2010/08/09(月) - 16:15
7月31日と8月1日の2日間に渡り「小湊鉄道サイクルトレインinサマーバケーション」企画の第1弾である「写真家・広田 泉と行くサイクルフォトラリー」が開催された。自転車を列車に持ち込んで、房総半島を旅しながら写真の撮影も学ぶという夏休み企画だ。
今回の主旨は「自転車を分解せずに一緒に乗車できるサイクルトレインで移動し、ポイントごとに実践を交えてプロカメラマンからテクニックを教わりながら撮影、最後に撮影した写真をプリントして持ち帰る」というもの。
当日は折からの猛暑の中、参加者が集合場所である小湊鉄道の始発駅である千葉県市原市の五井駅に集まる。この日に走る距離は約42km。そのため今回のサイクルトレインで初めて自転車ツーリングをおこなう方のために、Yeahのレンタル自転車が数台用意された。
さらにキヤノンの協力により、キヤノンEOS・KissX3、パワーショットSX210をそれぞれ10台、さらにはPIXUS・MP640プリンター5台が貸し出された。
養老渓谷方面・上総中野駅に向けて進む車中では、少しずつ緑の濃くなる車窓に見入る参加者たちが誰ともなく笑顔になっていくのが分かる。「自転車好き」で「カメラ好き」は、もしかすると「鉄道好き」という項目も共通するのでは? それに小湊鉄道というディーゼルで動く国内でも珍しい車両のレトロ感が旅愁をかきたてる。
こうして約1時間の列車の旅は終了し、無事に小湊鉄道の終点地でもある上総中野駅に到着。ここからはサイクリングと撮影三昧の1日となる。サイクリングの出発前に写真家・広田 泉氏と運営スタッフから諸注意の説明。非常に暑い日だったので、水分補給のタイミングなど走行上の諸注意はReadyGoJapanの武田和佳選手よりおこなった。
まずは緑深い養老渓谷に向かう。ココには渓流ともに橋や神社など名跡が多いので「遠景スナップ写真撮影の方法」として、この日は雲のかかる時と、かかってない時の光量の差がかなりあったので露出で調整するほか、ショットに収める内容など、細かいコツを伝授いただく。講義の後には早速、実践! カメラを手に集合時間まで撮影タイムとなる。
そして、撮影終了後にはサイクリング再開。房総の豊かな自然の中をガイドの引率で走行。サイクリング初体験の方が多かったので、途中の登坂も頂上で待ち合わせしたりして、多少遅れても慌てないようにペースを維持した。途中には「手掘りのトンネル」などもあり見所も充実していた。
次の撮影ポイントは小湊鉄道 里見駅にて「列車の撮影方法」を伝授。ここでは小湊鉄道の配慮で、列車到着までに使用してない廃ホームから、ホームに入る列車のシャッターチャンスを待った。
ここで昼食も済ませて高滝ダムに向けてサイクリング。ダム周辺では、RGJ武田和佳選手をモデルに「素早く動く被写体の撮影方法」の伝授。武田選手は広田氏の指示で何回かコースを往復し、皆さんのシャッターチャンスに応えるように走る。実際にレース自転車が走る光景を間近で見るのが初めての方が多く、そのスピードとカッコ良さに感嘆の声が沸く。
そして、道の駅「あずの里」では接写である「マクロ撮影の方法」を伝授し、この道の駅名物のソフトクリームや焼きたてパンのお土産などを買い込み、夕方4時に五井駅に無事ゴール。
サイクリングの後は、今日撮影した写真のうち「今日の1枚」をプリントアウト!キレイなプリントが出来るCANONのプリンターで次々とプリントしては、その出来ばえに声が上がる。
主催者から「サイクルトレインinサマーバケーションは全3コースで開催」
この小湊鉄道サイクルトレインでの「撮影会付き」という企画は初の試みだったが、参加者の皆さんにはかなりご満足いただいた模様だった。そこで今回の内容を反映した次回の企画を、ぜひ楽しみにしていただきたいと思う。ご参加いただきました皆様、そして運営スタッフ、およびご協力いただきました小湊鉄道株式会社様、キヤノンマーケティングジャパン株式会社様、講師の広田泉様に、この場をお借りして御礼申し上げます。
※この「小湊鉄道サイクルトレインinサマーバケーション」は今回、全3コースを企画しております。次回以降の開催は以下の通りです。
・8月8日(日)サイクルトレインdeお宝探し(※終了)
小湊鐵道で五井駅から上総中野駅までサイクルトレインで移動し、上総中野駅から五井駅まで約50kmを自転車で走ります。その間、数箇所の「お宝スポット」で宝の地図を元に宝探しをして、発見したお宝でポイントを競います。親子でも、仲間・友人でも、カップルでも楽しみながら走れるツーリング!
