかなかった。

ところがその高価なGPSサイクルコンピューターが、身近な存在となりそうな商品がニュージーランドから上陸した。その名は「bryton」。高感度GPSチップセットを内蔵し、衛星から位置情報を取得することで、リアルタイムに現在位置を液晶画面の地図に表示させて記録も行なう。デジタルコンパスも内蔵しているので、簡易ナビゲーションも可能。

もちろんサイクルコンピューターとしての機能も搭載。速度、斜度、高度といった細かなコースプロフィールはもちろん、上位モデルの「Rider50T」にはケイデンスとハートレートの機能も備えたモデル。トレーニングのアイテムとしても使えるコンピューターだ。

画面に2.2インチのカラーTFT液晶を採用した本体は、スマートフォンよりも2まわりほど小さくコンパクト。もちろん自転車での使用を考慮して、防水性能も備えているので突然の雨でも心配いらない。重量は106グラムと軽量に仕上がる。



USBケーブルでパソコンと接続すると自動的にソフトが立ち上がるUSBケーブルでパソコンと接続すると自動的にソフトが立ち上がる そして注目したいのは、この情報を簡単にパソコンで管理できるところ。USBケーブルでパソコンと接続すると自動的に専用ソフトウェア「Bryton Bridge」が起動。走行データをパソコンへ簡単に転送。専用サイト「bryton Sport」にアップすれば、記録や情報を公開して共有できる。日々のトレーニングやサイクリング仲間とのコミュニケーションにも楽しさが広がるのだ。

ケイデンス・ハートレートを付属した「Rider50T」と、ケイデンス・ハートレートが無しの「Rider50E」がラインナップ。とくにRider50Eは、税込29,800円というリーズナブルな価格を実現。
これは単なるサイクルコンピューターの域を超えた、新感覚の自転車グッズといえる。

bryton Sportに情報をアップして記録を残すことができるbryton Sportに情報をアップして記録を残すことができる

bryton Rider50T / Rider50E
日本地図データ付属。2.2インチカラーディスプレイモデル [日本語表示対応]
最大6項目を同時表示可能。

価格:Rider50T ケイデンス・ハートレート付属 40,950円 (税抜 39,000円)
価格:Rider50E ケイデンス・ハートレート無し 29,400円 (税抜 28,000円)
Windows/Mac対応

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