雑誌やネットで知っていたモデルも、実際に目の当たりにするとまたまた理解が深まるもの。前回に引き続き、サイクルモード東京の会場で見つけた気になる逸品をレポートする第2弾。広い会場には、まだまだ気になるアイテムが満載。ますます自転車シーンは加速しそうな勢い!
デローザの新作カラーが美しい!その名も“スターダストペイント”
またもやデローザがやってくれました!美しい輝きを放つこの新色は「スターダストペイント」と呼ばれるスペシャルカラー。このところグラフィックとカラーで大胆な提案を続けるイタリアン・ブランド、デローザの来年モデルの特徴が、この派手さと上品さを絶妙なバランスで保つ大胆なカラーだ。この雰囲気を写真でどこまでお伝え出来るのだろうか?職人がマスキングして一つ一つ手仕事で仕上げる独特の味わいのペイントも含めて、ぜひとも実車を目にして欲しい。
まるで星が瞬くようなラメが特徴
トップチューブの塗り分けもキレイだ
デローザは美しいスターダストペイントで勝負
メラクはこのパープル
アイドルはこのカラーがスターダストペイントになる
職人が細かいところまで手塗りする味もデローザの魅力
最新モデルのR848にもそのペイント技術は活かされる
いろんなシーンで使えそうなソニーのポータブル・ナビゲーション NV-U35
おなじみインターマックスのブースで見つけたのが、こちらのソニーのポータブル・ナビゲーション。軽量でちょうど自転車にはまるこのサイズは、タッチパネル式のインターフェイスも含めかなり使えそう。気になるバッテリー駆動時間は11時間、防滴仕様も施されるので突然の雨でも心配はいらない。自転車ルートを案内する機能や、サイクルコンピューターとしても使えるので、サイクリングの幅をグッと広げてくれそうだ。
ソニーの「ナブ・ユー」はポータブル式なので、簡単に外せてクルマや徒歩でも使用可能。
地図表示の他にも、収録されたガイドブック情報やサイクルコンピューター表示も切り替え可能
自転車に取付けてもコンパクト。会場でも注目が高かった
足下を支えるXPEDOのショック吸収ペダル
独自のクロス構造により足下の衝撃を吸収するという、XPEDOのペダル Face offシリーズ。マウント部分にエラストマーを挟むことにより衝撃吸収を行い、2種類のエラストマーで硬さも変えられるユニークな構造をとっている。その独自の構造もユニークだが、ペダルとしてのデザインと組み合わされる多彩な色展開も大いに魅力的。
デザインと組み合わされる多彩な色展開も大いに魅力
ピナレロ&ディーゼル イタリアのオシャレ企業の夢のコラボが実現!
独特の形状とグラフィックを持つこのバイクは、ピナレロとイタリアのカジュアルウエア・ブランド、DIESEL(ディーゼル)がコラボレートして生まれたモデル。フレームやディスプレイには“ONLY THE BRAVE”と、ディーゼルやプレミアム・ストリートウェア・ブランドの55DSLを展開するオンリー・ザ・ブレイブ社の名称が入る。
ピナレロのアイデンティティONDAフォークをイメージしたようなトップ形状や、絶妙なカラーリングセンスなど、特別な雰囲気が漂う1台だ。
ピナレロとイタリアのDIESELがコラボレートして誕生した
何にも似ていない形状のトップチューブ
11/20には渋谷に世界初となるディーゼルの大型コンセプトストアがオープンし、そこに展示される予定
フラットハンドルのイエローもラインナップ
イエローはさらにカラーコーディネートが凝っている
ピナレロ&DIESELコラボレーションバイク プレゼンテーション動画
LOOK695の造形に接近レポート!!
カーボンバイクのパイオニア的存在フランスLOOKの注目は、4年ぶりにモデルチェンジしたハイエンドモデル LOOK 695。その素晴らしいパフォーマンスもさることながら、今回は各部の凝った造形にクローズアップ。スッキリとしたヘッド周りや、外形寸法が65mmのBB65に収まる左右一体型のZEDクランクなど、各部のディテールは見ているだけでも迫力満点だ。
4年ぶりにモデルチェンジしたハイエンドモデル695
派手なカラーもなかなか似合う
専用シムによりクランクの長さを3段階に変更でき、コンパクトドライブとノーマルドライブを兼用させる優れもの
外形寸法が65mmとなったBB65。ロードバイクの要であるBB周りの進化は留まるところを知らない
クランクだけで320gという超軽量のZEDクランク
ヘッドチューブとフォークにつながるロゴのグラフィックは、最新モデル695でも健在
シートの集合部はエッジが効いた迫力の形状
日本発信のエヴァディオは多彩なカラーで所有欲を刺激する
完成度の高さが評判の日本ブランド、エヴァディオは全てのラインナップを一同に展示。エヴァディオが特に力を入れているのが、選べるパーツと選べる多彩なカラー展開。国内ブランドの強みを活かして、完成車でも各パーツの寸法や組み合わせをチョイスして、カラーも自由に組み合わせればオンリーワンだって可能となるきめ細やかな対応が特徴だ。