・8月22日(日)サイクルトレインで行く房総社会科見学
小湊鐵道で五井駅から養老渓谷駅までサイクルトレインで移動し、養老渓谷駅から五井駅まで約40kmを自転車で走ります。途中で竹林を見学し、珍しい竹の釣竿「和竿」の作者である佐藤 稔氏に竹が和竿に成るまでを教え ていただきます。ここでは匠の技「竹の”直し”実演」をご覧いただきます!
text&photo:Mutsumi.Sudou
今回の主旨は「自転車を分解せずに一緒に乗車できるサイクルトレインで移動し、ポイントごとに実践を交えてプロカメラマンからテクニックを教わりながら撮影、最後に撮影した写真をプリントして持ち帰る」というもの。
当日は折からの猛暑の中、参加者が集合場所である小湊鉄道の始発駅である千葉県市原市の五井駅に集まる。この日に走る距離は約42km。そのため今回のサイクルトレインで初めて自転車ツーリングをおこなう方のために、Yeahのレンタル自転車が数台用意された。
さらにキヤノンの協力により、キヤノンEOS・KissX3、パワーショットSX210をそれぞれ10台、さらにはPIXUS・MP640プリンター5台が貸し出された。
養老渓谷方面・上総中野駅に向けて進む車中では、少しずつ緑の濃くなる車窓に見入る参加者たちが誰ともなく笑顔になっていくのが分かる。「自転車好き」で「カメラ好き」は、もしかすると「鉄道好き」という項目も共通するのでは? それに小湊鉄道というディーゼルで動く国内でも珍しい車両のレトロ感が旅愁をかきたてる。
こうして約1時間の列車の旅は終了し、無事に小湊鉄道の終点地でもある上総中野駅に到着。ここからはサイクリングと撮影三昧の1日となる。サイクリングの出発前に写真家・広田 泉氏と運営スタッフから諸注意の説明。非常に暑い日だったので、水分補給のタイミングなど走行上の諸注意はReadyGoJapanの武田和佳選手よりおこなった。
まずは緑深い養老渓谷に向かう。ココには渓流ともに橋や神社など名跡が多いので「遠景スナップ写真撮影の方法」として、この日は雲のかかる時と、かかってない時の光量の差がかなりあったので露出で調整するほか、ショットに収める内容など、細かいコツを伝授いただく。講義の後には早速、実践! カメラを手に集合時間まで撮影タイムとなる。
そして、撮影終了後にはサイクリング再開。房総の豊かな自然の中をガイドの引率で走行。サイクリング初体験の方が多かったので、途中の登坂も頂上で待ち合わせしたりして、多少遅れても慌てないようにペースを維持した。途中には「手掘りのトンネル」などもあり見所も充実していた。
次の撮影ポイントは小湊鉄道 里見駅にて「列車の撮影方法」を伝授。ここでは小湊鉄道の配慮で、列車到着までに使用してない廃ホームから、ホームに入る列車のシャッターチャンスを待った。
ここで昼食も済ませて高滝ダムに向けてサイクリング。ダム周辺では、RGJ武田和佳選手をモデルに「素早く動く被写体の撮影方法」の伝授。武田選手は広田氏の指示で何回かコースを往復し、皆さんのシャッターチャンスに応えるように走る。実際にレース自転車が走る光景を間近で見るのが初めての方が多く、そのスピードとカッコ良さに感嘆の声が沸く。
そして、道の駅「あずの里」では接写である「マクロ撮影の方法」を伝授し、この道の駅名物のソフトクリームや焼きたてパンのお土産などを買い込み、夕方4時に五井駅に無事ゴール。
サイクリングの後は、今日撮影した写真のうち「今日の1枚」をプリントアウト!キレイなプリントが出来るCANONのプリンターで次々とプリントしては、その出来ばえに声が上がる。
主催者から「サイクルトレインinサマーバケーションは全3コースで開催」
この小湊鉄道サイクルトレインでの「撮影会付き」という企画は初の試みだったが、参加者の皆さんにはかなりご満足いただいた模様だった。そこで今回の内容を反映した次回の企画を、ぜひ楽しみにしていただきたいと思う。ご参加いただきました皆様、そして運営スタッフ、およびご協力いただきました小湊鉄道株式会社様、キヤノンマーケティングジャパン株式会社様、講師の広田泉様に、この場をお借りして御礼申し上げます。
※この「小湊鉄道サイクルトレインinサマーバケーション」は今回、全3コースを企画しております。次回以降の開催は以下の通りです。
・8月8日(日)サイクルトレインdeお宝探し(※終了)
小湊鐵道で五井駅から上総中野駅までサイクルトレインで移動し、上総中野駅から五井駅まで約50kmを自転車で走ります。その間、数箇所の「お宝スポット」で宝の地図を元に宝探しをして、発見したお宝でポイントを競います。親子でも、仲間・友人でも、カップルでも楽しみながら走れるツーリング!
・8月22日(日)サイクルトレインで行く房総社会科見学
小湊鐵道で五井駅から養老渓谷駅までサイクルトレインで移動し、養老渓谷駅から五井駅まで約40kmを自転車で走ります。途中で竹林を見学し、珍しい竹の釣竿「和竿」の作者である佐藤 稔氏に竹が和竿に成るまでを教え ていただきます。ここでは匠の技「竹の”直し”実演」をご覧いただきます!
text&photo:Mutsumi.Sudou
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