エヴァディオはカラーオーダーが基本だ
複雑なグラフィックもエヴァディオの特徴
グリーンはまた印象がだいぶ変わる
和風な雰囲気のゴールド
レッドは戦闘的なイメージだ
ブルー系は落ち着いた印象
同じグラフィックでも色によって印象は随分と異なる
進化したウエアとパッドに注目のシマノACCU-3D
シマノのアパレルライン ACCU-3Dは、見た目にも鮮やかな新型パッド2種を展示。スポンジ部分を従来のように熱圧縮するのではなく、削り出して凹凸を形成することで弾力性能としなやかさをキープする。“レースリミテッド”と“プレミアム”と差別化することで目的に合ったウエア選びが出来る。他にも2010ユーロバイク・アワードを受賞した超軽量ウィンドブレーカーや立体形状のソックスなど、進化したウエアには注目だ。
グラフィックが施された新型パッドは、2レイヤーと3レイヤーの2種類を用意する
ユーロバイク・アワードを受賞した超軽量ウィンドブレーカーは、収納袋込みで実測64gという驚きの軽さ!
レースとプレミアムのウエアには数々の機能が盛り込まれる
地味ながらも注目はこの新しいソックス。試着してみたが、かかとの収まりがとてもしっかりしていて、生地も薄くてしなやか。シューズのフィットを考えた専用設計だ。
プジョーは美しいメッキラグバイクで勝負
ペッパーミルから自転車にクルマまで、様々な製品が有名なフランスのプジョーは、200年近い歴史を誇るフランスの工業製品の歩みをそのまま刻むようなブランドだ。今回のショーには、こんな美しいメッキラグのロードバイクとミキストを展示。細かなパーツに至るまで美しく仕上げられた完成度には、思わず立ち止まる人も多かった。
ミキストフレームは鮮やかなスカイブルー
ラグやフォーククラウンまでピカピカに輝く美しさ
シートチューブも本格的なメッキラグが組み合わされる
ミキストに組み合わされるブレーキは、今や希少なセンタープルブレーキ
グッと睨みを効かせるTTバイク
睨みを効かせる目が印象的なのは、ラピエールのTTバイク。フレーム形状を巧く活かして入れられた、鷲の顔のグラフィックが遊び心満点。
睨みを効かせるこのアイデアは、もしかして戦闘機のノーズアートがモチーフか?
未来的スタイルの折りたたみ自転車 パシフィックサイクル IF MODE III
片持ちホイールにシンプルなメインフレーム。デザインスケッチから抜け出てきたようなスタイルで、未来的な雰囲気を醸し出すこのバイクの正体は、折り畳み自転車。一見すると電動アシストのようだけど、アシスト機能は着いていない。いかにもコンセプトモデルのようなスタイルだけど、じつはちゃんとした市販モデルですでに価格も決まっている。
専用のホイールが目を引く、未来的なデザインが特徴
片持ちの前後ホイールは、畳んだときにコンパクトに収納させるための必然的なデザイン
フレーム下のダンパーは、折り畳み時に機能する
特徴的なステムは取手の役目もするためのデザイン。フォークから真っ直ぐ続き、左にオフセットしてハンドルを支える。
knogのPOPなアイテムが勢揃い
サイクルライフを楽しく彩る、POPで遊びごころ満載の小物類を展開するノグ。ライトや鍵やバッグなど、どのアイテムにもノグらしい楽しさと使い勝手が盛り込まれるモノばかり。こんなアイテムを手に入れれば、何気ない日常も楽しく変化するモノばかり。
knogのメッセンジャーには、おなじみのイラストが
カラフルに垂れ下がるのはワイヤーロック「パーティフランク」
ノグが作れば鍵だってこんなに楽しくなる
サイクルアパレルファッションショー
ここでちょっとブレイク。来年の新作サイクルファッションをフォトアルバムでご紹介しましょう。本場ユーロバイクばりのファッションショーがサイクルモードでも実現した。
サイクルウエア・ファッションショー
各社の鮮やかなサイクルウエアに身を包んだモデルたちが、ステージを華やかに彩るサイクルウエア・ファッションショーが連日開催された。
いかがでしたでしょうか?まだまだお伝えできないアイテムもあるので、この後も順次お伝えする予定。
引き続きシクロワイアードのサイクルモードレポートをお楽しみに!
photo&text : Takashi.KAYABA
edit : Makoto.AYANO
デローザの新作カラーが美しい!その名も“スターダストペイント”
またもやデローザがやってくれました!美しい輝きを放つこの新色は「スターダストペイント」と呼ばれるスペシャルカラー。このところグラフィックとカラーで大胆な提案を続けるイタリアン・ブランド、デローザの来年モデルの特徴が、この派手さと上品さを絶妙なバランスで保つ大胆なカラーだ。この雰囲気を写真でどこまでお伝え出来るのだろうか?職人がマスキングして一つ一つ手仕事で仕上げる独特の味わいのペイントも含めて、ぜひとも実車を目にして欲しい。







いろんなシーンで使えそうなソニーのポータブル・ナビゲーション NV-U35
おなじみインターマックスのブースで見つけたのが、こちらのソニーのポータブル・ナビゲーション。軽量でちょうど自転車にはまるこのサイズは、タッチパネル式のインターフェイスも含めかなり使えそう。気になるバッテリー駆動時間は11時間、防滴仕様も施されるので突然の雨でも心配はいらない。自転車ルートを案内する機能や、サイクルコンピューターとしても使えるので、サイクリングの幅をグッと広げてくれそうだ。



足下を支えるXPEDOのショック吸収ペダル
独自のクロス構造により足下の衝撃を吸収するという、XPEDOのペダル Face offシリーズ。マウント部分にエラストマーを挟むことにより衝撃吸収を行い、2種類のエラストマーで硬さも変えられるユニークな構造をとっている。その独自の構造もユニークだが、ペダルとしてのデザインと組み合わされる多彩な色展開も大いに魅力的。

ピナレロ&ディーゼル イタリアのオシャレ企業の夢のコラボが実現!
独特の形状とグラフィックを持つこのバイクは、ピナレロとイタリアのカジュアルウエア・ブランド、DIESEL(ディーゼル)がコラボレートして生まれたモデル。フレームやディスプレイには“ONLY THE BRAVE”と、ディーゼルやプレミアム・ストリートウェア・ブランドの55DSLを展開するオンリー・ザ・ブレイブ社の名称が入る。
ピナレロのアイデンティティONDAフォークをイメージしたようなトップ形状や、絶妙なカラーリングセンスなど、特別な雰囲気が漂う1台だ。





ピナレロ&DIESELコラボレーションバイク プレゼンテーション動画
LOOK695の造形に接近レポート!!
カーボンバイクのパイオニア的存在フランスLOOKの注目は、4年ぶりにモデルチェンジしたハイエンドモデル LOOK 695。その素晴らしいパフォーマンスもさることながら、今回は各部の凝った造形にクローズアップ。スッキリとしたヘッド周りや、外形寸法が65mmのBB65に収まる左右一体型のZEDクランクなど、各部のディテールは見ているだけでも迫力満点だ。







日本発信のエヴァディオは多彩なカラーで所有欲を刺激する
完成度の高さが評判の日本ブランド、エヴァディオは全てのラインナップを一同に展示。エヴァディオが特に力を入れているのが、選べるパーツと選べる多彩なカラー展開。国内ブランドの強みを活かして、完成車でも各パーツの寸法や組み合わせをチョイスして、カラーも自由に組み合わせればオンリーワンだって可能となるきめ細やかな対応が特徴だ。







進化したウエアとパッドに注目のシマノACCU-3D
シマノのアパレルライン ACCU-3Dは、見た目にも鮮やかな新型パッド2種を展示。スポンジ部分を従来のように熱圧縮するのではなく、削り出して凹凸を形成することで弾力性能としなやかさをキープする。“レースリミテッド”と“プレミアム”と差別化することで目的に合ったウエア選びが出来る。他にも2010ユーロバイク・アワードを受賞した超軽量ウィンドブレーカーや立体形状のソックスなど、進化したウエアには注目だ。




プジョーは美しいメッキラグバイクで勝負
ペッパーミルから自転車にクルマまで、様々な製品が有名なフランスのプジョーは、200年近い歴史を誇るフランスの工業製品の歩みをそのまま刻むようなブランドだ。今回のショーには、こんな美しいメッキラグのロードバイクとミキストを展示。細かなパーツに至るまで美しく仕上げられた完成度には、思わず立ち止まる人も多かった。




グッと睨みを効かせるTTバイク
睨みを効かせる目が印象的なのは、ラピエールのTTバイク。フレーム形状を巧く活かして入れられた、鷲の顔のグラフィックが遊び心満点。

未来的スタイルの折りたたみ自転車 パシフィックサイクル IF MODE III
片持ちホイールにシンプルなメインフレーム。デザインスケッチから抜け出てきたようなスタイルで、未来的な雰囲気を醸し出すこのバイクの正体は、折り畳み自転車。一見すると電動アシストのようだけど、アシスト機能は着いていない。いかにもコンセプトモデルのようなスタイルだけど、じつはちゃんとした市販モデルですでに価格も決まっている。




knogのPOPなアイテムが勢揃い
サイクルライフを楽しく彩る、POPで遊びごころ満載の小物類を展開するノグ。ライトや鍵やバッグなど、どのアイテムにもノグらしい楽しさと使い勝手が盛り込まれるモノばかり。こんなアイテムを手に入れれば、何気ない日常も楽しく変化するモノばかり。



サイクルアパレルファッションショー
ここでちょっとブレイク。来年の新作サイクルファッションをフォトアルバムでご紹介しましょう。本場ユーロバイクばりのファッションショーがサイクルモードでも実現した。










各社の鮮やかなサイクルウエアに身を包んだモデルたちが、ステージを華やかに彩るサイクルウエア・ファッションショーが連日開催された。
いかがでしたでしょうか?まだまだお伝えできないアイテムもあるので、この後も順次お伝えする予定。
引き続きシクロワイアードのサイクルモードレポートをお楽しみに!
photo&text : Takashi.KAYABA
edit : Makoto.AYANO
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